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第25回目(2013年5月)の課題本

 

5月分課題図書は・・

「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界

 

アインシュタインって130年以上前の人なんですね。

特殊相対性原理を発見したのが1905年と、100年以上前の話なんです。

それなのに未だにほとんどの人は、この相対性原理が何を意味しているのか理解していないんじゃ無いですかね。

そしてアインシュタイン以後の、量子力学の歴史がまさに人類史を変えたわけですけど、こちらはさらに一般人には縁遠い状態です。

でもこのあたりの知識って、チャンとした本で勉強するとスゴく面白いんですよ。

たぶん中学生あたりにも理解出来るはずなんですよ。


という事で、平易に書いてある割には、内容がしっかりしているこの本を今月の課題図書にします。

日本人たるモノ、これくらいの知識はインストールしておかなきゃ恥ずかしいですよ。

【しょ~おんコメント】

5月分優秀賞

今月は26名の方にカキコしていただきました。


今回はテーマが相対性理論という事で、同じようなコメントが多くものすごく

選ぶのに苦労をしました。


イヤ、正確には1名だけ全く独自のスタイルで書ききった人がいたんですが、い

くらなんでもやり過ぎだろうと思い、真っ先に外そうとしたんですよ。


でも全員のコメントを2回読み直したら、これはこれで良く出来ている(という

か良く理解している)と思ったので、ちょっと嵌められた感があるんですが、

BruceLeeさんに差し上げる事にします。


この方、何度も受賞していて本当は他の人にも差し上げたいのですが、本当に

毎月凝ったコメントを書いて下さるので、ついつい選んでしまうんですよねぇ。

毎月書いているのに選ばれないなぁとお嘆きの方は、彼の書いたモノを時系列

で読む事をオススメします。

【頂いたコメント】

投稿者 yokoyayayuki 日時

古典物理学は、質量保存の法則に見られるように、この世の世界観をA+B=Cで表わしきることができる。

これは私たちが視覚的に見る世界を明確に説明してくれるし、理に適っているように見える。

しかし今月の課題図書を読み量子物理学という、思考実験を駆使した領域を知ると、
感覚的にこの世はA+B=Cだけでないことを理解できる。

特に量子の挙動に観察者の意志が反映されるのが興味深い。

最近、些細なタスクを手帳に書いている。
達成したら斜線で消す。
これを繰り返し、手帳に書けば三日以内には達成できる癖が付いた。

これに上記の量子力学の要素を入れればこの「癖」の力を増幅できると考えた。

達成したい大きな夢を手帳に書き、頭のなかで明確にイメージする。つまり明確に意志を持つ。

量子はその意志に影響されるわけだから、私の大きな夢は叶うはずだ。

願望を叶えるラッキーな人とそうでない人を分ける大事な要素を、量子力学から学ぶことができた。

投稿者 6703747907 日時

こんにちは。初めてメールさせていただきます。メルマガ・ツィッターともに読ませていただきながらの無反応、すいません。今回の本は個人的に非常に興味深いこともあり、お詫び方々感想を書きましたのでご一読ください。
相対性理論って難しそうですが、昔のジョークで「一人で座っているときは長く感じるが、女性が膝に乗っているときはあっという間に時間が過ぎる」と言われてたのをみて、興味を持ったことを覚えています。ですが、岩波の本(論文の和訳)を読んでもいまいちわかりませんでした。本文はやはり難しかったです。今回この本を読ませていただき、やっと理解できた気がします。
改めて感じたのは、アインシュタインの発想の転換の凄さですね。速さが一定で時間が変わるなんて逆転の発想の極致!これを元にエネルギーが重さという等々わかりやすく書かれており、一気に読み上げてしまいました。あ、ただし特殊の部分は、です。一般相対性理論はもう少し考えてみたいと思います。でも、これを理解したら原爆を作る人は本当にすごいなあ...
我々凡人としてはこのような大がかりなことはできなくても、発想の転換でうまくいくことは多々あると思います。既存の常識に囚われずに自由な発想で頑張れば、きっと大きなことができると信じてよいと改めて思いました。
それともう一点。先の膝の話ではありませんが、時間が変化するのは本当だと思っています。仕事を辞めたら老けたね、とか旅行してたら、あらもうこんな時間、とか。きっと相対性理論が働いていると思います。自身のポリシーである、「まず動き回ろう」は自分を若々しく保つのに本当に必要なんだと、勝手に理解しました。妻も家にこもらないように進言してみます、と新たに宣言した読後でした。
これに比べて量子論は難解でした。特にパラレルワールド経由で東洋思想になるところなんて、虚数の世界をかいま見たことない中簡単には信じがたいです。
そのあたりのお話をお聞かせいただける様子のしょうおんさんのセミナーには、いつか必ず参加させていただきたい改めて思いました。いつかどうぞよろしくお願いいたします。

投稿者 fingerxfrog 日時

初めて投稿させていただきます。乱筆乱文失礼いたします。

「ときめきを忘れない人は若々しい。」
これを、ほぼ強引な仮定と解釈の下、相対性理論を駆使し、書きたいと思う。

若々しいのはココロが常に、異性に対し加速度運動をしているからだと思う。普通に年老いて行く人とは違い、比較的に脳内ドーパミンのやらの電子が活発に扁桃体を通し、異性への感情スピートを縦横無尽に変化させているのではないだろうか。

恋してなくとも若々しい人はいくらでもいる。確かにそのとおりだ。しかしそれは加速度運動の起因となっているモノの違いであり本題の伝える所ではない。

心理的時間の長短が、心身の老いに影響するのだとすれば、まさに”ときめき”という感情の波と粒子によって、自分の意思で時間の流れを作る事ができ、コントロールする事が出来るといっても過言ではないのである。

それこそ時間の相対性であり、ココロと身体の老い方のスピードに、絶対的なものはない。人それぞれ感じ方、求め方によって相対的に変わるものなのである。

自分はどうなのか、、、もちろんいつもキョロキョロしているが、何か。

投稿者 mmnn 日時

課題本の相対性理論の本と量子論の2冊を読みました。
そして、VU編の受講ノートを読みなおしました。

物質とエネルギーは互いに交換可能であり、
密接な関係がある。目に見えているものが物質で、
目に見えないものが、エネルギー。
これらは異なることはない。

何もないと一見思われる「真空」も、実は
陽と陰のエネルギーが互いに打ち消し合って
いるだけの状態で、実はエネルギーが詰まってる。

だから、マイナスのエネルギーを取り除くと、
必然的に残ったプラスのエネルギーが浮き出てくる。

しょ~おんさんに教えてもらった、願望実現の極意、
「願望は一度手放すと入ってくる」
これもなにかしら通じるものがあるのではないだろうか。

プラスのエネルギーを入れるだけでは、
プラスの願望は実現しない。

マイナスのエネルギーを抜けば、プラスのエネルギーが
浮かび上がってきて、結果プラスの願望が叶いそうだ。

試験合格の願望を叶えるために、他をおろそかにしてでも
勉強時間を確保してきた過ちをこれからは改めていきたい。

仕事には100%集中しよう。
少しでも勉強時間を確保するように、早く仕事を終わらせる
ようなことはしない。

仕事は第一優先にして、残り時間を試験勉強に充てることで
今は7月の試験までやっています。

前から気付いていたのですが、実際に行動に移せたのは
今回の転職からです。

あと1ヶ月少し、

優先順位は、まず仕事、そして試験勉強。

これで試験合格を目指します。

投稿者 omieakanat 日時

「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界


今回の課題本を読み、私はよりいっそう
怪しい力の存在を具体的に認識することが
できました。

怪しい力というものが、見えざる
存在ではなく、科学の世界では100年前から
様々な実験で立証されてきたものだという
ことを知識としてインプットできました。

逆に言えば、科学で理由付けが無いと
信じられない自分が情け無くもなりましたが、
一方で、自分の直感が正しいと思ったことは
科学的根拠が無くとも正しいのかもしれないという
根拠になるのかなと思いました。


今回この本を読みながら私の背筋に電気が走った
箇所が3つありました。

一つ目は、E=mc2と質量保存の法則です。

今までもE=mc2の公式をベースに願望が実現する
という考え方、つまり言葉や想像したものも
エネルギーに違いないから、願ったことは
実現するのだろう、ということは知っていました。
しかし、どこかやはりオカルト的な漠然としたものでした。

しかし、より深くそれを認識するに至った点が、
質量保存の法則の存在です。E=mc2の公式で、エネルギー
を物質へ変換することが可能だという上に、エネルギーと
物質の間には質量保存の法則が働いており、願ったエネルギー
がモノに変化すること、願ったエネルギーは無くならずに
物質化すること、つまり実現することは当然なんだ!という
ことにハッキリと気付くことができました。


第二に物質の存在が時空に歪みを与えることから、
その変化を察知する能力の存在にも改めて気付きました。

時空の歪みは、実際に星の観察で太陽の周囲のものは
位置がづれることで観測できていることを知りました。

この歪みに気づく能力は気功や呼吸法を継続することで
感度を上げていれば間違いなく向上させられることを確信しました。

あらゆるエネルギーの変化を察知できれば、それは運
であったり、陰陽のエネルギーをキャッチできるということ。

例えば、オーラのある人というのはこのエネルギー量が
他よりも大きいはずです。パワーのある人物が近くにいる時の
気分の高揚も、暗い人がいる湿った雰囲気も、明らかに
エネルギー歪めた時空が伝わった証拠と考えられます。

この辺の第六感の感覚の存在をより科学的に感じることが
できるようになりました。


第三に、量子論の本からですが、
シュレーディンガーの猫の実験からです。

この実験から、量子力学の不確定性と共に、
この世界は異なるいくつもの分岐した世界の
一つであるという考え方がありました。

その箇所を読んだ瞬間、以前のしょ~おんさんの話しを
思いだし、「これって、しょ~おんさんが以前マンション
の部屋の例で、説明してくれた、自分の想いで一瞬で自分
のいる部屋を移れるんだよってやつだ!」と
あの時の話を根本から理解できました。



以上の3つ以外にも、この本を通して100年も前に
発見されている特殊相対性理論の基本を学び、
物理学の最先端、光のこと、物質の持つエネルギー
について勉強させて頂きました。

そして科学的に証明されていることと、普段しょ~おんさん
から学んでいる怪しい力が、ここまで密接に関わっていたのか
と驚きました。これらの知識を得ることで私の怪しい力も
より切れ味を増した!と実感できたことが本当にうれしいです。

今月も良書をご紹介頂きありがとうございました。

投稿者 koro 日時

神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。

「真理」とはシンプルであるがゆえに美しく、
それを知った者の数だけ解釈の仕方がある。

投稿者 ntotheg8 日時

相対性理論、量子論いずれも読ませてただ来ました。

相対性理論のアインシュタインと量子論のボーアの対決について
ボーアは、電子の動きは不確定で確率的に発生ものといってるのに対して
アインシュタインは今時点ではそう見えるかもしれないけど、
研究が進むにつれて、因果関係が見えてくるんじゃないのかと反論した
という話のなかで、

当初私自身もボーアの主張には釈然としないものがあり
アインシュタインの気持ちだったのですが、
読み進めていくうちに、なんとなくボーアの言わんとすることも
わからなくないと思えるようになりました。

今後、いろいろと研究が進んでいって、わからなかったことがみえてくるかもしれないですけど、
箱の中からまた別の箱が出てくるように、相変わらず不確定なことは
残りつつけるんじゃないのかなあと思いました。
そもそも、自分の人生も科学で説明できないなことが結構あるので。。

あと、とにかく動き続ければ、人より時間がゆっくり進んで、
24時間でできることが増えそうなので、サボらずに動き続けたいと思います。

投稿者 kd1036 日時

本書を読んで、言葉により思考を表現するという事を再認識しました。
著者は、出来るだけ平易に相対性理論について記述し、多くの人に理解できるように構成していたと思います。
個人的には物理・数学は大の苦手で、数式については理解しようとすると迷宮入りしてしまいそうなので飛ばしてしまいました。この辺りは自分の意識の変換と、自分は理解できるという刷り込みをするようにします。
動くものと止まっているものでは時間の進み方が違うという事にしても、何となくわかるけど自分の言葉で説明するのはまだ難しいです。さらに光の速さは常に一定という事を足すともう説明出来ないです。
理解した状態は、言葉でアウトプット出来る状態だと思います。本の構成はわかり易いのですが、現時点の私の理解度は落第ですね。
今後は今の位置をしっかり認識して、より理解度を深めるよう繰り返し読み返す事にします。
E=mc²は、仕事における実行タスクと時間とリターンにも当てはまるのかなと思いました。リターンを増やすには、実行タスクの単価か費やす時間を増やす事が必要です。今の労働関連の法律では、労働者の給与は時間に払われる事が前提となっています。そうすると同じタスクでも、仕事が出来ない人は時間がかかり、出来る人間はささっと終わるので、結果残業代を含めると出来ない人間のほうが給与が多いという現象が起きます。その後両者の評価で昇進に明確な差がつけられればいいのですが、それが出来ない企業はエネルギーの流れがおかしくなり、成果が阻害される要因になっていくと思われます。個人的には時間についてお金が払われるという事が制度として規定されている事が、日本企業の発展の妨げになっているのではないかという疑問があります。圧倒的なリターンを得るには、経営者でも労働者でも同じですが、時間をかけるという発想だけでは難しいです。一見無駄に見えるけど無駄ではない事や、関わる人間(ポジションは多岐に亘る)それぞれのエネルギー等々、要素は先に挙げただけではないです。総量を増やすには、全て循環で考えるんでしょうね。
本書を読んだ後、コンビニで購入した学研の「宇宙がまるごとわかる本」というのを読んだ所、内容がスラスラ頭に入ってきました。これは理解は浅いですが課題本を読んだ事によると思います。投稿できるような文章ではありませんが、自分への戒めの意味も込めてアップいたしました。

投稿者 sakai 日時

相対性理論では、動くものは、時間が遅くなり・長さが縮み・質量が増えるという、今までにない概念を打ち立てた。光の速度は不変と言う事が前提で重力が時間を遅らせる。
光の速度が動かせないなら、他のものを変化する。
時間が誰にとっても一日24時間が同じだとよく言いますが、条件次第では人によって時間が違うと言う事になる。単純に時間経過だけを見ると同じだが、極端な話、24時間が30時間の密度の人もいれば、18時間の人も考えられるのではないだろうか?
目に見えない怪しい世界では、この辺の所とリンクしていると考えられる。このようなことは、非常識な事であるが、広い世の中には、当たり前としている人もいると思います。
合気道の植芝先生には「わしには、鉄砲の弾は当たらない」といって、6人から鉄砲で一斉射撃を受けても当たらなかったという逸話があります。植芝先生は、時間と空間を操るといいますか、使いこなしておられたのだと思います。このような事は現在では信じられないことですが、未来の世界では当たり前の事になるのではないかと思っています。また、時空を操ることが当たり前になると考えるとわくわくします。ドラゴンボールの「精神と時の部屋」(この部屋の中では、外界での1日が1年(365日)に相当する。)が現実の物になります。その様な世界になるには、今の人間のモラルでは使いこなせない気がします。犯罪が頻発しそうです。我々人間が精神的に進歩していくと、このような世界が似合ってくると考えます。限られた人だけ時空を自由に使えるのなら私もその一部の人間になりたいです。

投稿者 take0125 日時

私は理系男子でした。

しかも高校生の時には、物理を専攻していましたので、
今回の相対性理論と量子論の2冊の課題本を読み進めて
いくなかで、昔、なかば強引に暗記していた数々の
方程式らと再び出逢う(?)ことができました。

しかし、そこには懐かしさなど、これっぽっちもありません!!
ただあるのは、後悔の念だけです。
(この念は恐らく、私の頭の中の虚数空間を永遠に
漂っているかもしれませんがね(笑))


振り返ってみると高校生の頃、必死で覚えた方程式が、
どのような先人達によって導き出され、そしてどの
ような歴史的背景を辿ってきたのか理解もせず、ただ、
単に受験のためだけに勉強してきた自分。

とても残念で仕方がない・・・

アインシュタインが量子力学における「不確定性」という
考え方に不満であったことから発せられた「神はサイコロ
を振り給わず」という言葉を、高校生の頃に聞いていたと
したら、物理への関心や学びの姿勢も少しは変わっていた
かもしれない・・・

僅か12文字の言葉かもしれないが、好奇心旺盛な高校生には
十分すぎるくらい、心に響くキーフレーズではないだろうか。
そして、その言葉は、宇宙空間のように、広がり続ける創造性
豊かな世界へ導く入口であったかもしれないのだ。

そして、残念なことにこれは物理学に限ったことではなかった。
しょうおんさんが過去、メルマガで紹介した井沢元彦さんの
「逆説の日本史シリーズ」なども同様で、この本も高校生の
頃に出会っておきたかった本である。

これもまた、下手な日本史の教科書よりもよっぽど歴史的教養が
身に付くシリーズ本ではないだろうか。

ただ物理学にしろ、歴史にしろ、過去のことを残念がっていても
仕方がないのは、分かっている。今は一冊でも多く本を読み続けて
いきたいと思っている。

実は、私が今までのしょうおんさんのメルマガのなかで、特に
印象に残っている言葉というのが、メルマガ156号の以下の一文
なのです。

「仮説はその人の価値観、人生観、世界観、人間観といったものに
より選ばれる。これらの基底となるものが、教養や情緒と言ったもの
なのである」
  
と言う言葉です。
この言葉を信じて、今後も色々な教養を身につけていきたいと思います。

medal1-icon.gif

投稿者 BruceLee 日時

コント「相対性理論で遅刻を正当化する高校生」
注)生徒をタカ、教師をトシ、という感じで思考実験して頂けると幸いです。

(チャイムの音)「キーンコーン、カーンコーン」
教師「さ、みんな、チャイムも鳴ったし早速国語の授業始めるぞ!
   え~と今日は教科書35ページの。。。」
(生徒が一人、ハアハア言いながら教室に入ってくる)
生徒「いや~参ったな~。危うく遅刻するところだった。あ~危なかったな~」
教師「おい、ちょっと待て!何だよ、サラ~っと自然な感じで入って
   きやがって。危なかったな~じゃないんだよ、もう遅刻してんだよ!」
生徒「はぁ?先生、何言っちゃってるんですか?授業は8時30分からっすよね?
   (自分の腕時計を見ながら)まだ2分あるじゃないっすか!」
教師「はぁ?じゃねえよ。教室の時計見てみろ!もう8時32分だろうが!
   お前の時計が遅れてんだよ!大体周り見ろよ。お前以外の生徒は全員着席
   してんだろーが!」
生徒「(周囲を見て)あ、ホントだぁ。オカシ~な。。。はは~ん、分かったぞ!
   先生、分かりました、この時間差の謎が解けましたよ。これはね、みんなが
   止まってるのに僕が今まで走ってきたから起こってる現象なんですよ」 
教師「はぁ?何言ってんだ?」
生徒「あらら~、これだから私立文系は困るんだよな~!先生、知らないの?
   相対性理論」 
教師「そ、そーたいせいりろん?って、ああ、あの~アイン、アインシュタイン
   のか?」 
生徒「そうだよ、よく知ってんじゃん。アインたって、志村けんじゃないよ。
   知ってるだけ偉いじゃん」
教師「(照れながら)そ、そうか~。いや、実は先生も理数系は苦手でな~
   何とか名前くらいは。。。って、オイ!何で遅刻してきた生徒の言葉に
   俺が頬赤らめなきゃいけね~んだよ!大体何だ、遅刻と相対性理論と何の
   関係があんだよ?」
生徒「それが大ありなんだな。さっきも言ったけど、みんなこの教室で座って
   ただろ。僕は一所懸命走って来たんだよ。相対性理論にはね、
   『動いているものの時間は進み方が遅くなる』っていうのがあってね。
   つまり動いていた僕はみんなと比べて時間が遅くなったって訳さ!」
教師「な、何偉そうに訳分かんね~こと言ってんだよ。兎に角遅刻は遅刻
   だろーが!仮に動いてるものの時間が遅くなるなら、それを見越して
   更にスピード上げりゃ良かったんだろうが!」
生徒「(人差し指振って)チチチ、それは違うんだな~。相対性理論にはね、
   『スピードが上がると質量が増加する』、つまり体重が重くなるって
   法則もあるんだよ。だから僕も頑張ったんだけど、どうしても一定
   以上のスピードは出せなかったんだよね~」
教師「体重が重いのはお前がデブだからだろーが!」
生徒「あ、ひどいな~先生。これでもかなりのスピードで走ったんだぞ。
   それが証拠に校門のところで掃除してた用務員さんに会った
   んだけどさ、あれ、暫く見ない間に随分スリムになったね~
   恋でもしてるのかい?ってからかわれたんだから。まぁこれも、
   『動いているものは長さが縮んで見える』ってやつで、痩せて見られた
   だけなんだけどね~。でも走りながら元々痩せてる用務員さんをじっくり
   見たら、針金みたいに細くなっててさ。やっぱ『自分が動いた時には、
   止まっている相手の方が細く見える』もんなんだよね~」
教師「知らねーよ!何さっきから訳分かんね~こと言ってんだよ。
   兎に角遅刻は遅刻だぞ!」
生徒「あれ~先生。それって常識でモノを言ってますよね。相対性理論は常識を
   外したところからスタートしなきゃ理解できないんですよ。常識を否定
   しなきゃ新しいものは生まれてこないんです!実を言うとね、僕だって
   初めは相対性理論なんて信じられなかったんですよ。
   だから小さい頃は一人で反抗してね~。周りからは、ビーダーマイヤー
   っていじめられたモンですよ」
教師「何だ、そのビーダーマイヤーって。何語だよ?ここは日本だぞ」
生徒「あれ、先生、肩にゴミが。。。ああ!これ、ミューオンだ。これが
   動くものの時間が遅れる証拠なんですよ」
教師「何だよ、それは!もうどうでもいいわ!兎に角遅刻だ!屁理屈こねても
   絶対言い訳認めないからな!」
生徒「先生!。。。分かったよ。でも最後にひとつ聞いてくれよ。実はさぁ、
   俺時々思い出すんだよね。去年死んだ爺ちゃんのことを」
教師「え!亡くなったお爺さん?」
生徒「うん。爺ちゃんはアインシュタインを尊敬しててね。相対性理論の
   相対というのは「どれも正しい」って意味なんだ。だから時間に本当の
   時間はなく、それぞれの見方が本当なんだって。つまり、止まってる人、
   動いている人、それぞれが独自の時間の基準を持っていいんだって。
   お前も世間の常識に捕らわれず、自分の価値観を信じて大きく生きるん
   だぞって。。。(嗚咽)そ、そんなメッセージを俺に残して爺ちゃんは
   逝ってしまったんだよ。だから俺は、時間なんて枠に捕らわれずに
   広い視野を持って生きようと誓って。。。」
教師「そ、そうだったのか。。。分かった、先生も杓子定規に言い過ぎた
   かもな。そうだよな、人生いろんな見方があっていいのかもしれんな。
   いや~先生、今日はお前から大事なことを学んだ気がするよ!」
生徒「うう~、先生!(泣)」

(再びチャイムの音)「キーンコーン、カーンコーン」

生徒「はい~授業終了!(周りの学生たちに)さ、休み時間だからみんなで
   バスケやろうぜ!ゲーム時間はキッカリ10分だかんな~」
教師「オイっ~!」

〈FIN〉

投稿者 magurock 日時

相対性理論を妄想と探索で楽しもう!

読む前は、果たして自分に理解できるのかなぁ、という不安があったが、相対性理論を「楽しむ」本というだけのことはあって、とてもわかりやすい解説だった。
敷居の高いテーマを、気軽にゆったりと、自分なりの妄想を巡らせながら堪能できた。

相対性理論によると、動くスピードが上がったり、重力がと強くなると、時間の流れがゆっくりになるという。
それではずっと動き続けていればアンチエイジングになるのだろうか?
と期待してしまうが、これは光の速度でも人間がハッキリ知覚できるほどの違いは出ないそうだ。
残念。

それでは、より重力が増す気がする地球の中心部に向かったらどうだろう?と調べてみたら、
「地球の中心に向かうと地球の中心に向かっての引力だけではなく、地表に向かっての引力も大きくなっていくので重力は大して変わらない」
とのことで、中心部に向かったとしても重力が増すことはなく、時間の流れも変わらないようだ。
ちょっと肩すかし。

では宇宙では? と宇宙での時間の流れを調べてみたら、衛星の内蔵時計の調整についての話をみつけた。
衛星は衛星軌道上にあるので、地球の自転によるスピードが地表に比べ相対速度が早く、地表に比べて時間が遅く進むのだけど、
地上ほど重力の影響が少ないので、重力による時間が遅れから解放されることから、衛星側の内蔵時計は毎秒100億分の4.45秒だけ遅く進むよう差引調整をしているそうだ。
ややこしいけど面白い。
なかなか身近には感じられない相対性理論だけど、こうして確かに存在しているんだ、と実感。

スピードや重力で時間の流れがゆっくりになるというので、ふと映画「インセプション」を思い出した。
「インセプション」では、夢の深層部に入っていくほど、時間の経過がゆっくりになる。
夢が心のあらわれだとすれば、深層部へ行くほど心は光に近い速さで動いているのかも知れない、と妄想を抱く。
なんだかロマンを感じてワクワクする!
重力が強くても時間の進み方が遅くなるので、心の奥底へ行くほど重力が強い、ということにもなるのだろうか。
心の中心がブラックホールのようであったら…
内向きへ内向きへ入り込んだら、ブラックホールに吸い込まれてしまう。
そしてブラックホール内はあまりの重力のために時間は止まってしまう。
もう戻ってこれない、光すら進めない世界…
夢の深層部へ入っては危険だ、と「インセプション」でもあった。
戻れなかったら廃人になってしまう。
まるで宇宙のようだ。

本書にも出てきたミヒャエル・エンデの『モモ』のミュージカルを、小学生の時に授業の一環で観に行ったことがある。
子ども心に、どんなに忙しくても時間泥棒にだまされて時間を預けるような大人にはなるまい!
おかしなことはおかしいと気づける大人になろう!と思った。
ところが、大人になった今はどうだろう?
日常の忙しさに押され、ヒマな時に貯蓄しておいた時間を使えたらいいな…などと甘い妄想が頭を過るときがある。
せめて子どもの頃の自分への罪滅ぼしのために、植芝盛平さんのように時空をうまく使える大人に近づくべく、修行に励もうと思う。

続いて『「量子論」を楽しむ本』を読んだ。
現象を説明するための「思考実験」によって縫い合わされた理論は、とても難解だ。
量子論の専門家をして「量子論を本当に理解している人は一人もいない」と言わしめるレベルだから当然だろう。
まだ仮説部分も多く、出てくる式も複雑で、アインシュタインの E=mc² の美しさを再認識した。
このシンプルさは、まるで居合の範士が刀で切った藁束の切り口のように鮮やかだ。
それでも量子論の、解明できない点はとりあえず措いておいてマルっと全体を理解していこうという試みは、
私たちが怪しい世界を垣間見ようとする際のアプローチに似ていて、共感できる。
物理学者は電子の波と、私たちは不思議世界と、「だるまさんがころんだ」を続けている。

個人的には、蛍光灯と夜光塗料のしくみが興味深かった。
原子核の周りをぐるぐる廻る電子は、他からのエネルギー刺激で強いエネルギーを持つと外側の軌道に移り、外側の軌道から内側の軌道に移り戻るときに光を放つ。
蛍光は、外側から短い時間で内側に戻ってくるから早く光り、夜光塗料に使われる燐光はゆっくり戻ってくるから、時間をかけてジワジワ光る。
すぐ内側に戻るからすぐ光る蛍光、ゆっくり戻るから時間差で光り出す燐光。
よくピンとくるまでに時間がかかる人のことを「蛍光灯みたいな人」と言うが、本来は「燐光みたいな人」が正しいのかも知れない。
(でも、忘れたころに暗闇を照らしてくれる燐光さんもなかなか魅力的だ)

ここで、蛍光灯が古くなると点灯が遅くなるのはなぜなのか、と疑問に思う。
本書には、蛍光灯は「ガラス管の中の水銀蒸気から放出された紫外線が、ガラス管内部に塗られた蛍光塗料にぶつかって蛍光する」とある。
ガラス管に封入された水銀蒸気が減るからなのか、ガラス管内部に塗られた蛍光塗料が劣化するからなのか、他に原因があるのか…
こんなときは検索だ!
wikipediaによると蛍光灯の劣化の原因は「電極に塗布された電子放出性物質の蒸発、飛散による消耗」とある。
他の資料では「両端のフィラメントに塗布されるエミッタ(電子放射性物質)の消耗と蛍光物質の劣化」とある。
つまり水銀蒸気に電子を送るエミッタ(電極に塗られている)の消耗や、蛍光塗料の蒸発・飛び散りが原因らしく、水銀蒸気の減少には触れられていない。
(ちなみに劣化した蛍光灯の端が黒くなるのは、蒸発したエミッタが付着するからなのだそうだ)

余談ではあるが
「蛍光ランプは始動時にもっとも負荷がかかり、グロースタータの場合、一回の点灯で約1時間寿命が縮む」
とも書かれてあって、よく親や教師に「点けたり消したりすると電気の寿命が短くなるからやめなさい」なんて言われたものだが、本当だったんだ!と感心した。
尤も、親が蛍光灯のしくみを理解していたとは到底思えないのだが。
これが経験による生活の知恵というものか!

どちらの本も、空想が広がりとても面白かった。
しかし、楽しめた!と言っても、もう少し前の自分なら理解度は今より低かっただろうし、これから先の自分の成長によってきっと今よりもっと楽しめるだろう。
今後も呼吸法や瞑想などを続け、また半年か一年後くらいに読み返してみたいと思う。

それにしても、これだけ砕いてわかりやすく相対性理論について書けるなんて、この著者はよっぽど頭が良いんだろうな、と思った。
その道のプロなのに初心者の身になって書くということができる人は、とても貴重な存在だ!

投稿者 takagi010 日時

「相対性理論」を楽しむ本
「量子論」を楽しむ本

高校生時代に物理の世界の概念についていけなくなり遠ざかっていましたが、佐藤様のおっしゃるとおり教養として知っておくべき事だと思い、今回20年ぶりにチャレンジしてみました。

お蔭様で、子供に「相対性理論って何?」と聞かれた時に、答えることができそうです。

さて、相対性理論ですがその一部、光の速度は常に一定であること、時間は可変のものだという事をモデルで理解しました。特にP97より始まる光時計の実験はわかりやすい解説でした。
また、E=MC2という物質の持つエネルギーの大きさには驚くと同時に、目に見えなくなるという事と原子レベルで消滅する事は全く異なる事である、という事がよくわかりました。


次に量子論では、「相補性」の説明で出てきた太極図や「シュレーディンガーの猫」のような解釈に驚きました。
科学的な事象を突き詰めていくと東洋の思想に近くなったり、箱の中の猫の状態は見るまで決まらないといった解釈は、今後自分の思考にも影響を及ぼすと思います。


ところで量子論で個人的に興味を持った題材は、「多世界解釈」と「原子の構造モデル」です。

以下怪しい話ですが、例えば「原子の構造」は物質の持つエネルギーを表すもので、そのパターンが「物質の波動」として感じ取れるものなのではないかといった事、西洋占星術や八卦などの古代から続く占いは「多世界解釈」に存在する未来の一点を指し示すことができるのではないか、という事を考えました。

量子論の研究が進み、未来を予測する事ができるようになると、同時に西洋占星術等の結果が正しい事を証明できるのではないかと思います。

古の知識の偉大さ、近代科学の発達にわくわくしながら、今後も学びを続けていこうと思います。


なお、西洋占星術や八卦が「なぜ正しいのか」という事は科学的に証明できないと思いますが、佐藤様はどのようにお考えでしょうか?


以上

投稿者 akiko3 日時

相対性理論を楽しむ本と「量子論」を楽しむ本を読んで

 「この2冊読むと技のキレが違うから」この塾長の言葉があったから読んだ。セミナーでの実験話や数式は、そのまま受け入れていた(ただ思考停止でスルーしてただけ?)。“エネルギーは、粒子でもあり、波動でもあり。”どっちでもよかった。だが、エネルギーを有効に使いたい時、エネルギーは波動と考えると重なることが可能で、私も他人も幸せが重なるから願ったことが叶う。このことが腑に落ちた。
 “観察者の思いが、実験結果に影響を与える。”科学なのに右脳的だと思った。そして、いろいろな現実が同じ時空に存在していて、望む世界を覗けばいいと聞いても、そんな簡単に人生の苦労がなくなるの?と疑いの念がぬぐえなかった。生きて体験する意味はどうなるのだろう?
 
  ある時、セミナーで習ったワークをして、家族仲良くをイメージした。
歳をとってお互いの人生を歩みだすと、兄弟バラバラで重なりがなくなっている気がする。ここ数年、音信不通の兄が、ちょっとバツが悪い感じで離れて座っていた。あれ?っと思ったけど、(こうして一緒にいるのが自然なんだから)何もなかったかのように、こっちにおいでよと中へと背中を押した。そうだよ、これが自然だよと兄がいる風景を眺めていたら、目が覚めた。現実は変わっていないが、確かにこの時間軸の中に、今とは違う風景の存在を実感したリアルな夢だった。
数日後、実家に帰った夜の夕食後、暗くなって弟がふらりと出かけた。戻って母の枕元に来ると、何も言わずに、手のひらから蛍を一匹出した。母は、柔らかな、はにかんだような笑みを浮かべ、その蛍を手で受けようとして落とした。弟はその取りこぼした蛍を捕まえ、また母の手のひらに置こうとして…と繰り返した。普段、母の世話をする訳でもないのに、蛍一匹で母の心を鷲掴みにするなんて…とは思わなかったけど、それぞれ体験する、築いている母と子の関係性があるのだと、とても穏やかな気持ちになった。家族仲良くのイメージが成就した訳ではないが、時空では確実に変化が起こっていると思った。そして、自分が望むイメージがより具体的になった。

“雨が降れば傘をさす”という当たり前の価値観。風が強い時には合羽の方が用を足す。そんな自然な取捨選択のように、習った技を使い分ける為に、まずは自分の中に相対性理論、量子論を落とし込もうと思って読んだが、読後感はもやもやっとした感じ。そもそも相対性理論と量子論は相反するところがあるようで、長年、学者の人達が喧々諤々やっている事を、素人がすんなり判る訳がない。そういえば、セミナーで習ったE=mc2は空=物と同じこと(般若心経)も相反することだ。この世は、宇宙は、相反することでバランスをとって成り立っているようだ。その証明はできないけれど、“なんかそうらしいぞ”という前提で、物事を学びたい。だから、怪しい力ってだけで引くことも、物理や科学だからと引くことも、わかろうとせずに、否定するのはもったいないことだ。
今回、「老子の言葉」という本も、読む巡り会わせになった。老子が語る人生処世訓とかあり方とか、人類の誕生とか、相対性理論や量子論と重なっていて興味深い。昔の人は本当に偉い!人間は進化しているのだろうか?

  以前、分子生物学者の村上和雄教授が、講演会で“宗教も数学も哲学も音楽も絵画も、(神が)目の前に見せてくれる世界を、それぞれが得意な表現方法を使って、現そうとして発展したと考えると述べられたことがとても印象に残っている。
アインシュタインの偉大な発見が、時と人を経て、原子爆弾に結びついたことはとても残念なことだが、もともとは物事の真理を学者として論理的に追究していただけなのだ。この美しい世界の真理を追究していただけなのだ。
  「老子の言葉」に“思い通りにならないことを体験する為に生まれた。自分の心に波が発生するような物事が絶えず発生する。波と思うか思わぬか?心がどう捕らえるか”といった内容の言葉があった。目の前にどんな現実が現われるかはわからないが、自分が願う世界が現れることを思うと、どういう世界をイメージするか、何の為に技のキレをよくしたいのか、改めて自分に問いつつ、淡々と生きていこう。

有意義な学びの場に感謝します。 

投稿者 sishida 日時

「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界 を読んで

本著と「量子論」を楽しむ本を併せて読んで2つのことを感じました。

まず第一に

●この世の全てはエネルギーの塊である

ということ。

「E=mc2」

この単純で美しい式によると、たった6gの質量を全てエネルギーに変換すると東京ドーム1杯分の水を0℃から100℃にできる。
ということは、この世のあらゆる物質はとてつもないエネルギーが凝縮し、宝石のように凝縮したものであると言えます。
そう考えると、人間一人の重量だけでも天文学的な値になることは容易に想像でき、世の中のものはとてもエネルギーにあふれていることになります。

ここでビッグバン前後の「過去」を想像してみると、我々がいる宇宙はこうやって生まれたと考えられないでしょうか。
 1.まず初めに圧倒的なエネルギーに満ちた神のような存在があった。
 2.ほんの少しのゆらぎが生まれ、ビッグバンが発生、時空と物質が生まれた。(ビッグバン直後では物質、反物質、光etcが相互交換状態)
 3.物質と反物質がぶつかりあい、ほんのちょっとだけ物質のほうが余った。
 4.軽い物質であるガスばかりの原始宇宙から、星が生死を繰り返し、徐々に重い物質が生まれた。
 5.やがて地球のような生命にあふれる星が出てきた。
考えただけでも、幾つもの偶然が重なりあい、すべてのものはとても尊い存在であるとともに、我々を生み出した圧倒的ななにかの力の大きさを感じました。

第二に

●我々がいる世界にはもう一つの隠れた次元があるのではないか

ということです。

量子論によると、我々はいま3次元の物質空間と虚数次元の時間軸を足した4次元世界で生きているとのこと。そうすると、物質は素粒子からできていますが人間の思考や感情はどこに入るの?どのように存在しているの?という点がとても疑問に思いました。
また、素粒子は観測するまでは波であり2つの場所に同時に存在が可能で、観測した瞬間に粒になり(物質化する?)どちらか一方の場所にある確率により確定する。それを発展させた考え方が多世界解釈である、という一文を目にしたとき、しょ~おんさんがセミナーで仰っていた、この世はマンションの部屋ようなもので、金持ちの部屋もあれば貧乏な部屋もある、幸せな部屋もあれば不幸な部屋もある、それは一瞬で別の部屋に移れるんだよ、という話を思い出しました。

ということは、「未来」は自分の思い描いた通りに実現するということの理由がここにあるとしたら、このような解釈が出来るのではないでしょうか。
 ・自分の描いた世界は別次元に既にある。
 ・部屋を行き来する手段は思考や感情である。
 ・思考や感情は別次元の存在で、4次元世界に重なりあって同時進行している。
このように考えるとパズルのピースをはめ合わせるように、全てが説明できるように思うのです。

私は専門家ではありませんが、素粒子が波であり粒である理由も、ダークマターなどの未知の存在もこの辺りに理由があるのかもしれません。


●そして現在を生きる

以上、勝手な推測ではありますが、過去を知り未来に希望を描くことで人間の生きるべき姿勢が見えてくるように思います。
ただ、自分たちの主張や目的に重きをおくあまり原爆が生まれてしまったように、知らず知らずのうちに悪の道を歩んでしまうのも、また人間です。
月並みではありますが、智の道の重要さ、奥深さを噛み締めつつ生きることが我々に与えられた課題ではないのかと思いました。

今回、知識面だけではなく、倫理面でも深く推敲できる機会を与えてくださったことに感謝いたします。
ありがとうございました。

投稿者 nagi1123 日時

『「相対性理論」を楽しむ本』
『「量子論」を楽しむ本』

以前は、相対性理論や量子論というと星新一さんのショートショートが先ず思い浮かびました。

これまでにも何度か世界というものを深く認識してみようと試みたことはあります。しかし、常識という物差しがその世界観を狭めていました。

「動くものは時間の進み方が遅くなる」とか「重い物の周りでは空間が歪む」といわれても、身の周りの現象でそれらを実際に感じた経験が無いからです。

心のどこかで、「時間は絶対的なもの」「物質は確かさのあるもの」といった「絶対性理論」「質量保存の法則」に捕らわれていました。

しょうおんさんのセミナーを受講してからは、「般若心経」の「空」の概念をイメージできるようになりました。

本書を読み、極端に小さな原子などのミクロの世界と極端に大きな宇宙などのマクロの世界では、上記の理論が証明されつつあることを再確認し、パラダイムシフトしました。

たとえそれが極端な条件で解明されたものであっても、どこかで身の回りの自然現象と繋がっている。
そう考えると、はっきりと自分の世界観が広がるのを感じることができました。

E=mc2

この式は、物体の質量はエネルギーに変換できることを示しています。

これは「般若心経」の「色即是空」に繋がるとセミナーで伺いました。

物質は絶対的な存在ではなく、世界との関係性で示されます。
すなわち物質はそれ自身では絶対的なものとして定義できず、世界との相対的な関係性によって成り立つということと理解しています。

「時間」でさえ、すべての物体がそれぞれ個別に持っているということです。

では、私たちの身近な空間で、物質をエネルギーに変えることは可能なのでしょうか?

身体能力で光の速度を出すことはできませんが、「意識」の世界であれば可能かもしれません。

こころの働きをエネルギーに変換できれば、物質や空間、現象を変化させることが可能と思います。

物体のエネルギーと質量は、互いに関係しており、時間・空間・物質がそれぞれに絡み合って世界は成り立っていること。そして、人間の存在・行動が、世界に影響を及ぼしており、人間のこころの働きや言葉がエネルギーと化して世界に影響を及ぼしてもおかしくはない、と認識できました。


また「量子論」では、量子は粒子と波という相反した性質を併せ持ち、複数の場所に同時に存在しているのに、それを確かめようとして人間が観測すると位置が一点に定まってしまうという・・・。完全に、3次元の世界では理解不能です。

実は世界は多次元で、私たちはそれを3次元の視点でしか認識できていない、と考えれば辻褄が合う気がします。

例えば、多次元のうちの一つ指標を「意識」と仮定すると、心の世界では物質の捉え方が異なるから、ひとつの座標に複数のモノが存在可能ですが、それを3次元の物差しで捉えようとすると存在不可能になってしまいます。

この世界を多次元として認識する柔軟な思考力が必要なのかもしれないと思いました。

『「量子論」を楽しむ本』の一文に、「量子論は、物質や自然がただ一つの状態に決まらずに非常にあいまいであることを、そしてあいまいさこそが自然の本質であることを私たちに示した」とあります。

これは、「般若心経」における「この世界はすべて心がつくりだしたものである」という解釈に繋がると感じました。

すべての物質は同じ構成単位から成り立っているということからも、物質をエネルギーに変えることは可能な気がしてきました。

こころの働きがエネルギーを生み出し、世界に影響を与え、変化させることは可能だと思います。

実は身近にそんなエネルギーの存在を感じられる事例があるのかもしれません。
例えば…

サッカーの試合などで圧倒的にホームチームが有利なのは、サポーターの応援の意思が場のエネルギーとなって選手を後押ししているからだと思います。

サポーターの中には、チームの勝利に懐疑的であったり、選手のパフォーマンスに不満をぶつけている人もいたりして、必ずしもエネルギーのベクトルが一致してはいないでしょう。というか、そういう力の存在を信じていない人が大半だと思います。

そう考えると、もし全員一致でチームの勝利を微塵も疑わない価値観をもったサポーター軍団というものが存在し、ベクトルの一致したエネルギーを送り出せれば、応援されたチームは常に最高のポテンシャルを発揮できるのではないでしょうか。

実際にしょうおん塾のメンバーも、お互いにエネルギーを送り合って奇跡を起こしていますしね(以下、自粛)。

というわけで私は、しょうおんさんのメルマガを読んだ人はみんな「宇宙で一番幸せになるに決まっている」という価値観を心の中に構築しています。

投稿者 sumio 日時

「相対性理論」を楽しむ本 ─ よくわかるアインシュタインの不思議な世界 感想文

スイス特許局での仕事は、1日のノルマを午前中に済ませ、
午後はこっそり物理や数学の本をよみふけっていた。

このお役所の寛大さ?が、「奇跡の年」1905年に発表されたアインシュタインの
三つの論文を生み出したとも言えるでしょう。

いいエピソードです。
等身大のアインシュタインに親近感を持ちました。

私たちは、その時代の出来事・場所・様々な背景に影響されずにはいられない
ことを改めて認識しました。

以前教えていただいた、
ミルクが「科学」で、コーヒーが「政治」で、砂糖が「宗教や超常現象」。

アインシュタインが生きた時代の混じり具合は、コーヒーの苦さが強烈に強かったのですね。
亡命、戦争と、国家の体制でも、私生活でも。

動くものは、時間が遅くなる。長さが縮む。質量が増える。
私たちの世界は、時間・空間・物質が絡み合って成立していること。

サイボーグ009の加速度装置のことが頭に浮かびました。
また、宇宙戦艦ヤマトの場面の数々を思い出しました。

これまでで最良の日はいつでしたか?アインシュタインに聞いてみたくなりました。

投稿者 nakajirou 日時

この本の第1章に次のような言葉が書かれていました。

「常識に反する事を想像したり理解する事は困難ですし、常識をすべて退ける必要もありません。しかし、人間の常識や直感が、すべての真理を見通しているわけでないことは、みなさんもご存じでしょう。ですから、慣れ親しんだ常識をいったん脇に置いてみよう、その時、何が見えるだろう、と考えてみることが「常識外れ」の相対性理論を理解するコツだと思います。

このフレーズを読んで、以前お聞きした銃弾を避ける事の出来る人の話を思い出しました。常識的に考えれば、生身の人間が銃弾を見て避ける事が出来るなど想像できません。

ただ、その人が光に近い速度でもし一瞬でも動く事が出来ればどうなるでしょう。それこそ昔の漫画の「星闘士星矢」ではありませんが、光の速度に比べれば、遥かに遅い銃弾を交わす事等わけもなく出来る理屈になるのです。相対性理論における、光の速度で動くと時間の進み方が遅くなるとはそんな考え方だと理解しました。

ただ、これが漫画の世界となると理解できる話ですが、現実の話となるとそんな人はいないになります。それは我々の周りにそんな事が出来る人がいない、またはいても我々が気付かないだけなのかもしれません。

修練を積んだ人間の力は一般人の及ぶ所ではありません。我々素人がとうてい打てない時速150㌔の小さなボールを木の棒で華麗に打ち返すのがプロ野球選手です。高等数学を駆使して成立している「相対性理論」も我々素人にはチンプンカンプンですが、数学の世界のプロから見た世界ではまるで違う世界が見えているのではと想像します。

必要なのは我々の理解できない世界がある事を認めることかと思います。
自分の知っている事とそれらの事実がA=Bになって初めて人間は納得する動物ですが、世の中に起こるAの事を全て体験する事も、知りうることは到底出来るものではありません。

私はまだ学び足りないし、学び尽くす事はない、全てを学ぶ事が出来ないのであれば人の知識を尊重し、謙虚の心構えで生きるそんな姿勢でいいのではないかと思いました。相対性理論に全く触れない内容の感想で申し訳ありませんが、今回本書を読んでそのように感じました。

投稿者 whockey51 日時

相対の言葉の意味に、どれも正しい、どれも平等に価値がある。という意味が含まれている。

ついつい日常では絶対そうだ。と思い込んでいることでも、自分とは逆から見ると、実は正しかったということもある。

捉え方を考えてみるだけで、自分の視野が格段に広がった気がします。

どれも正しいと思って意見を聞いてみると、思わぬ視点から切り口が見つかり、

解決できるようになった。

自分がどれだけ絶対的に考えていたかを思い知る良い機会となった。

投稿者 ktera1123 日時

「相対性理論」を楽しむ本
「量子論」を楽しむ本

物理学で20世紀の最大の発見といわれる「相対性理論」「量子論」をわかりやすく解説したこの2冊、楽しむとあってあっさり読みおわったのですが、話している内容は深く1回読んだだけで終わりにするのはもったいなく何回も読みなおしてみました。
読み直しているうちに途中に、科学者になったつもりでの思考実験という名の妄想をくり広げていたところ、深い記憶の読み起こしがあり、昔、アニメのドラえもんでみた、太陽の反対側にもう1つ重力が1/10の地球があり(もちろんこちら側からは見えません)に夜のび太君が寝ている間に移動して1日過ごす話を思い出しました。確かに、「量子論」の電子の軌道の概念からすれば、同一軌道上に2の倍数で同一のものが存在していると安定する観点からあり得ない話ではなさそうに思えるし、パラレルワールドの話からしてもあり得そうに思える。
また、浦島伝説も「かめ」の泳ぐ速度が光速に近いのではなく、水中は水圧が加わる分重力に相当する力が地上より強大になるので、光の速度が遅くなる(深海は光が届かないので暗黒の世界ともいわれている)ので時間の進みが遅くなるので、まんざらあり得ない話ではなさそうに思えてくる。
2つの妄想から考えてみると、本にも書かれていたように物事には絶対的なものはなく、全ては相対的のものである。文末にもかかれていた東洋思想の陰陽説との関係も含め、セミナーでも話されていたように、まだまだ科学では解明できていないが浦島太郎の伝説もふくめ太古の昔から人類に受け継がれているもの、失われているもので未発掘のものがあることを感じました。
人との出会い、本との出会い、いろいろな出会いにきっかけも物体による時空の歪みの結果と考えると、どこかで不思議なエネルギーが発生しているのでしょうし、呼吸法、瞑想、マントラ等の修行を通じてエネルギーの受信精度の向上を日々向上させていく必要があるのも納得いきました。

課題図書という良書に出会える機会を頂きありがとうございました。

投稿者 kenken 日時

「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界
「量子論」を楽しむ本


こちらの本を読み進めれば読み進めるほど、
昔のことが懐かしくなりました。

当時からみて、価値観の変遷を感じることができました。
それも、今までの自分を形成してきた価値観となりうる部分の変化の為、
どういった、変遷があったのか、書きおろしてみたいと思います。


約10年前。
大学生になる前までは理科系科目が好きでしたが、
ある日を境に嫌いになり、釈然としていなかったことがありました。

大学に入学したときは、理科系科目が得意なこともあり
もっと専門的なことを学びたい意欲が湧き出ていました。
しかし、その意欲を吸い取られたのは、入学して1、2ヶ月後のこと。

とてつもない衝撃を受けたことは今でも覚えています。
大学一年次の理系教養科目であった「化学」でのこと。

大学「化学」の講義内容とは、
「ボーアの原子模型」は実は間違いであり、
電子は円軌道をしているのではなく、
「どこかに存在する」という確率分布で表されるということでした

高校の化学で習った、「ボーアの原子模型」。
ある条件の中では、1個の陽子の周りを
1個の電子がぐるぐると円軌道で回っていることを指します。

講義のときに、高校で習ったことを全て否定されたような気分を味わい、
大学へ入学するために勉強してきたことは何だったの?
無意味だったの?全く別の世界に足を踏み入れたの?

そのような思いから、意欲を駆られてしまいました。

今ならわかります、
大学「化学」の講義が量子力学の入り口で、
いきなり、新しい世界に飛び込んでいったことに。

ただ、別の世界に足を踏み入れたの?という思いで凝り固まっていくうちに
専門的になればなるほど確率という考えが重要になっていくのですが、
反比例して受け入れることができなくなりました。

当時は、「なんで、確率になるのか?」わからなかったのです。
理科系科目は、理路整然とした確定的なものだという価値観があったからです。
つまり、物理は自然現象であるので、誰が見ても同じようになるという考えで
支配されていました。
誰が見ても同じようになる、同じ説明ができることになるので
論理が正しいという考えに偏っていました。

このように昔のことを思い出しながら、
本を読んだことで、今となっては、
昔の態度を恥ずかしく思っています。


今では、しょうおんさんのセミナーに参加したことで、
本の考え方をエポケーをすることで受け止める事が
できるようになり、成長できているなぁと感じています。
今では、量子論の考え方を受け止められるようになりました。

また、読んだ本の共通点にも感じたのが、
観測者によって、受け止め方が変わってくるということ。

相対性理論で言えば、時間という概念。
量子論で言えば、スクリーン上で行った電子の観測。

どちらも、観測者によって、受け止め方が変わってきます。

もちろん、以前自分が考えていた確率の否定という考え方も
正しいのかもしれません。
しかし、今回感じた共通点である観測者によって
受け止め方が変わってくるのであれば、
事実を事実のままに受け止めるという考えも
持つことが必要なのかもしれません。

以前よりも、強く事実を事実のままに受け止めるという考えと
親和が取れていけそうです。

投稿者 wapooh 日時

201205課題本
【相対性理論を楽しむ本】【量子論を楽しむ本】を読んで
 「相対性理論と量子力学を分からないことが分かりました」としょうおんさんのセミナーのアンケートに記入したことがある。双方の課題本を読んだ今、どうかといえばやはり理解したとは言いがたい。
 当時の自分のノートを見直してみると、『E=mc2→しょうおんさんが留学をやめたきっかけ、本物のエネルギー(芸術)を吸収し(そのための呼吸法)いい自分を形成する、量子力学→アインシュタイン「神はサイコロを振らない」→しかし素粒子一つでさえも客観性はなく、意思の力が働く→未来は意思によって変えられる』と書き留められていた。
 「分かる」とは何だろうと思う。一つは、そのことを理解すること。もう一つはエッセンスを汲み取り、実の世で活用することではないだろうか。双方の理論とも、科学ではいまだ真理を得ていないのだから、本当の理解は出来ていないのである。同時に人間の想像力は凄いとも思う。真に理解せずとも、飛行機は飛ばす、原爆は作る、半導体からITのこの便利で豊かな世の中になったのだ。科学的な事実(とはいえ万能でない)でこれだけの実現が出来るなら、いいわゆる「怪しい世界」だって、同じでも良いのではないか?としょうおんさんから問いかけられた気がした。

 意志の力で自分の望む未来のサイコロの目が出ると思って振り続けること。自分は一つで周りの世界が異なっていく選択の世界。。。どうなのだろう。不安になった自分に、一冊目の双子のパラドックスのせりふが勇気をくれる。『双子はお互いの同時が一致しなくても何も困ることは起こりません』『二人がそれっきりそれぞれの今の姿で出会うことはないのですから』つまり自分の現在と相手の過去が自分の世界に存在していてもいい、というのだ。これは、今この現実に起こっていること。夜空を見上げて私が目にする北斗七星のひしゃくの形は、何万光年も以前の形なのだ、ということを知っている。

 だから、近い将来の幸せ、こうなりたいと言う事実を決めて、サイコロを振り続けることが大切なのだ。

この2冊が課題本となり喜んだのですが、後日のメルマガを読み反省しました。セミナー以降、何のアクションもとらずに放置していたわけですし、セミナーを活かしていなかったという事実、自分が『居つき』の姿勢そのものだったということが分かったわけです。
上記を決めて、行動量を増やそうと、毎日の呼吸法をしっかりしようと再起しました。
今月もより深い理解の機会を与えてくださりありがとうございました。

投稿者 Flair 日時

『相対性理論を楽しむ本」を読む前に概要をつかむために、【図解】相対性理論と量子論 を読みました。

結果、しょ~おん先生がいつもおっしゃっているように、ひとつの分野に関して複数の本を読めば大体のことは理解できる、ということを身をもって体験し理解することが出来ました。

同じ作者、同じような文章であったとしも、同一テーマのものを短期間で連続して読むことによる理解度の向上に関して得ることが、本を読んで得た知識よりも大きなものとなりました。

さて、肝心の課題図書に関する感想です。
相対性理論、光を基準にした宇宙の秘密に詰め寄った理論。
一方ほぼ同時期に発表された量子論。とてもとても小さな世界に関するミクロの物質に関する理論。

この両極端な理論がほぼ同時期に、発表されたことにとても興味深さを感じます。
結果としてこの二つの理論が現代科学の二台理論であるところに、
ある種のシンクロニシティと呼べるものだと思います。

どこどこまでも遠くにしたものと、どこどこまでも小さなものが実はつながっていて、
お互いに影響を与え経っている。

現代科学といわゆる怪しい系の力、一見すると遠い存在通しのもの。
しかし実は背中合わせでつながっていて、その背中合わせの間には目に見えないガラス板の
ようなものが挟まっていて、これにより通常の人は、科学と非科学は相容れないと考えてしまう。

しかし、一方でお互いが必要な存在であることに気づいた人は、そのガラス板を通り抜けることができ
自由自在に行き来できる。

一見すると関係の無いもの同士が実は関係しあっていた、ということをこの本から感じました。

投稿者 wapooh 日時

201205課題本
【相対性理論を楽しむ本】【量子論を楽しむ本】を読んで
 「相対性理論と量子力学を分からないことが分かりました」としょうおんさんのセミナーのアンケートに記入したことがある。双方の課題本を読んだ今、どうかといえばやはり理解したとは言いがたい。
 当時の自分のノートを見直してみると、『E=mc2→しょうおんさんが留学をやめたきっかけ、本物のエネルギー(芸術)を吸収し(そのための呼吸法)いい自分を形成する、量子力学→アインシュタイン「神はサイコロを振らない」→しかし素粒子一つでさえも客観性はなく、意思の力が働く→未来は意思によって変えられる』と書き留められていた。
 「分かる」とは何だろうと思う。一つは、そのことを理解すること。もう一つはエッセンスを汲み取り、実の世で活用することではないだろうか。双方の理論とも、科学ではいまだ真理を得ていないのだから、本当の理解は出来ていないのである。同時に人間の想像力は凄いとも思う。真に理解せずとも、飛行機は飛ばす、原爆は作る、半導体からITのこの便利で豊かな世の中になったのだ。科学的な事実(とはいえ万能でない)でこれだけの実現が出来るなら、いいわゆる「怪しい世界」だって、同じでも良いのではないか?としょうおんさんから問いかけられた気がした。

 意志の力で自分の望む未来のサイコロの目が出ると思って振り続けること。自分は一つで周りの世界が異なっていく選択の世界。。。どうなのだろう。不安になった自分に、一冊目の双子のパラドックスのせりふが勇気をくれる。『双子はお互いの同時が一致しなくても何も困ることは起こりません』『二人がそれっきりそれぞれの今の姿で出会うことはないのですから』つまり自分の現在と相手の過去が自分の世界に存在していてもいい、というのだ。これは、今この現実に起こっていること。夜空を見上げて私が目にする北斗七星のひしゃくの形は、何万光年も以前の形なのだ、ということを知っている。

 だから、近い将来の幸せ、こうなりたいと言う事実を決めて、サイコロを振り続けることが大切なのだ。

この2冊が課題本となり喜んだのですが、後日のメルマガを読み反省しました。セミナー以降、何のアクションもとらずに放置していたわけですし、セミナーを活かしていなかったという事実、自分が『居つき』の姿勢そのものだったということが分かったわけです。
上記を決めて、行動量を増やそうと、毎日の呼吸法をしっかりしようと再起しました。
今月もより深い理解の機会を与えてくださりありがとうございました。

投稿者 gizumo 日時

『相対性理論を楽しむ本』『「量子論」を楽しむ本』を読んで

物理は、全く分からず苦手です。
「相対性理論」と言われて、アインシュタインが浮かぶ程度。
学校で習った記憶はかすかに・・・。

この本を読んで理解でいたかと言えば、「理解できた」とはほど遠く。
では、読んで「つまらなかったのか?」と聞かれると間違いなく
「面白かった」と答えるし、タイトル通り「楽しむ」ことができました。

読んでいる最中は“?”マークをいくつも浮かべながらも、実験結果に
「へぇ~」「ふ~ん」「うそぉ?!」といった感じではあるものの、
いろんな世界があるものだと感心しておりました。

学問にも「不確実なこと」が含まれているのも驚きであり、それでも
今現在、充分にその恩恵にあずかって暮らしているいるという事実にも
不思議な感じがしたり、感謝したり・・・。

人間は、まだまだ自然にかなわないんだろうなと。
全てわかってしまったらどうなるんだろう・・・と心配になったりも
しました。

特に、「多世界解釈」はSFチックですが素直に納得できる部分があり
「別の世界」の自分はうまくやってるかな?と心配したり妄想にふけり
楽しむことも事が出来ました。


今回の本で、こういった読書が自分を広げてくれるんだろうなと実感し
改めて読書の楽しみが増しました。

今回もステキな課題図書に巡り合えたことに感謝しております。
ありがとうございました。

投稿者 morgensonne 日時

「相対性理論」を楽しむ本を読んで


サラリーマンにとって、相対性理論と量子論を知っても、
すぐに日常生活に役に立つわけではことはないでしょう。

相対性理論は地球上で普通に生活するうえでは、
あまり考えられないようなケースが多く想定がしにくいと感じました。
量子論も目に見えない世界でイメージがしづらいと思います。

しかし、宇宙の起源、物質の成り立ちに関わるこの理論は、
私たちの存在にも関わることであり、
ここへの理解を深めることで心が広く、厚くなるように感じました。

そして、時間が遅れる、時空がゆがむ、など普段考えることはないことを、
思考実験を通して考えることで、いつも使わない部分の脳を使って、
脳の活性化にも少しつながったような気がしました。

この本を読んで、「ゼロポイントフィールド」を思い出しました。
ミクロの世界とマクロの世界、それを結ぶ波動。

まだ、頭の中が整理できていませんので、
しばらく(ずっと)このテーマは悩み続けそうです。

ありがとうございました。

投稿者 andoman 日時

「相対性理論」を初めて聞いたのは確か…映画「バックトゥーザフューチャー」の中でした。
当時はまだ小学生でしたので、「アインシュタイン」という言葉くらいしか分からず、「相対性理論」など、とても理解できるはずもありませんでした。
それから大人になるに連れ、教科書やテレビ・本などで「相対性理論」をよく見聞きしていましたが、興味があって特集番組を見ても「E=mc~2」くらいしか頭には残らず、当然ながらその意味について、よく理解出来ていませんでした。
しかし、今回の課題本を通して「特殊相対性理論」と「一般相対性理論」の違いを始め、最終章の現代宇宙論まで、ページをめくる度に新しい発見やこの理論に対する理解が深まり、これまで引出の奥にしまわれていた記憶の欠片が繋がり始めた感覚さえ覚えました。
特に宇宙誕生時の「虚数時間」については初めて目にした為、非常に興味深く読め、読み終えた後には満腹感に似た幸福感を感じてしまいました…。
また、こんな事もありました…。
先日、職場の友人が自動ドアの反応が悪く、ドアの前に立っているのにドアが開かなかった時に、とっさに「どうやらキミは質量が少ないみたいだね(笑)」とか、仕事仲間に「お時間を取らせて本当にすみません(汗)」と言われ、「いやなに、光の速度で動かない限りは流れる時間は一緒だよ。だから何の問題も無いよ」などと、意味は不明ながらもいささかインテリを匂わせる返しをしてしまいました(笑)

最後に、今回の課題本の6章で「E=mc^2」について「モノはエネルギーの別バージョン」という説明がありました。
この説明を通して、以前セミナーで伺った「E=mc^2、これが科学が魔法を証明している。」という意味が、「なるほど!」と理解出来ました。
物質はエネルギーであり、エネルギーは物質。
相互は同じ素材で出来ており、表現の違いで別の存在になっている。
それ故に自己のエネルギーを高める事で自らの望むものを引き寄せ、間接的にエネルギーを欲しい物質に変換する事が出来る。
いささか強引に持って行ってしまいましたが、もう少し咀嚼して、自身で納得の出来る証明を行って行きたいと思います。

今回も、この様な素敵な本に出会わせていただき、ありがとうございました♪