やっぱり田舎暮らしは美味しい。

田舎で暮らしていると時たますんごい食材に出逢えます。といってもゲテモノの類じゃ無くて、真っ当な食材なのですが、これを都会で手に入れようとしたらいくら掛かるんだろう?と考えるとビビってしまうそんなものが、アッというお値段で買えたり、場合によっては頂けたりします。

今回ゲット出来たのは地場の天然松茸です。私の住んでいる辺りは、この時期になると松茸の直売所が出来たりするんですが、噂では中国産やカナダ産の松茸が混じっているそうで、ホンモノの松茸はやはり貴重品らしいんです。ちなみに、中国産の松茸でも、隣に地場の天然物の松茸を置いておくと香りが移ってホンモノと区別がつきにくくなるらしいです。

このホンモノの松茸が買えるんじゃけどどうする?という電話が昨日入ったんです。こういうのは一丁かんでおくのが我が家の習慣なので、とりあえず買いますと言いつつも、でもやっぱり高いんですよね?という話になり、相場を考えて今回は1万円分でお願いします、ということになり届いたのがこの分量です。

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偶然ですが、その前の日に松茸の直売所を覗いたんです。そうしたらこの半分の量で3万円でしたから。それでも銀座のデパート価格の半額でしょう。それがなんと、1万円ポッキリで10本以上の松茸が来てしまいました。ハッキリ言って、こんなにたくさんの松茸を買ったことはありませんし、この太さの松茸をガブッと食べたこともありません。普通はこのうちの1本を家族で分け合って食べる、これくらいが限界ですよね。ところが今日はガブガブ、ゴリゴリとかぶりつけるわけです。

家人はこれをどう料理しようかとネットの検索に余念がありません。せっかくだから今までやったことがない食べ方にしようということになり、本日のメニューは松茸のバターソテーと、松茸フライになりました。まずはバターソテーから。

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これ、一人一本ですから。あり得ません。バターの香りに松茸の香りが被さって絶妙のハーモニーを奏でてくれました。これお店で食べたらいくらするんだろう?

お次は松茸フライです。matsutake2

フライにして衣でカバーすると香りが逃げないんですね。ガブッと噛んだ瞬間に口の中に松茸の香りが溢れ出てきます。ホンモノの松茸ってこんな香りがするものなのね・・・。根がビンボーなもので、こういう味に慣れていないんですよね。今日はこれで大満足なので、残りの大ぶりの松茸は翌日松茸ご飯と土瓶蒸しで楽しむ事になりました。

都会じゃこういう楽しみは絶対に出来ませんよね。

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