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メールマガジン 第960号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第960号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
このメールマガジンの内容を、より深いレベルで理解するために、「良書リス
ト」というモノを希望される方には無料で配布しております。このメールマガ
ジンの返信でリクエストして下さい。
このリストには、「人生死ぬまでには読まなきゃダメ」という本が、63タイト
ル合計で87冊リストアップされています。
過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(メールのやりとりの過程で入手するアドレスについては、良書リストの送付
にのみ使い、それ以外のマーケティング活動や営業活動には使用しません。)
   
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◆ 今日の前フリ ◆◇

武富士がヤバいそうで。

幸いにも私は、こういったサラ金にお世話になった事はないのですが、赤いカ
ードにはお世話になりました。

これって実質的には同じなんですよね。金利も同じだし、取り立てのうざさも
同じだし。ブランドが丸井っていうだけでなんだかソフトになった気がするだ
けで、それが丸井の罠なわけです。


歴史的に考えてみると、こういったサラ金ってのは、オイルショックで日本経
済がボロボロになった頃、自然発生的に生まれたんですね。(そもそもオイル
ショックを知らない世代がたくさんいて、若干説明が必要なんですが、自分で
勉強してください)


経済が悪くなると、銀行は危なそうな会社にはお金を貸さなくなるのですよ。
ちょっと前に、銀行の「貸し惜しみ」やら「引きはがし」ってのが問題になっ
たんですが、これも同じです。日本の銀行ってのは自己資本率が低いので、貸
し倒れが続くとマズいわけです。

景気が良い時には、新規融資も増えてそこで相殺されるのが、不景気になると
優良企業は金を借りなくなる、反対に体力のない会社は金を借りたがると。結
果として審査基準を上げざるを得なくなるのですね。


でも、中小企業からみたら、銀行が貸してくれないからといって、「はい、そ
うですか」ってわけにはいかないわけで、どうにかしてどっかから金を引っ張
ってこないと会社が潰れちゃうわけです。そこに登場するのが、金利は高いが
審査が甘いサラ金なのですよ。


サラ金って単語から、「サラリーマンが借りるモノ」と思っている人がいるん
ですが、中小企業なんて、会社としての法人格に金を貸すところなんて無いん
ですよ。必ず社長本人の連帯保証がついているんですね。その意味では、会社
のために金を借りようが、個人として金を借りようが同じなんですよ。


今でも、社長個人から担保を取らなくても金を貸してくれるのって、上場企業
だけじゃないですかね。


金貸しってのは、間に何もクッションを挟まず、「お金がそのまま商品になる」
ビジネスですから、効率が良いんですね。普通の会社ってのは、お金(資本)
を元に、何かの製品やらサービスを作って、それを売ってお金に換えるわけで
す。ところが金貸しというのは、お金をそのまま右から左に流すだけで、利ざ
やがもらえるため、製品やサービスという面倒なプロセスが要らないんですよ。
だから儲かるのです。


武富士も、アコムも、レイクもプロミスもアイフルも、みんなこの頃に大きく
なっているんですね。ザッと調べると、


プロミス→関西金融(S37年)
武富士→富士商事(S41年)
アイフル→現社長福田吉孝氏が個人経営の消費者金融業を開業(S42年)
アコム→丸糸が神戸にてサラ金業を開始(S35年)


って感じです。

この頃は相当あこぎな商売をやっていたんでしょうね。

キャッシュは会社にとって血液に喩えられ、金融業は輸血に喩えられる事が多
いんですが、あの金利じゃエイズウイルスとC型肝炎に同時に感染した血液を輸
血されるようなモノで、ああいうところから金を借りて事業が発展した会社な
んてあるとは思えないんですよ。


人類が発明した最もスゴいモノに、「複利」があると言われるのですが、あの
金利を複利で転がされたらどうなるのか?を冷静に計算出来ない人がサラ金に
走るのです。


グレーゾーン金利撤廃に伴い、「借りたい人が借りられなくなる。その結果ヤ
ミ金融に走ってしまう」なんて事が、まことしやかに喧伝されていますが、そ
もそも複利で年率15%なんてベラボウな金利で借りる価値があるのかって事なん
ですよ。

こんな人たちは、サラ金で借りようが、ヤミ金でトイチで借りようが、遅かれ
早かれトドメを刺されるのは間違いないんですね。半年でバンザイするヤツが、
3ヶ月に早まったというだけの話で。


なんてお金に関する知識を、ビジネスパーソンは絶対に持っていないといけな
いのです。俺は借りないから大丈夫、なんて言ってちゃダメなんですよ。これ
は、かけ算9×9の次に憶えないといけない必須科目なのです。


そのための、最も優れた教材は、


ナニワ金融道 全10巻セット 講談社漫画文庫 (講談社漫画文庫)青木 雄二

http://www.amazon.co.jp/dp/4069348654/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


なのですが、これってどれくらいの人が読んでいるんでしょうねぇ?




☆ 犬も歩けば・・・って

世の中には、不思議な人がたくさんいるなぁと思います。


  ■ 自分はもっと能力があると思うんで、○○をしたいと思います。どう
    したら良いですか?


こんな質問が来た事があります。

読んだ瞬間、唖然呆然。


○○(伏せ字には何を入れて頂いても構いません)をしたいのであれば、答え
は簡単です。


  ● ツベコベ言わずに今すぐやれば?


やりたい、変わりたいって、ソファーに寝そべりながら言っていても何も変わ
らないのですよ。

この相談者は、こころのどこかに、


  ■ 出来るだけ手間暇かけずに、苦労をせずに成し遂げたい


と思っているのですね。


これ以外には、


  ■ 友人とケンカをしてしまいました。仲直りをしたいのですがどうした
    ら良いでしょうか?


なんて質問も受けた事があります(なんだか小学生の悩み相談みたいですね)。



ケンカをした?仲直りをしたい?だったら答えは簡単。


  ● 今すぐ友達のところに行って、土下座をして謝れや


これだけで全て解決するはずです。

ところがこの人は、言葉にはしていないけれども、明確に、


  ■ 自分は頭を下げずに、問題を解決させたい


と思っているのですね。


こういう事を頭の中でグルグル考えているのは、時間のムダなのですよ。

だって、行動すれば良いだけなんですから。
頭の中であれこれ考えるのは、


  ● とりあえず何らかの行動をして、そこからフィードバックが生まれた後


なんですよ。

私も昔、「金はないけどアメリカに留学したい!」って思った事があるわけで
すが、この時にまずは何をしたかというと、本屋に行って、留学関係の本を立
ち読みしたんです。

その結果、


  ▼ 語学留学でも20000ドルくらいが必要

  ▼ エリアはカリフォルニアにするのが良さそう

  ▼ 車の免許は取らなきゃ暮らせない

  ▼ ビザはF1ってヤツが必要らしい

  ▼ 学校は業者を通さなくても自分で申し込める


なんてフィードバックが返ってきたのですね。

頭を使うのは、それからなんですよ。

つまり、こういうフィードバックが返ってきてから、


  ▼ どうやってお金を貯めようか?

  ▼ カリフォルニアのどこにしようか?

  ▼ ビザを取るにはどうしたら良いんだろう?

  ▼ あっちに着いたらすぐに免許について調べなきゃ

  ▼ 学校の申し込みプロセスを調べなきゃ


ほ~ら、ちょっと本屋で立ち読みをしただけでも、次に何をしなきゃいけない
のか?何を考えなきゃいけないのかが、次から次に出てくるでしょ?


6畳の腐った畳に敷いた万年床の上で(←昔の私の部屋です)、酎ハイを飲みな
がら、


  ■ 留学してぇなぁ~


って呟いていても何も変化なんて起こらないのですよ。


自分が取った行動が正しかったか、ムダだったか、非効率的だったかなんての
は、後から考えれば良いのです。行動もせずに、


  ■ 最短距離で、ムダ無く、楽をして達成したい


なんて目的のために、グダグダと思考を巡らせる事ほど、無意味な時間は無い
のですよ。


犬も歩けば棒に当たる、ということわざは、


  ● 行動しなきゃ棒にすら当たらないのだ


という事なのです。

考える事は後回しにして、最もシンプルに考えて、いま出来る事をとりあえず
やってみる。行動初心者の人は、まずはそういう意識を持つのが良いのだと思
います。





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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
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佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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