これはどういうこと?

シルバーウィークに山口県の方にキャンプに行ったんですが、その途中で見かけた田んぼの風景に驚きました。このあたりではちょうど今が稲刈りの時期で、稲穂はまさに黄金色に輝いていました。その風景は田舎暮らしをしてから見慣れたもので、全く違和感が無かったんですが・・・

ある集落の辺りを走っていたら、いつもの見慣れた田んぼとは全く様相を異にした風景が飛び込んできました。

え?稲刈り前の田んぼで、稲が全部倒されている・・・
この倒され方を見ると誰かが意図的にやったとしか思えません。

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初めはミステリーサークルか?と思ったんですが、そういう模様は全く無くて、かなり猥雑な感じで倒されているんです。車で通過した時にチラッと見えるだけなので、これが稲を刈った後に倒したものなのか、刈る前なのかは分かりません。で、車を駐めて見に行きました。そうしたら、

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こんな感じでまだ刈り取られていませんでした。つまり、刈り取る前に誰かが倒したという事です。こういう田んぼがこのエリアではポツポツと、割合で言うと1/4くらいの田んぼでこうなっていました。でもどう考えても合理的とは思えないんですよね。だって全体の光景は、

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こんな感じですから。これでどうやってコンバインを入れるのか?というか、こうするとどんな良い事があるだろう?しかもこうやって倒してあったのは、山口県でもほんの一部の田んぼだけだし・・・

なんらかのメリットがあるのなら、そういうのは文化として伝播するはずなんですよね。それが伝播していないということは、大したメリットは無いということで、それならどうして未だに続いているのか?山口県出身の方で理由が分かる方は教えてください。

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