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第60回目(2016年4月)の課題本


4月課題図書

 

成功の神はネガティブな狩人に降臨する――バラエティ的企画術


テレビ番組のおまけにバラエティーって私はほとんど見ないんですが、

作っている人って凡人が及びも付かない視座で世の中を、そして人生を見ているんですね。

私もそれなりに斬新な考え方、生き方をしているつもりなんですけど、テレビの世界に生

きている人(で尚かつ成功している人)って、土台のところで人種が違うというか、別世

界の人のようで比較になりません。これまた打ちのめされた本なので、投稿する人もしな

い人も読んでみて下さい。

 【しょ~おんコメント】

4月優秀賞

今回の本は読み方によって色々な視点から書けるので、多分選考は苦労しそうだなぁと

予想していたんですが、これが予想以上にみなさんの感想がバラエティに富んでいて

選ぶのに苦労しました。

じっくりと読み直して、この人にしよう!と思った人がいたんですが、なんとその方、締

め切り後の投稿であえなく落選・・・4月30日までに投稿してくれていたら当選だったの

に残念です。

仕方なくもう一度読み返して、今月は「diegoさん」に差し上げる事にしました。本書を

読んで暗黙知的に身に沁みたのが、どうすれば人に(場合によっては神様に)共感、応援

してもらえるのかというテーマを拾い上げたところが良かったと思います。初受賞おめで

とうございます。

 

【頂いたコメント】

投稿者 hiroshi 日時 2016年4月16日


「成功の神はネガティブな狩人に降臨する」を読んで。

著者の手がけたテレビ番組は、一度は見たことがある人が
多いのではないでしょうか。

そう思わせるほどの人気番組である。
1時間~2時間の番組で、他の番組にチャンネルを切り替えさせない
工夫はよく考えられていると思いました。
次はどのような面白い内容になるのだろうとわくわくさせる構成になっています。

人生において、夢が叶わないのは叶わない理由を
自分自身が決めていることが原因である。

急にチャンスが巡ってきても、対応できる準備が出来ていないと
いうことは本気で夢を叶えたいと考えていない。
また、神様が次にチャンスをくれない可能性が高くなる。

常に最新の情報を得るために、自分のアンテナをはり
知識を蓄積することが重要です。

その知識を生かして、まずはチャレンジすることが
自分の将来を切り開いていかなければいけないと気付いた本でした。 

 

投稿者 akiko3 日時 2016年4月27日


「成功の神はネガティブな狩人に降臨する」を読んで
  
 テレビ欄を見て面白そうだなと惹かれるのは“人”だ。あとは自分が知りたい情報。研ぎ澄まされた芸。
 残念ながら、著者の作った番組は人気番組だとわかるが、実際に見たものは少なかった。「オトナの!」も見たことはないが、インタビューの過程など臨場感あふれる文章から番組の一部が垣間見られ面白かった。
そして、これって人生と同じだなと思った。『事実は小説より奇なり』最近、IT(ブログ、メルマガ、FB)経由で知り合った人達・物事は、まさに会ってみたい、もっと知りたいことで繋がった時には「やった!」と嬉しくなった。個人を起点に繋がっていく、自分のはった網に向こうから飛び込んでくれる感覚はワクワクを強め、“わかる”ことでより一層刺激的で高い満足感を与えてくれる。なんたって自分の人生がより面白くなるんだから娯楽要らずだ。

学生時代、旅先や出先で自分の日常と似ている部分に安心したり、そこでは当たり前に流れる普通が新鮮だった。いつもと違う風景の中にも流れている日常を垣間見ると安心することもあったが、自分と同じ部分を探すより違いが解る方が面白かった。若さゆえの好奇心かと思っていたが、バラエティー的な味わいだったのかも。
昨今、多様性という言葉をよく目にするが、自分の中に多様性を積みたくて、いつもと違うことを選んだり、失敗も経験値として受け入れている(落ち込むことは落ち込むけど…)。著者も効率一辺倒で結果ばかりを求めずに、失敗や回り道をすることが案外本流だとの考えを紹介している。本から受け取るイメージは若い人達への“いろいろ”がいいんだよ、焦ることないよ、振り返ればそれが花道という優しい眼差しだ。人生15番勝負でいうと勝ちの20代でも、その頃この本を読んでも現実から視点が外せず、実態が掴めていない“結果”を求めてもんもんとしたかもしれない。現在、結果がだせていないので負けだが、「元気で(楽しんま)すかー?」と猪木に聞かれたら「Yes~!」と答えるアラフィフの今だから「オトナの!」の制作過程の面白さがわかるのかもしれない。
仕事も生活も丸ごとが人生、バラエティー的な生き方をしよう。
勝負中の今、勝負する時に文章が書けることは何処でも必要と思い、毎月挑戦しているが、企画力もアップ!とは思った以上の相乗効果があるのかと励みになった。
「ここで思考が止まってたら駄目でしょ。」とのコメントにがっくし、うな垂れること多しだが…。

投稿者 t1100967 日時 2016年4月28日


”矛盾を抱えているほど映画も小説も面白い。なぜなら矛盾を抱えているのが人生や日常だから”という箇所が妙に刺さりました。
その前の、クジラに触りたいという女子大生の夢を膨らませて、クジラに飲み込まれたいという夢に演出したというエピソードもとても興味がそそられました。

自分の人生が、まあそれなりに幸せなんだけれど、どうも面白く無いなあと思っている状態です。
それがなぜなのか、何をしたら面白いのかをずっと悩み続けていたのですが、ようやく光が見えた気がしました。

要は、突拍子も無いこと、無理なこと、矛盾していること、そういうことをしたいなと思った次第です。
自分はこれまで、経済合理性であるとか、ロジックとして正しいこととか、そういうものに捕らわれていた気がします。
なぜなら、多様な人を説得できるのは、ロジックや、効率性や、合理性でしかあり得ないと感じていたためです。

そもそもは、日本的な慣習や、非効率的なルールなんかが常々嫌いで、そういったものに反発をしていました。
「もっと合理的にやればいいのに」「もっとロジックで判断してくれよ」そう考えていました。

一方、そういう世界を飛び出して、ローカルベンチャーに行ってみると、合理性は当たり前で、さらにその先を目指している気がしたのです。
自分自身、資本主義の限界について考えることが多く、その先の世界を知りたいとずっと思っていました。

そして、生き心地の良さであるとか、暮らしの安心、みたいなものが良いのかと思いつつも、自分としてはそこにしっくりきていない状態だったのです。
なぜなら、田舎には「心地よさ」は当然存在はするけれども、それだけで多くの人が満足できるかというとそうでもない。
田舎のつまらなさに飽き飽きして、それで都会に出ていく人の方が多いわけです。

そんな中、この本と、本書でも言及されている佐渡島庸平さんの『ぼくらの仮説が世界を作る』を読んでしっくりきました。
佐渡島さんの本の中で、『自分の正しさを主張して協力を仰ぐのは間違っている。何が正しいかは人によって違う。なので、自分が楽しい、好きだと思うことをとことん追求することで、結果として周りを楽しませて、喜びを生み出すことができる』
という話が出てきます。まさにそういうことだと思ったのです。

つまりこれからは、「面白さの追求」の時代であると感じています。

便利を追求した結果、ほとんどのことが無料か安価で出来るようになりました。
それならば、次に人は何を望むのか。その人なりの面白さを見つけて、それを楽しむということです。

今、とり急ぎ自分が「これがやれたら面白いのにな」と思っていることは、
知らない人や顔見知りが入り混じって、気軽に、自分の好きなことについて酒を飲みながら語れる場の構築です。
いわば、2ちゃんねるのリアル版、かつファシリテーター付き、みたいな感じです。
始めはローカルでやってみますが、そのうちネット上とかでもやれたら楽しいですね。
(さらにそこから、何かを作る、生み出す活動につなげられたらもっと楽しいと思いますが、やり方は要検討です。)

「金儲け」だけでは人は幸せを感じない。「心地よさ」だけでは人は退屈する。
「簡単な面白さ」だけでは食っていけない。

面白さを”とことん”追求することでフォロワーが生まれ収入が入り、それに共感する仲間が出来ることで心地よさが生まれる。
そういう生き方をしたいなあーと、心の底から思った次第です。

以上です。ありがとうございました。

付記
しょうおんさんも佐渡島さんの本読みましたか?というかメルマガで紹介されてましたっけ?
最近のメルマガで書かれているネタと、本の内容のシンクロ率が高いので、妙なシンクロニシティを感じました。

投稿者 ishiaki 日時 2016年4月28日


「成功の神はネガティブな狩人に降臨する」を読んで。

著者の「神頼み」やり方を読んでやはり願いはなんでも
言ってほうが得することが多いと感じ、これからは頭のなかでも
自分に起こりそうなことを空想しておこうと思いました

投稿者 BruceLee 日時 2016年4月30日


「実におもしろい」

とは、ドラマ「ガリレオ」の主人公、天才物理学者と呼ばれる湯川学が不可解な謎に遭遇
した際に発するセリフだ。彼にとってはその謎の不可解さ、それを解いていくこれからの
プロセスへの期待が「おもしろい」のだろう。本書のはじめに著者は「おもしろい」を
「すばらしい」という意味で使い、読者には「自分にとっての最上のほめ言葉」と置き
換えるよう促す。ある意味、湯川の「おもしろい」と似ていると感じたのだが、それは
本書に以下の記述があったからだ。

・アイディアをレギュレーションに合わせるのではなく、そのアイディアがカタチになる
ようなレギュレーションから作ろうと考えたのです(P5)
・おもしろくないのは自分が原因(P85)

常識的な枠に囚われず、「自分の常識を飛び越えて大きく考える思考」。目の前の事象や
環境が、そのままではうまくない場合(理解不能な場合、受け入れ難い場合等)において、
そのまま「難しい」と諦めるのではなく、自らそれをどう解釈し、どう思考するかを考え、
時に見方や受け入れ方を変え、新たな環境や枠を作り出していくプロセスこそ本当の意味
で「おもしろい」のかもしれない。

実は、本書を読みながら思い出したのが、しょうおんさんの昨年最後のメルマガ、
第2392号と第2393号であった。私はこの2号を時々読み返しているのだが、そこには望んで
はいなかったが起きてしまった現象を「不幸ではなくて課題なのだ」と受け入れる姿勢が
書かれている。そして「課題の解決には知性が必要」ともある。人生には良い事ばかり
でなく、望まない事も起こる。その際に「あ~不幸だ」と嘆いて落ち込むか、
「これぞ天が自分に与えた課題なのだ」と受け入れるかの違い。「課題」として受け
入れれば「よっしゃ、一丁やったるか! って気分になりません?」とある。

但し、塾生として大変申し訳ないのだが「常に人間はそんなに強い訳じゃない」とも
思ってしまう。起こった現象に対しショックや落ち込みが大きく、押し潰され、
心が折れ、不運を呪い、「何故自分だけこんな目に?」と神に悪態をついてしまう時も
あると思う。暫くして落ち込んでいても仕方ないからと一念発起して行動を起こしても、
叩かれ、打ちのめされ、プライドをズタズタにされる事も起こり得る。絶望のどん底
だと感じる時も人生にはある。

でも、でも、それでも。。。

それは「課題」なのだ。この受け入れ方が頭の片隅にでもインプットされていれば、
希望の光が見出せるのではないか?そして再び行動を起こしてみようと「思う」こと
は出来るのではなかろうか?何故なら「課題」は自分に解決できるからこそ与えられ
た筈だから。本書はバラエティ番組の仕事を軸に書かれているが、九頭龍神社への
神頼みやマクトゥーブ等、怪しい系も書かれている点も興味深い。我々の常識的な
頭で解決できるゲームは直ぐに飽きておもしろくない。今の自分の常識では不可能
と思える、隠された攻略方法を発見しなければ解決出来ないような難易度の高い
ゲームこそおもしろいのだ。と、ここで気付いた事がある。これってそのまま人生
に当てはまるのではないか?つまり、

「人生こそバラエティ」

なのではなかろうか。一人一人に神が個別に与えてくれる悲喜交々の課題がやって
くる真のバラエティ。それが人生ではなかろうか。そう考えると自分の身に起きた
良いことも悪いことも客観視でき(つまり神と同じ視点を持つことができ)、
すると少し力が沸いてきて呟いてみたくなるのだ。

「実におもしろい。よっしゃ、一丁やったるか」

投稿者 dukka23 日時 2016年4月30日


すいませんが、私の頭ではついていけない内容です。

普通は目次構成を見ると、
著者の伝えたいことのアウトラインが見えてくるのですが、
この本は「バラエティ」というキーワードがあるからか、
わざと目次の内容をあっちこっちに飛ばしているのでしょうか。
これ、私の頭では理解不能です。
個別にセンテンスごとは言っていることはわかるし、
うなずけることばかりなのですが、
全体の流れとして見ると・・・???という感じです。
すいません。

ただついていけなかった、とは言っても、
何か書かないといけないので、
何度か読んで、感じてみると、
「カッコ悪く生きよう!」がキーワードではないかと思いました。

企画を実現するにもスマートに企画会議を通すのではなく、
本当にやりたい企画を、泥臭くカッコ悪いかもしれないけど
レギュレーションを変えるところからやる。

ピシっと笑いのセオリーをやるだけではなく、
「なんでかわからないけど、これ何かおもしろいぞ」という
バッファを生み出し受け入れる準備をしておくこと。
スマートなエリートには、こんな予期しないことも含めて
面白味にしてしまう余裕や、カッコ悪さはありません。

プロデューサーという、人との調整役をや生業とする職業で、
さらに相手が芸能人という個性が強いツワモノばかり。
それこそ本気で、誠実に、相手の懐に飛び込んでいく、
カッコ悪さが必要なんだと思います。
頭が高いスマートなエリートには形だけまねできても、
決して本気で、誠実で、というところは負けないでしょう。


公立高校の雄から東大、
そしてTV局という経歴だけ聞けば
立派にトップエリートの方が、
これだけ泥臭いことをモットーに働いているのだから、
凡人はどんな働き方をしなければいけないか、
おのずと方向性が見えてくると思います。

しかし、森鴎外をとっても、スキーのときのファミレスをとっても、
この本に出てくる物事への考え方すべてにおいて
INPUT情報に対する処理回路が凡人とはまったく別のような感じです。
こんな処理回路を持っていなければ、
面白いものを世に出す仕事ができないんだろうな、と思わされました。

投稿者 J.Sokudoku 日時 2016年4月30日


 バラエティ番組のプロデューサーってどんな価値観を持って仕事をしているのだろう?お金と人脈を使ってチャラチャラと仕事をしているのだろう。課題図書にならなければ、本屋で帯を見てスルーしたであろう本書。しかしながら、課題図書に毎月参加するという決め事があるためまずは購入。次に、Googleで著者の角田さんを画像検索。ポッチャリ金髪おじさん。チャラそうだなぁ。そして本書を読み始める。自分を囲っていた固定観念という枠があっけなく崩壊。やはり課題図書に選ばれるだけあり面白い。でも、なるほどとうなずける箇所は多々あるのだが全体がつながってこない。著者は一体何を訴えたいのだろうか?そんなことを思いながら何回か読み返していると、「フリとオチしか考えていない僕」(P.209)という文章にふと目が留まったところでしばし考察。そして、こんな考えが湧き出て来た。「フリとオチ」って自分の人生の中でも一杯あるなぁと。例えば、好意を抱く女の子と食事に行くということと、その結末は「フリとオチ」だと言えるだろう。または、資格取得とキャリアアップも「フリとオチ」になると言えるだろう。

 「フリとオチ」の関係は、別の言い方をすると“仕込み”と“その結果”の関係である。原因と結果の関係と言ってもよい。人生の中で、その個人は意識的または無意識的に“仕込み”をし、“その結果”を受け止めている。そして、その無数の“仕込み”と“その結果”が繰り返し創起され、積み重なり、つながり合ってゆくことで人生という物語が作られていると言えると思う。言い換えれば人生とは、無数の「フリとオチ」から構成されていると言えるのではないだろうか。そんな感じで、「フリとオチ」を意識に置いて本書を読み返すことで理解度がグッと上がった。

 テレビの番組は、その性質から短い「フリとオチ」を繰返すことを宿命づけられているのだという。特にバラエティ番組の場合は単純かつ分かり易い「フリとオチ」が求められるのだろう。なぜならば、「フリ」から「オチ」までが長過ぎたり、または分かりづらかったりしてチャンネルを替えられてしまうからだ。でも、人生における「フリとオチ」作りでは、そんなコトを気にする必要は全く無い。だって、メイン視聴者は自分自身だから。勿論、プロデューサーも自分自身である。「フリとオチ」の発生期間は短くても良いし、長くても良い。そして、「フリとオチ」の関係が、常に分かり易くある必要なんて全くない。むしろ「フリ」を数多く作り複雑にすることで「オチ」が全く予測できないハプニング的オチになることがより面白いのではないだろうか。好きなように「フリとオチ」を考えて作れば良い。その人自身の人生が映っているチャンネルを変える人はいないし、変えることはできないのだから。でも、その人生というチャンネルの中に映し出される番組(映像)は変えることができる。だったら、より面白い番組を作りませんかということが自分の本書の解釈であり、その方法が本書の中で沢山紹介されているのだと思う。

 まずは、面白い「フリとオチ」を考え作る方法で最も大切なコトから。それは、「フリとオチ」を“枠”内で考えるのか、または、その“枠”の外で考えるのかだ。“枠”とは、自らの固定観念や偏見、既存の社会的ルールや制約、決まり事、世の中の風潮、常識、時の物理的限界等を譬えたモノだ。この“枠”に囚われないというコトが、人生の中において「フリとオチ」を考え作る上での極意的なのだろう。
 また、角田さんは、この方法は世の中にも新しいものを生み、多様性を増やし、面白くするはずだとも述べているが、その通りだなと思う。例えば、今は当たり前になっているクレジットカード、電子マネー、クラウドソーシング、そしてインターネットだって当時の“枠”の外のアイデアだったはずだ。もっと言えば、飛行機、電話、FAXも現在身近に接する多くのモノが、元々は“枠”の外だったはずである。これが歴史の提示するパターンなのだから“枠”からはみ出すことに、必要以上に恐怖感を持つのではなく、むしろワクワク感を持つべきだとも気づいた。

 次に、「フリ」を作り「オチ」に至るまでの過程のこと。この“枠”の外での「フリとオチ」作りとその過程には困難やリスクはつきものだ。なぜならば、“未知への扉”を開ける際には、物理的にも、精神的にも、そして外的な要素において常に抵抗は付きものだからだ。
 例えば、身近な例で転職という「フリ」を作ることで、もっと精神的、経済的幸福を得るという「オチ」を狙う時を考えてみる。この場合の“枠”の外で「フリとオチ」を考えるということを現在置かれたレールの延長線上の点(転職先)ではなく、現状のレール上にはない点(転職先)を目指すということにしてみる。現状の仕事に満足感が無ければ無いほど、転職先を考え出す過程ではワクワクするのではないだろうか。しかし、同時に、失敗に対する不安や周りの人からの留意などの抵抗が起こり得る。その不安や抵抗といった事象をネガティブにできるだけ洗い出し対策を考えるべきなのだ。それは、
 ・自らの持っているスキルは十分なのか
 ・そもそも目指す転職先の情報、知識を持っているのか
 ・貯金は十分か
 ・どのルートでアプローチするべきか
 ・タイミングはいつなのか
 ・どうやって反対する周りの人を説得するのか
等に対する答え、対策を持ってリスクを減らすということである。
要するに、この“枠”の外で「フリとオチ」を考え作る時、そしてその過程では、角田さんの言う「前向きでネガティブな狩人」であるべきなのだ。

 意識して世の中を観てみると「前向きでネガティブな狩人」は結構いることに気が付いた。例えば、本書の読了後に偶然に羽生善治名人の、“自分の考えている通りの進行・局面になった時こそ要注意です。なぜなら相手が自分より上を行く手を用意していることも多いからです(要約)”というコメントを目にした。絶対に勝ちたいという気持ちで臨み、最悪を想定しながら結果に向かう。角田さんもきっと同じ気持ちで仕事に臨んでいるのだと思う。

 “未知への扉”を開けてみる。本書を読み終えて自分自身に対する一番の戒めはこれであろう。バラエティ番組のプロデューサーが書いた本。たったその事実だけで本書を手に取ることもしなかっただろう自分。なんと凡愚なことか。扉が開かなければ何も始まらない。たとえ知識や情報を咀嚼し理解する能力、変換する能力そして、それらを使いこなす知性があったとしても扉が開かなければ意味が無い。翻って、角田さんは、“未知の扉”を好奇心という鍵で開けながら、自身を個性的で魅力的な人間に作り上げている。
 人間1人1人は十人十色、千差万別なバラエティなオリジナルの存在である。良い意味でも悪い意味でも、皆全てがオンリーワンな人生を作り出しているからだ。しかし、オンリーワンでも自らで狙って魅力的な人生を作りだしている人とそうでない人がいる。角田さんは前者の生き方をしているということを自覚もしているし、傍からもそう見えているのだろう。“未知への扉”をまずは好奇心という鍵で開けて行こう。

投稿者 sakurou 日時 2016年4月30日


「成功の神はネガティブな狩人に降臨する」を読んで

最近、バラエティが面白くなく感じていて、課題本とはいえ、半信半疑だったのだが、読み終えてみると、非常に面白かった。本人が言っている通り、バラエティ「番組」プロデューサーではないというだけに、むしろバラエティ番組以外にシフトしている。バラエティ番組を作れないというテレビ業界の苦悩を垣間見ると同時に、バラエティをテレビ以外に広げるとまだまだできることが沢山あることを感じさせてくれた。

本書を読み始めた時、角田さんは型破りな人だなという印象を受けた。 序盤で「企画を通したことはない。企画を通すレギュレーションを作る」ということで度肝を抜かれたのだが、さらに角田さんの通った千葉高校での舞姫の授業に驚かされる。(千葉高校は東大合格者を多数出すトップ校だが、こういう授業をやっているから、自らが勉強法を習得し、有名校に入学するだけでなく、社会に出て活躍できる人を育成できるのだろう)

本書を読んでいて気付いたことがある。ハプニング笑いに関する記述があるが、角田さんの手がけたヒット番組はほとんど芸人が出てこないのだ。
ハプニングと言えば芸人のリアクション芸などがあるが、バラエティプロデューサーとして有名なテリー伊藤氏は「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」で芸人を使って様々な奇想天外な企画を出している。角田さんのハプニング笑いは、スーパーからくりTVのサラリーマン早調べクイズのように、単に素人の笑いに頼っているだけでなく、計算し尽くされているが、それが表に出てこないから面白いのかもしれない。
(意図的なら視聴者が感じ取ってしまうだろう。)

本書を読んで、はじめて「オトナの!」をYoutubeで見たのだが(そもそも民放番組なのにYoutubeに公式チャネルがあるのも興味深い)、話したいテーマを決めず、ひたすら話したいという思いを強く感じた。そうなると居酒屋談義的になりがちだが、視聴者を飽きさせないキャスティング、15分という丁度良い放映時間、また例えば、番組がいきなり撮影後のいとうせいこうとユースケ・サンタマリアの感想からスタートするという脚色についても、角田さんの番組への思いや計算が感じられる。

本書を読んでいると読者に対して「自分らしく、充実した人生を生きて欲しい」という強い思いが伝わってくる。切り口としてビジネスパーソン向けの企画術本と書いてはいるが、自己啓発本といってもよい内容である。

まとまった企画は面白くない、尖った企画が大事、というメッセージは、そのまま、まとまった人生は面白くない、リスクを勘案してネガティブに狩りに行く姿勢が面白い人生を開けることを、角田さん自身の体験や考えで私たちに伝えてくれる。とはいえ、いきなり奇抜なことをすることを勧めているわけではない。日々の業務でも、面白くないエクセル仕事はマクロに任せて(とは書いてないが)、面白いことを考える仕事をしよう、それが仕事を面白くする、ということを説いている。

冒頭、型について書いた。型にはまった人生というと面白くないように思うが、読み終わって考えると、角田さんは決して型破りな人生ではないと思う。

たまたま出たものは型破りに見えるが、実はオトナの!のように「語り手の思いをストレートに伝えたい」ということだったり、クジラに飲まれたいという女性の夢を真剣に考える「馬鹿らしいことを真面目にやる」というバラエティの「型」を突き詰めたものなのではないか?
自分らしさ、自分の型を考え、日々型を少しずつ変えていった結果が今の角田さんのアクティビティなんだと思う。

先月の課題図書は「自分の生き方の型」ための戦略作りを教えてくれたが、今月はそれを一歩進めて、尖った企画やレギュレーション作り、誠実さや情熱をセットにした根回し等、具体的な型の作り方を教わった。

私も、日々読書やマクロ習得などでインプットしつつ、おもしろいことを考え(おもしろいことを言う人にならないように)、自分も他人も面白い仕事、人生が送れるよう、自分なりの型作りに努力していきたい。そうそう、九頭龍神社にも行かねば(笑)。

投稿者 magurock 日時 2016年4月30日


「成功の神はネガティブな狩人に降臨する」の中で語られている『「ネガティブ」と「後ろ向き」は別だと知ろう』の章を読んで、コミュニケーション編セミナーを思い出した。
ネガティブシンキングは、あらゆる失敗を想定して「何が起こっても大丈夫」というくらい準備できるから、決して後ろ向きではない、という内容だったと思う。あのイチロー氏も超ネガティブだという話が印象的だった。
私はセミナーでこの話を聞いたとき、楽天的になり切れない自分を初めて認めてあげられたような気がしたものだ。だから余計に、角田氏の文章がすんなり頭に吸い込まれていった。これからも「エクセル」はほどほどにして、どんどん「前向きだけどネガティブ」な心で「狩り」に出かけようと思う。

そもそものっけから、九頭龍神社の話にやられてしまった。ネガティブに万端の準備をしておきながら、「神さまのご利益なのかもしれません」としれっと言う心の持ちよう。軽快に読み進めることができる本なのに、いろんなトラップ(?)が張り巡らされているような仕上がりで、まだ私が気づかないなにが隠されているかも知れない。

でもこの本の中で一点、尾崎豊に関しての考察は納得がいかなかった。尾崎豊は「時代遅れ」になることと闘って敗れていったのではないと、私は思う。
社会や大人、学校のルールへの闘いを歌にして叫んでいた彼も、その歌を発表するためには社会や大人と手を取り合うことになる。闘いを叫ぶことすら、ビジネスに取り込まれてしまうのだ。そうした中で、自分自身もだんだん大人へとなっていき、社会や大人、学校側の都合もわかってきて無視できなくなってしまうようになり、次第に叫ぶべき言葉が見つからなくなったり、本心から叫べなくなったりしたのではないか、と同世代として感じるのだ。
昔の私小説家は、書いていないと死んでしまうような人が多い。それはビジネス的側面など後回しで、書いていることでなんとか生に自分を繋いでいるような状態だ。だから読む人の心を抉るのだ。尾崎豊も、闘いを歌にすることで生を保っていたのに、それが次第に歌えなくなったとしたら……

角田氏のような尾崎豊より少し下の世代はスーッとブルーハーツに移行したかも知れないが、不調に陥った尾崎にも根強いファンは相変わらず大勢いた。東京拘置所に勤める友人から聞いた話では、彼が拘置所から出る日には、土手にたくさんのファンがギターを持って集まり、彼の歌を歌いながら彼の帰りを待っていたというのだ。
でも、それを尾崎は喜んだのだろうか。むしろオワコンになれないことに苦しんでいたのではないかとさえ思う。
角田氏には、「音楽をビジネス的側面だけで判断するな」(217頁)という言葉を、そのままお返ししたい気分だ。

でもまあ、尾崎ファンでもない私が今さら力説してもしょうがない。まったく的外れかも知れないし。
それに尾崎豊はもう伝説になってしまい、「時代遅れ」や「オワコン」などという言葉から切り離された世界に行ってしまったのだから。

このようにいろんなことを一所懸命考えさせられる、不思議でオモシロイ本だった。また読み直すだろう。
そしてきっと、九頭龍神社に参拝することになるな。その先になにが待っているのか…… 楽しみ!

投稿者 akirancho0923 日時 2016年4月30日


『成功の神はネガティブな狩人に降臨する』を読んで

まず、テレビ番組を作るプロデューサーは忙しいイメージがあったので
本書内でもその激務ぶりには触れている部分があったけれど
その中で本を出版してまで伝えたいことは何だろうか
という点に非常に興味を持ちました。

筆者がこれまでに手掛けた仕事内容にまつわるエピソードを交えながら
極上の成功エッセンス、つまり成功理論を自己分析していて
それはそれは唸る、共感できるうんちくスキルが満載でした。

果たして、筆者の学びや経験、気づきを通して伝えたい事とは何だったのか。。

現在までの「星取表が4勝4敗で、現在勝負中!」とあったように
今がターニングポイントであり勝負どころの筆者にとって
心から愛しているテレビ制作が潮の目だからではないか
だからこそ、これまでの彼自身の実績を振り返り、現状を見据え
今後の未来に向けて自信をもって臨みたかったのではと感じました。

とはいえ、本書全体に流れているのはワクワク感ばかりでした。
どう考えればワクワクできるんだろう、どう受け止めればワクワクできるんだろう。
どんな状況においても大事なのはこのワクワク感から始まることなんだ、と
筆者は言ってる気がしました。

私は仕事でマネージャー候補になったばかりの修行中なのですが
使命感を重視するあまり、この”ワクワク感”を忘れがちになっていたような気がします。

本書から頂いた情熱の持つパワーを持って、これからの人生も生きていこう、と
決意する次第です。

ありがとうございました!

投稿者 hira1223 日時 2016年4月30日


オフコン


「もういい年だから、若い奴にかえよう」そんなある種自然な考えで会社にオワコンと判断

されたのだと思います。

この本を読ませて頂き、オフコンと言う言葉が印象的に心に残りいろいろ考えさせられまし

た。


確かに、一般社会において、年配になると融通が利かなくなり、新しいことを覚えられない

から、若い子を雇うといった傾向が見られます。それがオフコンなのだと。

しかし、一部かもしれませんが、年配の方でも必要とされている方がいるのも事実です。

そういった方は、周りとのコミュニケーションの取り方がうまかったり、また、高い技術を

持っておられます。必要とされている理由があります。


それ以外にも新しいことにチャレンジされている方もいらっしゃいます。

新しく語学を学んだり大学で勉強されたり。

そんな方をみているとかっこいいなぁと思い、自分もこんな風になりたいと思います。

こんな方達は、オフコンとはちがうのではないかと思います。

私の中のオフコンとは、

年齢に関係なくチャレンジする事をやめた方を指すのではないかと思いました。


死ぬまでチャレンジし続ける事。なぜ、そうしなければいけないのか。そんな事を漠然と考えていた時に読ませて頂き、多くの事を学ばせて頂いた本でした。

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投稿者 diego 日時 2016年4月30日


神様が願いを叶えてあげたいと思う人は、きっとたくさんの人々に支えられている


熱い本でした。
自分の思いや願望や夢を、どこまで本気で追求できるのかを試されているように感じました。

追求しながらも、考え続けること、自分がまだ理解できないだけという可能性を念頭に入れ、感じて考え、考えて感じること、そしてそれを文章で伝えることは、どれほど大切なことかを痛感しました。


著者は、おもしろいことを伝えたくて、本質を伝えたくて、
考え続け、感じ続け、自分を変え、周囲を変え、構造を変化させ、
やがては社会も変えようとしている。

こんなふうにして、ごく少数の、本気で夢を見、理想を語る人たちが、この世界をつくり、支えている。
もちろん神様も、応援してあげたいと思うのではないでしょうか。
たくさんの人が、そう思うのではないでしょうか。


外面、言動、行動を変えるほど真剣に考えていれば、本気で思い続けて、
たくさんの人に共感してもらえる夢なら、きっと叶う。

そして、過去に存在した人たちの理想のおかげで今があり、
今とこれからの夢を見ることで、未来がもっと素晴らしい世界になるかもしれない。
もしそうでないと感じるなら、自分自身がまず素晴らしい夢を持つことだ-。
そのようにも、語りかけられているように感じました。

すごい本だなぁと思いつつ、そこまではまだついていけたのですが
それが大きな規模で広がることをきちんと念頭に入れているところを読んでひっくり返りました。
情報が細分化される流れを感じると、閉塞感を持つこともあったのですが、そんなのすべてふっとびました。

さらに、第三章に「僕たちは死んでも終わらない」という一文タイトルがあったのを思い出しました。
そういえば、亡くなられたスターたちも、今でもビデオで輝いていますよね。
この著者の方、時間も越えようとしているな。さすがメディア業界。


明晰ですっきりした思考を読んでとても参考になりました。
課題図書の機会と、書き込むスペースに大感謝しております。
今月もありがとうございました。

投稿者 chaccha64 日時 2016年4月30日


「成功の神はネガティブな狩人に降臨する」を読んで

自分のやりたいことをやるために、ゲームのルールを変える。
番組を制作するには制作費を取らなければならない。制作費はスポンサーからの広告費から出る。広告はより多くの人に見てもらわないと意味がなく、少ないと広告費がもらえない。そのために視聴率が取れる番組を制作することになる。それは、自分が制作したい番組ではない。
それならば、自分が作りたい番組を作るのはどうしたらできるのかを考えて、通常の番組制作費ではなく、独立採算制の番組を作ることに行き着く。番組制作費をその番組でまかなう。番組関連の音楽&トークライブの入場料で制作費を捻出する。一緒に面白いコンテンツを作りましょうと協賛企業を募る。まだまだ、実験段階かもしれませんが、こんな考え方は民間放送にはない考え方でしょう。しかし、このように考えると、テレビ局で自分の好きな番組を制作できるのではないでしょうか。

自分も、今の仕事に逆転の発想を考えたいと思います。とは言っても、中々やすやすとは出てきません。
ソフトウエア業界、製作にはお金を出してくれるのですがサポートにはユーザはお金を出し渋る。納品物が見えないし、メリットも見えずらい。とは言っても、そのサポートがないと会社としては安定的にお金が入ってこない。考え方が貧困であるためか、逆転の発想ができない。
著者が「3割お金儲けを考える」ことで発想できたのはうらやましい。しかし、この本でも自分にその準備ができていないと夢は実現しないというので、それを期待して、3割考えて行けばいつかは逆転の発想ができると期待しています。(ちょっと意味が違うかな)

投稿者 andoman 日時 2016年4月30日


「成功の神はネガティブな狩人に降臨する」を読んで

本書を読み終えた時、「ふぅっ!」と息がこぼれた。
内容が実に面白すぎた為だ。
著者はとても頭が柔らかく、読む側が楽しんで読める様な工夫を凝らしているのが、もの凄く伝わって来た。
時には感情を表に出したり、何かをネガティブに表現するには、事前に謝ったりと、親しみが持てる配慮を感じ、まるで、エッセイを読んでいるようだった…。
そして、以前から私が思い、考えていた事に、いくつか重なり、共感する部分もあった…。

さて、著者の職業は番組プロデューサーだが、仕事の方法やアウトプットに違いはあるが、アイデアの発想法や、作品に対する思い等は、自身のゲームプランナーという職業と似ている部分がとても多い。
自身、ゲームプランナーとして、日々新しい「遊び」のアイデアを常日頃から考え、提案しているが、採用されるアイデアはP.157の『本当に新しいモノゴト』や『○○が××をやっているという新しい組み合わせ』のどちらかに含まれる。
理想を言うと『本当に新しいモノゴト』を毎回出せればいいのだが、そうも行かない。
『本当に新しいモノゴト』は、ふと、突然降りてくるもので、ほとんどは『○○が××をやっているという新しい組み合わせ』になる。
だが、その組み合わせも、何でも掛け合わせればいい。というものでは無い。
作品のコンセプトや、世界観など、様々な要因に照らし合わせた上で、他との絶妙なバランスが取れていなければならない。
それらがマッチした時、はじめて採用となる。
と、まぁ、日々そんなパズルをしている…。

『1人でもその番組を恨んでいる人がいれば、その負の思いは電波に乗って、視聴する皆さんに何かしら伝わってしまうものです。』(P.132)
この1文を読んだ時、背筋がゾッとしたのを感じた。
私自身も、同じ事を以前から考えていたからだ。
1つのゲームを作った時、制作スタッフ全員がその作品を愛し、「楽しい!」という思いが無いゲームは、はっきり言ってつまらないゲーム(「クソゲー」と呼ばれる)になってしまう。
制作スタッフがいかに、その作品に「思い」を注ぎ込めるかで、完成に大きな違いが生まれる。
嫌々働いてる人間と、好んで働いている人間のアウトプットを比較すると、その品質に大きな違いが生まれる。

プログラムで例えた場合、以下の様な違いが目立つ。
 好きで働いている人:致命的なバグが少なく、それなりに品質は安定している。
 嫌々働いている人:とにかく致命的なバグや、デグレ多く、品質が安定しない。

グラフィックだと、顕著にそれが分かる時がある。
 作品の世界観を愛しているグラフィッカー:キャラクターの表情や色など、世界観的な部分で非常に良く調和がとれている。
 作品の世界観が好きじゃないグラフィッカー:仕事が雑になり、あまり調和が取れておらず、全体との違和感が出る。

これらは、目に見える形の部分でしかないが、プログラムや絵やシナリオを「アプリケーション」という1つの塊にする際に「ビルド」という作業が行われる。
私はこの時に、制作スタッフの「思い」が「念」として、一緒に取り込まれるのでは無いか?と考える時がある。
パソコンで、プログラムソースファイルや、絵等のリソースファイルをファイル管理ツールにアップロードする時、プラスの「思い」も、マイナスの「思い」も、「念」として一緒に取り込まれ、それがiTunesやGooglePlayストアに並ぶ…。
その時に、「プラスの念」と「マイナスの念」のどちらが強いかで、ユーザーの目にとまり易くなったり、逆に見向きもされなかったりする要因の一つになっているのではないかと考えている…。
また、感覚的で説明が難しいのだが、「なんかこのゲーム暗いなぁ」とか「プレイしてると、なんかイライラするなぁ」など、制作スタッフの念が、そのゲーム内の雰囲気として、プレイヤーに伝わって来ているのではないかと、時々感じる事がある…。

『大勢の人に観られることより、観た一人一人の心にどう刻まれたかが大事』(P.250)
この文章が目に入った時、旋律が走った!
まさに、その通りだと、私は思っている。
私は仕事でゲームを作っているが、「ただ面白い」というだけのゲームは、一時は話題になるが、数か月もすると、記憶にさえ残らないレベルで忘れ去られる。
しかし、プレイヤーの心に深く残る様なゲーム(よく「心に刺さる」と表現される)は、何年経っても忘れられる事はない。
自身、20年程昔にプレイしたゲームがあり、この作品に与えてもらった感動は、今でも心に刻まれており、この作品に出逢いが、今の道を選ぶきっかけになった。(まさに『マクトゥーブ』と『エピファニー』である。)
私は、ゲームという遊びの媒体を通して、学校では教えてくれない、知識や教養や知性を子供達に伝えたいと考えている。
ゲームをする事で、その時間をも学びの時間にしようと考えているのである。
世間では「ゲームの時間=無駄な時間」となっているが、これを「ゲームの時間=学びの時間」や「ゲームの時間=心の栄養補給の時間」に変えて行きたい。
これにより、ゲームのプレイ時間を「プレイヤーの人生にとって、価値ある時間」になる様にして行きたい。
私は、必ず誰かの心に刻まれ、その誰かの生きる支えになれる作品を作り上げられるクリエーターになると決めている。
今の自分のスキルでは、まだまだ実現は先になるだろうが、「私がディレクターとシナリオが出来る様になるのを、企画の方が待っていてくれる」だろう(笑)
そして、その作品達はきっと、「儲ける事を目的に作られてはいないが、いつの間にか儲かっていた。」という理想のスキームに入るのではないかと本気で考えている…。

今月の課題図書を読み終え、こんなにも素晴らしい人と、同じ事を考えられていたという事が、大きな自信に繋がりました。
素敵な本を、本当にありがとうございました。

投稿者 6339861 日時 2016年4月30日


やりたいことをやれると思いきること
そしてその準備をしておくこと。
シンプルな成功法則が書いてあります。
また、マクトゥーブとエピファニーという表現で、
天命ときっかけについても気づかされました。
自分もオワコンという言葉に恐怖を感じる年齢に
なってきました。
課題図書を読んでいると、人生哲学のような共通点を
感じます。
しょうおんさんが同じことをいろんな本を通じて
言っているような気がしてきました。
オワコンにならないよう、準備をおこたらず
エピファニーを逃さないよう生きていきます。

投稿者 nkatani 日時 2016年4月30日


~成功の神はネガティブな狩人に降臨するを読んで~

この本を読んで痛烈に印象に残ったのは著者である角田陽一郎さんの人間性でした。

1.好奇心がとても強い
 本文の中で『"嫌う"ということの意味がよく分からない』という一文に圧倒されました。
 人はイメージや思い込みで物事の好き嫌いを決めることがままあると考えているのですが、
 角田さんにはそういった思い込みのフィルターがない(もしくは取り外せる)というところがスゴイと思いました。
 自分は日々、興味がないと感じることについては、
 「どうやったら楽しいと感じられるか」を考えるように意識していますが、
 角田さんにはそういった努力が必要ない。
 この人は、本当の意味で「人生を楽しみ尽くす」人なんだと感じます。

 そんな角田さんの好奇心の強さを尊敬しつつ、うらやましいと思いました。


2.「決まり事の中で考える」のではなく「決まり事を作るところから考える」
 たいていの場合、前者のパターンに陥りがちですが、
 後者のパターンで思考することができる、というところが角田さんのすごさだと思います。
 こういった枠組みにとらわれない思考ができるからこそ、
 多くの面白いものを手掛けることができたのだろうな、と思います。


最後に、この本のサブタイトルには「企画術」とついていますが、
「人生を楽しむための手びき」に思えてなりません。
きっと、本文の書き方や内容から感じる「面白さ」がきっとそう感じさせるのだと思います。

この本の内容をヒントに、自分なりの「人生を楽しみ尽くす」生き方を見つけ、実践していきたいと感じました。

短いですが、以上とさせていただきます。

投稿者 ktera1123 日時 2016年4月30日


「成功の神はネガティブな狩人に降臨する」を読んで。

バラエティ番組とは限らないのだけど、本人、家族、同僚、友人、知人レベルでいろいろ業界関係者とつながりがある人がいたり、1人1回ぐらいは出演してたりする。その経験をいかして何か書けることがあるのではないかな。

実際にあったはなし(1)
 昔、草野球を月1回以上集まって練習試合をしていた時の話。
3塁を守っていた人が某制作会社のプロデューサーでゴルフの番組を作成していて、視聴者からの質問にプロゴルファーが答えると賞品がもらえるコーナーがあり、野球に参加していた人が「是非ほしい」ので質問のはがきを送るので、参加していた時のメンバーで検討することになりました。「視聴者がプロに聞きたい事はなんだろうか。」、「逆にプロゴルファーが試合に出ていない時はどう調整しているのか。」などの意見があり、質問としては「プロゴルファーがゴルフ練習場(打ちっぱなし)では、どのように練習しているのですか。」とまとまりました。ちゃんとそれ通りに書いてあれば採用できるネタレベルには達していたらしいのですが、なぜかしらないけれどそれ通り書いていなかったので採用できなかったとのことでした。 実際、番組に出演していたプロゴルファーはどう説明し、どうみせたらよいかを視聴者に伝わるかか、真剣に考えていてその結果を放送されているとのことでした。

実際にあったはなし(2)
昔、「はなまるマーケット」の「資格とるだす」に出演したことがあった。一応、台本はあったのだけど、私の分の内容は何故か空欄。当日、社内で手すきな人を集めて内容を検討。地図が読めると新幹線から富士山をよく見ることができる内容となった。その場で臨機応変な対応で、取材はおわった。当日、実際に放送されたときに「みていた人は大爆笑。」どうなったかというと、簡単なアニメーションを作成して顔はめしてあった。うーんその手があったかと、引き出しの大きさにびっくりした。

読み終わったので、勤務先の営業のひとにまわそう。お笑い芸人出身なので、話の勘所はわかっているだろうし、企画的なことを検討するようなことを、当期方針の発表の時に話していたのでなにか役に立つのではないかな。そういえば、5月中にアイデアソンをやるようなことも言ってたな。メルマガで追加されたもう1冊の本も役に立つかもしれない。
なぜか読んでいる内容がいろいろリンクするし、企画している人には、なぜか知らないけど、話が上、空、天から降りてくる状態に近づいているのかもしれない。

投稿者 2l5pda7E 日時 2016年4月30日


「成功の神はネガティブな狩人に降臨する」を読んで。

願望達成とは、既存のルールにとらわれずに新しいルールを作成して達成する事であると、
著者が一番の言いたい事であると感じました。

また、ライフワークへの奨めであると感じました。
ライフワークとは、リスクがあってもおいしい果実を取りに行く事なのですね。
自分の縛りのルールに気がついてもリスクがあるから抜け出せない事があるかと思いますが、
現在の日本はリスクがあっても命が取られないというのは一歩前に足を出すときの、背中を押してくれる一手となりそうです。

ライフワークとはいえ、どの場所でも3年続ける事までは辛かったとの事。
職業だけではなく、趣味の世界もそうなのかと思います。

FaceBook/Twitterで交流力が養われる事は、目からウロコでした。
今後の世間の価値観としては、情報を持っていることがアドバンテージとなるという事ですね。

良書をご紹介いただき、ありがとうございました。

投稿者 gizumo 日時 2016年4月30日


成功の神はネガティブな狩人に君臨する バラエティ的企画術を読んで

「最速で身につく世界史」という本が某番組で紹介されて、“欲しいものリスト”入りしていた作者である。「東大卒だし」「テレビマンだし」とどちらかと言えば、住む世界が違う歩み寄れない人物象を想像していたが、紹介されていた本は世界史選択の自分にとっても興味をそそられる内容で気になっていた。今回その気になる本にひかれつつも課題図書に挑戦したわけである。
 やはり、この著者は学問的に頭が良いだけでなく、一言でいえば「素直」なんだろうなと。頭が柔らかい、柔軟であるというかこだわりがないわけでもなく。言われたことを愚直に実行し、好きも嫌いも作らない。否定も肯定もせず、まず楽しんでみる。なんでも斜に構えるてプライドの高い?!自分には、うらやましい限りである。この点でまず脱帽・・・。「人を笑わすことが一番難しい」とは私の尊敬する人の言葉であるが、“バラエティプロデューサー”だからなのかこの人の気質なのか、「人生を楽しんで」大切にすごしている感が半端なく感じられる。
 偏見は慎まなければと思いつつも、「メディア業界、特にテレビ局関係者などは、ちゃらい薄っぺらな人物」だと信じていたが(まずそこが自分の柔軟性のない証拠ですね)、“フリとオチ”常に考えている仕事に向き合う真摯な姿勢や将来の革新をもくろむ姿は、今の自分に一番不足していることではと、深く反省した。半端な気持ちで臨んでいないのである。しかも、人生を流されることなく、常に冷静に俯瞰してバージョンアップを進めて丁寧に全力で生きているさまは尊敬に値する。
 さすがにこれが、「成功の神」が味方する要素なのかと目からウロコの内容であった。自分の仕事への取り組みに“喝”をいれてもらった本であった。深く感謝しております。

投稿者 ken2 日時 2016年4月30日


「成功の神はネガティブな狩人に降臨する」を読んで

お正月特番の長寿番組「さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかスペシャルSP」は好きで、毎年楽しみに観ている番組である。
「あなたの夢はなんですか?」と日本全国をインタビューして回り、そのなかから、実際に「夢実現をアシスト」された内容が放送されるドキュメントバラエティ。

毎年、笑いとワクワク感と感動で大泣きですが、そのプロセスはまさに「思考は現実化する」⇒「人にしゃべった夢は現実化する」である。

選ばれるのは、○○の夢を実現したい、とインタビューで語った方の本気度が伝わる夢、そしてその本人自身にもちょっと努力が必要な夢。

著者はそのプロデューサーであると知り、どんな人なんだろうと興味深く読んだが、著者自身の体験や想いが反映されているのだな、と腑に落ちた。

それは、
・神頼み=プレゼン、というカタチで毎月、夢を口にしている(九頭龍神社)
・「夢は叶っちゃうんだ!」と思い込んでいると「日々の行為」と「夢を叶える行為」がどんどん重なってくる、と書かれている。

実際、いきなり「あなたの夢はなんですか?」と街頭インタビューされ、なかなかすぐに答えられるものではない。
「星に願いを!」ではないが、番組で実現してもらえる人の夢というのは「いつも心に描いているが故にインタビューに即答でき、いわゆる準備ができている状態」の人だ。
著者が教訓として挙げている「青山くんのパスポート」では夢は叶わないのだ。

放映される夢は本人の努力が必要なものだが、ひとりでは叶えられるものでなく、必ず協力者(番組スタッフやタレント)や応援者(家族、友人など)がいる。
番組を観ているうちに、自然と応援している自分がいる。人が夢を掲げて前に進んでいる姿をみると、人は応援したくなるんだな、と思う。


あなたの夢はなんですか?

わたしの夢は、好きな時に好きなところに好きな人と行ける「ロケハン人生」を送ることです。
そして、人の夢をアシストすることです。

さいごにひとこと。
著者としょうおんさんは、仕事上の共通点はないですが、本書のなかで太字で書かれていることを拾い読みしたりすると
メルマガやセミナーでしょうおんさんがおっしゃっていることとけっこう重なる点があるなあと感じました。

今月もありがとうございました!

投稿者 kawa5emon 日時 2016年4月30日


書評「成功の神はネガティブな狩人に降臨する バラエティ的企画術」 角田陽一郎 著


読了後、秀逸なタイトルだと深く唸る。タイトルだけでは想像できなかった素晴らしい内容だった。
何よりも最初の反省点は、時間との対費用効果でテレビというメディアに意図的に触れないようにしてきたが、
それにより、テレビ業界内の角田氏のような人財の存在や、視聴率に依存しない「オトナの!」のような新ビジネスモデルがあるなど、
テレビ業界へのアンテナが全く立っていなかったことを認識させられた点だ。明らかに現代において大きな影響力がある業界にも拘らず...
本書で角田氏が指摘の通り、偏見、単一的な括りでの思い込み、過信、そのような、
今後の自分にとってマイナスになるであろう偏屈な態度が発見できただけでも本書を手にした意味があった。


さて内容に関して、本書は著者の定義する「バラエティ的」視点で見事に描かれた、
現代を生きる人々への現実的で実践的な人生指南書である。
それは最後に『「少量共鳴社会」を生き抜く皆さまのガイド本なれば』との〆の言葉通りである。


当初、テレビプロデューサーと企画術の文字を目にして、所謂企業内にて、
とある新規ビジネスの企画書を如何にして通すか?のような狭義のノウハウ集かと先入観があったが、
全てを読み終えればここでいう企画術とは、個々の人生に於けるあらゆる企画を指すものだと認識できた。
つまり、相当端的に言うと、自分の夢をどのように叶えるのか?カタチにするのか?の企画術である。

第一章の「神頼み」にて、一般的によく耳にし実はあまり他者への転用が利かない、
スーパービジネスマンの話か?とも感じたが、読み進めるほど各出来事は偶然ではなく必然で、
最後まで素直に読めば、なぜ夢が実現したのかの経緯も理解できる。
つまり夢の実現可能性を高めるためのやり方が本書には記してあるのだ。


でも、具体的にはどうすれば?
その第一歩が、タイトルにも登場する「ネガティブな狩人」という態度である。

ネガティブ→物事の本質をしっかりと見極める、消極的(後ろ向き)でなく、物事の順序を丹念に慎重で謙虚且つ、真面目に追う姿勢。
狩人→失敗を恐れないチャレンジ精神の持ち主で、さらには既存フレーム(一般的には常識と呼ぶ)に拘らず、
まだ見ぬ世界で、まだ見ぬ獲物を貪欲に狙う勇気ある狩猟者。
直観を信じ自分で確かめる、このしたたかで知的好奇心旺盛な人生哲学をして、角田氏に成功の神が降臨した。

そして成功の神が降臨した場であり、且つ本書の価値と言うべき点は、著者の角田氏がマスコミ(この場合はテレビ業界)出身のエースプロデューサーで、
処世術のポイントとして、情報(コンテンツ;著者も言及するようにこの言葉は定義が広すぎる)の取り扱い方に比重が置かれている点だ。
情報化社会の昨今、情報(コンテンツ)の取り扱い方如何で圧倒的な差が生まれてしまう。
そのような背景を理解した上で本書を手にした時、さすがマスコミ第一線で活躍の身である故に、情報(コンテンツ)の捉え方は一味も二味も違う。

少し話が外れるが、情報の取り扱い方が変わると、出会う情報も変わるものなのだろう。
本書後半に登場の浦沢氏、小室氏との出演取材ネタは鳥肌モノも鳥肌モノであった。
あ~住んでいる世界が違う。持っている情報が違う。それだけでもこの本を手にした価値はあった。


もう一つ、夢を叶えるに際しての必要条件の一つ、周囲環境との付き合い方に言及したい。
特にギャラリーを味方にする秘訣、これは目から鱗であった。
そうか、当事者にしてしまえばいいのだ。つまり価値観を共有し共感してもらえれば、
夢を実現するための応援者になってくれる可能性が一気に高まる。
一人でいくら夢実現を唱えたところで、夢が実現しない理由はここにあった。
そう、夢が実現するための磁場形成、本書でいう成功の神が降臨する場所を創造することが必要なのだ。


最後に「バラエティ的」に言及すべきだろう。著者が定義した「バラエティ的未来」。
個々人の個性が輝き、自分が必要な、自分が好きなモノを、自分が必要な分だけ、手に入れる社会。
今年1月、2月の課題図書の内容がオーバーラップする。自己がない個人には厳しい未来でもある。
個人個人が本当の自己を追い求める時代が来るのはもう時間の問題だ。

著者は自身の使命を「リアルにバラエティな人生を生きることこそが、僕がやるべき使命」とした。
私自身もその使命におおいに共感したが、まず何よりもそれを実現するため今出来ることは、
今、この時を生きること、一瞬一瞬を無駄にせず、人生に於けるあらゆる出来事を味わい尽くすことが、
大切なのではないかと、成功の神が私に囁いた。

最後までお読みいただきありがとうございました。

投稿者 wapooh 日時 2016年4月30日


201604【成功の神はネガティブな狩人に降臨する-バラエティ的企画術-】を読んで

『幸せは自分で選べる時代が来ているのかもしれない。』と、この3か月の課題図書を読みながら感じています。『物欲なき世界』で印象に残っているのは、IT技術と情報処理能力の躍進のおかげで、個人がスモールビジネスをスモールと言いながら世界発信レベルで立ち上げることが可能になる世界がやってきているということです。平均的な多くの人間(日本人?)が、労働をして金銭を得、豊かな生活をする手段の大正解が安定した給与の高い企業のサラリーマンやキャリヤを保証される公務員だけではないということです。
本書の言葉を借りれば、『知性』を使うことによって、例えば、『物欲なき世界』でいうと、オリジナルデザインのTシャツを販売することにより個人で工場等のハードを持たなくても商売が可能で収入が得られて、社会に貢献する満足が得られるということです。これは、都会に住まなくても実現可能であるわけで、住むところも自由に選ぶことができて、自分の知性を磨いて自分の描く『幸せ』を実現する可能性が格段に高くなっているのではないか、と感じました。
同時に、情報を入手するツールはますます必要とされるわけで、今なら携帯やPCという容れモノおよび情報処理を担う工場やITシステム会社は減ることはない。世界的に必要とされるこれらのハード(携帯ならそれを作る基盤や、ケースのためのプラスチック、電池その他もろもろも物質)およびシステムとしてのソフトを生産・想像する場はますます需要が高まるが、コモディティ化されていることを考えると、大量生産が安価にひろく販売できるため、ラージ?ビジネスも必要。汎用化されて生産システムが確立されれば、より進化したロボット工場での生産も可能ではあるけれど、常に進歩する先端の機種を開発するには、ロボットではなく、デザインを担う人間の知性が必要。
大企業の経営層に付くことで高額の収入を得る(サラリーマンとして出世を目指す)生き方もなくなりはしないと思う。
どちらも選べるわけで、特にサラリーマンの生き方しか考えられない思考停止の日本人は柔軟な発想を持ったほうが良いのかもしれないと感じたのでした。
もう一度、目次をザーッと眺めていて、本書のタイトル『成功の神はネガティブな狩人に降臨する』のキーワードが2つ込められている章がありました。67ページ。読んでみると、『狩人=リスクテイカ-。現代では文字通り命を懸けるところまではいかずとも己の首?生活を懸けて魂を込めて、熱(熱い思い)をもってする仕事。対極は、エクセル仕事=生命を懸けなくても、熱を持たなくても淡々と仕事をして生活ができる現代まで進化した人類の英知、ただし精神的リスクを抱えている』『ネガティブ=失敗するリスクを負う立場上、リスクを避けようとネガティブに用意周到にめいいっぱい考えて、襲ってくるであろうリスクと対峙する姿勢=肯定的、積極的、前向きな姿勢』とある。
例えば、従来の資本主義の成功=大きなお金や名声を目先に求めるあまり慎重さに欠いてリスクも考えずに前向きにだけ生きてしまえば、犯罪も犯してしまうような『イノベーションオブライフ』でいうところの、失敗したエリートとなってしまう。自ら命を奪ってしまう行動に出かねない。
これらをコントロールして、『幸せ』を描き『幸せ』を気付くことが、知性を磨くことによって多くの人に可能になる世界にシフトしている。
知性って何?といえば、知識を多く所有しているのではなくて、仲間と楽しみ時に自分の世界の枠から外れて、思考や目線を上昇させて物事を見、進展させる行動力のこと。そのタイミングは何かちょっといつもとは違うお知らせであり『前兆=マクトゥーブ』なのだけれど、これを感知するのは、感性。何事も肯定し、楽しみ、自分だけではなく他人を巻き込んで笑える完成。バラエティという許容力の広さ。
これは、笑いなんかだけではなくて、本書の冒頭の『怪しい系の話』をもキャッチする感性。
しょうおん塾の集大成みたいだと感じました。
知性も感性もどちらも大切。
『オワコン』にならないために、いつでも『幸せ』になるためには、自暴自棄にならず、思考停止にならず、成長を止めず本質を判断し【ここは今の自分には未消化な部分】、『終わらないコンテンツ』になって死ぬまで『幸せ』を感じること。
具体的に、自分が何をして誰とどんなふうに生きていけばそうなれるのか、正直描けていないのだけれど、まずは今している仕事や好きなこととおして、縁があって大切だと思える近かったり遠かったりの仲間と一緒に笑って生きていけるように、と思うのだ。
今月もありがとうございました。

投稿者 vastos2000 日時 2016年4月30日


(私の認識では)私の仕事は『ワクワク』を求められものではありませんが、この本から吸収できることがないかと思い、読み進めました。

ピンときたのが、今の仕事で『レギュレーションを作ることにチャレンジ』したいと考えていることです。
予算制度についてのことですが、現状は、翌年の予算を秋ごろに作成するという役所に似た制度ですが、これだと、年度の最後の四半期などは、予算は2年前に建てたものになるので、新たな商品が出てきたときに、それが良いものであっても予算書に記載がないので採用するのに苦慮することがたびたびあります。

これを、どう変えたいのかと言うと、大まかに言うと、ひも付きの予算制度をやめるということです。
このような制度をとっている会社も多いとは思いますが、今までずっとこの予算制度でやってきた中で、これを変えるのは大変です。
『企画が採用されなくても企画が実現できれば良い』という考えもあり、今まではうまく予算制度の余白をついてやりくりしてきましたが、限界を感じているところでした。
“上”と戦うのでなく、新しいレギュレーションを採用することが、みんなのためになるという考えを共有してもらうよう動き出しています。

著者も何度か触れているように、『モノゴトの良し悪しは受け取る側が判断する』ということを念頭に置き、具体的には実際の最終決裁者である常務に「このほうが良い」と受け取ってもらうためにはどうすればよいかを考え、今年の9月までにあの手この手で攻めようと決めました。

まずは手始めに、この件に関連するアイデアや情報のメモをデスクトップの一画に集めるようにしました。
毎日のように目にする場所なので、頭の片隅に刷り込まれ、アイデアが醸成することを狙ってのものです。
この本を読んだことが直接のきっかけなのかはわかりませんが、前々から考えたことが転がりだした気がします。ありがとうございました。

投稿者 jawakuma 日時 2016年4月30日


成功の神はネガティブな狩人に降臨する ―バラエティ的企画術― を読んで

「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなしものは 心なりけり」高杉晋作
先日友人に誘われ“不動産を面白がる会 マンション管理組合編”なる集まりに参加した。
主催の唐品知浩さんは 面白がる という言葉を以下のように定義していました。
面白がるっていうところを一回お話しておきたいんですけれども、面白がるって辞書で調べるとここに書いてあるように「面白いと思う」って書いてあるんですけれども、ちょっとなんか、いまいち分からない言葉で。他の方たちがどんなことを言っているかというのを見ていくと比較的分かりやすくて、面白法人カヤックの柳澤さんとかは「自分たちのサービスに対して、まずは自分たちで面白がろう。自分たちが面白がらずに作ったものを誰が面白がってくれるだろうか」っていうふうにおっしゃっていたり、あと百ますの陰山さんとかは「本来なら自分に好ましくないことや、自分の感性とずれていることでも、あれ、結構面白いかも、と気付くことができる力だ」
私も高校時代から長らくボランティアにて青少年育成活動に参加したり、今年からは小学校のPTAの役員になったりと世間一般的には面倒臭がられ敬遠されがちな役割を引き受けてやっているのですが、この面白がるという定義には共感を覚えました。
PTAも参加してみるとやっぱりというかみんなできることならやりたくない、やらなきゃいけない感が満ち満ちていて押しつけ合いを続け、じゃんけんやくじ引きで仕方なくやるといったものになっています。どうせやるなら面白がりながら、楽しく効果が出るようにやれるようにしたいと思っています。
著者はTBSのプロデューサーですのでたぶん企画の段階からある程度映像の絵が頭の中に見えて客観視ができている状態なんだと思います。私はネガ気質が強い人間で自分のことも常時客観視しがちで、感情の起伏が単調な面があります。この著者のすごいところはそのネガ気質を上手に切り替えてリスクを取り‟狩り“にでていける所です。伝える力は一割の項でも書かれていたように自分のおもしろいことを考えている思いを、周囲に発信し、味方に巻き込みどんどん企画を実現し夢をかなえている。
私も願望実現に向け、まずは九頭竜神社の月次祭に行ってみようかと計画中です!

今月も良書をありがとうございました。

投稿者 19750311 日時 2016年5月1日


「成功の神はネガティブな狩人に降臨する」を読んで

まず私個人として、この本から得る学びという面での失敗は、私の読書を始める際のいつものルーティンである、本の表紙の裏表、帯、目次を読んだ時点で、著者がどんなにユニークな感性やアプローチ方法を持っていたとしても、私個人の受け手側の心構えとして、残念ながらやっぱり東大卒の学歴エリートだった方だから、元々の頭のレベルが自分とは全く違うんだと頭の中で擦り込んでしまっていた。これは自分の価値観の中で一番遠い、TV局の番組制作の中心も中心の仕事をされている方という自分の狭い狭い見識もあったと思うが、この読書からの学びも狭めてしまったと感じる。

ただ読み始めて行くと、神様へのプレゼンという、毎月行っている神社へのお参りなど、自分の信じて実践している非科学的な世界の力を信じ、また毎月その九頭竜神社へのお参りを毎月欠かさないという話には最初から驚かせられた。ただそうは言っても、自分のベストと思える程まで準備を整えておくという実務的な心構えには、すぐ自分でも変える事が出来る事だと思う。

まず明日から本当に望む事には、自分が100%やりきったと思えるレベルまで、ガムシャラになってやってみる事から初めて見る事とする。

投稿者 morgensonne 日時 2016年5月1日


『成功の神はネガティブな狩人に降臨する』を読んで


前向きネガティブとはしょ〜おんさんのセミナーでもよく出てくる話で
未来をよく読んで、リスクに備えるということであると思います。

本書では著者本人が仕事を通じて様々な経験を積んできた中で、
本人自身が仕事を、企画を楽しんでいるのが伝わってきます。

著者のように熱い思いを持って
様々な企画を提案していけば、仕事を楽しく
自分のものにできるのではないかと感じました。

私自身もバラエティな未来を創るべく
仕事だけでなく、家族と、そして自分も楽しめる
趣味もできるだけ多く試していこうと思います。


ありがとうございます。

投稿者 shiorina 日時 2016年5月1日


また新しい発見をすることができた大変面白い本でした。
しょーおんさん、ご紹介誠にありがとうございました。

本を読んで、印象深かった点は3点ありました。

その中でも一番実践してみたいと思った特に印象に残ったことは、
「思い込みのための神頼み」でした。

こちらの箇所を読んで、著者が紹介した、開運神社ナビゲーターこと西邑清志の著書
「今こそ本気の神社まいり」を購入して読みました。

そこには、自分の知らなかった神様への正しいお願いの仕方、参拝すべき神社など
新しい発見がいくつもありました。

話は、角田さんの課題図書に戻り、
「思い込みのための神頼み」ですが、夢を叶えるもっとも近道は思い込み=脳へのインプットである。
というのにとても共感が持てました。

思い込みををする手段はつまるところ、何でも良いのです。
そこで著者は、神頼みであれば毎日・毎月と定期的に叶えたい夢をお願いすることになるので、
必然的に脳にインプットされ、インプットされることで無意識レベルで夢を達成するための行動
ができるようになるというのである。

自分もそうだが人間はなかなか、それをしなさい、それを達成するために毎日実践しなさいと
言われても継続できない生き物であると思います。
だったら、なるべく持続する方法・簡単な方法で、思い込み=脳へのインプットができる方法が
夢を叶える最も近道となる方法ではないかと思います。

自分は今後も引き続きこれ(神頼み+毎日の夢の音読)を実践していきたいとあらためて思いました。


印象に残った2番目は、出てきました!『3年』のキーワードが。
しょーおんさんの基本編セミナーを受講された方にはおなじみのワードですが、
著者も言っていました。
『同じところに3年いれば、いままで見えていなかったことが見えてくる!』と。
また『その仕事に対する自信や確信は、努力や才能ではなく、その仕事に一定時間携わってきた「時間」なので
ある』とも言っています。

深く共感しました。

また、過去に読んだ、以下の本もふっと思い出しました。

マルコム・グラッドウェルはその著書「天才!成功する人々の法則」でも言っています。
『その分野で一万時間(約10年間)を費やすことができれば成功する確率は一気に高まる』と。

またマルコムはビートルズを例えに、こうも言っていました。
『ザ・ビートルズがアメリカ進出するまでに、グループを組んでどのくらい時間が経っていたか?』
正解は、7年間。その7年間の特に最初のころは、下積みとして、一日8時間を週7日間ストリップ劇場の
ステージに上がり演奏をしていたのである。
8時間ぶっ続けの演奏を週7日、アメリカに進出する前に合計1,200回のライブをこなしていれば必然的に
うまくなるものであると言っている。

ビートルズも、一定の練習時間、すなわち圧倒的な量があの質を生み出したのである!

あらためて、夢を叶えるためには、地道にまずは3年、できれば10年は時間を費やし究めていきたいと
思いました。



最後に印象に残った点は、『大量消費社会は終焉を迎え、少量共鳴社会にパラダイムチェンジする。
それには、ある特定の人に向けて、価値を生み出せる人が生き残る時代になる』と言っていた点であります。

自分ははたして現在何かの価値を生み出しているだろうかと問いただした時に、残念ながらすぐに返事は返ってきませんでした。

ただ価値を生み出そうとしている第1歩はすでにし始めているので、あとはそれを先ほどの3年、10年継続していき、道を究めていきたいと思いました。

投稿者 shiorina 日時 2016年5月1日


また新しい発見をすることができた大変面白い本でした。
しょーおんさん、ご紹介誠にありがとうございました。

本を読んで、印象深かった点は3点ありました。

その中でも一番実践してみたいと思った特に印象に残ったことは、
「思い込みのための神頼み」でした。

こちらの箇所を読んで、著者が紹介した、開運神社ナビゲーターこと西邑清志の著書
「今こそ本気の神社まいり」を購入して読みました。

そこには、自分の知らなかった神様への正しいお願いの仕方、参拝すべき神社など
新しい発見がいくつもありました。

話は、角田さんの課題図書に戻り、
「思い込みのための神頼み」ですが、夢を叶えるもっとも近道は思い込み=脳へのインプットである。
というのにとても共感が持てました。

思い込みををする手段はつまるところ、何でも良いのです。
そこで著者は、神頼みであれば毎日・毎月と定期的に叶えたい夢をお願いすることになるので、
必然的に脳にインプットされ、インプットされることで無意識レベルで夢を達成するための行動
ができるようになるというのである。

自分もそうだが人間はなかなか、それをしなさい、それを達成するために毎日実践しなさいと
言われても継続できない生き物であると思います。
だったら、なるべく持続する方法・簡単な方法で、思い込み=脳へのインプットができる方法が
夢を叶える最も近道となる方法ではないかと思います。

自分は今後も引き続きこれ(神頼み+毎日の夢の音読)を実践していきたいとあらためて思いました。


印象に残った2番目は、出てきました!『3年』のキーワードが。
しょーおんさんの基本編セミナーを受講された方にはおなじみのワードですが、
著者も言っていました。
『同じところに3年いれば、いままで見えていなかったことが見えてくる!』と。
また『その仕事に対する自信や確信は、努力や才能ではなく、その仕事に一定時間携わってきた「時間」なので
ある』とも言っています。

深く共感しました。

また、過去に読んだ、以下の本もふっと思い出しました。

マルコム・グラッドウェルはその著書「天才!成功する人々の法則」でも言っています。
『その分野で一万時間(約10年間)を費やすことができれば成功する確率は一気に高まる』と。

またマルコムはビートルズを例えに、こうも言っていました。
『ザ・ビートルズがアメリカ進出するまでに、グループを組んでどのくらい時間が経っていたか?』
正解は、7年間。その7年間の特に最初のころは、下積みとして、一日8時間を週7日間ストリップ劇場の
ステージに上がり演奏をしていたのである。
8時間ぶっ続けの演奏を週7日、アメリカに進出する前に合計1,200回のライブをこなしていれば必然的に
うまくなるものであると言っている。

ビートルズも、一定の練習時間、すなわち圧倒的な量があの質を生み出したのである!

あらためて、夢を叶えるためには、地道にまずは3年、できれば10年は時間を費やし究めていきたいと
思いました。



最後に印象に残った点は、『大量消費社会は終焉を迎え、少量共鳴社会にパラダイムチェンジする。
それには、ある特定の人に向けて、価値を生み出せる人が生き残る時代になる』と言っていた点であります。

自分ははたして現在何かの価値を生み出しているだろうかと問いただした時に、残念ながらすぐに返事は返ってきませんでした。

ただ価値を生み出そうとしている第1歩はすでにし始めているので、あとはそれを先ほどの3年、10年継続していき、道を究めていきたいと思いました。

投稿者 shiorina 日時 2016年5月2日


また新しい発見をすることができた大変面白い本でした。
しょーおんさん、ご紹介誠にありがとうございました。

本を読んで、印象深かった点は3点ありました。

その中でも一番実践してみたいと思った特に印象に残ったことは、
「思い込みのための神頼み」でした。

こちらの箇所を読んで、著者が紹介した、開運神社ナビゲーターこと西邑清志の著書
「今こそ本気の神社まいり」を購入して読みました。

そこには、自分の知らなかった神様への正しいお願いの仕方、参拝すべき神社など
新しい発見がいくつもありました。

話は、角田さんの課題図書に戻り、
「思い込みのための神頼み」ですが、夢を叶えるもっとも近道は思い込み=脳へのインプットである。
というのにとても共感が持てました。

思い込みををする手段はつまるところ、何でも良いのです。
そこで著者は、神頼みであれば毎日・毎月と定期的に叶えたい夢をお願いすることになるので、
必然的に脳にインプットされ、インプットされることで無意識レベルで夢を達成するための行動
ができるようになるというのである。

自分もそうだが人間はなかなか、それをしなさい、それを達成するために毎日実践しなさいと
言われても継続できない生き物であると思います。
だったら、なるべく持続する方法・簡単な方法で、思い込み=脳へのインプットができる方法が
夢を叶える最も近道となる方法ではないかと思います。

自分は今後も引き続きこれ(神頼み+毎日の夢の音読)を実践していきたいとあらためて思いました。


印象に残った2番目は、出てきました!『3年』のキーワードが。
しょーおんさんの基本編セミナーを受講された方にはおなじみのワードですが、
著者も言っていました。
『同じところに3年いれば、いままで見えていなかったことが見えてくる!』と。
また『その仕事に対する自信や確信は、努力や才能ではなく、その仕事に一定時間携わってきた「時間」なので
ある』とも言っています。

深く共感しました。

また、過去に読んだ、以下の本もふっと思い出しました。

マルコム・グラッドウェルはその著書「天才!成功する人々の法則」でも言っています。
『その分野で一万時間(約10年間)を費やすことができれば成功する確率は一気に高まる』と。

またマルコムはビートルズを例えに、こうも言っていました。
『ザ・ビートルズがアメリカ進出するまでに、グループを組んでどのくらい時間が経っていたか?』
正解は、7年間。その7年間の特に最初のころは、下積みとして、一日8時間を週7日間ストリップ劇場の
ステージに上がり演奏をしていたのである。
8時間ぶっ続けの演奏を週7日、アメリカに進出する前に合計1,200回のライブをこなしていれば必然的に
うまくなるものであると言っている。

ビートルズも、一定の練習時間、すなわち圧倒的な量があの質を生み出したのである!

あらためて、夢を叶えるためには、地道にまずは3年、できれば10年は時間を費やし究めていきたいと
思いました。



最後に印象に残った点は、『大量消費社会は終焉を迎え、少量共鳴社会にパラダイムチェンジする。
それには、ある特定の人に向けて、価値を生み出せる人が生き残る時代になる』と言っていた点であります。

自分ははたして現在何かの価値を生み出しているだろうかと問いただした時に、残念ながらすぐに返事は返ってきませんでした。

ただ価値を生み出そうとしている第1歩はすでにし始めているので、あとはそれを先ほどの3年、10年継続していき、道を究めていきたいと思いました。