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メールマガジン 第794号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第794号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
このメールマガジンの内容を、より深いレベルで理解するために、「良書リス
ト」というモノを希望される方には無料で配布しております。このメールマガ
ジンの返信でリクエストして下さい。
このリストには、「人生死ぬまでには読まなきゃダメ」という本が、63タイト
ル合計で87冊リストアップされています。
過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(メールのやりとりの過程で入手するアドレスについては、良書リストの送付
にのみ使い、それ以外のマーケティング活動や営業活動には使用しません。)
   
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◆ 今日の前フリ ◆◇

ネットによる選挙運動が解禁になるかも知れない、というニュースに驚いてい
ます。

これは前からこうなるべきだと思っていたのですが、実際に解禁となるといく
つかの制限が必要な気がします。

ご存じのように、ホームページ、メールマガジン、ブログ、ツイッターっての
は、生身の人間と違い、


  ■ 本人の発言かどうかわかりにくい


のですね。

ゴーストライターが、なりすましてメールマガジンを出す事なんて簡単に出来
てしまうのです。

そもそも、既存の政治家が自分でキーボードを打って記事を投稿するとは思え
ないんですよ。

つまり、政治家として最も重要な、


  ■ 誰が何を言ったのか?


という点があやふやになる恐れがあるのです。そのくせ、デジタル情報です
から、いつまでも記録に残るわけです。

例えば、


  ■ 鳩山総理、1年前のブログでは、今日の発言と反対の事をおっしゃって
    いましたよね?


って言われても、


  ■ あ~、あのブログは私じゃなくて、秘書が更新したから分からないん
    ですよ


なんて言い訳がいくらでも出来ちゃうのですな。

こういう言い訳を故意にやる事もあり得ますし、本当に本人の知らないところ
で記事として流れる事もあるのですね。

私がまぐまぐで、新たなメールマガジンを発行して、発行者名を、「鳩山の代
理人」ってする事だって出来るのです。(本名が鳩山という人なら、ウソをつ
いているわけでもなく、当然罰則もないと)


そこで、耳障りの良い事をさも公約であるかのように言うと。

読者がそれに惑わされて、私が本当に鳩山総理の関係者だと勘違いをして、そ
の記事を元に投票した場合、その結果に対して誰がどのように責任を取るんで
しょうね?

しかも、こんなのが乱立したら、選挙管理委員会はどうやって監視するんでしょ
うか?

参議院選挙の前に、なんとか解禁を実施したいという意図は分かるんですが、
議論すべき点がたくさん残っている気がしますね・・・



☆ 確かに、しかし、そもそも、とすれば、従って


いきなり意味が分からないタイトルで始まりました(笑)

でも、これが実はメールでのコミュニケーションに於ける、


  ● 魔法の接続詞


なのですよ。


【確かに】

この単語を使うことで、相手が主張している事を、「ちゃんと受け止めました
よ~」と言っているわけですね。
これを言わずに反論を開始しちゃうと、


  ■ テメェ、やる気だな、かかって来い!


っていきなり戦闘モードに突入しちゃうのですよ。

一旦は大人の対応で、「確かにおっしゃるとおりですね」と受け流す、これが
重要。


【しかし】

で、ここから反論が始まるのですよ。
つまり、ここにあなたが主張したい事を入れるのです。
メールで伝えたいことの本文は、まさにここにあるんですね。

アホな人は、この部分だけ書いて、言いたいことは伝えた、と思ってしまうの
ですが、それじゃ反感を買うだけなのです。


【そもそも】

知恵が効いているなぁと思うのがこの部分です。

ここで何を述べるか分かりますか?

ここでは、一度議論を止めて、客観的な事実が何だったのか?を相手に共有し
ているのですね。
つまり、


  ▼ そもそもこういう話でしたよね?

  ▼ そもそも事実はこうでしたよね?

  ▼ そもそもの目的はこうでしたよね?

  ▼ そもそも○○でしたよね?


という事を念押しする事で、議論のポイントがズレないようにしているわけで
すね。


【とすれば】

ここでは仮定を述べています。
ここは使い方が2種類あります。

ひとつは、あなたが主張したい事を、実際にやった場合にどうなるのか?を述
べる場合です。私の意見を採用したとしたら、こうなりますよねぇ~って事を
言うわけです。

もうひとつは、「そもそも」で述べた内容のロジックを解説する場合です。
「そもそも~」では、通常例示をするわけで、具体的に何があったとか、どう
なったなんて事を書くわけですが、それを概念化したらどうなるのか?
という事をここで述べているのです。

後者に於いては、これが書けるかどうかが、


  ● スキルがある人と無い人の分岐点


になるのですよ。
物事を具体な事例で話すだけではなく、それをコンセプトとして、概念化して
話すというのはとっても重要なんですね。


【従って】

ここで結論を述べます。

ここまでの流れで議論を進めたら、最後は誰が読んでも、「従って」以降の結
論にしかならないでしょ?って事を相手に理解させるのがこの段落です。
ま、いわゆるとどめを刺すって事ですね(笑)

相手がこれに反論するには、


  ▼ あなたが例示した事実が間違っていることを証明するか

  ▼ あなたのロジックに穴があることを証明する


しか無いのですが、「そもそも」で問題のコアの部分を共有しちゃっています
から、とっさには突っ込めないんですよね。

さらにそれを、「とすれば」で概念化された日にゃ、それ以上に強いロジック
を作れなきゃいけなくなるわけです。


ま、ここまで完璧にもって行けなくても、自分でメールを書く時にこの流れで
書く事で、


  ● 自分が言いたい事が、ロジカルに組み立てられているのか?


を客観的にレビュー出来るのですね。





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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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