ログイン | 新規登録

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第70号

  ■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
  ■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第70号 ■ ■
    
  =====================================================================

    
  こんにちは、佐藤正遠(さとうしょうおん)です。

      
  このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
  たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
  佐藤正遠(さとうしょうおん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
  を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
  内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
  その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
  http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
  また、ブログもあります。
  http://d.hatena.ne.jp/showon/
  こちらは、テーマを変えて、かなり日常に近い事をお伝えしています。楽しい
  事、うれしい事しか書きませんので、読むと元気になるはずです。是非こちら
  も見に来て下さい。
    
  =====================================================================

  
  今日は月に一回の、能力開発セミナーの日です。仕事とは別のコミュニティに
  属するというのは、脳みそに対する刺激という観点からは、有用だと思ってい
  ます。さてさて、今日はどんなことを学ぶのかとっても楽しみです。

  
  
  ☆ 判断の根拠とは

  
  昨日までは、
  

    ■ 組織を動かす為のレバーを作る
  

    ■ そのレバーは相手の感情に訴えかけるモノが良い
  

    ■ KPIという計器を使って、レバーの有効性を測定する

  
    ■ KPIは公にする

  
    ■ スナップショットではなく、推移を重視する

  
  というところまで、ご説明しましたね。

  
  レバーは、ある種中立な、「やる気のタネ」です。
  KPIは、やる気のタネの有効性と、その結果であるアウトプット(業績)を測定
  する計器です。
  

  そしてこの2つを操る事で、マネージャは組織を目的地に導くわけです。

  
  
  と、ここまで書いて来て、私は、「ずいぶんえげつない表現をしたなぁ」と気
  がつきました。

  
  最初に、「組織を動かす為のレバー」と言いましたが、ここでいう組織とは、
  「人間」の事です。
  その人間を、何かの成果を生む機械であるかのように表現し、それを数値で測
  定するべきだ、と言っているわけですね。こういった表現に不快感を持つ人と
  いうのも、相当数いるんだろうなぁと思うわけです。
  

  しかしマネジメントにとって、この感覚は重要なんです。
  この感覚とは、
  

    ■ 感情を排除して
  

    ■ 出て来たアウトプットだけを数字で理解し
  

    ■ その数字を元に、政策判断を行う
  

  という感覚です。
  

  なぜならば、
  

    ● 情で判断をすると、最後はエコヒイキになってしまうから

  
  なんですね。

  
  マネジメントとして大切な事は、「公平」、「公正」で、「正しい」判断をし
  ているか、という事です。その判断には常に、「説明責任」が伴うのです。説
  明責任があるとは、
  

  
    ● なぜ、そのような判断をしたのか?
  

  
  という理由を、ステークホルダーに説明する義務があるという事です。

  
  その際に、判断の根っこに、「感情」があるとしたら、それは少なくとも、「
  公平」な判断だとは言えないわけです。
  

  そして、マネジメントというのは、常に、言動が見られているモノで、どの様
  な判断をしても、必ずその判断に対する反対者というのが出てくるんですね。
  これは、あなたがどんなに正しい判断をしていても、です。

  
  それも、公の場で反対をしてくれるのならば、説明の機会があるわけですから
  救われるんですが、往々にして反対者というのは自分の目の届かないところで、
  反対意見を述べるわけです。
  

  レバーというのは、組織を動かす仕掛けで、それによって今までの慣習を変え
  ていく、という結果を生むわけですから、「そのやり方には従いたくない!」
  という人が必ずいるモノなんですね。
  

  この時に、反対者が使う常套手段というのが、「感情に訴えかける」というや
  り方なんですね。これはあなたが、どれだけロジカルに論理構築をしていたと
  してもダメで、彼らはその裏にある、「感情」をネタにしてあなたを攻撃して
  きます。

  
  その際に、あなたの下した判断の根拠が、本当に感情であった場合、あなたは
  自分の身を守る事はできません。
  

  「正しい判断であったか」というのは、ある程度時間が経たないと判断できな
  いものですが、「公平な判断だったか」、「公正な判断だったか」というのは、
  リアルタイムで判断が出来てしまうんですよ。
  

  だからこそ、自分の判断、政策の正当性(少なくとも、「公平性」と「公正性」
  について)を、担保する為に、「数字を判断の基準にする」という姿勢を持つ
  必要があるんですね。

  
  
  ここしばらく、「マネジメントの心得」的な内容が続いちゃいました。
  次回はもう少し別な切り口のテーマにしようと思います。

  
  ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  

  
  佐藤正遠(さとうしょうおん)
  
  - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
  メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
  ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょうおん)
  ☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
  ☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
  ☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html
  

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第70号