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第30回目(2013年10月)の課題本

10月課題図書

 

放っておいても明日は来る― 就職しないで生きる9つの方法

今月と来月の課題図書はしっかりチェックして下さい。

2ヶ月でワンセットです。

その内容を踏まえて来年早々に新セミナーをやろうと思っています。


21世紀は人類がさらに進化をする時代です。

そんな進化の一部はスマフォやリニアモーターカーという技術進歩に活かされ、

我々も享受出来るでしょう。

しかし、ことビジネスについてはこの進化によって、


  ● 幸せに生きられる人とそうでない人


の二極化が確実に起こるのです。というか、鋭い人はいまもうそうなっている

って気付いていますよね。

そういう時代に、どういう思考、行動をする必要があるのか、自由に、自在に

人生を生きるためのノウハウをそろそろ公開してみようと思っています。

そのための課題図書が2冊あってうち1冊が↑これなんですよ↑。


世の中はますますエグく、厳しくなるのです。

新たな世界のフレームワークを脳みそにインストールして、自分の行動を見つ

め直さないといけない時代が、もうそこまでやって来ているのです。


逆に言えば、いまこの事実を知ってしまった人は、それだけで他の人よりも有

利になるって話です。


ま、サラッと読める本なので読んでみて下さい。

【しょ~おんコメント】

10月優秀賞

先月は過去最高の74名が締め切りまでにエントリーしてくれました。

これはもう読むだけでそれなりのワークロードです。

で、じっくりと読んでみたわけですが今ひとつ私が感じた事と違うんですよね、

みなさんのコメントが。それはそれでとても面白くて刺激的で、とりあえず一

次選考として、piyoさん、magurockさん、okenaknisさん、nagiさんの4名を選

び、再度熟読。

読書の横展開ってネタをつい最近書いた事を思い出し、まさにそういう書き方

をしていたokenaknisさんに差し上げる事にしました。おめでとうございます。

 

【頂いたコメント】

投稿者 mmnn 日時

こんなハチャメチャな生き方があるんだ。
でも、きっと本人は楽しんだろうな。

それぞれの話を読んでいると、
どの方の話も、人生を前向きにとらえて、
結果、楽しい人生を送っておられる。

最初に考えたこと、やりたかったことと
結果が違うことはあっても、気にしない。

当初と違う結果になっても、楽しい、それで
満足しているのなら全然OKではないか。

実にその通りである。

人生の選択肢は幾通りもあり、幸せになる道は
ひとつだけではない。
さらに同じ結果になるにしてもその結果に至るの道筋は
それこそ無限大にある。運よく最短で辿り着くのも、
根気よく努力を積み重ねて辿り着くのも、結局、
自分が「楽しい」と思えれば、それが幸せなのだ。

そういえば、学生時代のスペイン旅行での事件
をいくつか思い出した。

現地で知り合った日本人の女の子たちと、
バルセロナの旧市街地(治安の悪いところです)を
歩いていました。

昼食に安いワインを飲んだ後なので、ちょっといい気分で
午後の観光に行こう!と歩いていました。

私は前を歩いていたのだが、後ろから、
女の子が突然、「キャア―」と悲鳴をあげたのです。

「何っ!?」

と振り向くと、女の子のカバンをひったくった
アラブ系の男が私たちの後ろ側へ走って逃げていた。

「待て!こら~!」

怒鳴りながら追いかけると、今度は横から
別の男たちが2人現れて、私の服をひっぱり、
追い付けないように邪魔をしてきた。

そのため、一度、この全員で3名のひったくり犯を
逃してしまった、悔しいことに。

でも、ここで私たちは諦めなかった。

男たちの逃げた後を追いかけ、通りがかりの
スペイン人のおじいいちゃんに
「アラブ人3人組見なかった?どっちに行った?」
と聞き続けて、追跡すること約10分。

奇跡のようについに見つけた!

私はそっと近づき、ひったくり犯のアラブ人の男一人の
服をつかんだ(嘘のようにですが、実話です)。

「カバン返さんかい!こら~!」

相手はびっくりして、私を殴ってきた。

でも、長身の私は腕のリーチが長いから
殴り続けられても、急所には入らない。

「あっ!俺殴られている?!」
(あれ?殴られているのにこんなに冷静に考えられる俺って変わってる?
←自分を第三者の目で見るとはこういうことでしょう)

「殴られてる?口が切れて血が出てるな。えっ?
服が汚れるどうしよう・・・」

そう、殴られて一番気になったのは、

ひったくり犯を捕まえることでもなく、
盗まれたカバンのことでもなく、
自分が怪我をすることでもなく、

服が血で汚れることだけを気にしていました。

でも、こんな意識とは裏腹に、行動は違ったのです。

スペイン語で「ラドロン(泥棒)!ソコッロ(助けて)!」と
叫んでいたのです。

すると近くのバールから牛1頭を食べたかのような
スペイン人の巨漢おじさんが「どうした?」と出てきた。

「ひったくり犯なの、助けて!」
「何?ひったくりだと、よっしゃ分かった!」

スペイン人の巨漢おじさんは、
北斗の拳のケンシロウのように
「アタタタタタタ」を繰り広げてくれた。

アラブ人は、みぞおちを連打されて、
食べた物を吐いて、口周りを汚した状態で
うずくまってしまった。

で、サイレンのを鳴らしたパトカー2台が登場。

スペイン人警官が犯人を壁に放り投げて、
ホールドアップをさせて、ボディーチェック。

そのまま犯人は現行犯逮捕。

私はもう一台のパトカーに乗って、病院に連れて行かれ、
調書をとりに警察まで行ったのです。


とまあ、こんな経験をしたことがあったことを
思い出した。


これからの人生、幸せに暮らすためには、
多少、いや、飛びぬけて人と違ったはちゃめちゃなことが
必要でしょう。

しかも行動を伴うことは最低条件。

そして、いくつも引き出しを持つことも重要。

その引き出しでトップばかりを狙うだけでなく
横移動が、実は大事なのです。

だって、人生は上手くいくことばかりじゃないから。

上昇志向だけだといつか挫折がくる。

でも横移動だと、これがダメならあちらの引き出し、
これもだめなら別の引き出し、と無限大に可能性が拡がる。

横移動の重要性、発想の転換をこの本は教えてくれた。

最後に、著者が書いているように、人生は行動していれば
7~8割はなんとかなるのでしょう。

だから、とにかく行動することは大事、諦めないで
できることをやり続けることは大事です。

でも、どうしてもできないことが人生にはある。

そんな時、横移動すれば、
別の幸せな、楽しい人生が待っていることでしょう。

あのスペイン強盗事件も、だめもとで犯人を探したら
見つかって捕まえられたし、おそらく、普通の人じゃ経験できない
ことも経験できたし、今となっては楽しい思い出だし・・・。

そういえば、モロッコにいって、国境警察でズボンやパンツを
脱がされたこともあった・・・(これは今でも楽しくない思い出だけど)。

これからは、ちょっと(いや、ずば抜けて)人と違ったことを
やれるように心がけてみよう。

まずはこの投稿がそう。

しょ~おんさんの課題本の感想コーナーに
自分の旅行記を書き込んだやつはいないでしょう。

そして、来月も違う観点で感想を書いてみよう。

投稿者 MRiver 日時

辺境でビジネスを企み、困難にもくじけず、強い意志を持ち成功した人達、
の話かと読み始めると、
登壇する演者はみな驚くほど、無計画、無鉄砲、危ない橋を何回わたるんだ?
という一般的日本人からは大きく離れた人達である。
それでも食べていけるのは、彼らに共通する次のような性分のせいであろうか?

・楽観的、自己肯定感が高い。
・自分が好きか嫌いか、が一番大事。人と比べて悲観する、などという気持ちはゼロ。
・誘われたら、やれるかどうか?という疑問を抱かずに「やる」

こんなふうにあちこちぶつかりながら奮闘していると、
どこからか救いの手が差し伸べられ、
自分にしかない経験が買われ仕事に転換していく。

この本のツワモノたちと同レベルで生きるのはたいへんだが、
「自分にしかない経験を仕事の種にする」
という姿勢は会社員にも活かせる。
結局、最後は国でも会社でもなく、
自分と向き合うことが「セーフティーネット」なのかもしれません。

投稿者 kd1036 日時

放っておいても明日は来る、何て当たり前の言葉なんでしょう(笑)
日常生活では、様々な情報が入ってきますが(種々のチャネルから)、凄い人の話などの情報に触れた際に、それはその人だから出来る・自分とは違うタイプの人間だから・その条件が与えられてないと無理等々の思考をする事は意味がないですね。
という所までは分かってはいるですが、そこからが難しい。(本当は難しいと思えば難しく、簡単と思えば簡単なのでしょうが)
個性的な人達のエピソードが面白おかしく語られていて、一気に読めてしまう内容ですが、登場する人達に共通する点は、
・人に言われた事ではなく、自分自身のああしたいこうしたいがある
・いわゆる日本社会で、子供の頃から刷り込まれる、人と同じでないといけないという発想がない
といった所でしょうか。
とても興味深く面白いなと感じたのは、最後のまとめの部分でした。普通に就職して普通に安定した生活を送る人生がいい。でも普通の人生からドロップアウトしても、最悪ここのエピソードのような人生がある。そう考えると最悪の人生も悪くない。
この結論付け方は広範囲の人に訴求できるいい形だなと思います。確かに語られている皆さんの人生は面白そうなので、それが一番いいんだよと結論付けそうな流れですが、そうすると、それはわかるけどでもさ~という人がたくさん出てきそうです。その点この形であれば、いいねと思った人がそうしたければすればいいし、ちょっと難しいなと思ってもそれはそれでいいんだと思わせてくれる点で、読後感がとても気持ちのいいものでした。

それぞれのエピソードが面白かったので、その感想を書きたいと思います。

≪好きな“場所”を仕事にしてみる≫夢はたくさんあるほうがいい
とりあえずあれこれ考えるよりも行動することが大事だという事を、改めて感じさせてくれました。会社がなくなってしまったのに、引っ込みがつかないからマレーシアへ行ってしまう。そこから色々な事をやっていく中で、やはりこの失敗の量の多さが際立ちます。この方は自分のやりたい事が明確でとにかく行動するうちに人が集まってきます。エネルギーのある所に人は集まるんだな~と感じます。
象から逃げるエピソード。蜂に刺されて瀕死の人の逃げ足が一番早かった。これなんかホントに人間って精神の生き物なんだなと笑ってしまいした。

≪人生、何事も結果オーライ≫負けても楽しいという感じ方
目の前のことに全力を傾けるという事の凄さを感じました。注文したものと違うものが出てくる人生。でも、おいしければいいじゃないかという発想はとても素晴らしいと思います。ちょっとでも違うとガーっと文句を言うのもいいでしょうが、とりあえず食べてみて考えるくらいの柔らかさはあっても良さそうです。

≪情熱は案外身近なことで燃やせる≫懸命に伝えつづけられる才能
自分のやりたい事が明確である事の強さを強く感じました。役人からヤクザから大企業の社長から離島の漁師から海外でも相手が誰であろうとブレることなく自分のやりたいことを伝える。主観的な視点と客観的な視点でものづくりすることは本当に大切だと思います。
居候している家に夜中に帰り勝手に冷蔵庫のビールを開け家人に今度の映画の話をしだすなんて、格好いいですね。

≪危険でもとにかく真っすぐに進む≫アジア辺境パックツアー・IN・SHIBUYA
ヒトの力量の一つは、やはり緊急時にどれだけのパフォーマンスが出せるかどうなんだと感じました。危険なツアーのガイドは全員極真の試合に出すというのは面白いな~と思いました。危険なツアーでトラブルに遭った時に自分で判断して解決しなければいけない。道場は強くなるためでなく自分の弱さを知るため、自分がわかっているから極限の状況でも動ける。そういう状況に触れたことがなければフリーズしてしまうんでしょう。
心に残ったのは金澤さんをミャンマーに送り込んだ社長の一言です。ライセンスも事務所も車もスタッフも無し。あるのはベッドだけの金澤さんに電話して、「これからお前の人生始まるぞ、頑張れ!」こんな事言われたら、やるしかないですよね。

≪楽しいだけだとつまらなくなる≫クリエイティブワークを世界に解き放つために
楽しいし、楽なんだけど、幸せじゃないというのはすごく分かる気がします。ここでいうストレス(刺激)とは変化の事かなと思いました。成長する・違うことをする・新しいことをする、そういうことがなく楽しくて楽なだけは生きているのかな?って感じなんでしょうね。
ブラインドサッカーの日本開催が出来なかったエピソードは確かになと思います。ギリシャでは受け入れ態勢がひどかったけどやっているうちに改善されていった。完璧な形で取り組むのは勿論大事ですが、時と場合によっては手探りでスタートを切ることも大切だと思います。

≪こりない思いつきこそ人生そのもの≫形式張らなさが魅力のカリスマ(?)
自分で天才なんですと言い切れる強さ。ともすれば周りの意見や評価に流されそうな世の中ですが、それを言えてしまう強さは本当にうらやましいです。ちなみに料理の天才と言っていても、実はそこまでではなくてもOKなんだと思います。
ラオスに対する思いやりのなさが半端ないと書かれています。これってすごく大事だと思います。勿論筋の入った心意気を持つことも大事だと思いますが、方向修正や状況への適応が必要な事にあたっている際は、このこだわりのなさが判断のスピードと対応の柔軟性をもたらしてくれるのだと思います。

≪チャンスは「面白そうじゃん」の方向に≫ワイルドマンの極めつけに平凡な夢
これはワイルド過ぎです。さすがに真似はできませんが、こういう人の所に人が集まってくるんだなと強く感じました。
住血吸虫とアメーバ赤痢に感染してるけど発病しなかった、屋久島で土地を探していたら坪600円だったんで千八百坪のオーナーになった等笑える場所もたくさんありました。
好きなことは楽なことではない、っていい言葉だなと思います。好きなことを貫くのは、楽なこととは全く違う。でも楽しいのは好きなことで、決して楽なことじゃないんですね。

≪スタートはいつだってゼロからである≫ほがらかでハングリーな魂
直球で行くことも大切なんですね。ここでは失敗例は書かれていませんが、それでも自分の思いを形にするときに直球勝負しなければいけない場面はあるんだと思います。勿論きちんと計画立ててアクションプランどおりに事項することも大切です。でもそんなプランが作れない時なんてザラにあります。そんな時はあきらめる前に直球勝負する強さがあれば新しい扉を開くことができるかもしれません。
彼女がいてくれって言うから日本に残る。でもフラれちゃったから大学院出たら韓国に帰る。男ってそんなもんですよねえ。

≪「絶対無理」の七、八割はどうにかなる!≫
百聞は一見にしかず、とは言いますが、実際に行動することの大切さを改めて感じさせてくれました。
ちょっと宇宙の法則の事も考えたのですが、越えらる試練しか目の前に現れないのであれば、絶対無理ってないのかもしれないですね。決着の付き方が成功か失敗かはあるにしろ。ただ大切なのはアクションすることですね。
頭で解決しようとしている時は調子が悪い時。この考え方は非常に参考になりました。指示を出したりするとき等に、とりあえずゴチャゴチャ言わずにやってみなさいよと思うことがあるんですが、なかなかいいフレーズがなかったのでアレンジして使ってみたいと思います。

投稿者 kwbtakr 日時

『放っておいても明日は来る』を読んで

筆者とゲスト8名のトンデモナイ経験、経歴を紹介した内容は、就職することしか選択肢がなかった人に対して就職以外の選択肢を提示しており、広い意味で「はじめに」に書かれているように就活本と呼ぶことも強ち的外れではないと思う。ただ、普通のサラリーマンからすると「すごい経験しているな~」と瞠目に値する経験も「俺にはちょっと、、、」と自分には実践出来ないと決め込んでしまう人が大半なのではないかと思う。
これを読んですぐに「よし!俺も明日から会社を辞めて、東南アジアに行くぞ!」と行動する人は稀でしょう。

翻ってビジネス書をしてみた場合、紹介されているそれぞれの経験を私達の現状の会社での業務や環境に置き換えて再読すると納得出来、自分にも実践できる事象が往々にしてあるのではないかと思う。
例えば第9章の中の「言葉ができるというのは大きいですね。いや、言葉だけでじゃなくて、やってる人間にどんどん仕事が来るんですね、社会のシステムとして。」は勿論、外国語が出来ると業務範囲も広がるということでしょうが、仮に日本国内で日本語のみの業務でもしっかりと相手の言う事を理解して、業務対応していける人に仕事が集中していくということではないかと思う。この章の前半にあったように「「できる」というのは「やっている人」という意味です。口だけじゃなくてね。」ともあるように。

しかし実際のところ、就活本でもなくビジネス書でもなく、日日の業務のトラブル、失敗、クレーム等で凹んで意気消沈してしまうのでなく、ケセラセラといい意味で気にせず、人生を楽しむ心構えを説いている自己啓発書ではないか。

投稿者 jorryjorry55 日時

放っておいても明日はくる、を読んで。
この本を読み終えて、チャンスをつかむタイミングって非常に重要だなと改めて思った。
チャンスを逃すことなくつかみ取った結果が凝縮された内容で、非常に考えさせられた。
私は幸か不幸か平凡なサラリーマン人生を送っており、その中でも、転職はないものの、お話をいただいたり、また昇進のチャンスもあったが、本の内容と比べるとあまりにもアップダウンがなく、いかに自分が今まで平穏無事に過ごしてきたかを実感した。
私が筆者を含め、本に出てきた人達と同じ立場にたった場合、うまくチャンスをつかみ取れただろうかと非常に不安になった。
会社がないのに、マレーシアに行って、そのまま居着くことができただろうか?インドで無一文になったときにうまく対処することができただろうか?そもそも、インドに行ってみようという気持ちになるだろうか?
スタート地点から私とは違うのではないか?今まで自分は何をやっていたのだろうか、とかなり卑屈になってしまった。
だからといって、では今日から同じように生きてみようと思うには今までの生活が染み付きすぎてそこまでフットワーク軽く行動する気にもなれず。
夢を持ち続けることの大切さ、さらには持っているだけでなく、実際に行動することの大切さを改めて思い知らされました。
すごいな、と思うのは簡単だけど、そこからいかに一歩を踏み出していくか。現状に不満を抱くだけで、何も行動をしない、できないと思い込んでいる自分を見つめ直すには十分な内容でした。
ありがとうございました。

投稿者 toshihiga 日時

前回の課題図書とセットで読むもの。共通点が見えてこない自分がいる。社長として一から事業を始めて、周りを巻き込み成長させていく。就職をしないで自分のしたいことや巡り合ったものに突き進んでいく。どちらも楽ではないけれどその時、自分がすれば良いことに突き進んで行っている。
今の自分を振り返ってみると、仕事に関しては好きだけど将来性の見えない仕事に対して何もしていないことを反省する。自分が会社員であるうちは、枠が決まっている。しかし枠を超え自由に動きまっていくことがこれからの世界なのだと思う。今の自分はずっとどうしたいか考えるだけで行動できずグズグズしているだけ。きっかけは自分で作らないといけないし、そのために思考しなければならない。頭でっかちだけではダメだけど、勇気をもって前向きに何とかなるという考えを持って行動していきたい。

投稿者 uyroa 日時

放っておいても明日は来る― 就職しないで生きる9つの方法 を読んで。

向かっているゴール・ベクトルが誤っていなければ、短いスパンの結果・過程は固執せず"テキトー"で進めるのは大事な事と思いました。

本書に登場する方々は全員自分とのコミュニケーションが抜群に上手い人々で羨ましい限りです。自分の本性に愚直に取り組める人をこれだけ集めた著者もまた強者ですが、これはきっと類友の法則なのでしょう。

しょうおんさんが10月17日メルマガでご紹介されていた動画にて、堀江貴文氏が引用発言していた『失敗を恐れず、とりあえず思いついたことやる』そしてその土台にあるのが【完全に目標達成出来ると信じちゃってる】これが大事なのではないかという点は、本書にも通ずるところがあるのではないでしょうか?

「どうすれば、どういう手順をふめば達成できるのか?」という事が全て把握出来てしまっている目標は、真の目標では無いと聞いた事があります。自分の得意なことを極めて未知の領域に到達するのも一つですし、全く知らない領域に踏み込んでみるのも一つの手だと思います。要は【何かわからないけど信じきる】ところから始めればいいのだと本書は教えてくれてるように感じました。


放っておいても明日は来るんですよね。だったらここはひとつ"信じきってがむしゃらになる"という行動原理を自分にインストールしてやろうと思います!

投稿者 Canaco 日時

「放っておいても明日は来る」

この本が8名と著者の方の体験談で成り立っている事に軽く驚きました。なんとなくうんちく述べているだけの本なのかな?と勝手に想像していたので。実体験を元に、対談形式がリアルに受け取れ思わず電車の中でクッスッと笑ってしまい学生達が言っていた「癒されました」の意味がよくわかりました。
 
 8名の方がそれぞれの生き方を紹介しているなか、みなさんが共通して言っている言葉が、とっても気になりました。
それは、「たまたま」。
 
たまたまー○○をやったら、行ったら、応募したら、等。
私自身も言う機会がありました。以前、磁気ネックレスを作って、とたまたま言われたので、作ったらパート先で大ヒット商品になった事があり、それなりに稼がせてもらったのですが、その後頑張ってみたら、運が逃げました。
この言葉、とんでもない運気を孕んでいるのではないかと睨んでます。

 みなさんが、強く物事に拘りがなく、たまたま好きだったから、たまたま気の向くままに方向を転換してみたら、成功しちゃった。
と感じたのが、二村さん、モモコモーションさん、黒田さんが私にとってインパクト大でした。
 その中でも二村さんのお話はお笑い芸人が笑いを採るために芸をする何十倍も面白すぎでした。特に象の怒りを見きる方法なんて、日常生活?いやいや日本に住んでいる限り、象が怒っているのかどうかなんて、どうでもいい話なのに、目茶苦茶面白かったです。 象って怒ると怖いなんて、知りませんでしたよ。何しろ神様の乗り物のイメージがあるだけに愛想よくパォ~ンって鳴くだけかと想ってましたから。
 モモコモーションさんも、プロになる気がないけれど。イギリス人の前で歌ったら、バンド組む事になったり、黒田さんもよく分からないけれど、気の赴くままに行動していたら、なんとなくラオスでのカフェが日本人相手に成功しちゃった。凄いとしか言いようがないです。勝手な持論ですが、頑張って力んで何かに取り組むと女神さまって微笑まないのでないかと本気で思ってます。

 下関さんも印象的ですね。ダイエットして彼氏欲しさがゴーゴーバーでムエタイの試合に出場する迄に至るなんて、あり得ないのに、ご本人はひょうひょうとしているところが、なんともタイ人ぽっくてガツガツしていなくて、そして、タイで結果オーライなら途中失敗してもいいじゃん!って気付かされて、それもありなんだと妙に納得してたところに共感します。
 ほかの方もこんなに頑張ってるの!!っていうのが全く感じなく、むしろみなさん我を張るのではなく、一生懸命だけど運気に任せた生き方をされて人生楽しんだもん勝ちを謳歌しているように感じました。ただ、姜さんだけは別格なような気がしました。なにせ投獄経験ありなんて、あり得ませんもん普通に生きていたら。それでも、企業に就職しないで生きられるんですから、人生本当になんとかなるのですね。まさしく捨てる神あれば拾う神あり。私はこの本で紹介された方々程行動が出来ないと思うので、せめてハングリーな精神だけは真似たいと思わせる本でした。

投稿者 dukka23 日時

【放っておいても明日は来る】を読んで

脳ミソをフル回転して、目の前のことに取り組んでいれば
引き寄せの法則によって、なんとかなってしまう!!
ということを体現されて来られた9人(8人+著者)の方々に惹かれます。

しかもその体現のレベルが半端なく高く、内容が「面白い」。
「はあ〜?なんでそんな判断になるの??」という内容ばかり。
普通の生活をしている人から見るとトンでもない行動ばかりです。

ですが、本人達は「私、至って普通に生きているんですけど」
とでも言いたそうな雰囲気で、坦々と体験を語っています。
おそらく、9人の方々は、様々な決断を迫られる時に、
潜在意識の指し示す”自分が楽しい!”と思える選択肢の方を、
”ごく自然体”で選んできたからではないかと思います

マスコミや、一部の既得権益者によって作られた
【大手企業への就職・年功序列・中流家庭・・・が幸せである】
という幻想(今の大学生や若者を苦しめている既成概念)
を見事に打ち砕く内容だと思います。

・こんな風に自由に生きてもいいんだ
・今までなぜこんなに縛られていたんだろう
と思える内容からは、
学生が「癒される」と言った意味が少しわかるような気がします。

ただし、著者も「普通に生きられるなら、生きたほうがよい」と言っています。
この9人は目の前のことに、潜在意識をフルに活用して、
常にフルパワーで挑んでいるからこそできることである
ということが解っているんだと思います。

たまたま見つけた仕事で、
歩合制の給料がサラリーマン時代の倍になるとか、
日本語学校の受講生を3倍にしたとか、
普通にやっていてはできないことを
サラッとやってのける、こんな底知れないパワーを感じます。

この底知れないパワーを身につけ、幸運を引き寄せながら
自分の楽しいことをやる人生をおくるには
自分の力だけではなく、怪しい系の力に助けてもらう
ことが重要なんだなと改めて思える書でした。

投稿者 omieakanat 日時

放っておいても明日は来る


 サラリーマンの私は、仕事が生きがいってわけでもないので、
”会社に束縛されている感”というのは、ずっと胸の中にモヤモ
ヤしています。また「このまま60歳まで同じ仕事でいいのか
、という危機感もあります。

だから日々、今以上にお金も得られて情熱をかけられそうな
転職先が見つかるよう祈っているところです(笑)。

ただ、情熱なんてものは汗をかかなきゃ生まれないものと思って
いるので、そう簡単には見つかるものでもなく、よってこのモヤ
モヤ感も払拭されないまま、ここ何年かが経とうとしている所です。

そんな中、今回の課題図書にはそれが見つかるきっかけなりそう
な強烈なモデルが沢山出ていました。



 実は私自身、過去に東南アジアのタイで3年程仕事をしており、
タイに行く前に、高野さんの本「極楽タイ暮らし」を読んでいた
ことを思い出しました。

そこに記載されていた内容は、標準的なタイ人の生活とはかけ離
れ過ぎていて、現地のタイ人も「タイ人が勘違いされちゃう」的
な本で、私の中では「変な本」としてランクされていましたが、
今回、著者の遍歴を知って、なるほど、探検部が書いた本だった
のかと納得しました(笑)。



 さておき、情熱があって束縛されない仕事を求めているわがまま
な私(笑)は、この本で登場する9人の話しから、仕事に情熱が
必要なことを改めて思い出しました。


海外で仕事をするのは特にコミュニケーション面が、言葉の問題
だけではないので大変でしたが、そこには情熱がありました。

日本での仕事は、ルールで縛られ過ぎていて、新しいことへのチ
ャレンジは、全て事前に失敗の可能性をつぶさない限り前え進ま
ないことばかりで、結果的に出来ない理由ばかり考えて何も出来
ないことばかりでした。

しかし、東南アジアでの仕事はチャレンジ精神が旺盛で、当たっ
て砕けろ的な仕事の進め方が残っていました。(ほんとに砕けて
何度も日本に帰りたくなりましたが)



 単純比較でメリット・デメリットを書き出せば、明らかに日本の
方がメリットは大きいのですが、東南アジアの「情熱」はなかなか
数値化が出来ないものです。


その情熱を思い出したことによって、今の気持ちは、「サラリ
ーマンを辞めて、アジアで起業しちゃおう!」という気持ちで非
常にムズムズするのですが、一方で「ちょっと落ち着け、まだま
だ日本で出来ることがあるだろう」という自分もいるので、今す
ぐ腰を上げるということは出来なそうです。


ただ、情熱にも期限があるので、失せる前に行動開始できるよう
、この機会に今現在実行していることの期限をもう一度見直す作
業をしました。(結果的に、来年の計画を一つ今年へ前倒しし、
更に来年、新たなセミナーへの参加を申し込みを行ったので、ま
た少し未来が変わった気がします。)


最後に、今回もまたまた私の状況にビタッと来る本を紹介頂きあ
りがとうございました。次月の課題図書も期待しております。

投稿者 kumanoko 日時

放っておいても明日は来る― 就職しないで生きる9つの方法 高野秀行


先月の課題図書は2回読んで感想を書くのに都合3日で済んだのに、今回は、書き出すまでに時間がかかった。なぜなら、夫を始めとして私のまわりには就職しないで生きている大人がゴロゴロしているからである。そして私自身は、サラリーを貰う生活に片足を突っ込んだまま、どちらにも行けずに冷めた気持ちで両方を眺めている。あまりにもテーマが身近すぎると、かえってエッセンスをすくいだすのが難しい。

この本を読んで、自由に生きるってカッコいい、と思う方もいらっしゃるだろう。
でも、就職しないで生きる人の多くは、本に登場するような、数奇な運命を辿ったり目に見える成果を手に入れる人ばかりではない。大多数の人は、自分の心に従って、時には自分の心に目をつぶり、自由の代償としての喜びと誇り、不安と逡巡を繰り返し味わいながら、淡々と毎日を過ごしている。

サラリーマンであっても、予算と裁量権が持てる幹部社員と、ルーティンワークをこなすばかりの派遣社員とでは、その意味が大きく違うというのは、皆さんもよくご存じであるだろう。

私がこの本を読んで思うことは、サラリーマンであってもフリーランスであっても同じだ。性別も年齢も関係ない。生きていくには、やはり夢とか希望とか誇りが必要であること。そんな大げさなコトバで無くとも、行きたいときに行きたい方向へ進む自由が必要であること。

その時に情熱と知恵と運を持っている者が成功を掴む。「ストリート・スマート」というコトバを思い出した。

目に見える成功だけが幸せではない。失敗も挫折も、実は幸せの入り口かもしれない。そして、幸福を感じるセンスも必要。

サラリーマンであってもフリーランスであっても、自分にできることを精一杯やること。


と、ここまで書いて来て、自分の耳が痛くなってきた。そろそろ、のらくらとした今の中途半端な生活に見切りをつける時期が来ているのかもしれない。


課題図書の投稿は今回が初めてだが、心の声を吐き出す、失礼、アウトプットする作業はなかなか心地良いということに気付いた。淡々と続けたいと思う。しょうおん先生及びお読み下さった方々に感謝を申し上げる。

投稿者 shima 日時

やりたこと、やらなきゃいけないこと

その区別はどうしてあるのだろう?どちらも動詞にすると「やる」。
ただそれだけなのに。


自分のやりたいこと、それがわかっていない気がずっとしている。
だからやらなきゃいけないことをとりあえずこなしている
そんな気がしていた。

やりたいことってそんなに大きなことでなくてもいいんだな
そう思えた本だった。

そもそも大きい、小さいとか考えている時点で何かを見落としている気がしてきた。
とことんやってやればいい。
おそらく今の自分に言えるのは、どんなことでもやりきってみろってことでしょう。
やりきるためにも続けることに注力してみようと思う。

来月の本とセットで、とのこと。来月の課題図書発表が待ち遠しい。

投稿者 muraemon11 日時

放っておいても明日はくる

このタイトルに違和感を覚えた。

明日というのは明るい未来を指すのだろう
何もしなくても明るい未来は来る
と主張しているのだったら
どこかの宗教の宣伝文句と同じだな

と考えた。

この本を読んでも、まだわからなかった

「放っておいてものフレーズは何を指すのだろうか」ということを。

その疑問は著者の「上昇思考」という言葉を目にした時に
謎が解けた。

いい会社に就職して、昇進して、いい家庭を築いて・・・
というレールに対するものではなかろうかと。

そういう思考を持って未来設計する生き方と
そうでない生き方・・・

そもそも私自身、何かに直面すると逃げ回ることばかりしてきた。
高校へ進学するとき。大学入試のとき。就職するとき。

こんな私でも就職できたのは、バブルのときだったことと
親の力であったことは否定出来ない事実であった。

そんな会社をたった4年で飛び出してしまった。
短調な業務がイヤになったことや
隣の芝生が青く見えたことが原因だったと思う。

そのまま勤め上げれば老後の心配も無い会社だったのに。

正しく目の前しか見えていなかった。


その後は悲惨な社会人だった。
就職先は長続きせず、まともに稼ぐことが出来ない暮らし。
サラ金にもお世話になった。

それがどうにもならなくなって
またもや親に泣きついた。

今から考えてみると
何とか自立したい
という思いだけで必死だった。
結果は全然上手くいかなかったけれど。

転機は「伊勢白山道」さんのブログを読み
人様に感謝することは大切だなということを実感して、
佐藤さんの基礎編のセミナーに参加したころかなと
本当に思う。

50歳になるにもかかわらず正社員で採用されたことや
10年以上体について、いろいろ学んできたおかげで
体治しのお手伝いも出来るようになった。
(正遠さんのセミナーのおかげも大いにあります。)

体治しを通じて、
「大いに感謝して頂いて、更にお金を頂く」
という体験をしてしまった。

前から稼ぐ力をつけたい。と思っていたが、
この感動は忘れられない。

今まで会社員でどんなに頑張っても
(と言ってもしれているが)
直接お客さんからお金を頂くことが
なかったこともあり、こんな感動をしたことがなかった。

この体験を機に、
仕事に対する姿勢が変わらざるを得なかった。

「お客さんに心から感謝してもら得る仕事をしよう!」
遅ればせながら本当の意味で、これが基本理念になった。

しかもお金を以前よりも大切に使うようになった
気がする。


この体験を思い出したとき

「放っておいても明日はくる」
というフレーズに少し共感出来る自分がいた

投稿者 sakigake 日時

この本に出てくる人たちの生き様は確かに「どこかとんでいる」。行き当たりばったりの人生だと言っても過言ではない。けど、なんとかなっているのには驚かされる。
 その人たちに共通するのは、追い詰められた状況で「やるしかない」って行動していることが、現状打開の糸口になっている。頭でいろいろ考えていたってダメなんだ。「これをしたい」と思ったらすぐやる。いろんな自己啓発本に書かれているが、結局は「行動する」しか、今、未来は変えられないんだということを改めて教えてくれる。
 次に大事なことは「常に希望を持っていること」。「何とかなるさ」は漠然とした未来への希望だが、この本に出てくる人は辛く挫折しそうな状況に追い込まれても、決して「希望」を失わない。楽観的とも言われればそれまでだが、人間はやはり「希望」を持っていないと次に動けないもの。その大切さも教えてくれる。
 あとはサラリーマンをしていると組織依存になってしまう。言い換えれば他者依存の傾向が強くなってしまう。しかし、この本の登場人物の多くは、自分の力でなんとか生活していけるスキルを身につけている。自立していく経緯で、いろんな人のお世話になるけども最後は自分の足でしっかり立っている、自活できている。不確実性なこの世の中において、組織依存せずに自活していく、自分の身につけたスキルで生きてくというスタイルは今後ますます重要になっていくと思われる。このことを非常に認識させてくれた。
 最後に異文化に触れることにより、今までの自分の常識を打ち破り、視野の広がりや思考の変化に十分プラスに影響を与えてくれることを教えてくれる。私の周囲には、東南アジアに行っている人が多いが、今、東南アジアは高度成長期真っ只中だ。日本の1960年代に逆行した気分になるという。人々や街は活気に溢れており、その中で生活することはプラスの様々な刺激を受ける。少なくとも閉塞感に覆われた日本には味わえないものが多数存在する。そういった経済圏に行くことも重要さにも気付かされた。やはり積極的に今伸びている、今後伸びるであろう、アジア、アフリカ圏に行くべきなのだ。

投稿者 OTK 日時

失敗を恐れない人間は少ない。普通の人間は失敗して嫌な気持ちになる位なら何もしないほうがいいと思って無難な道に進む事が多い。でも本書に登場する人々は失敗するとかしないとかそんな事は頭の中にないようで国内外でいろんな事をしでかす。

ああ、この本も魔法使いのお話だな〜みんなイイな〜呼吸法もやってなさそうなのに(格闘技の方除く)、みんなイイな〜と思ってしまった。なんだかんだいいながらも、仕事だったり配偶者なり自身にとって都合のいい事象を引き寄せている。

皆さん共通するのは、とりあえずやってみるという事。皆さん自分の欲求に正直だという事。そして明るい。

「人生には三つのものがあればいい。希望と勇気とサムマネー。」チャップリンの名言を地で行くような方々ばかり。

気付いた。私に足りなかったもの。勇気だった。(象やジャングルや首狩族が住む場所に挑む勇気は確かにないが笑、日本で生きてれば、そんな恐ろしい事はしないで済むだろう。。)

少しずつやってみようかな。言いたいけど言えない事言ってみる。行きたいけど、ガマンして行ってない場所に行ってみる。正直に生きるのが幸せの道なのかな。

私は 実際にはサムマネーも心もとないが、私は日本人で使用しているのは、世界最強通貨のJPYである。(最近ちょっと円安になってしまったが。)日本では小金でも海外では威力を発揮出来る事もあるという事に気付かせてもらった。

最後の章は魔法使い達のミラクルの仕組みを著者が解説している。

この章の内容はセミナーで高額料金をもらって開催してもいいんでないかいという程のすごいものだ!!としょうおん先生が言いそうである。

著者の高野氏はできるという意味はやっている人と同義語だという。

衝撃。人がしないことをしていると(人が出来ない事が出来ると)自然と能力が上がってリーダーになり権限、権力が集まって来るとも述べている。(しょうおん先生も常々仰っているが)なんと恐ろしい。

私の人生がパッとしないのは、誰かが勝手にCanとDoは違うと教えたせいだ〜誰だ?お尻ペンペンしてやる!と激おこな気分だが、他人のせいにしてもしょうがないので、頭の中の辞書はCan(出来る)とhave been doing(している)は同義語と書き換える事にする。

逆に物事が上手く行く理由が解ってしまったので、大変ハッピーな事である。大喜びする事にする。

自分の子供にも早速教えたい。
今話してみたが、微妙な顔をしていた。。傷の付いたレコード作戦で何回もリピートしてみようと思う。


「できる」と「している」と別々に言葉があるのも何でだ?と考えるうちにだんだんイラっとしてきたが、やった後の成果物について成果物があるとかないだとか良い悪いが転じて出来ないなどとなったのだろうと無理やり自分を納得させてみる。

そう考えると出来という意味は成果あったなかったやクオリティを指しているに過ぎない。クオリティは徐々にあげていけばいいもので最初は気にしすぎてはいけない。

逆に考えよう。まずはやってみよう。

している人=できる

なのだ。いいのか?いいのか?
大事な秘密を思いがけず見ちゃった気分であるが、ちゃんとお金を払って読んだので大丈夫である。内心ニヤニヤである。

この本に出会えて感謝している。

投稿者 hithere 日時

タイトル通りの内容。サブタイトルの「9つの方法」という言葉から何かスキルや読んでお得な知識かと思いきやただの9人の体験談だった。

登場してくる皆さんは普通の日本のサラリーマンではなく、そこから離れたコースを歩んでいる人たちでそれぞれがユニークな人生を送っているようだ。

各人の話を読んでみて引き出せる教訓は沢山あると思う。ビジネス書ではないので何らかのスキル・知識を体系的に得られるという内容ではありません。肩肘張らずに楽しく生きていけばなんとか生きていけそうな気分にさせてくれる本でした。

投稿者 jiji 日時

「放っておいても明日はくる」を読んで

?????

明日は来るでしょ!と思いながらページをめくっていきました。
十人十色でとにかく面白かったです。
しかし、私にはありえないことばかり・・・・・
人生半分以上生きてきた私ですが、とても考え付かない行動のあれやこれ!

私といえば、子供たちの就職の際、
     ・定職に付くこと
     ・しっかりした会社に入ること
     ・福利厚生がちゃんとした会社に入ること
などなど、とにかく安定・保証を言い続けたように思います。ちょうどフリーターとか
派遣社員、契約社員という言葉を聞き始めた頃だったように思います。
子供たちは、そんな私の言葉をどのように聴いていたのかと・・・
多分、声を聞くのも顔を見るのもイヤだったのかもしれません。

九人の中でも二村さんの講義、「夢はたくさんあるほうがいい」ということ。
これがダメでも次、また次・・・・・
道をいくつも模索し、できることは進め、できないことは諦めたり、後回しにしたりする。
進むべき道を何通りも持っているということ。
その中の一つがダメになっても全然挫折しないということ。
次々にトライしていく心の強さ・・・
本人にはそんな意識は無いのかもしれませんが、私はとても新鮮な感覚を覚えました。
もし、私がそういう感覚を兼ね備えていたなら、もし私に心の強さがあったなら・・・


子供たちを縛ることなく、違ったアドバイスができていたのだろうか・・・


いや、もしかしたらここに登場する九人の人たちの生き方に子供たちは共通するものが
あったかもしれないと思う気もします。
何かを決めているのではなく、自然体で過ごす。それがいつの間にか自分の方向性を
決めていることとなる。ダメだったら次に方向を転換していく。

「なんで、頑張らないの!」とそんな子供たちに何度イライラしたことか!

きっと子供たちも模索していたのかもしれないと、今、思うのです。
誰にも言わずベトナムに出かけたり、ある時は・・・・・

そしてもう一つ、「横移動をすれば下には落ちない」ということ。
後悔ではなくそう動くことで、違う幸せや楽しい人生を生きるということ。
「横移動」、この言葉(考え方)も私に衝撃を与えた一言だったと思うのです。

最後のあとがきに
「できれば普通に生きるのがいい」
「まずは、しっかりした会社に入るのが肝要」
とあります。
これに越したことは無いが、もしそうならなかった場合でも人生色々楽しく生きるも
辛く生きるも自分次第。この九人のようにどんな状態になっても、どんどん光輝いていく。
それは、夢や希望を持って形にとらわれず、柔軟に生きているからではないかと思えました。
どう表現すえればいいのかわかりませんが、なんとなくふわっとした感覚は読み終えてから
私の中にずっとあるように思います。


・・・・・放っておいても明日はくる・・・・・


でもね!
やっぱり私には無理!  かも・・・
「放っておいても明日はくる」とはいかない!  かも・・・
現実に引き戻されると、その感覚が遠のいていくのが解るのです。
ただ、あのふわっとした感覚とそういう心持になれたらいいな~
と、切に願う今日この頃です。


そして先日私は、子供たちに長い長い手紙を書きました。。。

投稿者 narit 日時

「放っておいても明日は来る」の読後感でまず浮かんだことは、2つ。
最初に浮かんだ言葉は「縁」。うらやましい程のものであった。
これは読後というより、一話目を読んでいる最中から真っ先に感じた。本人の実力である
程度まで行っているのだろうが、力だけではどうにもならないめぐり合わせが肝心なタイ
ミングに起こり、語られている現状に至っていると感じた。
また、意図的に掴もうとしているのではないが、大なり小なり自分から行動を起こしてい
る中で、そのチャンスに巡り合って(引き寄せて)いる。

もう1つは、著者が言う「いろんな選択肢を持っている」という言葉。
会社員として“定年”の方が近くなってきた私が振り返ると、これがあると楽にというか
肩の力を抜いて生きて行ける。
他に世界があると思うと、今、歩んでいる道(会社や仕事)に無理に固執しなくてもすむ。
結果的に、私は新卒以来同じ会社で働き続けているので、物理的に別世界に飛び込んだこと
は未だ無いが、この考え方だけでも持っていると気持ちに余裕ができる。

同書の前書きにある就活生の「癒される」という感想が、私にはとても物悲しく感じられた。
今の学生はそこまで追い詰められているのかと。。。
私にも大学生の姪がいるが、就職に、仕事に悩むようになったらアドバイスしてあげたい。
1つ決めたら上がりではないし、失敗したからそれで終わりでもない。ある程度までいろ
いろ模索するといいと。若い時はそれが可能であるということを。
さらに付け加えるなら「健康であることが最も大事」であろうか。
健康でさえあれば、何か働くことができるからである。

投稿者 motsu44 日時

放っておいても明日は来る。
風と共に去りぬで主人公のスカーレットオハラが言った「Tomorrow is another day.」とも相通じる言葉で、楽観主義の極みであると断言したい言葉である。
すごくいい言葉だと読後にしみじみと感じた。現在は、過去の結果であるが、未来の結果は現在に原因をつくることによって変わってくる。この本に登場している人たちは、とりあえず一歩を踏み出だした。はっきりいって成り行きで踏み出した感もある。しかし、はちゃめちゃでも今の自分の送っている日々からは、とてもうらやましい日々。人生を面白くないつまらないものから、おもしろい物にすることができるこの一歩は、0.001mmの一歩かもしれない。いや絶対にそうだと感じることができた。勇気とも定義できるかもしれない、それもほんのちょっとの勇気だけで、人生はまったく違ったものになるんだと教えてもらえた。登場した方々は、まったくそう思っていないようなところがまた面白い。
こりない思いつきこそ人生で黒田氏は、思いつきで中国いったり、ピエンチャン行ったりして結局はなんとかなっている。追い詰められた時のヒラメキが成功につながっていたりする。その背後にあるものは好運だろう。運を引き付ける要因の一つは楽観主義であることは間違いないと言える。これを読み進めていくと日本人の長所であるけれど短所は、真面目に考えすぎることではないかと思ってきた。また世界最貧国の1つであるハイチは、とにかく貧しいけれど明るいとの話も思い出した。気軽に読めて、これから人生を過ごしていく上で少し楽にさせられる物語である。どっちみち明日は来るのだからと思いながらこれから生きていきたい。

投稿者 nkatani 日時

~「放っておいても明日は来る」を読んで~

物事のとらえ方や考え方って大事だな、と思うとともに、
色々な価値観・物事の視点を持っておいた方がいいと改めて感じさせられました。

人生、すべて思った通りに行くことなんてまずない。
一つがダメになったら他を探せばいいし、
「思った通りでなくても結果OKならばOKでもいいじゃないか」
という考え方をすることも大事だと思いました。

現状に満足するといえば逃げかもしれませんが、
これができる事も大事だということを改めて感じました。

「人間って、どこかでストレスを感じていないとダメだと思う」
「どうせ楽じゃないなら好きなことをやる」という一言から、
楽なことを追いかけて行っても、結局ダメになる(※)のであれば、
楽であろうがなかろうが好きなことをすべきだと気づかされました。
※楽になる事自体難しいし、楽になったらなったでダメになる

また、「好きなことは必ずしも楽な事ではない」という一言から、
楽じゃない事でも好きな事になりえるとも言える事を記憶に留めておいた方がよいと感じました。
辛そうなこともやってみれば楽しいと思えるだろう、
と考えられると不必要にストレスを感じる事はないとい思いました。

リストラや借金など将来に絶望して自殺に走るケースというのは良く聞くと思います。
この本に載っている価値観を知っていれば、そのうちのいくらかを未然に防げるのではないかと思いました。
「人はパンのみにて生きるに非ず。希望があってこそ生きられる」
という言葉の正しさを改めて実感したように思います。

人生や将来に絶望する前にこの本を読むことができてよかったと思いました。
多くの価値観を知ることで不必要に不幸になる事を避け、幸福を感じやすくなれると思いました。

■その他個人的に引っかかったところ。
日本人の気質についていくつか語られているところが面白かったです。
知らぬ間に陥る考え方がある事を知り、時には違った考え方をできるようになりたいと思いました。

作中で出てきた方々の人生は、安定しているとは言えないが刺激的な生活を送っている人が多かったです。
「すごいとおもうけれど、彼らのように生きたいとは思えない」という意味では、
不幸な目にあって人生のどん底状態から這い上がってきた人の人生にも通じるところがあると気づきました。
(本人がその道を行くかを選択できたかそうでないかの違いだけかもしれません)

「言語によって態度が変わる」という著者の一言
まさか、とは言いたくなりますが、ヒヤリとさせられました。
この一言から、「日頃使っている言葉が人間の思考や態度に影響を与えている」ということが認識できると思います。
このことを実感できたというのは、大きな学びだと思います。
普段の言葉の使い方には気を付けたいと思いました。

投稿者 george0530 日時

「放っておいても明日は来る」を読んで

幸せは他者と比べるものではなく自分自身が決めるもの
人生を動かす行動の基準がお金じゃない
やりたいことというのは自分が世の中の人の役に立てると自信を持てること
それを通じて人を幸せにできると思えるもののなかにある
そして失敗を恐れず行動しようと思える一冊でした

投稿者 Silver 日時

「放っておいても明日は来る」を読んで

1.全体から感じたこと
 この本が、学生に受け入れてもらえる一番のポイントだと思ったのは、「経験に基づいた知識、知恵をフラットに語ってくれるところ」だと考えました。平均的な日本の大学生には、当てはめて考えることは出来ないようなエピソードでも、経験をキーにして、面白く、素直に、赤裸々に語ってくれます。たくさんのエピソードに共通する、9人の生き方の根底に流れる「あっけらかんとした、でも真摯で前向きに人生や運命に対峙する姿」を感じ取る事が出来るため、読んでいて「こういう生き方もあるんだ」とするりと飲み込めるのだと思います。そして、”とにかく就職しないと駄目なんだ”と、思考停止状態になって苦しんでいる学生も、明るく前向きな気持ちになれるのだと考えます。

2.印象に残った点
 新卒で企業に就職してしまうと、数年も立たない内に「去勢」されていきます。それには良い面も悪い面もあります。悪い面は、その業界でしか通用しないやり方を一般的だと勘違いしてしまい、思考の幅が限定されることです。考え方やしゃべり方、身のこなし全てが「業界人」になっていき、本来持っていた自分らしい持ち味が消えてしまう事すらあります。頭と体が硬くなっていく事で「それ以外は駄目。考えられない、受け入れられない思考停止状態」を引き起こします。
気がつかない内に思考停止状態になっても、業界が安定している、もしくは上昇景気であれば、安全に生きていけます。何より怖いのが「運命」に翻弄される時です。自分自身ではもはやどうしようも出来ない事柄、例えば仕事上の大きな変化、リストラや業界再編による職種変更などの出来事が発生した場合には、大きく動揺し、体も心も壊してしまう可能性があります。

 この本が教えてくれるのは、そう言った「運命的なイベント」が自分の人生に発生した場合に、しなやかに対応する秘訣です。会社や組織に属して働くにしても、属さずに独立して生きていくにしても、いずれにせよ何かしらの問題が発生し、自分の考えや生き方を変えないといけない事が、必ずあなたの人生にも起こるよ、その時どうする?という心構えです。
まず、作者やインタビューされている方達は、そういう運命が発生してしまうことを、必要以上に恐れたり、備えたりしていないように感じました。皆さん、発生したら、自分の生き方で変えるべき点は速やかに変え、譲れない点は、自分なりの結論を出しています。そう言うときに、どう考えて行動したら良いのかについての彼らなりの評価ポイントで、大事にされているのは「自分が納得しているか」のようです。
女性で、ダイエットしててうっかりタイでプロのムエタイボクサーになった方は、結婚したい、子供欲しい、でも、出会いがない、よし、タイのセコンドの、この人だ、と決めて夢を果たしてしまいます。著者も「おいしければ注文とちがっていてもなんでもいい」という、”フライドチキンの法則”と呼んでいます。”学生たちにインパクトを与えていた”、”ダイエットを目指してプロのムエタイボクサーになってしまった人だけが持つ特殊な説得力に満ちていた”と記しています。

3.本を読んで、これから自分はどうしたいか
 私は、生活面では世間体という他人の目を意識しすぎてしまったり、自分の所属している領域では、その業界で通用する常識に固執する事が多く、トラブルが発生すると、予定通りではない、として、ストレスとして感じがちです。
しかし、それに縛られて辛くなる自分、と思考停止状態に陥っている自分を意識し、反省しました。変えていきたいと思い、しょ〜おん先生のメルマガやセミナーに参加して勉強を始めました。
これからは、自分の人生に何が起きたとしても、その時には新しい考え方や生き方を自分で納得して受け入れ、「放っておいてもそれでも明日は来る」というしなやかな心持ちで、生きていきたいと思いました。

投稿者 mozzy 日時

■大通りを歩いて生きる
 自分を含めた大抵の人が考える生き方って、学校を卒業したら会社に勤めて働かないといけないっていう感覚なのだろう。
出来たら順調に出世もして、結婚して家を買って、年に一回は旅行に行きたいし、でも老後を考えて貯蓄も資産運用もしていかないと。
そんな『大通りを歩く』みたいな生き方が普通であって、またそんな生き方しかないものだと思っていた。みんなで大通りを歩いていれば安心だし。
これって誰かその方が都合がいい人が大勢いて、学校教育が始まる頃からだんだんと操られているんじゃないかとさえ感じるのだが、とにかく大通り以外道は知らないし、脇道は何処に行き着くのかわからない。
そこからそれる恐怖はとても大きくて、誰も味わいたくないから、一心不乱に大通りを歩くことを選んで歩く。

それでも時折、大通りを歩かない人々は居るもので、本書では『脇道を歩く』人を著者を含めて9人も紹介してくれた。

■それぞれにスタイルがある
 普通の大通り感覚しか持っていない自分にとって、9人のエピソードは、脇道があるという新しい世界を認識させてくれた。
「あ、他にも道がある」あるいは「やっぱり人生ってなんとかなっちゃうもんなんだ」という感じで。

そうは言っても、9人ともそれぞれのスタイルみたいなものを、しっかりと持っている。目の前にあることをやりきっていくことはもちろんだが、他人には触れることさえ許さないような、ある種の一貫した姿勢みたいなものを感じた。

■絶対無理は本当に無理なのか
 著者曰く、無理だと思うことの10に7、8はなんとかなるものだという。だったらあえて脇道を歩いていくのも、魅力的な人生なのではないかとも思えてくる。
もっとも9人からは意図して脇道を目指しているようには感じられないから、目指して入っていけるいうな道ではないのかもしれない。
じゃあ一体どうしたら、脇道に入っていけるのか。

失敗してしまう恐怖を考えると、人並みのスキル1つではなく、全く違うスキルをもう1つ持っていたりと、やはり独自のスタイルみたいなものが確立できているべきなのだろう。
でも思うに、普通の感覚でできることはもちろん徹底的にできた方がいいのだが、普通やろうと思わないことをやろうと思う、やれると思えてしまう心の動き次第なのではないだろうか。

筆者は最後に「できれば普通に生きるのがいいと思う」と著していた。9人みたいな刺激のある生き方は遠慮したいが、道はたくさんあって、歩こうと思えば歩けることがわかった。
大通りから外れる恐怖がやわらいだから、少しは景色や街並みを、じっくり眺める余裕も持てるんじゃないだろうか。

 そういえば読み始めてすぐに思い出したのは、宮崎アニメの「耳そすませば」の一場面。

父「よし。雫、自分の信じるとおりやってごらん。でもな、人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。何が起きても誰のせいにもできないからね」

怖くてしんどいぶん、また嬉しさや喜びもひとしおなのかも知れません。

投稿者 senumishima 日時

「放っておいても明日はくる」高野秀行  を読んで

9人いれば9通りの人生がある!とひしひしと感じました。
何が正解であり成功の人生か、というふうに考えてでもなく。
目の前の出来事にそれぞれが自分らしく反応した結果、イチ会社員の目から見れば刺激的な時間を過ごす人生を選択していたように思います。
彼らは、今も途中経過も納得して楽しんでいるようでした。
そして将来も「不安定だ」と言いながら、放っておいても明日はくる。と考えて楽しんでいるのかもしれません。

この本から受け取ったメッセージは以下の3つです。
・自分がしたいことをアピール、行動する。
・やってみるとなんとかなる。できないと思ったことの7.8割はできる。
・何をしても明日はくる。何もしなくても明日はきてしまう。

この1か月間、自分の人生も、自身が起こしたアクションの結果なのだと振り返るきっかけになりました。
目的地に着くことが成功というゴールではなく、経過をいかにするか。人生の限りある時間をどう使うかということ。
そのためには、考えて頭でっかちになる前にアウトプットで行動してみる。
そうすれば見えてくるもの、身についてしまうものもある。

先月の課題図書から通して感じたことは、
普通でないこととはすごく価値のある価値観だと思いました。
選択肢があったとき、常識に基づいて判断していたら、それは一般的には正解かもしれません。
しかし自分の意思に反していたならば生活は安定しても、何か満たされないまま過ごすことになる可能性も増すと思います。
誰しも多かれ少なかれ、そういう部分はあると思います。
先月・今月の課題図書に登場にた方々はこういう部分は少ないように思いました。
そしておもしろいことに、そういう生き方で社会的にも成功していたり、「安定した」選択をしてきた者の目にはとても眩しく映ったりしています。

自分の通った学校にも、こんな話が聴ける授業があったならば無欠席で通ったと思います。


以上、ありがとうございました。

投稿者 mochio 日時

生きて行く上で現実的には仕事が必要で、大半の人は企業に勤めるという形で仕事をしている。
もはや一企業に長く勤めるというスタイルも失われつつあり、職種によっては超売り手市場ではあるものの、どことなく漂う閉塞感が引き起こす不安に包まれている人は少なくないだろう。

しかし本書のタイトル「放っておいても明日は来る」や、帯のキャッチコピーに書かれている「「希望」は最強のセーフティネットである。」という言葉は真実であると思う。
またこの言葉が真実であると心から思えるような生き方をすべきであると言える。

たとえ今の会社を急に解雇されても、今の勤め先が倒産しても、何とかなるさと思えるかどうかは今後の仕事人生を大きく変えるだろう。
そのようなマインドを植え付けるのに良い一冊だと感じた。

特に本書に収められている9つのエピソードを聞くことで、心が随分と軽くなることだろう。


しかしその面白エピソードを読んで笑って、しかも希望が抱けるというところでとどまらず、もう一歩理解したいポイントがある。

それは「人は一人で生きているのではなく、お互いに助け合って生きている」というメッセージである。


いくら自分の好きなこと、興味の湧くこと、破天荒なこと、自分のアンテナが向いたことに取り組んでも、自分一人の力でうまく行くことは決してない。
必ず人を巻き込んだり、人の助けがあってうまく行っていることを見逃してはいけない。

逆に言えば、そのような人との関わり方ができるほど興味を引く活動だったということだ。
それに気付かず、何でもやってみればいいんだという安直な考えのまま進んでしまっては必ず失敗する。


以下、ネタバレになるが赤線を引いた箇所。

・一寸先は闇なんだけど、一寸先は光でもあって。

・「あ、今これはダメか。じゃ、次行こう!」

・「おいしければ注文とちがっていても何でもいい」(フライドチキンの法則)

・日本人が最近「勝ち組」「負け組」と繰り返すのは格差社会のせいでなく、勝ち負けに異様にこだわる気質のせいではないか。他人と比べてどうかが常に問題なわけだ。

・自分たちのことを俯瞰で見られないとダメだ

・なんだかんだ言っても日本は地方の文化がちゃんと残ってる。この国の多様さっていうのは絶対に欧米人の興味を惹くものがあります。

・予想してトラブルを回避できるのはすごくいい部分である反面、人と人が交わって何かをつくっていくときってトラブルが必要じゃないですか。コミュニケーションのために、そういう機会が少ないっていうのが、実はマイナスかもしれない。

・人間ってやっぱりどっかちょっとストレスを感じていないとダメだと思うんです。

・何かやるときは一人でやったほうがずっと楽

・自分の好きなもんじゃないとやっている意味ないじゃないですか。

・人間、何したって楽なことはないと思うんですよ。だけど何しても楽じゃないなら、好きなことをしたほうがずっと得。

・自分で好きなことをやっていると、必ず返ってきますよ。良いことも悪いことも。

・第一の理想というのは肩の力が入りすぎて、うまくいかないことがある。その点、第二の理想は所詮、二番手なので気楽に対処できる。これを私は「セカンドベストの法則」と呼んでいる。

・人間はどんなに頑張っても、一人では絶対幸せになれないんですよ。どんな環境であれ、一人では絶対幸せになれない。

・本気でこうやりたい、本気で何かをやろう、と思うその気持ちは必ず人に伝わると思ってます。

・「人はパンのみにて生きるにあらず。希望があってこそ生きられる」

・こういうのはすごく大切ですね。そういうできる人間にくっついているというのが大事。

・常に自分が何をしたいかっていうことをアピールして、同時に相手にとってどういうメリットがあるのかということも言うわけです。それが交渉の基本だと思います。

・あとからくっついていったほうが楽な気がするかもしれないけれど、実はそうじゃなくて、中心にいたほうが楽なんですよ。

・だいたいこれはどうにもならないと思ったときのうち十に七、八はどうにかなるんですね。

・期待してもしなくても、普通に生きてもドロップアウトしてしまっても、今楽しくても辛くても、どっちにしても明日は来る。放っておいても明日は来るのだ。

投稿者 kakki 日時

良くアンケートで、自分の職業を書く欄があるが
いつも違和感を感じていた。

どんな業種なのか、業界なのか、ポジションは何なのか

この枠に収まらない人は、たくさんいるのではないかと。

著書に出てくる方々は、業種も業界もポジションも
一つに括ってしまう事は出来ない。
私の思っていた事は、少なからず正しかった。

これからの世の中は、今までの枠組みでは収まらない
職業が沢山出てくるのだろう。

好きな事、楽しいと思えることに情熱を燃やす。
すると、色々な壁が立ちはだかっても7、8割がなんとか
なる。何とかならなかったら、別のゴールを目指す。
何ともポジティブな方々だなぁと感じた。

著書に出てくる方々の大半は、大卒や大学院卒であり驚いた。
普通に就活をすれば、普通に就職出来る状況であったにも
関わらず、自分のやりたい事、楽しい事を優先された。
今の学生が、講演を聴いて「癒された」のは、本心であり
「周りが就活をしているから、俺もやらなきゃ」と
周りの空気に流されている事に、疲れを感じてきているのだろう。

じゃあ「自分はどうなんだ」と聞かれると
大学に行ったのは、一般企業に勤める為のパスポートのようなもので、
大学時代は「人生の夏休み」と割り切っていた。
今考えると、ものすごく甘ちゃんだったと、顔から火が
出るほど恥ずかしい。。
そんな気持ちだったので、就活自体は、真面目に行い
第一希望の就職先から内定をもらい、ほぼストレスなく
乗り切った。

親や周りを見渡しても、親がサラリーマンである
家庭がほとんどだったので、自分もサラリーマン
になるのが当たり前だと思っていた。

ただ、社会に出て、サラリーマンで生きるというリスクや
しがらみが解ってきて、著書に出てくる方の生き方も
あるんだなと思い、仕事に対する価値観が広がった。
まずは、好きと思えること、楽しいと思えること、
情熱を傾けられることの棚卸しをしてみようと思う。
そして、今年中に何らかの行動をとってみようと思う。

しょ~おんさん、今月も素晴らしい本を
ご紹介頂き、ありがとうございました。

投稿者 moriyama 日時

「放っておいても明日は来る」を読んで思うこと

ユニークな人生を紹介されていて、しかも全員サラリーマンではない。サラリーマンの経験がある人はいても、各自それぞれの人生を「生きている!!」って感じがする。色々な失敗が数多くあり、その失敗のたびに誰かが手助けしてくれて、結局うまくいってしまう。
人生そんなもんかぁ。色々な悩みと不安の多い人生だが、ここに出てきている人は
何となくうまくいっている様な人生を送っている。それでいて、自分の好きな事をして生きている。うらやましい。うらやましいと思うという事は、今の人生に満足していないからであろう。とりあえず、今、何をやりたいのか?やらなければいけないのか?自分自身に問い、一歩一歩前へ進んでいきたい。

投稿者 bokuno 日時

2013.10/28
「放っておいても明日は来る」高野秀行氏 を読んで。
奥野 文司郎

この本を読んでいく内に最初に思った事は、
この書の元となった講義の登場者達は、
自死を選ぼうとしている人、
引きこもっている人と対局に位置しているよなぁという事である。
皆一様に精神的にたくましさを感じる。

日本はここ数十年、先進国の中では、
自殺者数、自殺率が高い国であり、
外国の友人たちは、「こんなに住みやすい国なのに」と不思議がる。

私には日本国内の社会事情も、外国の友人達が不思議がるのもわかる。

私自身は、あまり自死を考えた事はないが、
社内外や、通勤途中で、私生活上で理不尽な事を見かけると、
こいつの首へし折って自分も死んでやろうかと時折思うくらいか。

この高野氏プラス8人の登場者達は、
自死を選ぶというオプションはほぼ無縁のように思えるのは、
共通に持っている思いとして「何とかなる」という意識ではないだろうか。
途方に暮れる事を楽しむというくだりが、
沢木耕太郎氏の著書、怪しい記憶では「深夜特急」に書かれていたと思うが、
こういった気質とか信念とかを天性か後天的に得たものなのかは不明だが、
全員お持ちのようでもある。

もう一つの共通項は「就職しないで・・」と書かれている通り、自分を頼むという事か。
政府に守ってもらうなんぞ露とも思わず、肩書きなどに縛られず、
堂々と臆する事なく生きているということか。

二つ目として、”KYOKUSHIN” は、
ある場面では、日本国政府発行のものより有効なパスポートであることが、
エピソード4の金澤氏の章でよくわかった。

私自身が学生時代、極真の分派した流派の道場に所属していたのだが、
ある海外事情に詳しいが空手には疎い人に、
世界中どこに行っても“KYOKUSHIN”というのは高い評価を得ているが、
極真空手ってどのようなものなのかを聞かれた経験がある。

ボクシングは最も緊密なコミュニケーションであると
ヘミングウェイか誰かが言ったそうだが、身体同士のぶつかり合いというのは、
人間同士が分かりあう最も確かなものなのかもしれない。

三つ目として、やっぱり外国語会話を習得する事は、
とても重要だと改めて実感した。
高野氏を始め、何かしらの重要なシーンで、
外国語ができる事が、助けになっている。

四つ目として、ベストなタイミングで、
都合の良い人に出会っているということである。
これはその人の持つ運命力に近いと思うのだが、
これは怪しい力が必要な場面になるという事だろうか。

投稿者 takeda 日時

「放っておいても明日は来る」高野秀行氏 を読んでの感想。

本そのものをみたときには、あまり面白そうではないのでは?と思ってしまいましたが、まさかこんなに面白いとは思わず、さらっと読める楽しい本でした。あまり本が好きではない方もあっさり読めるのでは?と思えるほどでした。
正直あまり驚きはなかったのですが、これから生きることにあたって、このような考え方もあるんだなぁ、という参考書であり、自分でこれから何をしていくか、再度考えさせられました。
普通のことをやっている人から見て、おそらく変わったことをしている、という見方があるのであろうが、本人達にとってはしていることすべてが普通なのであり、ただ違うのは、金銭面や精神面の浮き沈みが激しいといったところでしょうか、まさに波乱万丈ということです。
これからは、ここの本に紹介されている人が増えることが予想されることであり、また自分も同じ様な道を行こうとしているので、安心して過ごしていける気がしてきました(笑)
最後に、普通の人から自由な人をみると、自由で羨ましい、と思うが、自由な人からみると、普通で羨ましいということなのですが、普通の人生も自由な人生もどちらも良いものだと思いました。

投稿者 sakai 日時

「放っておいても明日は来る」を読んで
行動しないと何も起こらない。
しかし、行動すると助けてくれる人が現れたり、どういう訳か願望が叶ってしまう。
こんな、成功法則に出てくるフレーズがぴったりの方たちの行動力は底知れない。
また、この方たちは行動力もさることながら、忍耐力にも優れていると感じた。
自分とこの方たちとの違いは何だろう。
私はサラリーマンの家庭に生まれ、何の疑いもなくサラリーマンになった。
今の生活で十分幸せを感じているが、悩みもあり願望もある。
願望のためには努力を惜しまないつもりでいるが、成果はいまひとつというのが現状。
原因はセーフティーゾーンの中で行動しているからでしょう。
本に出てきた方たちは、大げさに言えば背水の陣での毎日。後戻りはできない。
その覚悟があるからこそ大きなものを捕まえられたのであろう。
大きな成果を得るには自分を追い込む事だと感じていても、セーフティーゾーンから出ることはできない。
この考えが人生の大成功を阻んでいる。
セーフティーゾーンの中から成功をつかめる。決して不可能ではない、但しセーフティゾーンの外からよりも難しいだけ。
精進を怠らず、坦々と日々を送りたい。

投稿者 piyo 日時

一度最後まで読んで、あとがきを読んでから
再度読み直したらこんなに面白い本なのに泣けてきてしまった。

できればしっかりした会社に入って普通に生きるのがいいと思う
といったことを高野氏はあとがきに書いていたが
会社に勤めて普通に生きている私、他多くの人にとって
こんな人たちの人生は輝いて見えるものだと思う。
すごいな、自分にはとってもとっても遠い世界だなと感じたりした。

でも、数回読んでわかったのは
私の人生もキラキラ輝いているのだ。絶対。

考えてみれば、学生のころからやりたい仕事のイメージを持っていて
ありがたいことになんとか資格も取れて、その職業についている。

当たり前だがイメージと違うことなんてたくさんあるし、いっぱい怒られるし
もうやだ、こんな仕事やめちゃいたいと思うこともあるけれど
それでも私にはこの仕事を続ける選択肢もあるし、
さっさとやめて東南アジアに行く選択肢もあるのだ。
昼からラオス人とお酒を酌み交わすという選択肢もある。魅力的!!

「なんだかんだ言ってもこの業界で頑張るしかないんだよなぁ」
と思っていたなんてバカみたいだ。

今の状況を選んでいるのは私で
星の数ほどある選択肢から私は人生を自由に選ぶことができるのだ。

それってすごく幸せだなぁと素直に思えて2回目の読書では
しみじみと泣いてしまった。
現代人って幸せなんだよなーと思った。

同居人はさっきまで笑いながら読んでいた同じ本で
今は鼻をすすっている私をいぶかしんでおりますが。
素敵な本に出会うことができて感謝しております。

投稿者 andoman 日時

「放っておいても明日は来る― 就職しないで生きる9つの方法」を読んで

 
この講義に登壇された方々は、その話しぶりから、一見なりゆきに任せて生きている様に聞こえますが、その時々において懸命に努力している姿が見て取れます。
しかし、それをサラッと「笑い話」で流している所がさすがと言うか、素晴らしい根性(精神力)の持ち主だと思います。
この「笑い話」の部分にこそ困難があり、その困難に全力で立ち向かう努力の姿勢、そして乗り越えられた時の喜びの素晴らしさが、講演者の発する言葉の中に雰囲気と共に会場内には伝わっていたのではないでしょうか…。
恐らく筆者は講義を通じ、こういったものを学生たちに伝えたかったのではないかと…。


登壇した講演者の方々に共通して見受けられた素晴らしい点が、「困難の後に起きるチャンスを、逃さず掴んでいる」というところです。
一見、偶然に見える出会いや出来事も、何かを感じて流れに身を任せ、その結果として自分にとって正しい道(満足できる現在)を選択しています。
これは、その時々に頭だけで考えるだけでなく、「心」で考えた結果だからこそではないかと思います。
頭を使って思考するという事は大変重要ですが、気を付けなければいけないのが、大抵の人間は「楽しいと感じる事よりも、ネガティブな事を優先して考えてしまいがちになる。」という点です。
その結果、素晴らしい事よりも恐怖の方が先行してしまう為、「石橋を叩く」どころか「石橋を破壊して渡れなくなり、目の前でチャンスを逃す。」という結果に陥りがちです。
ところが、「心」を中心として考えた場合、「理論」よりも「楽しい」という「気持ち」が優先して判断され、行動につながるため、他人から見た結果がどうあれ、本人にとっては概ね満足のいくベストに近い結果に繋がります。
(ちなみに、思考は「楽しい」をどう実現するか?という問いを解決する為に使用します。)
講演者の方々は、前途した「心」で考えるという事を意識的か無意識的か、いづれにせよ本能的に続けて行った結果、今のその人らしい自身の生き方に繋がったのではないでしょうか。
自分はダメな人間だと冗談を言いながらも「私は自分自身の人生を楽しく生きている」と胸を張っている様に見えます。
そういった内容が文章の節々に垣間見れました…。


講義が終了した後に「癒される」と言った学生たちは、就職活動で企業に自分を売り込む日々に疲弊している、今の自分たちのそれとは真逆の、映画や小説に出てくる様な非日常的で未知なる世界の実話の数々に夢を抱き、無意識のうちに「希望」を感じたのではないでしょうか。
それを「癒される」という言葉で表現したのではないか?と私は感じました。
また、この講義を終えた後、聴講した学生たちは企業への就職が当たり前という、社会の見えないルールが照らす道の他にも、現実に存在する別の道への選択肢が照らされた事だと思います。
もしこの講義が「東南アジア文化論」ではなく、就職セミナーだったのなら、それこそ大成功だったのではないでしょうか。


「見えない社会のルールに従って企業に就職し、不安定の中に安定を求める」という、ちょっと窮屈を感じる生き方よりも、今一度、自身の生き方を問い、その結果「自分らしい生き方」といえる人生を選択した方がいいじゃないか?
と、この講義(本)は訴えている様に感じました。
筆者は、はじめに「果たして本書は究極の就活本なのか…」とありましたが、私にとってこの一冊は、「究極の就活本」に分類される一冊と言っても過言ではないと思います。


素晴らしい本のご紹介、ありがとうございました。

投稿者 tadanobuueno 日時

抱腹絶倒、本当に楽しい本でした。
通勤、帰宅中が読書のメインなのでかなりニヤついて読んでいるので、周りから見て恥ずかしい人だったかと思います。
ただ楽しいだけでなく、interviewを受ける方のコメントで刺さる言葉がそれぞれあり、更に高野さんのまとめで事を成し遂げるエッセンスが抽出される、楽しいプラスαの本でした。

この本を読んでいる時にたまたまこんな記事をみました。
サイバーエージェントの最年少子会社社長を32歳女性で、結婚、育休を経て3歳の子供を育てつつ実現した方のinterviewです。
http://toyokeizai.net/articles/-/21757
interviewの中、彼女は自分の好きなことをやっているんだから辛いとは思わなかった、と終始述べていました。
こちらは世間的な成功をされた方。
今回の課題図書でinterviewを受けた方達も根本的な人生、仕事への姿勢は変わらない、と思います。
多少社会や相手へ合わせることができることをしなかっただけだと。

この本は高野氏の選択で選りすぐられたマイナー好きな、笑える方を選んでいますが、事を成す為のエッセンスを皆さん外していないことは変わらないと思いました。
それはとにかく動くこと。

自分はこの本から高野氏のサラリーマンへの問い掛けを感じました。
*自分がサラリーマン、40歳前だからなんですが
世間一般的に、ここで書かれている人達は、どうにか生きている特殊な人等々、言われると思うのですが、自分の好きなことで動ける楽しさを感じ人を自分のペースで巻き込み事を成し能力を高める、この循環を手にしており、高野氏の言う、現在の終身雇用が崩れる世で最も必要とされるセーフティネットを手に入れていると私も思います。

一方で一般的なサラリーマンはどうか?
・少なくとも楽しく仕事はしているのは少なく
・人のペースに巻き込まれ
・自分で方向性を決めることもできず
・日々必要に迫られることがないためスキルの積み上げもない
方が多いかと思います。
だから警鐘とうけとった方が良いと。

人生は人と人との関係。
社会、仕事、家族、子供達とのやり取りも全てここに行き着く。
だから人生で得られたことは人生の全てに行かせるし、活かすべき。
だから積極的に動くべき、と感じるようになりました。
子育てと会社の新人教育。
妻との家族の方向性を合わせるのと、会社で上司と舞台の方向性を合わせること。
ふと冷静になると対処には同じことが必要なんだと気付いた。

人生の問題は3点に集約されると言われますが(笑)
人生は本当にシンプル、全ての行動が活かされるのだから、やらないこと(可能性の否定)は罪と、高野誠鮮さんのコメントに戻ってきました。
これだけ動いていて悲壮感を感じさせない(誠鮮さん以上に)、本当に凄いなと。
私は私のやることをやって行きます、今までよりもリミットを外して。

たまたま見た新聞で高野秀さんのinterviewがあって、お勧めの本が書かれていました。
日本の自殺率が低い地域の理由にせまる、ってまた読みたい本が増えました。
しょうおんさん、新たな出会いを戴きありがとうございました。

投稿者 chikaminzai 日時

放っておいても明日は来る

読み始めたら、他人の人生ながら、面白くてサクサク読み終えました。
そして読み終えた時の感想は、講義を受けた学生達と同様に、「癒されました。」でした。
私は結構、他人にも自分にも厳しくて、以前は間違えたら正しく直さなければならないくらいに思っていた時期もありました。歳を重ねるごとに、それもだいぶ「ゆるーく」なって来たと思っていました。
しかし、「おいしければ注文と違っていても何でもOK!」のフライドチキンの法則は、目から鱗でした。大きく受け入れる巾が、いっきに広がった気がします。
それと、野々山氏の「好きなことは必ずしも楽な事ではない。」という言葉。
楽ではない生き方の人達ばかりですが、好きな事をやっている。できる人はやっている人。
興味の方向や人との縁、運にもよりますが、生きていく選択肢はいっぱい転がっているんだなぁと、希望が湧いてきました。
今からこれ程の大きな冒険人生はできないかもしれないけれど、毎日生きて行くのが、少し楽になった気がします。

投稿者 nainai 日時

放っていても明日は来るを読んでみて

今回、この課題図書を読んでみて感じたことは、
まず「行動」することが大事だという事。何事もやってみなければわからないし、ダメでも次を探せばいいというポジティブな考え方。

あと、自由という事。自由というか制限を設けないという事に近いでしょうか、
こうしなきゃダメ、こういう風にならなきゃダメ、このレールから外れたら人生おしまい。
というような考えに縛られず、やりたいとおもったから、ふといけると思ったからやってみた。そこには最初から失敗したらどうしようとか、どうせ無理だろうという考えはない。

彼らのインタビューからは、そういった絶望感は感じない(実際起こったときは感じていたのかもいれないが・・)。ただ前を向いて歩いていく力強さを感じる。

彼らは自分を信じて、勝手に自分で自分の行動に、そして気持ちに制限をかけていない。
彼ら並の行動は、自分にはすぐには無理かもしれないが、少しでも取り入れていきたいと思う。

最後に余談ですが、
ここでカミングアウトすることでないかもしれませんが、
以前、しょうおんさんのメルマガで、道に落ちてるお金を見つけるという事やってみるというお話があったと思います。そのメルマガを読んだ後にチャレンジしてみて、自分の日課であるウォーキングのコースにある自販機50円拾いました。しかも、自分が住んでいるところは東北の田舎で、周りは田んぼばかりで人通りも少ないところです。
挑戦初日はダメで、「やっぱり無理か・・・」とあきらめかけていましたが、あきらめきれなくて2日目も同じコースで探したら、見つけることができました。
初日であきらめていたら、きっと50円は拾えなかったと思います。

本当になんでもやってみることが大事なのですね。

投稿者 6339861 日時

人間やればなんとかなる。とにかく実践が重要である。
あらためて、そんな気持ちにさせてくれる本です。


出てくる人、それぞれがユニークなキャリアの持ち主で
海外で生活したことのない私などは、想像だにしないエピソードが
満載でした。


自分も何かはじめないといけないと思いました。
とりあえず、あまり大胆なことはできないけれど、
今書いているブログを充実させるのが自分の当面の目標です。


最後に著者の高野さんが書いていた何でも中心でやるほうが楽しい
これには共感しました。
リーダーって面倒くさいようでいて、実は一番楽なものです。
だって、自分で決めることができますもんね。
そのことをこの本であらためて再認識しました。


それで、今年の忘年会、めんどくさいけど、自分が中心でやってみようと思います。
今までになかった楽しい宴会芸を披露してみようとプランを練っています。
すでにワクワクが始まってます。
みんなの反応が楽しみです。


失敗してもいいからいろいろやってみよう。小さいけれどそんな勇気が
わいてくる本でした。

投稿者 BruceLee 日時

「放っておいても明日は来る」アウトプット「どぶろっく」ふう!
 注)無理やりリズムに収めて口ずさんで頂けますと幸甚です。

******************************
もしかしてだけど(もしかしてだけど)× 2
それってオイラを 誘ってるんじゃないの~

街でカレシと緊張気味に 手をつないでる うぶな女が
時々オイラを チラ見してる 気がするんだ
もしかしてだけど(もしかしてだけど)× 2
「セカンド・ベスト」で 俺狙いじゃないの~

もしかしてだけど(もしかしてだけど)× 2
やっぱりオイラを 誘ってるんじゃないの~

ある日エレベータに乗ったら イケテル女と二人になった
そしたら地震で 電気が消えて抱きつかれた
もしかしてだけど(もしかしてだけど)× 2
一寸先は闇と光って この事なんじゃないの~

もしかしてだけど(もしかしてだけど)× 2
放っておいても 明日は来るんじゃないの~

一人で外食してたら スペイン男が やってきて
「美味しいのか?」と 聞くから 「ハッ!」としたけど
もしかしてだけど(もしかしてだけど) × 2
日本語メニューが 読めないだけじゃないの~

もしかしなくても(もしかしなくても) × 2
放っておいても 明日は来るんじゃないの~

上へ上へと目指しても 挫折や降格あるから
自分の道は 横移動だと決めたけど
もしかしてだけど(もしかしてだけど) × 2
カニ歩きの自分が 笑えちゃうんじゃないの~

もしかしてだけど(もしかしてだけど) × 2
自分を笑えるなら 幸せなんじゃないの~

もしかしなくても(もしかしなくても) × 2
いい様に 解釈しても明日は来るんじゃないの~
*********************

以上。。。ですが、おまけの番外編(↓)

もしかしてだけど(もしかしてだけど)× 2
放っておいても 明日は来るんじゃないの~

学歴やコネは勿論 IT知識も無かったオイラが
年収に地位 田舎暮らしまで得たけど
もしかしてだけど(もしかしてだけど) × 2
一番の収穫は 花さんなんじゃないの~

そういうことだろ!(ジャン)

<終わり>

投稿者 fingerxfrog 日時

「放っておいても明日は来る」を読んで

彼らこそ、己自身を全うしようとしている人たちなのではないだろうか。そんな思いに駆られた。
なんだかんだ言って自分に責任を持って生きてる。やりたいことを好きなようにやって、けれどリスクを身をもって体感し解決している。

会社員の感覚ではない9人だから、組織に属して労働の対価に給料を貰うという感覚ではない。そこにはお金を稼ぐという執着があまり感じられない。
けれども、住んでいる場所が変わろうが、絶対に自分の信念を曲げない。本気でやりたいという気持を持ち続けている。好奇心と行動力と自己責任。

ごく一般の勤め人とはかけ離れてはいるのだが、しかし、自分自身をハンドルできている。舵取りが上手いというか、完璧な舵を自分で作り上げてしまった感じだ。
困難が目の前にあっても、"自分はどうしてもこうしたいんだ!"と表現するチカラ。そこで後戻りをしない。むしろ自分から退路を積極的に絶ってしまったと言えば皮肉になるだろうか。もちろん環境がそうさせたとも言えるが。

とかく会社に守られていると思ってしまっている一般人は、現状がいいと感じる。だから、放っておけば変化のない明日しか来ない。けれどもこれから徐々にそのぬるま湯が冷めてきている、そう、そんな明日が否応なくやって来そうだ。

先日「桐島、部活やめるってよ」という映画を観た。男子バレーボール部のキャプテンだった桐島が部活をやめることをきっかけに、高校の同級生5人の日常に些細な心境の変化が起きるストーリだ。

その中の登場人物に、スポーツが一切ダメで恋愛ベタな映画部リーダー・前田涼也と、桐島の親友で、頭もよく運動も何でもそつなくこなす野球部のゆうれい部員・菊池宏樹が、物語の終盤で出会うシーンがある。

生きる意味の象徴であった桐島の退部によって、人生の目的を見失った広樹に、好きなことをやっている前田はカメラを通してインタビューをする。「かっこいいね」

、、、その時、夕日に照らされた宏樹は、ものすごく悲しい表情をしたのだった。

前向きに積極的に、やりたい仕事をやれていると自信をもって言えるだろうか。
会社=給料をもらうところ≠人生の保証ではない。

将来を見据え、会社での昇給昇格などあくせくしたり、いかに生活を節約してやりくりしてゆくかといった事だけ考えるのではなく、どういった方法であれば、生活を豊かに潤してゆく事が出来るかを考えなければならないと思う。今の会社の収入だけに頼らない生き方が必要となるのかもしれない。

では何をすればいいというのだろう、「つぶしが効く」という言葉があるが、例えば副業や資格、もしくは投資などだろうか。
著者は言う「自分が何をしたいのか?興味というのは常に二つ三つ持っている。そういうものを持っていると、ひとつがダメだと、こっちをやろうかみたいに考えやすくなると思うんですよね。」

つまり例えるならば、自分の錆び付いてカチカチに凝り固まった脳みそを、いかような方法であれ、溶かして別の形に変えてゆけるような努力が必要なのだ。興味をビジネスに繋げられるような思考と行動を創り出してゆく事で、これからの時代を生き抜いてゆきなさいということなのかもしれない。

投稿者 gogowest 日時

この本に登場する9人の人は、計画していなくてもその時その時の状況を、ポシティブに受け止めていて、その時にできることをしていきながら、次の展開を楽しんでいる。
「ねばならぬ」という視点がないことが、逆に道を切り開いていく原動力になっているように思える。
それぞれの人の特質におうじて、動き方は違っても、自分のしていることを楽しみながら、生きているようで、とても爽快な生き方の人たちだと思う。

「自分のやりたいことを自主的にする」これが幸福感を引き出すキーとなるのだろう。
そのように生きていれば、人のせいにしない生き方となる。
大きな人生の流れに乗っていると感じている人には、自分の不運を人のせいにするなんてネガティブな
発想は起きないだろう。

この本に登場する9人の人は、想定した道を高く上るという価値観ではなくて、できるかぎり遠くまで、
たどり着くことに喜びを見出す人たちなのだと思う。
たどり着くことで、自分の世界を広げることに、楽しみをみいだすという価値観。
自分の世界を広げることということの中には、視点が広がるとともに、余禄として、視点が上がるという要素があるのではないか、上げようとするのではなく、広げていったら上の視点が自然にもてるといえるのではないかとおもった。

この本に登場する人の共通点は、うまくいってもいかなくても、挑戦したということに満足感を見いだせるということだろう。
人間が人生の最後で、後悔することは、人生で、失敗したことではなくて、人生でしたくてもしなかったこと、トライしなかったことを後悔するということを聞いたことがあるが、本書は、するかしないかという一点で、人生は大きく変わるのだということを気づかせてくれる内容だった。

投稿者 kusan1515 日時

課題本を読んで


本書は、書名の通り「ほうっておいても明日は来る」、これを主に海外で実践した方たちの話であった。

登場人物の共通点は他人と比べない生き方、自分のやりたいことをやり、自分の今できる範疇の中で幸せに感じていた。

これってしょうおんさんがセミナーやメルマガで言ってることと同じだ。

またある方の話の中でビエンチャンカフェという響きがよいだけでラオスに出店したりするのは
いささか突拍子で、一般人には考えられないよなあと思いつつもそこで思考を勝手に停止させているのは自分じゃないか、と。

一話読んでは、自分が同じ立場になったらどうだろうと置き換えて考えてみた。

もちろん本書は面白おかしく書いているから、
苦労部分はかなり割愛されていると思うのだけどなんだか自分にもできそうな感覚がフツフツと沸いてきた。

想像するのは自由ですからね。
自分だったらこうしてるな、この部分は真似できないけど、こうしたいなと。

変化が激しいこの現代、サラリーマンをやり続けることが本当に自分にとって幸福なのか、
定年までのほほんと生活できる時代はとうに過ぎている。

茹でガエルのように気づいた時には遅くならない内に、独身でもある自分は自由で溢れているでないか。
年齢は39だから慎重さも必要だけど壁を作っているのは自分。

要は自分次第なのだ。

次の課題本を読んで、この感覚が今度はどう変化するのか楽しみだ。

投稿者 grantblue 日時

「放っておいても明日は来る」を読んで

就職しない人、就職したいが就職できない人、正規雇用、非正規雇用など、就職、仕事については常に話題となっている。

今回読んだ「放っておいても明日は来る」で著者と対談されている8人も世間一般の就職と呼ばれる形での就労はしていない。ただどの人も、パワーがあり、楽しそうである。いや、楽しく日々を過ごしている。日本というフィールドを超え、海外という文化も言語も異なる世界でタフに生活している。

共通して感じるのは、諦めない、止めない、前へ進む、ということだろうか。困難や障害に直面しても、そういった気持ちがあれば乗り切っていける、何とかなるというメッセージが伝わってくる。

著者の以下の言葉が非常に印象に残っている。

・こういう人たちができるなら自分にもできるだろうと思って行った。
・そういうできる人間にくっついているというのが大事。「できる」というのは、「やっている人」という意味。口だけでなくて。
・そういう人たちと混じっていると自分にもできるんじゃないかとイメージできる。そうすると深い覚悟もないまますーっと行け、僕もインドに行った。

同じことを言われてもできる人、できない人がいる。やる人、やらない人がいる。この差は一体どういうことなのだろうかと、今回読了後、何度も自問し、考えた。自分も行動に移すのが遅い、できないという類いに分類される人間であるゆえ、そんな自分に嫌気がさしていた。答えは自分からやってみる、自分で実践していく、という当たり前のことであり、自分でも頭では分かっていることである。できている人からみれば、何を今更の話である。

では何故分かっていながら行動ができないのか、いざとなると行動が鈍るのか、それが分からないためとても苦しい思いを感じていた。今もって明確な答えを出せていない。ただ今回は自分から行動しよう、もう2度とこんな後悔はしたくないと強く思った。この本にある自分なりに気に入った箇所を何度も読み返したり、書き出したりすることで、そんな決心を後押ししてくれた気がする。

・「絶対無理」の7、8割どうにかなる
・「できる」というのは、「やっている人」という意味
・中心になってやっていると、その時は大変だけど能力は伸びる

良い言葉だと思っても暫くすると記憶が薄れていってしまい、いつの間にやら彼方へということの繰り返しであるのが、今回は頭に、意識のなかに残っているようで、今までとは違う気がして不思議である。それと呼応して毎日の行動が少しずつ変わってきているようであり、それが嬉しくも感じられる。今まで感じたことも、味わったこともなかったこの気持ちを大事にしていきたい。

最後にこんな気持ちにさせてくれたこの本を紹介頂き、大変感謝しています。
ありがとうございました。

投稿者 akiko3 日時

「放っておいても明日は来る」を読んで

  「実は、忘れられない話があって、ラジオからだれか著名らしい方のインタビューが流れてて、その方は20歳で終戦を迎えられ、20歳まで生きられない、戦争で死ぬと覚悟していたから、20歳から先は考えたこともなかったから、もう、もぬけの殻というか、ホント、どう生きていけばいいか、わからなくて途方にくれていた日々だったとか。だけど、腹は減るし、家族の為に闇市などに行ったり、生活はしないといけないからなんとか生きていたけど、精神的なダメージは相当大きかったそうです。結局、(内容、忘れたけど)何かでスイッチが入って、猛勉強して、その勉強法が英単語を、例えば一日10ずつ覚える。次の日、覚えていなければ覚えていなかった単語+その日の10と、雪だるま式に増え続ける方法で、とにかくそのノルマを自分に課してやり続けたと。それ聞いてすっげーと思ったんです。その頃、TOEICのスコアをあげたいんだけど、なかなか時間がないと言い訳ばかりだったから、その猛勉強ぶりに反応した。でも、明日は来るものと疑うこともなく、“慣れ”で生きていた自分にとって、20歳から先の人生が考えられなかったという悩みの深さも衝撃でした。

  その頃の自分って会社員何年目かで、遊びも趣味も仕事もそれなりに面白く、自分で稼いで自分で使う、自立した社会人なんだけど、幸せだーとしみじみ感謝がこみ上げるってこともなく、なんかもっといいことないかなぁと周りをキョロキョロしている感じでした。“しあわせはいつもじぶんのこころがきめる by 相田みつを”なんて言葉も世に出てて、じゃ、自分にとっての幸せは何だ?と考えても、答えがなくて、どう生きたいのか、何がいいのか、模索しつつ、他人の芝は青いなーと眺めながら、日々に流されていました。

  だんだんと幸せに生きる為には、利他の心でとか、生きていることの不思議や生まれてきた意味とか、なんとなく情報がInputされてきて、人生=経験、よりよく生きたいと思うようになってきたんで、自分なりに向上していきたいとは思っていましたけど、競争社会でダッシュする根性はなかった。上司との面談で、“仕事は速いし、言われたことは完璧にやる、けど、もう少し仕事に欲を出せや”みたいなことを言われ(たと思う)ても(そこそこ人よりはいけてる自分でありたいとは思うところもあったけど)、所詮、サラリーマンと割り切って、自分の人生全てを捧げる気はなかったんです。このまま気のいい人達と、たまに根性悪がいても会社だけの付き合いと割り切って、それなりに成果だしてって、悪くはないけど物足りない感じもして、新しい挑戦と転職したら、新しい仕事も大変だったんですが、人間関係が強烈でした。人生=経験って言い聞かせながら、こんにゃろ~と湧き出る思いに、そこそこいい人でいられた前職場の自分の中に鬼がいることを見せ付けられながら、馬車馬のごとく仕事して、以前の環境でこんなに仕事してたら…全然違う景色をみたんだろうか…と遠い目をしたり…(笑)。なんとなく、前職場でも自分の希望が通って部署移動があった後って、試練って言うか、大変な思いをしたことがあったので、お試しみたいなことがあるなぁとは思っていたんですけど、目が点になるようなことばかりで、ため息つかないと呼吸困難になる日々でした。

そんな超多忙の時期に、防火管理者研修に行ってこいと、仕事が溜まる…と思ったものの、外の空気が吸える~と“うはうは”で出かけました。講師の方が、“消防士は、日々そこの運動場で訓練ばかりしている。それは、自分の限界を知る為。現場では何が起こるかわからないから、自分の限界を知っておかないと、火の中に突っ込めない。助けに行って自分が倒れる訳には行かないから”という言葉に衝撃を受けました。今の現実は、自分の限界を知る為か…と、うーんと唸りながら帰路につきました。その後も、もんもんと仕事ってなんだろう、この環境をどうしたらいいんだろうと思いつつも、現実は仕事に追われるだけで、日々に流されていました。
  そんなある日、いつものように残業して帰って、息抜きにネットサーフィンしていたら、とあるHPに出くわし、その方は多趣味で日々の出来事、読書感想なんかもUPしてて、きちんとカテゴライズされてるし、なんか余裕のあるいい感じの暮らしぶりだなーと、ボロ雑巾のように疲労度Maxだった自分にとっては、理想が目の前にある感じで、読みふけってしまいました。そしたら、最後に配偶者のコメントがあって、家族も協力的でますます幸せの典型じゃないかと、それを読んだら、“亡くなって1ヶ月がたち、子供と自分との新しい生活にもやっと慣れた…うんぬん”
  
  いやぁー固まりました。えっ死んだの?って。で、その時、可哀想って思った自分に気づいたんです。さっきまで生き生きと(面識もない人だけど)生活している様子が目に浮かんでいたのに、幻なんだ、もう居ないんだって…、可哀想って…。だって、今の自分の生活なんて砂をかむような思いだったり、ボロ雑巾みたいで、でも、生きている方がいいって思っているんだって、死んだら悲しみも苦しみもない世界にいけるのに、苦しみの只中にいる“生”の方がいいって思っているんだって。自殺を考えていた訳じゃなくて、生きていることは、やっぱりいい事だって肯定している自分の感覚にびっくりしました。それって生きていると味わえる楽しさがあるってわかっているからか、だったら、やっぱり、今の苦しみを、生きているって良い!と思えることに変える方法を考えないとと、この時、辞めるという選択肢も自分の中に現れたみたい。
  以前、転職した先輩が、今が嫌だから辞めるでは、どこに行っても、何をやってもだめだと言っていたこともあって、それまでは、“辞める”は“逃げ?”と自分に問う迷いの部分があったけど、相手は相手、自分は自分、やることやって次のステップに行くだけだとふっきれました。」

  「でも、実は転職してすぐに、もうダメだ!と思って、親に挫折の電話をしたことがあったんですが、最初に電話にでた父親は、どうしたもんか…と口ごもっていたのに、母親は電話口にでると、“自分で決めたことなんだから、自分でなんとかしなさいっ親の言うこと聞かずに自分の好きで選んだんだから、しらんっ”と言うだけ言って電話は切られてしまいました。どちらかというと穏やかな母なのに、この時は“母トラが子を崖から突き落とす”…ほんまや…とまるでTVの”野性の王国“を見たようでした。同時に、やっぱ女は強いなーと感心しました。
  自分で決めたってことが、自分を追い込むし、支えにもなる。もう自分でなんとかするしかない状況で、明日がきてまた自転車操業で一週間が飛ぶように終る。明日がくるから、目の前のやらねばならないことをやる。そうして走り続けていたら、ずーとこのままかぁーとうんざりしていた状況が少しずつ変わって、人生に永遠はないな、祇園精舎の金の音だよなぁーとしみじみ思いました。

日々、小さな選択の積み重ねなんですが、時々、大きな選択が現われますよね。どう生きたいのか、自分の心に問いかけたら、若い頃は(そうか、やっぱり若かったからわからなかったんだ)、自分の心に問いかけても答えがでなかった、でも、だんだん自分にとっての価値観がはっきりしてきた。いずれ終る生を考えたら、今、優先したいことが何かが絞られてきます。それって、若い頃に無駄かもしれないけど、取るに足りないことかもしれない、あるいはばかげたことかもしれないけど、“経験した”ってことで、経験済みだから後悔しないというか、自分にとってそこまで重要ではないと判断ができ、手放せるのかもしれません。」

「まぁ、選んだ選択が正しかったかどうかはわからないんですが、今の自分は嫌いじゃないし、いい時間が過ごせていると思います。ただ、生きていく為には、このままではいけないことも認識しているので、背後の風景の中にがけっぷちがある危機感は忘れないようにしています。だから、体1つで生きていけるスキルを1つでも多く身につけようとアンテナ張って、出来る訓練はするようにしています。いきなり銭になることではないんですが、何もやらないままよりはましかと…、精神的にも楽ですし。いざって時に、できない自分を責めても銭にはますます遠くなる。“何かやる”しかないですね。将来のことは考えてもわからないし、気がついたら明日が来てるし、来たからには行動しないとって感じですが、結構、普通に真面目で、とかく頭で考えるタイプなので、意識的にとにかく“行動する”ってことを課しています。」

「今回の本の登場人物の方達は、自分の性格からして、間逆の人種になるんですが、気がついたら、自分も安定のレールから降りちゃってて、先が見えない選択をしていることに気づかされました。遅い?(笑)。薄々は気づいていました(笑)。でも、後戻りは出来ないし、進むしかないしね。日々、自己啓発です。しかも、会社員時代の自己啓発より真剣ですし。自己満足ですけど…(笑)。

自己啓発もマンネリすることもありますし、こんなことやってていいのか?と思うこともありますが、励まされたのは、こんな人生レールを外れているような人でも、やっぱり何かやらせてみれば、それなりの成果を出す人だったってことでした。ひもの売りで稼ぎまくったとか。まずやって見て、自分で考えて、また行動する。それを継続していける人っていうのが大切なんですよね。そういう意味でも、人の言うこと聞かない自分って、いい線いっているんじゃないかとも思いました(笑)。
これからも、自分で取捨選択して自分なりに納得いく成果をだして、いずれは、ちゃんと自立した社会人に復活したいと思います!
本当に、いろんなモデルがあることがわかって面白かったですし、いろいろあっていいんだって心強く感じさせてもらえました。でも、今の自分を作っているのも、基本は就職して雑用から1つ1つ仕事を覚えて、周りに育ててもらったからだと思うんで、やっぱ、普通で安定しているっていいと思います(笑)。ありがとうございました。」

投稿者 morgensonne 日時

『放っておいても明日は来る 就職しないで生きる9つの方法』を読んで


この本に出てくることは、今までの私の常識には
当てはまらないことばかりで、本当の意味で彼らの思考を
理解できたかと言われると 疑問が残る。

全員に共通するのは、とにかく実行するということだろう。
そして、徹底的にやりきるということ。
そこにはやらなければという、危機感もあったと思う。
体験するからこそ自分のものになる。
たとえ、失敗しても受け入れて、次に活かしていく。


下関さんの勝っても負けても楽しいというのは、
プロセスを大事にしている、今を大事にしていると
いうことだと思った。

過去の積み上げが現在であり、それをもとに未来を創造する。
今を大事にし、行動を起して、様々な経験を積んでいくのが、
大切なのかなと思った。失敗しても、明日は来る。
また、明日の今を精いっぱい生きればいいのではないかと感じた。
上ばかりにこだわらず、時には横に移って違う視点でみれるようにしていきたい。

まずは今を心から楽しんで行動してみようと思った。
それが自分や周囲の幸せに近づく一歩であると信じて。


ありがとうございました。

投稿者 magurock 日時

「放っておいても明日は来る」を読んで

腹を抱えて読み進むうちに、結構何をしても生きていけるもんだなあ!とすっかり感動していた。
定職につかなければとか、若いうちに就職しておかないと取り返しがつかないとか、脅しに近い価値観の中で生きている一般人としては、講義を受けた学生と同じく癒される思いだ。

本人たちのタフさはもちろんだが、本書に出てくる国や地域のなんと懐の深いことか!
日本は安全ではあるが、お行儀よく生きる道を踏み外したときのリスクが大きい。
自分のやりたいことを求めて生きるには、経験だの資格だの年齢だの、超えるべきハードルが高すぎたり多すぎたり。

ふと、以前セミナーで読んだ格差社会について書かれた一文が思い出された。
『拝金イデオロギーがあまりにひろく瀰漫した』日本。
そこから飛び出して、お金がなくては幸せになれないという呪縛から解き放たれた世界で、好きなことを追い求めて生きている人たち。
そこには、一大決心という重いものが見当たらない。サラッとしたノリだ。
いろいろ苦労もあっただろうに、困りごとすら丸呑みして楽しそうに生きているようで、悲壮感は一切感じられない。
『金のことで心を煩わされない人間』が真のお金持ち、ということを直感で知っていて体現しているような人たちだ。

高野氏があとがきで書かれているように、最初から自分で道を切り開く世界に飛び込むということはしなくて良いと思う。
普通の人生からドロップアウトしたとしてもこんな生き方もあるよね、というお守りとして、本書はとても有効だ。
ただ、ひょんな出会いから居場所ができたり、テレビで紹介されたことで仕事を得たりするエピソードを読んで思うのは、人とのつながりに躊躇し自分を露出するのに抵抗を感じる自分は、まだまだ冒険に身を投じる覚悟ができていないということだ。
この凝り固まった心も、必要に迫られれば変わっていけるのだろうか。
いや、この日常の中でも少しずつ柔軟に変わっていけば、新たな道が開けるかも知れない。
これは今後の自分の課題にしていこうと思う。

そして何といっても本物、実物、実際を見て体験してきた人たちの話のなんと面白いことか!
怒っている象の糞なんて、動物園では決して見ることができない。
罵倒しないと自分の言いたいことに気づいてもらえない社会。
カラシニコフが約¥6,000で誰でも買えた!?
首狩り族の村長さんが日本兵の髑髏を飾っている!?
などなど、日本に居ては想像もできないエピソードが、そこらじゅうにさりげなく散りばめられている。
本当に世界は広い!

道を外してもそこに幸運が転がっているかもよ、そもそもその道は唯一の正しい道だったの?とニヤニヤ語りかけてくれるイカした本だ。
自分をしっかり持っていれば、柔らかい心で流されていく生き方もアリだな。
なるようにしかならないのだし。
自分の中にひっそり眠っていた野生の血を、くすぐるように刺激された感覚だ。
完全に目覚めたらどうしよう、とは思うが…

投稿者 harusan 日時

放っておいても明日は来る― 就職しないで生きる9つの方法


読んでいる途中に何度私は、
今すぐ何もかも放り出して旅に出掛けたい
と思っただろうか?
愉快痛快劇が繰り広げられている錯覚をして、
同じ日本人でも、こんな生き方ができるんだと、
視野がパッと晴れるよう感覚がありました。

高野さんはこの中で、
こんな最悪が最悪であれば人生も悪くない
とあります。

確かに、この中の話の主人公たちは,
人生のそこまで落ちるかって方がいて、
あえてその方向に進んでいる方もいますが
その環境の中でも、自身は最悪と気付いていない感性が、
何度も立ち上がる方向に向かわせています。

世の中は二極化が進んでいて、
例え、成功の道に歩んでいても、
競争にやぶれて落魄れるときもあります。
また夢が破れて、自分の価値観の中で最悪と思っていても、
まだまだ、こういう道もあるんだよと
私や子供に教えてあげるための
教本であると感じました。

しかしそんなことを伝えるだけの本ではない気がします。
主人公たちは、いつも極限まで追い詰められて、
もう守るものは命しかないときに、
そのまま人生が終わってしまうのではなくて、
必ず復活のチャンスが訪れていることに気がつきます。

人間が本当の極限の達すれば、
チャンスやエネルギーの波動を感じ取る力が高まるのだ。
だから極貧に瀕しても、
主人公達は這い上がれるのだと。

この本は、誰でも備わっている
人間本来の力の体現本であると思う。
その力が宿っているから、
話される言葉にも、この本自体にも
エネルギーを感じるのだと思う。

このチャンスや波動は私にも、
同じように訪れていると思いますが、
私はそのことを受け止められないから、
今でも凡人なのです。
だから、次はそれをどうすれば、
ここまでの状態にならなくても、
この波動をつかめるのかを考えてみました。

まずは、財産を全て放り出してみるとか考える。
競馬やギャンブルで散財すれば、
明日からでも、極限の状態を送れると思うのだが、
何もわからない子供までその状態にさせるのは忍びない。
大体、その瞬間から
子供は嫁と一緒に家出してしまうのがオチである。
事故を起こして手足を骨折しても、
病院で普通の暮らしが出来てしまうし、
食事を抜くことがいいのかも知れないが、
我慢大会のような気がしてならない。

そう考えると、人間は呼吸を止めれば、
5分あれば死に瀕してしまう。
毎日コツコツ続けている教わった呼吸法は
小さいことだけれども
人間の力を引き出す究極のツールだということを、
再認識させられました。
だからこの本と呼吸法はつながる道なのだと信じて、
これからも続けていきます。

それにしても、この罪な本だ。
これだけ旅の意欲を掻き立てておいて、
真似しないほうがいいときたものなのだ。

投稿者 ishiaki 日時

『放っておいても明日は来る 就職しないで生きる9つの方法』を読んで

この本を読んで、登場された方々のお話は面白くて
読んでいる間は題名の「就職しないで生きる」という言葉が頭に残っていて
自分もこの本を読めば現在勤めている会社は辞めてもいいかなと思いながら読んでいましたが
私には登場してきた方々のようなエネルギッシュな行動力は今は全くと言ってないので
関心しながら読んでいました。

また、皆さんの運の良さがとにかくすごすぎて自分はつくづく運がないなと思っていたら
先週、応募していた懸賞プレゼントに当りはしませんでしたが外れた中から抽選のWチャンスの
商品が当たり、自分にもまだまだ運は残っていたんだなと思い少しだけいい気分でこの感想を書いてみました。

投稿者 iristome 日時

とても読みやすく、さらっと楽しく読み終えました。

この本を読んで思ったことは「とりあえず目の前の事を一生懸命やっていこう」ということです。
と言いながら仕事に対してついつい文句が出てしまった昨日…。

自分の至らなさに反省する日々ですが、そんな反省を繰り返しながら
昨日より今日、今日より明日、を楽しく生きていく心がけをしていこうと思わせてくれるそんな一冊でした。

幸せになる道しかないのであれば、あとは歩くだけですから。

小さな一歩の積み重ねを大事にして、幸せになってやろうじゃんか!

投稿者 okenaknis 日時

『放っておいても明日は来る』を読んで

あっという間に読み切りました。お一人おひとりのお話から感じたことは、
・すごい経験しているなぁ
・どんどんチャレンジしていくなぁ
・凹まず、前向きだなぁ
といったところでした。表現は違えど、他の方もほぼ同じなんだろうと思います。
私は(この時点でですが)、他の皆さんから論点として出ていないことを思いながら読み進めていましたので、そのことについて書きます。

私は4~5年前まで、キャリアカウンセラーとして、職業相談・キャリア相談を業としていたのですが、『放っておいても明日は来る』全体を通して、この頃のことを思い出しました。
と言うのも筆者も含め、出て来られる全員が「ある理論」を実践している人たちばかりだったからす。

当時、相談に来られた方によく話していたことが2つあります。
1つは、自分自身を成長させていくためには、目標を定めて、そこに向けて一歩一歩進んでいくキャリア開発が必要ということ。
もう1つは、目標を定めていても、人生には自分ではどうしようもないことが発生することが多く、その度に目標をリセットし、新たに定め直して進んでいくことも必要ということ。
前者は、一般的にもよく言われていることなので「そうだよね」と納得していただけると思います。
後者は、クランボルツという心理学者が提唱した「計画された偶発性理論」からの引用でした。

「クランボルツ?」「計画された偶発性?」「それ何?」だと思うので、少しだけご紹介します。

計画された偶発性理論(Planned Happenstance Theory)とは、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が提唱したキャリア心理学の理論で、人生やキャリアは自分の計画どおりには進まないものと定義されています。
「キャリアの80%は予期しない偶然の出来事によって形成される」というこの理論には『3つの骨子』があり、それは

1.個人のキャリアは予期せぬ出来事により左右される。
2.予期せぬ出来事を避けるのではなく、起きたことを当人の主体性や努力によって最大限に活用する。
3.偶然をただ待つのではなく、自ら行動を起こすことによって積極的にチャンスを創り出しキャリア形成の力とする。

とされています。
要するに、何が起こるかわからないのが人生であり、そこで自らが前向きに取り組んでいくことで、チャンスを活かすということです。
その際に必要な『5つのスキル』として

1.好奇心 : 新しい学習機会を模索すること
2.持続性 : めげずに努力を続けること
3.柔軟性 : 目の前の状況を既成概念にとらわれず、ありのままを受け入れること。
4.楽観性 : 困難や障害があることは当たり前だと気楽に考えること。
5.冒険心 : リスクを恐れず行動に移すこと。

この『放っておいても明日は来る』に登場された皆さんも、このクランボルツの理論の通りだなぁと読み進めるごとに実感しました。

これはサラリーマン社会であっても同じことが言えると思っています。

本当は自分がやりたいと思っていた仕事でなくても、とりあえず一生懸命、手を抜かずにやってみたら、結構面白い、奥が深い、やりがいもある となって、その結果、とりあえずの仕事が、「天職」になってしまった。

こんなサラリーマンは山ほどいると思います。
逆にくじけて、やる気をなくし、使い物にならなくなっていく人も大勢いると思いますが…。

こういった点で、計画された偶発性理論の3つの骨子と5つのスキルは、『ますますエグく、厳しくなる世の中で、どういう思考、行動をする必要があるのか、自由に、自在に人生を生きるためのノウハウは何か』という佐藤先生からの問いに対しての解のひとつではないかと思います。

投稿者 makefuturebetter 日時

いつものように目次をパラパラめくってみる。
読む前に抱いてしまった偏見。

「よくある破天荒な人たちの特別な話なんだろう」

痛快なんだろうけど、自分には関係ないだろうな。違う世界の人の物語だと思っていた。

でも読み進めていくとそうではなかった。
生き様はたしかにおもしろいのだけれど、
自分と境遇がそうかけ離れているとは思えない。
いたってふつう。

彼らに共通しているのは、常に動いていること。
惰性で毎日を生きることは決してない。
今いる場所に不満があれば、なにかしら行動を起こしている。

一気に環境を変えようと、とんでもないことをしない。
今の自分にできる小さなステップに全力投球、そんな感じだ。

「小さなことからこつこつと」

頭ではわかっていたが、行動に移せていなかった。
いつも一足飛びに結果をもとめて大きな行動を
計画して、すぐにあきらめてしまう自分。

それに今までの自分は知識を得ただけで終わっていた。
失敗者の共通点は、インプットばかりでアウトプットしないこと。
しょうおんさんもアウトプットの重要性をいつも言っておられる。

だからこれからは自分は
「得た知識をもとに今から24時間以内に小さな行動を起こす」と決めた
けっして欲張って大きな行動をしないこと。
最初の一歩は小さくでいいんだ。

では今回自分のできるの小さな一歩はなんだ?、
とりあえず感想の下書きを1行だけかくことにした(実際には18行かいた)

そしてようやく感想文を完成させたけど、量・質ともまったくレベルが低いと思う。
でも小さな一歩は踏めた。よしとしよう。
とりあえず投稿というスモールアクションを達成したのだ。

次回は1行でも多く、1mmでも質のよい文章をかけるよう努力しよう。
自分のできる範囲で。

・成功は一足飛びではない。
・インプット<アウトプット
・小さな成功経験を積み重ねろ

これが今回の課題図書でわたしが学んだことだ。

アウトプットをしたぶん、
いつもより本の内容が血となり肉となった気がする。

投稿者 t1100967 日時

この本を読んで感じたのは、
「こういう風に生きてもいいんだ」
という安心感でした。

自分はとにかく世の中に怖がって生きてきました。

そのため、

・偏差値の高い高校に行き
・偏差値の高い国立大学に入り
・東証一部上場企業に就職

しました。

自分がそこに行きたいか?
そこで何をしたいか?では無く、

「より多くの選択肢を残す選択」

をし続けてきたわけです。

そうしないと、ある時人生が
立ち行かなくなる気がしていたのです。

そんな自分が嫌で、最近は
「本当に自分のやりたいこと探し」
に没頭していました。

とは言え、そんな簡単に見つかるわけでもなく、
ただ時間が過ぎるばかりでした。


一方で、この本に登場する人たちは、

・他人が選ばないことばかりを選び
・計画性もそれほど無く
・自分の好きなことにこだわりもせず
・流されつつもそれを主体的に楽しんで

生きているわけです。

これには本当に衝撃を受けました。

”勝ち組”とか、”成功者”とか、
そういうロジックと別次元の世界。

”自己実現”とか、”社会貢献を通じた自己成長”
とかも飛び越えた世界。

いわば、”ただ楽しく生きる”という感じでしょうか。

これからの世界では、こういった
経済的成長を追わない生き方が重要だと思いました。

自分もどうにかしてこの世界に行きたいと思った次第です。

投稿者 nagi1123 日時

【放っておいても明日は来る ~就職しないで生きる⑨つの方法~】

時代は急速に変化を遂げている。
つい最近までは、人口増加とともに右肩上がりの経済成長を示し、人員を確保し会社を大きくすることが富むための定石であった。
しかし、現在急激に成長を遂げている企業の特徴は、押しなべて会社の規模に対して従業員の数が少ない。GoogleやAmazonなどがその最たるものである。
これら新鋭の勢力の特徴は、企画など事業の根幹のみを自社で抑え、労働力はアウトソーシングによって最適化していることである。

しょうおんさんのメルマガで繰り返し述べられてきたことであるが、「与えられた業務をルーティンでこなすだけの労働者は、機械やより低賃金の外国人へと置き換えられていく」…そんな時代が現実のものとなってきた。
終身雇用・年功序列および正規雇用の概念が薄れ、中堅以古のサラリーマンは社員として生き残るための選別がより厳しくなり、若者は派遣やアルバイトとして安くこき使われる。

これから到来するであろうそんな時代を、どうやって生き抜けばよいのだろうか?
そのヒントが本書にあると感じた。

時代の変化についていくためには、価値観を変えなければならない。
それは、『依存型』の価値観から脱却して『自立型』へ移行することだと思う。

本書で紹介された9人は、現在の価値観に当てはめると「型破りのハチャメチャな変人」となるが、今後の世界を生き抜くためのお手本とすべき示唆に富んでいる。

9人に共通するのは、「自分で判断して行動し、その結果に対し自分で責任を持って受け入れる」こと。かといって個人で孤立するのではなく、むしろ「社会(世界)の中へ、自分から関係性を引き寄せ」に行っている。

自立型の価値観で自分の人生を見つめ直したとき、ふと「本当の豊かさって何だろう?」という疑問が湧き上がってきた。

これまで自分が思ってきた豊かさというものは、価値基準が “他人からの評価” や “流行との比較” によってもたらされたものなのではないか?
自分で判断して情報を取捨選択し、固定概念にとらわれないことによって、この答えが見えてくるのではないかと感じた。

重要なのは一つの答えに執着しないこと。
「一つの物事に執着しない」というマインドが「自立型の価値観」で幸せになるコツなのだと思う。

ヒトは(自分も含め)、人生の中で様々な物事に執着している。
それはお金であったり、仕事であったり、出世であったり、恋人であったりするかもしれない。
執着するあまり事象の一側面しか視野に入らなくなると、人生に躓いたとき、それが絶望へと繋がってしまう。
世界にはまだまだ多種多様な可能性が広がっている。世界はどこまでも広い。こころの世界はもっと広い。
執着を捨てて、希望を持とう。

人生には多くの選択肢があっていい。
サラリーマンを続けながらでも、「ま、最悪クビになっても、次の選択肢があるさ」というものを持っている人には自由と希望がある。

何にでも興味を持ち、趣味をブラッシュアップして人生の選択肢の一つまで昇華させてみる。人生の選択肢を多く持つ、という考え方を実践していきたい。

このような考え方に気付いてから、私自身に起こった最近の変化について報告してみる。
以前の私は仕事の評価に固執するあまり、グループの仲間を信頼していない節があった。
仕事の進捗が遅れたのを、パートさんが実験を失敗したせいにしたり、自分がやればもっと上手くいった、と仲間に任せず全部自分で仕事を囲い込んだりしていた。
でも、気付いた・・・私個人が会社からの評価を気にしすぎ、仕事が雁字搦めに身動き取れなくなっていたことに。
重要なのは、仕事を成功させて世界に貢献すること。そのためにはグループ皆の力が必要。
もし、自分が事業主だったら・・・という視点に変えて、仲間に頼ってみることにした。
パートさんには時間をかけて仕事を教え、フレームワークを整えてグルーブ全体のレベルアップに力を入れ、アウトソーシングできる部分は外部にお願いする。
会社からの評価よりも、仲間との人間関係に重点をおいて仕事を行うように自分自身のマインドが大きく変化した。
その結果、職場の雰囲気がとても明るくなり、毎日会社へ行くのがとても楽しくなった。
「人生の豊かさ」ってこういうことなんじゃないかな・・・と思ったりする。

「会社依存型個人主義」 から脱却し、「自立型グループ主義」へ。
これが最近の私に起こったパラダイムシフトである。
自分一人でどんなに頑張っても限界がある。ヒトは一人では生きられない。
なぜか世界から助けられちゃうヒト、それが幸せな人なのだと思う。

ちなみに、件のパートさんは、今では私の右腕と呼べるくらい信頼している
(足を引っ張られるとかおもって邪険にしていたことを、こころから猛省しております)。
恐らくウチの会社で最も仕事できるパートのおばちゃんと自負している。

もし宝くじで一攫千金したら、今の仕事のテーマを会社から買い取り、今の職場のメンバーを引き抜きたい(笑)。

「いまの仕事がイヤで辞めたいから宝くじ当てたい・・・」なんてヒトには当たるわけがない。
「いまの仕事が大好きだから、事業ごと買い取って自分で動かしたい!だから神様 お金頂戴っ!」っていうマインドの人が宝くじを中てるのである!(・・・と思いたい)

いや、本書を読み返してみたら、お金とか準備が整ってから・・・などと頭で考えているだけでは何も変化しない。まずは行動ありきだ!・・・と背中を押されている気もするが、とにかく色々な可能性を準備していきたいと思う。(今のところサラリーマンで幸せですから)

全てに共通する究極の準備、それは「運を上げるスキルを磨くこと」。
最終的に必要なものは、『運』 だと思う。

しょうおんさんに出会えてラッキーです。

ありがとうございました。

投稿者 fjyrp198 日時

 一読して、自分の大学生の頃を思い出した。まだバブルの雰囲気が残っていた頃で、こうした「やってしまった人たち」は少なからずいた。
 私にもそういうチャンスは何回か巡ってきたのだけど、勇気がなくて一歩踏み出せなかったことも思い出して、忸怩たる思いがしている。
 数十年ぶりにこうした話を読んでもすぐに反応が出来なくなっているし(各章末の高野さんのコメントを読んで、漸く話が解釈出来る始末)、自分が思っている以上に思考の幅が狭まっている、つまり今の狭い現実世界だけで生きていることを実感させられた。

 若い頃は決断出来なかったけれども今はそれなりに歳を取ったのだからせめて、世間一般の価値観に凝り固まって執着してカッコ悪い人間にならないように心したい。
 私自身は、このしょ~おん塾への参加が、世界への認識を拡げ何か「面白い」行動につながる契機になりますようにと秘かに願っているので、皆さま今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

投稿者 lupinthethird0710 日時

この本を読んで感じたことは、より良く生きて行く為には、とりあえず行動だと思いました。

自分を振り返ると行動も夢を持つことも自分自身では人並みに出来てきたように思います。

しかし、本の中の9人と私を比べてみると一つ大きな違いに気づきました。

それは、一つに決める勇気が無かったことです。勇気=決断だと思いました。

無意識のうちに怖れていました。しかし決めないことには行動できません。

この9人の方たちも生きてきた中で複数の夢を同時に持っていたはずだと思います。
その夢たちの中からとりあえず一つに絞ってみた所に違いを感じました。

それも壮大でなくスケールの小さい、今、すぐに取り掛かれそうなことに標準を合わせたことで一番大事な行動の動き出しが滑らかになったのではないかと推察します。

一番エネルギーのいる動き出しがスムーズにいくことにより勢いが付き夢の世界へ飛び込んで行けるのではないか、その飛び込んだ先が自分の思い描くものに程遠かったり、多少違っていてもあんまり関係なくてガムシャラに動いてみることで何かまた扉が開くものなのでしょう。

ですので、自分が日本人男性の一般平均の中では臆病じゃないと思い込んでいたことを先ず猛省しなければなりません。そうしないとこの本を何度読んでも単なる笑える奇談に決めそうです。

投稿者 genki0506 日時

ガツンと頭を殴られるような本でした。
読んだ後に気分が楽になり勇気が出て、
頭がすーっとする本でした。

ハチャメチャな行動をしている裏には、
それぞれの人に一種の「情熱」が感じられました。
何よりもどんな状況であっても人生を
楽しんでいるという印象をどの人からも受けました。

こういう人たちには普通の人からみれば
嫌なことでも、心の創りが違うので、
基本的にチャンスと見えているんだろうなと感じました。

どんな時でも前向きに、でも慎重さも忘れずに、
ネガティブさとポジティブさをもった行動を、
今後も心がけていきます。

投稿者 tknk1 日時

感想文:放っておいても明日は来る

この本に出てくる方々は、なんとなく「羨ましい」「楽しそう」「幸せそう」と思わせる方たちばかりでした。9人の共通点はなにか?自分とは何が異なるのか?という目線で、読み進めました。
ポイントと感じた点を、下記に示します。

①先が見えない状況に対し、悲観的にならない。
②幸せそうとはいえ、第一志望の人生が叶っているわけではない。
③「こうであるべき」という気負いが無い。
④知人からの助け・コメントがキッカケで、好転するケースが多い。

①について
先が見える事は、安心につながり、自分を含めこれを求める人は多いと思います。
ただし自由でありたい場合、先が見えない事と引き換えになるのかもしれません。
そんな状況においても、いい意味で楽観的でいられる逞しさを、見習いたいと思いました。
ただもちろん、悲観的になる事でリスクマネージメントできる事もあるでしょうから、使い分けですね。

②について
第一志望の人生の実現が困難な時、根性でこだわり抜く人と、柔軟に軌道修正する人がいると思います。道徳的には、前者の方が美しいように感じてしまいます。この本は後者でも、幸せになれる事を示していると思います。

③について
"フライド・チキンの法則"によって、楽になれる場面は多々あるかもしれません。自分も使いたいと思いました。
ただし、これは日本人の良い部分の裏返しのようにも思いました。モノづくりにおいて、途中で着地点の変更が許されないモノ(車、建物など)は、日本人やヨーロピアンが上手く、許されるモノ(映画、ソフトウェアなど)はアメリカ人が上手いと聞いた事があります。「こうあるべき」と気負う民族だから、車を上手く作れるのではないでしょうか。これも使い分けですね。

④について
「運は人を介してやってくる」と聞いた事がありますが、改めてその通りだと感じました。
例え上手くいってない時でも、引きこもらない人生にしたいと思います。

また、「人は自分の役割を果たそうすれば、必要なものは自動供給される」と聞いた事があります。
9人の方たちは、①,②,③を通して自分の役割にたどり着き、④で供給されたのかもしれません。
人それぞれ、色々な幸せの形があると思います。
客観的には成功と言えなくても、自分の役割・自分にしか出来ない仕事に完全燃焼する事が、幸せの形の一つなのでは?と思いました。

以上

投稿者 osamu 日時

「放っておいても明日は来る」を読んで

さらっと読める割に、型にはまらない方々のユニークな体験が新鮮かつ面白くてかなりワクワクしながら読み進めることが出来ました。

働くことを通じて考え方、人生の歩み方について一般とは違う世界があるのだなと思いました。

今年で40歳になりましたが、常々サラリーマン以外で働くことを考えていました。
以前から型にはまらない考えを持っているつもりでしたが、実際には行動できない自分がいたのです。

長年特に具体的行動することが出来ない自分でした。

やっと奮起して自由に働くことを選んだ私ですが、やはり長年の垢はなかなか取れないもので、知らず知らずに萎縮しちゃっている自分がいることに気づきました。

もしうまくいかなかったらどうしよう。
収入が減ったらどうしよう。
家族が支えてくれなかったらどうしよう。




凄く細かく考えて具体的危険を避けようとし抜け出せない。
仮にうまく上昇した結果落ちることへの恐怖が押し寄せてくる。

それは時代の流れに今の仕事が淘汰されることをおびえ続けなければいけないことを意味する。
一般的に職歴は少ないほうがよいとされるが、これも世間の常識。

刷り込み教育によって作られた妄想なんだ。
だからサラリーマンであることの違和感がぬぐえなかったのか!


この本に登場する方のような型破りな生き方があって、それを実践している人がいて、
皆さん実に楽しんでいる。

大変さはサラリーマンとは比べ物にならないだろうが、それを凌駕する軽さ。

その心の在り方があるから苦難を乗り越えることが出来る。
なんとかするのも自分だが、実際はなんとかなってしまうのか。



はい吹っ切れました。



でもそれはあとがきにもあるようにお勧めできるものではない。
なぜならサラリーマンとしての利益が受けれないから。

でもサラリーマンを長年してきたからこそ、これからはやりたいからやる。

自分の信じた道をこれからも進む決意とともに・・・。


かるーくね!!

投稿者 gizumo 日時

「放っておいても明日は来る~就職しないで生きる9つの方法~」高野秀行を読んで

個性的な生き方の8人で楽しく読めた本でした。
よくもまぁこんなに揃ったもんだと感心しきりでした。
一番の奇想天外は、ダントツで高野さんでしたが…。

理解はしていましたが、自分がどんだけ普通なのか改めて自覚しました。
普通でも大変なので登場の9人の話に「事実は小説より奇なり」といった台詞が思い
浮かびました。

「好きなことを仕事にするのが一番幸せだ」と言いますが、皆さんはそれを実現さ
れているのでしょう。

最近の就職活動は想像を絶するほどし烈だと聞きます。
それに対している学生の方々がこの方々の話を聞いて「なんとかなるんでは?!」と
前向きに考えられたとして、待っているだけでは決して向こうから状況の改善が
飛び込んでくるのではないということはどれだけ伝わったんだろう?と少しばか
りの老婆心もわいて来ました。

皆さんのピュアに取り組む姿勢がとても眩しく、斜に構えて欲しいものさえ言葉
にできない自分が恥ずかしくなりました。
明日が来るからこそ、今日が大切で、今の充実が現実を造るのだと改めて考えさ
せられ反省の機会となった本となりました。

投稿者 chaccha64 日時

会話形式なので、比較的簡単に楽しく読めました。しかし、中で話されていることは、実体験に基ずくので説得力があります。好きなこと、楽しい事に挑戦しても、本当にどうにかなるのではないかと思えてきます。
私だったら耐えられないような状況だったり、将来の不安でどうしようもないような状況でも、自分のやっていること、やることを信じている。決して楽をしているわけではないでしょうが、そのときそのときを一生懸命にできることをやっている。夢、想いを強く持っているから乗り越えていけるのでしょう。
なるべくして、幸せに向かっているのかなと思えてきます。サラリーマンが一番安全だと言われているものの、今の世の中通用しなくなっています。それならば、この本の中に登場する方々のような生き方も有りなのかなと考えさせられました。
この本の中の言葉には、人生のtipsがいたるところにあります。1度読んだだけでは見逃しているでしょう。また、時間を置いて読んでみたいです。
今回一番印象に残った言葉は、姜炳赫さんの「私は基本的に、本気でこうやりたい、本気で何かをやろう、と思うその気持ちは必ず人に伝わると思っています。」です。「本気で何かをやろう」と思う気持ちを持ち続けたいと思います。(本当の「本気」のレベルが問題だとは思いますが)

投稿者 ktera1123 日時

「放っておいても明日は来る― 就職しないで生きる9つの方法」を読んで。

今勤めている会社が、私を含む仕事上必要な国家資格(試験で取得できるが結構難関で、所有者の大半は学校卒業時に申請授与される学科卒で、学校推薦で先生(業界のベテラン経験者)があいそう(必要とされている)会社を紹介)所有者系と、非常勤(バイト)から勤務状況が優秀で採用されている系の2つに大きくわかれるのだけど、本にでてくる人たちと同様な経験をしている人が後者のなかに結構いたりする。

例) 自転車で日本1周、世界を放浪、芸能関係、劇団関係、音楽関係、美術系で個展開催、仕事で海外に派遣されたらクーデター未遂に遭遇など

業界的にはある意味特異な会社(後者の割合が高い)ので、業界横断的な研修会にいくとすでに受講していた人が後者の場合、講師にとっては特異だったようで奇異に思われている節もある。

そういう環境なので、考える系の仕事をしている人は「明日、明日」といってきりかえる(一晩、冷却期間をあけると新しいアイデアがでてくるし、気がつかなかったことが見えてくる)とある意味大胆だし、(美大出身の人は徹夜の連続で作品を作り上げていた感覚で仕事をしているのである意味たちわるい)「なんくるないさー」「モーマンタイ(だったっけ?)」な空気感がある。

本では講義のまとめで、(「→」の後ろは私個人のまとめ)

・夢はたくさんあるほうがいい → 選択肢が多いことは選ぶ自由がある(つぎへ)

負けても楽しいという感じ方 → 勝利至上主義でなく過程(プロセス)重視

懸命に伝えつづけられる才能 → 熱く語れるものがある

アジア辺境パックツアー・イン・SHIBUYA → 自分目線から相手目線へ

クリエイティブワークを世界に解き放つためには → 上昇せず横移動(点から面へ)

形式張らなさが魅力のカリスマ → 「目的」と「手段」の履き違えは危険

ワイルドマンの極めつけに平凡な夢 → セカンドベストの法則(第2希望の人生)

ほがらかでハングリーな、魂 → 本人の本気の希望は他人に伝わる

人生に希望を、楽しくても辛くてもあしたはくる

とあるように、私個人としては傍からみると普通に就職して仕事をしているようにみえるのだけど、各章でそれぞれまとめていることをあてはめてみると結構あてはまるし、
人生はタイミングが大切(機会は自分でみつけるものでもあり、突然上から降ってくることもある。いろいろな経験をすることがいつどこで関連づくとも限らない。)なのを感じました。

以上

投稿者 ah036789 日時

「放っておいても明日は来る」

こちらを読ませていただきまして、
一番感じたことは、人生には絶対無理と思うことはほとんどない
ということです。

生きていく中で困難や壁にぶつかることがあると思います。
そんな中で、どういう風に対応していくのか?

自分には無理だと思って諦めるのか、
自分の頭で考えて越えていくのか、
その考え方ややり方を勉強させていただきました。

また、繰り返し継続することの重要性も
学ばせていただきました。

多くの方は何度も何度も繰り返し継続し
修正を加えながら成功してきたと思います。

私も継続と修正を加えながら、自分の目指す夢へと
頑張っていきます。

ありがとうございました。

投稿者 minoru 日時

放っておいても明日は来る

こんな生き方もあるのか・・・

そんな感想を持つ人が多いのではないか。

それこそ、世間の情報に惑わされている証拠。
他人や世間が発信する「幸せの形」「勝ち組」などのイメージに
とらわれている人が多いのではないか?

いい大学を出て、いい会社に努めて、結婚して、
ある程度出世して、好きなものを買って・・・

「幸せの形」が固定概念化され、
そのレールに乗れないと不幸になるという恐怖が
選択肢を狭め、未来に対する自由な発想ができなくなっている。

巻頭の「はじめに」で就活間近の学生が、
破天荒なゲストの話を聞いて「癒される」という
感想を持つことからも、若い人たちの言いようのない
苦しみや閉塞感がにじみでている。

様々なサイクルが早くなっている現代。
一つのビジネスモデルの寿命は、3~5年とも言われ、
レールに乗っても、先が無くなる可能性が高くなっている

今の私が60歳になるまでの時間から逆算すると、
あと少なくとも6サイクル以上は回っていく。。

こんな状況で、一つのビジネス(会社)にしがみつき、
自分の人生を委ねることの方が危険なのではないか?


本で紹介されている「9つの生き方」を読んで
改めて感じた重要なポイント。

それは、「まぁ、なんとかなるさ」という自信というか、
確信というかそんな感覚である。

そんな感覚を持つために必要なのは、
2種類の「サバイバル能力」だと思う。

1つは、ビジネスというジャングルを生き抜く「サバイバル能力」
もう1つは、自然を生き抜く「サバイバル能力」

どちらの「サバイバル能力」にしても、重要なのは
「情報を取捨選択し、自分で考え、行動し、責任すべてを負う。
困難にぶつかっても解決策を見つける」
という事が共通している。

自分の人生を他人に委ねることほど、
恐ろしいことはない。

いくつものジャングルを生き抜くために、
サバイバル能力を身に付け、
どんな状況でも「まぁ、なんとかなるさ」と構えられる
大きくて自由な人間になりたい。いや、なる!

投稿者 pinguo 日時
この本に出てくる人出てくる人が自分の周りにはいないタイプの方々で、そんなノリでもうまく行っちゃうのかと大変刺激的であった。
しかし、1番心に突き刺さったのはやはり著者のまとめの言葉。

命より大事だと言われていた貴重品を盗まれて、チャンネルが変わった。
最悪も意外に悪くない。

「チャンネルが変わった」という言い回しが特に気に入ってしまった。

確かに貴重品を取られても生きてはいけるけれど、でも、生きている中には命と同じくらい大切に守らなければいけないものもあると思うので、多チャンネルを持ち、その時その時に適したチャンネルに変えられる人になろうと思う。
投稿者 yousuketakahashi 日時

放っておいても明日は来るを読んで

この本を読んで一番感じたことは、自分は自分の枠やレールにかなり縛られてるなと率直に感じました。
この本の方々はちょっと思ったことをそれがレールでない新たな道でも迷いも無く突き進むことができる。
自分は過去の事例は、実績は、など会社組織の中でいつものパターンを当てはめようとしてしまう。
過去の成功にとらわれているのかもしれないが、いくらゼロベースといいながらもまったく新しい方法は選択していない。
この本を読んでやってみたいと思った行動は、枠にとらわれない行動を1歩でもいいからやってみようと思いました。
きっと新しい気付きが得られるはず。

投稿者 takizawametal 日時

この本の中で一番感心したのは、成り行きでキックボクサーを初め
てタイでムエタイデビューする女の人の話だ。

格闘技を長年見てきた人間にとって、ムエタイという言葉には特別
な響きがある。

ある時期、日本人はムエタイにおいて、本場タイ人のランカーに全
く勝てない時期があった。生まれた時からの汗腺の数の違いで、後
半のスタミナ勝負になると必ずスタミナ切れして、タイの風土に負
けてしまうのだ。

負けても負けても、必死の形相で次々タイに乗り込んでくる日本人
たちを、タイ人たちは好奇の目で見ていたようだ。


「なんであんな金を持っている国から、わざわざこんな貧しい国に
やって来てムエタイなんかやるのか???」


この本にも書かれているが、貧しい階級のタイ人にとってムエタイ
とは、強さを求める手段ではなく、生活の為にやむなく戦う「職場」
で、なんでどんな職業にもつける日本人が、わざわざ高いお金を使
ってこんな苦しいことをやりに来るのかがわからない、と。

生活の為に、ムエタイをやる彼らは、もし自分が日本に生まれてい
たら絶対にムエタイなんかやらないらしい。


だからこの女性も、かなり好奇な目で見られたに違いないが、ダイ
エットの為にキックボクシングをはじめ、友達に会いにタイに来た
人だから、タイのはるばるとのんびりした時間にピッタリと合って

「私ほど試合をしている人はいない」

と言わしめるほど、ムエタイにもピッタリ寄り添っていったのだと
感じた。

とはいえ、格闘技の中でも数少ない、肘での攻撃を認めている激し
い競技でもある。

肘でオデコを狙って、出血させる。それは刃物でスパッと切った傷
ではなく、こすってブチ切る傷だから、中々消えない傷痕になる。

言うほど甘くはない世界のはずなのだ。


それはムエタイのラジャダムナン(王室系)、ルンピニー(軍隊系)
の両方合わせた長い歴史の中でも、日本人がランカーになった、チ
ャンピオンになったというのが、片手ほどしかいないことでもわか
る。


でも、タイ風に飄々と語ってしまう。まったく気負った所が見られ
ない。

この本で筆者にインタビューを受けている人に共通している所が、
この気負っていない所。

みんな、成り行きや好きの延長線上で生きている。

タイトル通り、ほうっておいても明日は来るのだなと感じた。

投稿者 kenken 日時

「放っておいても明日はやってくる」を読んで

この本を読み終わり、自分の心に問いかけました。
「幸せな人生とは何なのか?」
自分が楽しいこと、興味があることを追い求めていくことが
充実した時間を過ごせ、幸せな人生だと思っています。
このような人生を送れるように生きつつあると思っていました。

しかしなぜか、しっくりこないのです。
客観的に自分の生き方を振り返ると、
給料をたくさん頂けることや、出世をしていくことが
最優先となっているのかもと思い当たる節がありました。

幸せな人生を送るにはある程度のお金も必要だと思っています。
そのお金を得るためにも会社員という選択は間違っていないとも思っております。
そして、現状にある会社員の立場で精一杯の努力を行うことが、
幸せな人生に近づくと、考えています。

しかしながら、
この考え方が実は、自分に都合良く解釈をしていたのかもしれません。
それは、会社員としての時間に全てを費やしていました。
幸せな人生を送るための行動に欠けていたのです。

学んだことを生かすべく、
何か行動を付け加えようと思ったところで、
新たに疑問に思ったのです。

そもそも、会社員としてのキャリアを
作っていくこともありなのかなと。

むしろ、もう少しモデルを知る必要があるかもと。

たまたま(!)、気になる本があったので、手に取りました。

それは、「偶キャリ 「偶然」からキャリアを作った10人」
という本です。

偶然からキャリアができていった10人への取材から、
どのような要因から、結果がでたのかを分析している本です。


驚くことに、今回、紹介いただいた本とこの本では、
偶然から転機が訪れるという共通点がありました。

「偶然を味方にする」という考え方はどこか怪しさを醸し出しますが、
事例を読み解けたことで「幸せな人生とは何か?」というヒントになりました。

結論は、
会社員だろうと、フリーだろうと、心の持ち方は、
「放っておいても明日はやってくる」というゆるい心持で
よいのかもと結論になりました。

将来が不安だとか、何か新しい行動を増やさなければとか
暗い気持ちや力んだりせず、
今のできる範囲内で良い意味のストレスを感じながらも
将来は明るくなるという心構えで過ごしていこうと思いました。

結局、この本のタイトルである
「放っておいても明日はやってくる」という心持ちまでに行き着くのに、
回り道をしてしまいましたが。。

回り道したから、明快になり、「偶然を味方にする」という
考え方に親しみを持てるようになりました。

また、今の心境は心が軽くなり、活力がわいてきたので、
結果よければ、全て良しですね。

投稿者 tractoronly 日時

放っておいても明日は来る― 就職しないで生きる9つの方法を読んで

就活で疲れ果ててしまう

この言葉の裏には今の日本人があまりにも型にはまりすぎた生き方を無意識のうちに強要されているのではないかと思いました。夢のない方に。
学校教育および、マスコミの洗脳が一因でしょうが、思えばこの本の9人のように破天荒な生き方をしている人が紹介されているところって見た記憶がありません。

おそらく、学生の頭の中にあった進路としては会社員として就職する、それに失敗したらニート、アルバイト、派遣社員、行き着く先はホームレスなど、人生負け組というレッテルのネガティブなイメージしか持ってないのでは?
ましてや独立するなど”優秀な同級生”のような人種にはとんでもないといったところでしょう。

仮にこれらの人生観をAとすると、この本に登場する9人の生き方は学生たちにとってAバーに位置するもので、それがポジティブなもので満ちあふれているとなれば、就活はもちろん自分の将来へのパラダイムシフトがおこって当然です。

もちろん楽な道ではないことは、ゾウに襲われたり、住む家がなかったり、お客さんが死んだりで困難さは伝わってくるが、それ以上に楽しそうだし、何よりそれだけのことが起こっても生きていける。なんと世界はすばらしい!という気持ちにさせてくれる。

「人間何したって楽なことはない。だけど何しても楽じゃないなら、好きなことをした方がずっと得」

だから好きなことを情熱を持ってやれば誰だってポジティブな人生が送れるよ。Aの枠内に閉じこもっていないで、一歩外に飛び出して認識の枠を広げれば怖いものなんてなくなるよ。
そう呼びかけているような一冊でした。

投稿者 naru 日時

なにかのきっかけでやってしまった人たちの本。
できる人間についていくことが大事。
「できる」=やっている人。やっている人についていく事が大事。

上昇志向ではなく、うまく横に移動することで生き残る、
けれど、楽しいだけだとつまらなくなるから、適度なストレスを受ける場にはいなければならない。
その場に行くも作るもそれは自分次第。

自分にとって楽しい領域を確保して、苦労してもやりきる。
それは、端から見ると苦労でも、本人にとっては苦労に感じないんですね。

できる人の像は、転がっているうちに雪だるまのように大きくなっていってチャンスが来るものなんだと感じました。
その逆も然りで。。 動かなければ溶けて小さくなってしまうと。

希望があり、粛々と行動を続けている人は、
現実がどうあれ、その先にイメージが描けてしまうし、気持ちも明るくなるもの。
そのうちそのものずばりでなくても、精神論ではなく本当に道が拓けてしまう。
これは目に見えないだけで、見える人には見える物理的な現象なのかと・・

皆さんやっていることは無茶なように見えますが、
人間としての根底の立ち位置や礼儀、意志はブレないものをもっていらっしゃるんですよね。


しかしながら、最悪という状況を浮かべると、
思わず「衣食足りて礼節成る」という言葉が出てしまうものの、本に出てくる方々は笑い飛ばしています。
気分に流されず、意志を持って、希望を絶やさず、心を明るく保っているからでしょう。

こんなことを考えてしまうのは、失うことに焦点を合わせてしまうためなのかと思いました。
おそらくその観点を持つ時点で、希望を持てていない。
この言葉は本来、結果そうなってしまった人を表現するものであって、これから行動する人には不要な言葉。
いらない心配をするための言葉を無意識に集めすぎているのでは?となんとなく考えました。
というか、集まる重力を持つ体質に自分でしてしまってるんですよね。

そういえば、ここ一ヶ月ほどのしょうおんさんのメルマガで見た
『ダメな人は理屈に拘る』、『過去を否定しない』は、ふと何度も引っかかる言葉になっています。
考えてもわからないものはわからないということが字面でわかったつもりになっていても、
腹に落ちていないんだとわかりました。。。アホなんですね。

また、月に何度か近場の護国神社に行くのですが、
 以前:感謝をしようとするもぼんやりお願い事も浮かべてしまう 
 → 現在:自然と感謝が出てくるようになった自分に気づいた
いまさらながら、ようやくこういった変化がありました(遅い・・)


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個人的なことですが、10数年来、姿勢が悪いことと関連した不調が悩みだったという話です。

日常動作の改善や、快方に向かうための動きの工夫を続けて2年あまり。
ようやく固着した猫背状態が、動きのある背骨に変わってきて、
反り腰でも猫背でもない、イメージの中での理想の背中に近づいてきて嬉しい日々です。
それにつれて、痛みやしびれが激減しています。特にここ一ヶ月ほどの変化が大きいです。

よほど体の使い方や、心の持ち方、何かその他諸々がよくなかったと見えます。
マイナスがフラットに近づいただけで、プラスなわけでもないので、
何をそんなに喜んでいるんだと言われればそれまでなんですが・・ 喜ばせてください。

1カ所がよくなると、また新たな不調箇所が見つかります。
続けてきたためか、だいたい動かす内に理由がうっすらわかるようになってきています。
まだ深い場所に課題は多々残っているものの、以前と比べると雲泥の差です。

書籍にある「いろんな選択肢を持つ」という状態からはとてもほど遠いですが、
「切実なものほど覚える」は、身をもって感じる次第です。

最近聞いて気に入った言葉、
「希望に起き、感謝に眠る」を胸に生活します。
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投稿者 whockey51 日時

偶然の必然。必然の偶然を楽しんでいるように思える。

目標の連続で、たまたまそうなっているだけなんて考えられない。

人生で目標を持って生きることを大切にされているが、目標なんてたんなる指標にすぎなく、それにとらわれる必要なんてないのかもしれない。

突然湧きおこった偶然な出来ごとに、人生をよりよいものに導いてくヒントがあると感じた。

投稿者 ken2 日時

「放っておいても明日は来る~就職しないで生きる9つの方法~」を読んで

著者の高野さんがある大学の講義として
個性的なゲストを呼んだという講義録。

感想をひと言で表わすと、人生いろいろだなあ!

語るゲストのエピソードの数々。
楽しさとハチャメチャさが行間からはみ出して伝わってくる。
目の前で話を聴いてみたいと切に思った。

高野さんとゲストの話に引き込まれるにつれ、フッと心が軽くなるのを感じる。
何をやってもいいんだ、自分で責任を取りさえすれば。

高野さんは、ゲストの半分はもともとスゴイ人だけど、半分は普通の人だ、という。
何か好きなこと、得意なことを真剣にひたむきに追求していけば、自然と道は開ける。
真剣に取り組む姿勢に人は共感して、協力してくれる人はポッと現れたりする。

8人のゲストと高野さんの9人の話に共通するものは何か考えてみた。
「流れを大事にしている」
「人に恵まれた」
「プロセスを楽しんでいる」

そして何よりも「運がいい」

その運を手繰り寄せるのは、言い古されたコトバですが、
「人間万事塞翁が馬」の精神ではないか、と思う。

その精神で、気負わず、落ち込まず、楽しんでいると
ツイてくる、運がよくなってくるってことのように思う。

私は、「不惑」の40歳をとうに過ぎ、「知命」の年のほうが近くなってきたが
いまだに「自分は本当はいったい何をしたいのか?」という
根源的な問いの答えを出せずにいる。

しかし、好奇心、ミーハー心は旺盛で
何でも見てみよう、やってみようという気持ちはあるので
それをいかに行動につなげるか、small one stepを踏み出すか、
そして、これだーッと感じたものは3年は続ける、
ってことをテーマに生きていこうと思う。

この本を読んだことで、とても自分を振り返るいい機会になりました。
いつもありがとうございます!

投稿者 AKIRASATOU 日時

ありえないのだ。この本に書かれているあらゆる事が。
だって普通に考えたらありえないでしょ。
内定取消になった事を親族に言えず、とりあえず現地まで行ってぷらぷらしてたら偶然赤いポロシャツ着てたため現地の人に混じってサッカーの試合に出ることになり、そこでの乱闘騒ぎをきっかけに現地人と仲良くなって住む所をみつけ、日本語講師の求人があったから申し込んだらタイミング良く採用され・・・。

いやいやいや、、、そんな上手くいく事ある?!?!
もうほんとに信じられない事のオンパレード。
それが最初っから最後まで。。
開いた口が塞がらない。茫然自失とまではいかないがしばし・・・。思考が止まる。
これを読んで何も感じない人が居るわけない。価値観変わりますよね。

基本編、VU編とセミナーに参加し、良書リストの本も多少なりとも読んである程度価値観変わってるつもりでしたがまだまだ甘かった。自分の思考の枠、人間としての幅がいかに狭いかを痛感した。

やりたい事をやっていたらいつの間にか人生が変わっていた。
望んでいない状況だったがなんとかするしなかったのでもがいているうちに何とかなってしまった。
みんな行動した事によって現実がかわったのだ。そしてその経験から「どんな状況でも行動すれば現実がかわる。そのうちになんとかなる」と言う希望が生まれたのだろう。
何とかなるという希望を持つ事が出来たからこそ、自分の人生を好きな様に生きる事が出来るようになったのだろう。

あとがきで著者は普通に生きた方がいい。会社に入って収入も安定していた方がいいと言う。
勿論普通に生きる事で安心して暮らす事はできるだろう。とはいえ会社の言いなりになって、言いたい事もいえずに自分を殺して生きていくのも辛いものがある。
先人たちの経験を糧に自分はどう生きていけばよいのか、改めて考えるきっかけとなりました。

投稿者 koro 日時

日本において、
インターネットが普及する前と後で、"良い人生"の定義が変化した。

・インターネット普及前
 情報源が少なく、情報源は専ら高度経済成長を生きた人々。
 バイアスにより、資本主義的(消費と生産の促進)な価値観が蔓延する。
 インプットが限定され、思考の幅も狭くなりがち。
 "良い人生"とは、「勉強して、良い大学を卒業して、良い会社に定年まで勤める」

・インターネット普及後
 多種多様な情報が簡単に手に入れる事ができる。
 情報が増えた分、思考も発散し、自分自身で情報を取捨選択する必要がある。
 "良い人生"とは、「やりたい事をやって、自分らしく生きる」

などと考えつつ、
もし、同じ内容の講義を15年ほど前にやっていたとしたら、
学生の反応は、現在のものとは違ったものになったのではないか?と感じた。

注文したものと違うものが出てきても、
おいしければそれでいいんです。

投稿者 mikan 日時

「放っておいても明日はくる」を読んで

自分で決めて、自分で動いて、たくさんの経験を積むと、、、
強烈に魅力的な人物の出来上がり、なんですね。

それぞれは全く異なる人生だけど、自分がしたいことに対してとても素直、かつ柔軟な生き方でした。
いろんな生き方があるし、幸せのかたちは人それぞれ異なる、ということをひしひしと感じました。

それに比べて私といえば、カッチカチに凝り固まった日々を送ってきたな、と痛感です。
周囲に合わせることを重要視しすぎて、自分が何が好きかもさっぱり分からなくなりました。ただ、現状は幸せと言えないことだけは確か。

でも、人生、谷があれば山がある。

これじゃあだめだ、と自己啓発を始め、自分と対話する時間を増やしていきました。
今では夢もあれば希望もあります。やりたいこともたっくさん。
自分で考えてやっていることって、本当に充実感があります。
ひとつのことだけじゃなくていいし、上昇思考じゃなくてもいい、そんな考え方を持っていれば、ちょっと固くなった思考もほぐせるし、大変な局面になっても気が楽になりそうです。
実際、あんなに大変そうな局面を乗り越えた人たちがいるから。

投稿者 kawa5emon 日時
 読み終わるまでに何度も、後頭部をガツンと打たれた感触を感じた。
自分の現在の生活感覚からは恐ろしい程に、先の見えない未来を楽観し、
且、楽しんで時間を刻んでいる。なんという生き方、考え方だ。
関西弁で言えば、「そんなん、ありえへん・・・。」

 しかし読み進めるうち、いくつかの共通項を見つけた。
・自分で道を無理に計画し、また強引にその計画を推し進めないこと。
・偶然の出来事を素直に受け入れること。
・そのすべての過程をその都度楽しむこと。
(決して一時点では苦しい又は、楽しくないと思えることでも、
そのことを素直に受け入れ、淡々をその過程を進んで行くこと。
実はそうすると、当初の悪い感覚は違うものになる)
・本当に嫌なら、何の執着も無く、その道は捨てること。
・自分の五感(六感)で感じたことを肯定し、自分がやりたい絵に沿って行動を開始すること。

 田舎の農家の長男で生まれ、進学、就職、今までの35年は完全満足でないながらも、
自分へある程度のプレッシャーをかけながら、ある意味自分勝手な思いつきは無視しながら、
世でいう「順調な」道を歩んできたつもりだったが、そこには思った程の自由は幸せは無かった。

 そんな予感を感じさせた初回の経験は、外国語大学在籍時代で、この本の内容には勝らないが、
ネタとしては十分面白い、海外での旅行記、留学記、滞在記があった。
 しかしその自分の世界観、人生観の広がりも、就職とともに徐々に縮小する。
怖いのは、その縮小していく感覚がほとんどわかっていない点だと感じる。
気づいたら、サラリーマンを演じて、いやベタベタのサラリーマンで、
またたちが悪いことに、会社での成績や昇進などを外部へ自慢していたりする。

 しかしまた世界観、人生観を考えさせられる機会が訪れる。
希望していたとはいえ、シンガポールでの駐在である。
 何よりも印象的なのは、仕事がローカルスタッフにとって、
そんなに重要ではないということだ。荒く言うと、働かない。
 自分は受験勉強や就職活動等を経て、幸せにまた、豊かになろうとしてきた。
しかし、目の前の人たちはそのような思考回路はない。
 温暖で歴史的に食べ物に困らないということもあろうが、
いやいや、彼らにとって、人生で重きを置いている点は、
結論(ゴール)は自分と似ているかもしれないが、経路がまったく違う。
そして何より毎日が楽しそうである。
働かず、スキルアップや給与アップがそんなにないのに、楽しい?? なぜ?

 今回、再度海外駐在の身となったが、このタイミングでこの本に出会えたことは、
運命を感じざるを得ない。
 今まで外国語大学時代から始まった人脈で、色々なハチャメチャ話を聞いてきたが、
今回の本の内容はすべてがその話を超えている。
 「放っておいても明日は来る」
なんというタイトルかと思う。そしてそれ以上の表現も無いようにも思う。

 現状を受け入れること、ふにゃふにゃした思考よりも行動をすること。
具体例と人生一辺倒ではないよの教えを素直に受け入れ、
今からの時間&経験を楽しんでいこうと思う。
投稿者 atasigorira 日時

上を目指して落っこちて、引き籠る若者が多い昨今。

向上心を捨てて横移動する・・・私たちには、そんな生き方が必要なのでしょうね。

望んだ方法ではないけれど、その先に望んだものは与えられるものなのだ、と、
「放っておいても明日は来る」に登場する方々から、そんなことを感じさせて頂きました。

強く望んでいながら、それに執着しないことが必要なのは、自分の思い込みで、折角のチャンスを踏み潰してしまわない為でしょう。

自由で良いのです。楽しんで良いのです。落ちこぼれることを怖がる若者に、そう言いたい。レールを踏み外したら、後は落ちるのみ、落第者だ、なんて、ただの幻想です。その考えこそが生きる術を失わせるのです。

上を目指さないのにいつの間にか上に行く、「放っておいても明日は来る」の彼らが、それを体現しているではありませんか。

読みやすいけれど、奥の深い本でした。

自由で良い、個性的で良い、そう背中を押してくれた一冊でした。