炭酸水製造機「ソーダストリーム」を使ってみた

夏になると我が家での消費量がグッと増えるのが炭酸水です。
野良仕事の後、汗だくの状態でシュワシュワと弾ける冷えた炭酸水をグビグビ飲むのは至高の瞬間です。
夜は夜で、ウイスキーを炭酸で割るハイボールや、梅酒サワーもまた格別です。

ところがこの炭酸水、買うのが一苦労なんですね。過去何度か、アマゾンで24本パックとかを買ってみたこともあるんですが、微妙に炭酸が抜けていたり、特に最後の5本とかはハッキリと炭酸が抜けていて興ざめしたんです。そのため、3本とか5本を小刻みにスーパーで買うんですが、この在庫コントロールが結構面倒なんです。

さらに飲み終わった後のペットボトルの処理にも手間が掛かります。私の住んでいるあたりは田舎ですから、ペットボトルの回収って月に1回しか無いんです。つまりそれまでは自宅のどこかにスペースを作って保管しなきゃならないんですね。でも毎日2本飲んでいたら、ひと月で60本ですから。さすがにそこまでは飲まなくても、ゴミ置き場代わりの土間は、いつの間にかペットボトルだらけになってしまいます。

そういったペインに対するソリューションは無いものかと、あれこれ調べたところ見つかったのが炭酸水製造機です。これは色々なところから製品が出ています。

ソーダストリーム

これは炭酸ボンベの容量が大きくて、1本で60リットルの炭酸水が出来るとのこと。

ツイスパソーダ

ソーダスパークル


は、毎回カートリッジを取り替える必要があるみたいです。毎回カートリッジを取り替えるとしたら、その都度空のカートリッジがゴミとして生まれてしまうのでこれは止めにして、ソーダストリームを購入しました。

ちなみにこれ、アマゾンで買うのがおトクだと思います。東京に出張に行った時に買おうとしたんですが、炭酸のボンベは飛行機に持ち込めないかも知れないと店員に言われたんですよね。オマケに、この交換用の炭酸ボンベって、空のボンベを持ち込んで交換すると1本2000円で済むんですが、追加で買うと1本3700円もするんです。

ネットで買うと空のボンベがあるか無いかで、値段が変わるみたいなので注意が必要です。そのため、近所にこのソーダストリームを売っているお店があるかどうかを先に調べておいた方が良いと思います。お店があるのなら、空になったボンベを持参して交換すれば良いだけですから。私の住んでいる田舎でも販売店があるのか気になったんですが、調べたところ高島屋で取り扱いがあるとのことで、そこで購入しました。

購入したのは一番安いグレードで、炭酸水用の500CC専用ボトル2本を追加購入して12,000円くらいでした。アマゾンならもう少し安く買えると思います。っていうか全然安いし・・・

早速これを使ってみました。専用ボトルに指定された線までお水を注ぎ、冷蔵庫で冷やす。炭酸は冷えたお水の方がたくさん溶け込むので、チャンと冷やした方が良いでしょう。これをソーダストリームにセットし、ボタンを押すとブシューという音と共に泡が立ちます。これってどれくらい押し続ければ良いの?と思っていたらブブブーと音がしてこれで一杯になったことが分かります。

確かにこれでかなり強めの炭酸水が出来ました。ちょっと気になったのが、ボトルを取り外す時にやたらとブシューって炭酸が逃げること。それでも充分に炭酸が入っているから、ま、良いかって思ってたんですよ。

ところが、この使い方をしていたらあっという間に炭酸ボンベが空になったんです。ちょっと待て、1本で60リットルの炭酸水が出来るんじゃないのかね?これはどう考えても20リットルも作っていないんだけど・・・で、困った時のグーグル頼み。そうしたら色々な人が同じようなクレームというか状態になっているみたいなんです。

さてどうしたものか。キットまで買ってしまったら今さら他のプロダクトに乗り換えるわけにはいきません。なんとかこれを使って状況を改善させなきゃならないわけです。で、さらにあれこれ調べてみたところ、ヒントはありました。っていうか、すでにこのブログでも書いていました。「炭酸は冷えたお水の方がたくさん溶け込む」ここにヒントがありました。切っ掛けは、自宅にミドボン(緑色の炭酸ボンベ)を設置している友人からのコメントでした。「水の中に炭酸を通したら、ボトルをジャカジャカ振らないと炭酸が溶け込まないんです」え?マヂ?そこですか。てっきり炭酸って振ったら抜けちゃうように思うじゃないですか。コーラの瓶とか振ったら泡が飛び出てきますしね。だから出来るだけボトルを揺らさずにガスを注入していたんですが、これが大きな間違いだったらしいです。

早速試してみました。炭酸のボタンを押してブブーって音が鳴ったら、いきなりボトルを外すのではなく、キットを持ったままゆっくりとボトルを上下左右に振って炭酸を溶け込ますのです。時間にして15秒くらいですかね。振ってから外すと、いつもよりも炭酸が逃げる量が減っているのに気付きます。つまりその分がお水に溶けたということ。こうしたらたったの1回ボタンを押すだけでかなり強めの炭酸水が出来ました。なんだよ、今までは空気中に逃がしていただけで、お水には溶け込んでいなかったのか・・・ってことで、あっという間にボンベが空になってしまうという人は、炭酸水の作り方を変えた方が良いと思います。ガスを入れたら一定時間ボトルを振る、これでOK。果たしてこれで60リットル分の炭酸水が作れるのか。

カテゴリー: 田舎暮らし パーマリンク

コメントは停止中です。