ログイン | 新規登録

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第773号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第773号 ■ ■
    
===================================================================== 
   
こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
このメールマガジンの内容を、より深いレベルで理解するために、「良書リス
ト」というモノを希望される方には無料で配布しております。このメールマガ
ジンの返信でリクエストして下さい。
このリストには、「人生死ぬまでには読まなきゃダメ」という本が、63タイト
ル合計で87冊リストアップされています。
過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(メールのやりとりの過程で入手するアドレスについては、良書リストの送付
にのみ使い、それ以外のマーケティング活動や営業活動には使用しません。)
   
=====================================================================

◆ 今日の前フリ ◆◇

ゆうちょの預け入れ金額の上限が2000万円になるそうで。

個人的には2000万円なんて資産は持っていないので、どうでも良いのですがこ
れはヤバイ兆候です。

ゆうちょに預けたお金は、財政投融資という形で、税収不足を補うために使わ
れるのですよ。
これが2倍になる(もちろん全員が預金残高を2倍にするわけじゃありませんが)
というのであれば、政府から見たら、


  ● 勝手に使える財布が大きくなった♪


という事です。

表面上は、全国一律サービスのためある程度収益源を増やさなきゃならない、
なんてとってつけたような理由を、亀井のオッサンはほざいておりますが、真
の狙いは、


  ● 国民に分からない形で、預けた金を国債に回す


という事なのでしょう。

ちなみにこれは民間の銀行も同じで、銀行が国債を買った場合には、


  ■ ノーリスクの債権として、そのまま自己資本とみなしても良い


というルールがあるのですよ。

いま、多くの銀行は、自己資本比率が一定の基準に届かず、困っている状態で、
お金は低金利政策で余っていても普通の融資先には回せないんですね。
これらの融資先には相応のリスクがある上、これ以上貸し出しちゃうと自己資
本率の低下に直結するからです。

この問題を解決させる妙薬が、「銀行による国債の購入」なんですね。
つまり、余ったお金を全部国債の購入に充てる事で、

  
  ▼ リスクは無くなる(国債は建前上ノーリスクという事になっているから)

  ▼ 同時に、自己資本比率が向上する


という一石二鳥になるからです。これがいくら金利を下げてもマーケットにお
金が回らず、日本が不況から抜け出せない大きな理由なのですよ。

なぜ、そこまでして国債を買わせる政策を取るのか?この答えは簡単。


  ■ 日本政府にはお金が無いから -_-#


ですね。

こういう構図を理解した上で、ゆうちょの預入限度額の引き上げというニュー
スを読み解くと、


  ■ そろそろ国債もヤバいんじゃないか?


という結論になるわけですね。

私ならお金があっても、保証されるのが相変わらず1000万円までなら、絶対に
それ以上は、ゆうちょには預けませんよ。

それ以前に、国債が破綻すれば大手生命保険の運用も破綻するわけですから、
そろそろ終身保険を解約して現金に換えるタイミングを計ろうかと思うわけで
す。

マジメな話、日本にインフレが訪れてもおかしくありませんよ。



☆ 結論から物事をまとめてみる

昨日は、日本語力こそが重要という話をしたんですが、もう少し言っておけば、



  ● 仕事の成果は最後は文書で残さざるを得ないから


なんですね。

ブルーカラーの仕事というのは主に、身体を動かす事で成立しているわけです
が、ホワイトカラーはそうではありません。

ブルーカラーの人や、部下に何かをやらせて、それを取りまとめるというのが
ホワイトカラーの人の役割ですね。


で、そんな業務が完了したら、何をやると思います?


  ● 完了した業務を報告書にまとめる


のですよ。

特に日系の会社では、何かというと紙(文書)に起こすのですよ。
それに上司の判子をもらって、ファイリングしてようやく業務が完了した事に
なるのです。


ですから、ホワイトカラーの業務から、「文書作成能力」を控除する事は出来
ないわけですね。


そんな文書はどうやったら書けるようになるのか?というのは、なかなか遠大
なテーマで、どうやっても一朝一夕に身につくモノではありません。

もっとも確実なやり方は、


  ● 良い文章をたくさん読んでみる


事なんですね。だから、私は日頃から、


  ● 死ぬ気で本を読んでみろ


と言っているわけです。古くからの読者さんは、もう耳タコ状態ですよね。


でも、これだけじゃまだまだ片手落ちなのです。

ある一定量を読んだら、アウトプットをする訓練が伴わないと、このスキルは
向上しないのですよ。


で、振り返って頂きたいのですが、


  ● みなさんはどれくらい文章を書いていますか?


何かのテーマで、A4の用紙1枚で良いですから、ダ~と書いてみて。って言われ
て書けますか?でもってそれって何分くらいかかりましたか?


合格ラインは、15分から20分くらいですかね。

これくらいの時間で、とりあえず最初のドラフトが書ければ、相当レベルが高
いと言えると思います。


そしてそんな文章を、ぶれずに書くコツというのが、


  ● 結論から話をする


という事なんですね。


日本人の特性なんでしょうが、起承転結で文章を書きたくなるんですよ。
でも、これって最もハードルが高い書き方なんですね。
これにこだわると、普通の人は何を書いているのか分からなくなります。

だいたい、起承転結の、「転」のところで、論理が破綻するんですよ。

でもね、ビジネス文書に、「転」なんて要らないんですよ。
だいたい小説やエッセーを書いているんじゃないんだから。

だから、この考え方を止めちゃうってのが楽だし、早いと思います。


じゃ、どうするかと言うと、


  ● とにかく結論がなんなのか?


を明確にするという事です。結論とは伝えたい事の核心部分です。
とにかく、これを一番先に書いちゃうんですよ。

そうすれば、とりあえず残りの部分が下手な文章でも、


  ● 最低限、伝えなきゃいけない事はカバーされる


のです。

実はこれがコツなのですが、ほとんどの人は知らないんですよねぇ。


◎◎◎  このメールマガジンの転送・友人へのご紹介は大歓迎です。◎◎◎


┗┗┗┗┗ また、本メールマガジンの内容は著作権により保護されている事
┗┗┗┗  をご理解ください。
┗┗┗   全文転用については、許可をしていますが、出典が佐藤しょ~お
┗┗     んのメールマガジンである事を明記して下さい。また、文章の部
┗      分的引用、抜粋はお断りしております。



Copyright (c) Showon Office & Showon Sato All Rights Reserved.
  
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html





創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第773号