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メールマガジン 第766号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第766号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
このメールマガジンの内容を、より深いレベルで理解するために、「良書リス
ト」というモノを希望される方には無料で配布しております。このメールマガ
ジンの返信でリクエストして下さい。
このリストには、「人生死ぬまでには読まなきゃダメ」という本が、63タイト
ル合計で87冊リストアップされています。
過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(メールのやりとりの過程で入手するアドレスについては、良書リストの送付
にのみ使い、それ以外のマーケティング活動や営業活動には使用しません。)

   
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春闘の季節です。

幸い、我が社は業界横串の、「○○労連」のようなモノには加盟していません
から、全くの他人事なのですが、このニュースにはとても違和感を感じていま
す。

何が変かって、組合の幹部が


  ■ 定期昇給の維持が出来た事は喜ばしい


と発言している事です。

定期昇給、いわゆる定昇というのは、


  ■ パフォーマンスに関係なく、年齢が上がるだけで給料が上がる


という仕組みです。

って事は、長く勤めていればいるほどお得なシステムなのですよ。

これを年功序列と言わずして何と呼ぶのでしょうか?
平たく言えば、組合幹部は、


  ■ 年功序列システムは維持されました~♪


って言っているんですよね。

それって、誰に言っているんでしょうかねぇ?
こんなので喜ぶのは、ろくすっぽ仕事もしないジィさんだけですよ。

だって、年功序列というのは、とりもなおさず、


  ● 若手のうちは損をするシステム


だからです。若手のうちは安い給料で働かされて、歳を取ったら楽をしても金
が増えるようにするという仕組みなのです。

これを聞いて、若手の組合員が、「ふざけるな!」と言わない理由がよく分か
らないのですよ。


そもそも、仕事に対する対価というのは、年齢で決まるのではなく、業務や職
種、責任の大きさで決まるべきモノです。
この大原則をねじ曲げているのが、年功序列という考え方なのです。

年功序列という考え方に従えば、同じ業務をしていても、


  ■ 年齢が上なだけで、たくさんの給料をもらえる


事になるのですね。これがどれだけ優秀な若手社員のやる気を削いでいるか?
を経営陣は考えるべきです。

とは言っても、ベテラン社員はそれなりの知見があるはずですから、一概に完
全一律にするのも間違いで、そのために、


  ● 同一業務同一賃金枠(←「枠」という文字が重要)


にして、そんな知見や経験が会社に利益をもたらした場合には、若手よりも多
くの給料を支払える仕組みにすれば良いのです。

つまりベテランは、若手よりも大きな成果を出せれば、賃金枠の上限に近い給
料をもらえる事になり、これが、「擬似的な成果報酬制」になるのです。
こうすれば、若手社員も、


  ● 成果を上げれば、年齢に関係なく給料が増える


と分かるわけですから、やる気になるのですね。

反対に、いくら年齢が上がって、頭に霜を置くようになっても、若手社員と同
じ成果しか出せないのであれば、いつまでも給料が上がらないと。

組合自身が、なぜこのようなグランドデザインを描いて、経営者に要求をしな
いのか?

なぜ組合は、優秀な社員に成果に応じた報酬を支払う事に関心がないのか?

がよく分からないのですよ。




☆ 覚悟が必要

「ビジネスをタスク(作業)でやらない」というのが、最近の私のモットーで
す。

作業には、スコープ(範囲)があるわけですね。
つまり、「ここからここまでをやる」という範囲です。

こういう範囲を指定する事はそれはそれで必要なのですが、作業を請け負う方
は、それに甘えてはいけないのです。

甘えるとはどういう事かというと、


  ▼ ここから先は私は分かりません

  ▼ 言われていたのは、ここまでの作業ですから

  ▼ この部分は○○さんがやったので分かりません


という言葉を発する全てのこころです。

こういう受け答えをする人のこころには、


  ■ 俺の仕事はここまでだ


という気持ちがあるわけですよ。

こう思った瞬間に、あなたの仕事から魂が抜けるのです。

仕事とは本質的には、芸術品になり得ると私は思っているのです。人のハート
を揺さぶる仕事の全ては、「芸術品」と呼べるわけですね。


ところが、そんな芸術品を作るためには、換言すれば、
己の仕事のアウトプットを芸術品たらしめるのは、


  ▼ スキルや

  ▼ 経験や

  ▼ 学歴や

  ▼ 頭の良さや

  ▼ コネや人脈ではなく、


ただ、ただ、


  ● あなたの仕事に、魂がこもっているか否か?


だけなのですよ。


そんな魂が入った仕事には、スコープなどという業務範囲は無いのですよ。

誰がやろうが、どんな事が起ころうが、


  ● 最後は俺が責任を持つのだ!


という強い覚悟こそが、あなたの仕事に魂を植え付けるのです。

このような気持ちを持てば、


  ■ ここから先は、俺の仕事じゃないさ~


なんて口が裂けても言えないのですよ。

このエネルギーこそ、情熱と呼ばれるモノで、他者に伝播するのですね。


そして、そういう気持ちを持つ人にしか、成功の機会は訪れないのですね。

いくら良い大学を卒業して、スキルや能力が高くても、このような覚悟を持た
ないのであれば、これからは平社員に留まるか、下手をしたら真っ先にリスト
ラ対象になるというのが、世界のビジネス界の流れなんですね。


反対に言えば、覚悟を持っている人というのは、そんなバックグラウンドに関
係なく、大きく羽ばたけるチャンスがやって来るという事。


どちらもあなたの人生で、選択可能なのですが、みなさんはどちらを選ぶおつ
もりですか?





読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)


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また、本メールマガジンの内容は著作権により保護されている事をご理解くだ
さい。
全文転用については、許可をしていますが、出典が佐藤しょ~おんのメールマ
ガジンである事を明記して下さい。また、文章の部分的引用、抜粋はお断りし
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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html



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