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メールマガジン 第946号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第946号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
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過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(メールのやりとりの過程で入手するアドレスについては、良書リストの送付
にのみ使い、それ以外のマーケティング活動や営業活動には使用しません。)
   
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◆ 今日の前フリ ◆◇

さて、民主党の代表選挙です。

今は、火曜日の午前11時なので、まだ結果は分かっていません。

事実上の総理大臣選挙なのに、この論点の薄さには辟易とします。
自民党時代のように、密室もしくは密室に近い環境で次期総理を決めていたの
に比べれば、公に街頭演説をやっている分、こちらの方が開かれているかなと
は思っていますが。


議院内閣制というのは、国会議員による間接選挙で総理大臣が決まるわけで、
それ故、クビのすげ替えは簡単に出来るのですね。
これが議院内閣制のメリットでもあるわけです。

その設計図に乗っている以上、頻繁に総理大臣が替わるのは仕方ないのですが、
それにしてもここ数年の政治力の凋落ぶりには唖然とします。


じゃ、アメリカの大統領のように直接選挙が良いのか?と言われても、日本人
のような一瞬の流行、ブームに振り回される性質(先の大戦も、国民が熱狂的
に後押しをしたという側面があるんですよね)を考えると、アホなタレント候
補や元スポーツ選手が当選しちゃいそうで怖いんですよね。


しかも直接選挙の場合、簡単には辞めさせられないわけですから、アホが当選
した場合のリスクは大きいわけですね。


と、ここまで書いて気付いたんですが、本当に民主主義って正しいアプローチ
なんでしょうか?民意が、有権者がって良く言われるんですが、国情も考えず



  ▼ 俺の年金をどうにかして欲しい

  ▼ 生活保護をもっともらいたい

  ▼ おらの村にも高速道路が欲しい

  ▼ うちの業界に補助金が欲しい

  ▼ もっと税金を安くして欲しい


ってリクエストする事は正しい事なんでしょうか?
それを民意だと解釈して、政治家が赤字国債を発行して対処することは正しい
事なんでしょうか?


これって民意の暴力じゃないんですかね?


そもそもどこの会社でもそうですが、こういう重要な事は民意(つまり一般社
員の意見)など考慮しないのですよ。
然るべき役職と責任を持つ人が、会社の発展のためになかば独断で決めるので
す。


会社でさえそうなのに、国家の運営については、思いつきで話してしまったマ
ニフェストに、民意というトッピングをかけられたモノを押しつけられたまま
でいるってのは、正しい状態じゃ無いと思うんですよね。


会社なら、イヤなら(反対なら)辞めれば良いんですが、日本の経済が破綻し
ても日本人を辞めるわけにはいかないんですから。


(もっとも、今は海外移住するという選択肢もありますが、私はお金をいくら
手にしたとしてもそのオプションを行使するつもりはありません。)


日本がかつての終戦直後のように財政破綻をしてハイパーインフレになったと
しても、日本人であることから逃れることは出来ないんですよ。塗炭の苦しみ
を、(貧乏人であればあるほど)味わう事になるんですよ。


そんな瀬戸際に置かれているってのに、政策論争が焦点にない選挙って本当に
困ると思うのです。


日本人であることは放棄できないのですから、誰が、どんな政策を、どういう
ロジックで、どういうアプローチでやろうとするのか?を詳らかにしてもらわ
きゃ困るんですよね。



☆ 視座を自分以外のところに置けるか?

ビジネスでは、「視野が広い」事が成長、成功へのキーワードになっていたり
します。


  ■ お前は視野が狭いなぁ


ってのは、私が中学生の頃、当時の学習塾の数学の先生に、毎日言われていた
事です(笑)

幾何学では、ほんの一本補助線を引いただけで、一気に答えまでの道筋が見え
たりするのですが、そんな画期的な補助線を思いついた事などありません。

いつも、他の生徒が見つけ出した補助線を見つめては、なんで俺には思いつか
ないんだろうか?と溜息をついていたクチです。

(そもそも、幾何学のどこが数学なんだ?という疑問もあったんですがね。あ
んな図形の問題を解いて、社会で何の役に立つんだよ?って思ってました)


ま、俺にはセンスが無いからねって思っていたのですが・・・


多分にビジネスに於いても、これって同じなのだと思います。

って言っちゃったら、


  ■ センスの無い私は諦めろって事ですか!?


ってクレームが来そうなので、今日は視野を広くするコツをお知らせしちゃい
ます。

良いですか、これ内緒ですからね。他人に言っちゃダメですよ。ちゃんと墓場
まで持って行って下さいね。(笑)


数学と違って、ビジネスってのは、自分以外の人間がいるのですよ。


んでもって、視野って何か?を考えると、広辞苑では、


(1)眼を動かさずに知覚できる周辺視の範囲。正確に測るには視野計を用い、
   視線と視野周辺のなす角度で視野の大きさを表す。「―に入らぬ」
(2)顕微鏡・望遠鏡などの接眼鏡で見得る範囲。
(3)思慮や知識の及ぶ範囲。「―の広い人物」


って言っています。


つまり、見たり、感じたり、思考したりする範囲の事を指しているわけですね。



ん??



誰が、見たり、感じたり、思考したりするんですかね?
この文章の主語はなんですか?



ビジネスのセンスが無い人にとっての視野というのは、


  ■ 自分を主体として考えた場合


の事を言っているのです。つまり、「自分が」、見たり、感じたり、思考した
りするという概念で考えているのですよ。


これがアカンっちゅうの。


10人でミーティングをする場面を考えて下さい。

自分以外には何人いますか?10-1=9ですよね。

じゃ、ミーティングが5人ならどうですか?5-1=4ですよね。


つまり、ビジネスというのは、常に自分以外の人の方が多いのですよ。
自分は常にひとりだけなんですね。


であれば、視野の広さというのは、


  ● 如何に自分以外の人の見たもの、感じたモノ、思考したものを受け取
    れるか?


という事になるんですよ。


自分自身の見える範囲、感じる範囲、思考する範囲じゃ無いのです。

自分以外の人が見ている範囲、感じている範囲、思考している範囲をどれだけ
取り込む事が出来るかなのですよ。


視野の狭い人というのは、自分プラス、自分と仲の良い人の、見ている範囲、
感じている範囲、思考している範囲を受け取る事が出来るんですね。


ところが、視野が広い人というのは、自分を極力排除して、より多くの人の見
ている範囲、感じている範囲、思考している範囲を受け取る事が出来るのです
よ。


つまり視野の広さというのは、その人が自分のこころに受け取れる、自分以外
の人の数であるわけです。


そしてそれを元に、


  ● 何でこの人は、こんな考え方(見方、感じ方)をするのだろう?


と思考する事で、新たなアイデアが湧き上がってくるのです。


自分自身を消して、他人(Aさん、Bさん、Cさん)になったつもりで、物事を見
る、感じる、思考する事で、アウトプットに幅が広がるのですよ。




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こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
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佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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