ドコモを使用中の方に告ぐ。今すぐ料金プランを再検討すべし。

いきなりタイトルが大上段に構えているんですが、イヤもう昨日ドコモショップに行ったらビックリしました。実は我が家では私と母親がドコモで家人がソフトバンクを使っていたんです。で、会社の決算をするために経費処理をしていて、当然家人の携帯電話も一部経費にしているわけですが、この明細を見てビックリしたわけです。

ソフトバンクって値段の安さがウリだったはずなのに、ガラケーだけで7000円とかかかっているんです。以前彼女はソフトバンクiPhoneと2台持ちをしていたんですが、その頃は合わせて15,000円とか払っていました。これは去年SIMロックフリーのiPhoneに換えて、MVNOにしたので家族で7G使えて2,560円になりました。(ちなみに今まで上限に達した事は一度もありません)

となると経費削減のために次なる一手はガラケーになるわけです。ちなみに私は携帯は着信ばかりで家族間以外では殆ど発信をしません。母親は色々なところに長電話をするのが趣味なので、それなりにかかるんですがそれでも2台で10,000円に行くかどうかという状態でした。こういう利用環境でドコモに行ったんです。ドコモに行ったのはMNPで契約を一本にしてその支払いを全部私のクレジットカードにヒモ付け経費精算を楽にするためです。

で、ドコモに行ったわけですが、スマフォやタブレットのコーナーは完璧にスルーして目指すはガラケーが置いてあるコーナーです。ちなみにガラケーのコーナーの主役はジジババ向けのらくらくホンなんですね。家人はさすがにそれじゃイヤみたいなので、ちょいとだけ若向きのガラケーを選択し、MNPで乗り換える手続きをしました。さて料金プランをどうしようかと相談したわけです。なんたってドコモの料金プランは分かりにくい事にかけては20年間進化し続けていて、今ではこんな感じでベーシックプランとバリュープランに分かれていて、すでにこの時点でその違いがどこにあるのか理解不能なダンジョンになっています。

こういう時には店員に訊くのが一番なんですが、その結果スゲェ事が分かっちゃいました。実はこれとは別に、「カケホーダイ」というプランがあるらしいんです。あ~、知ってる知ってると言った方、本当に知ってます?私もこれは聞いた事があって、つまりこれってある基本料金の上に載ってくるオプションメニューなんでしょ?と聞いたところこれが全然違っていて、このカケホーダイを選べばここには基本料金も含まれているらしいのです。(詳細はこちらからどうぞ)これがケータイだとなんと月額2,200円なのです。ちなみにこれ、ドコモに継続して12年以上加入している必要があります。私の場合もう20年近くドコモなので全く問題ありませんでした。そうでない方は月額3,700円になるので要注意です。

このカケホーダイってケータイへも固定電話へもどこでも適用されて(ナビダイヤルや海外での発着信などは対象外)、要するにフツーに使う分にはいつ、どこに電話をかけようが2,200円なのよ、という事らしいんです。それなら、ここにあるタイプM以上のプランって存在意義がゼロじゃないですか。無料通話が4,000円分入って基本使用料6,600円?それなら最初からカケホーダイにすれば3,700円で済むじゃありませんか?ましてやタイプLの9,600円とか、タイプLLの14,600円とかあり得ないと思うんですけど・・・(どこか理解が違うところがあればご指摘下さい。)っていうか、そんなの知らなかったですよ。どっかで告知していましたっけ?って感じです。

これを聞いて、結局我が家では家人と母親がこのカケホーダイにスイッチしました。私は殆ど架電しませんし、このカケホーダイよりも安いプランに入っているので今までのままの料金プランにしました。そうしたらなんと、家族3台のガラケー+キャリアメールの合計が10,000円を切ってしまったんです。パケットを使い過ぎなければ(添付が無いメールだけならその心配は要りません)、毎月10,000円程度で2台がカケホーダイ、家族間通話が無料ですからこれで大満足です。

ちょっと前までは、私と母親のガラケー2台で10,000円、家人の2台持ちで15,000円の合計25,000円がかかっていたのに、これからはガラケー3台にプラスして、私のNexus7と家人のiPhoneを使っても12,500円とちょうど半額になりました。データ通信はドコモ回線を使って7Gをシェア出来るんですから、容量的にも全く心配は要りません。

まだ古い料金プランを使っている人は、会社をサボってとっととドコモショップに行って来た方が良いですよ。特に12年以上ドコモを使っている人はカケホーダイが2,200円ですから。これにSIMロックフリーの端末でIIJmioのSIMを入れれば最安で900円です。これだと2Gで足りないというのなら4Gにしても1,520円です。Max7Gで2,520円です。これなのにキャリアのパケホーダイに5,000円とか払っている人って何を考えているんでしょうか?

で、契約を切り替えて家に帰る途中に考えてみました。これって歪んでいますよね。だってこんなのお客が選択する話じゃ無いと思いません?何を論拠に自分の料金プランを選べば良いのか分からない複雑怪奇な料金体系から、エイヤでどれかを選ばせる必要なんて実は無いんです。どうせ料金は後払いなんですから、フツーにいつものように使ってもらって、結果としてほとんど使っていないという月には一番安い料金プランが自動的に適用され、通話が多い月には自動的にカケホーダイにスイッチされる。こんな計算こそシステムにやらせれば良いわけで、そうすれば料金プランを気にせずにその時々で一番安い料金がチャージされるんですよね。

そうなっていない現状では、たまにはドコモショップに足を運んで店員に新しい料金プランについての説明を受けるのが良いでしょう。知らずに高いお金を払っていたと気付いたらショックが大きいですし、そういうお客さんにドコモ(たぶんAUもソフトバンクも同じですよ)が、「この料金プランだと勿体ないから切り替えた方が良いですよ」なんて能動的に呼びかけてくれる事はありませんから。そういう意味ではやっぱり情報って重要なんだなと思います。

 

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