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メールマガジン 第69号

  ■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
  ■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第69号 ■ ■
    
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  こんにちは、佐藤正遠(さとうしょうおん)です。

      
  このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
  たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
  佐藤正遠(さとうしょうおん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
  を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
  内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
  その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
  http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
  また、ブログもあります。
  http://d.hatena.ne.jp/showon/
  こちらは、テーマを変えて、かなり日常に近い事をお伝えしています。楽しい
  事、うれしい事しか書きませんので、読むと元気になるはずです。是非こちら
  も見に来て下さい。
    
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  今日は午前中は、シコシコとDVDへの焼き込み作業に没頭します。
  これはうちの社員用の、「自己成長養成キット」とも言うような内容のDVDで、
  音声ファイルだけで4GMを超えるという無謀なものです(笑)
  最低でも40枚くらい焼かないといけないんですが、果たして何時間かかるやら
  ・・・
  

  
  ☆ レバーを操作する人の意図と、レバーを操作した結果動く結果が一致しな
  いとマズイ

  
  さて、ここまでは、
  

    ◆ 組織を動かす為のレバーを設定する必要があるという事
  

    ◆ レバーはお金ではなく、こころを満たすようなモノが望ましい
  

  というところまで、ご説明しました。
  

  
  そして、レバーの設定を完了したとします。
  ここで問題になるのは、レバーを動かして、「3メートル右」と言った時に、「
  4メートル動いてしまった」というケースです。
  

  最終的な目標は、「ドンピシャのところに動かす」ということですから、過不
  足があるのはまずいわけです。
  これが車の運転なら、悪くすれば交通事故、良くしても、車庫入れで車はボコ
  ボコになってしまいますね。

  
  こういった場合には、レバーの微調整が必要になるわけです。

  
    ◆ レバーを引きすぎてしまったのか
  

    ◆ レバーと仕掛けをつなぐワイヤの遊びが足りなかったのか
  

    ◆ 仕掛け自身の設計が間違っていたのか
  

    ◆ 仕掛けの中の油が切れていて、正確に動作していなかったのか
  

  といった、「狙いどおりに動かなかった理由」を確認しないといけないという
  事です。
  

  実は、こういった微調整というのは、定期的にやらないといけないんですね。
  

  飛行機でも、定期的に分解調整をするのと同じ理由です。
  

  
  ☆ レバーの操作範囲と、実際の可動範囲を確認する計器がKPI
  

  ところが、分解調整をするには、かなりの工数がかかるんですよ。
  しかも、分解してみたら、「どこにも問題がなかった」というのであれば、そ
  こまでに使った時間は全てパーになってしまいます。
  

  ですから、分解調整も、「必要になった時に行う」事が重要なんですね。
  

  では、どうやって、その、「必要な時」を見つけるのか、という仕掛けが必要
  になりますね。

  
  それが、個人や組織に与えるKPIというモノなんです。

  
  KPIというには、Key Performance Indicatorの略で、「一人ひとりに与える数
  値目標」のようなものです。

  
  例えば、機械の組み立て工場で働く工員をマネージする時の事を考えてみましょ
  う。
  あなたのミッションは、ここでの一人あたりの生産性を高める、というモノだ
  とします。

  
  そしてあなたは知恵を絞って、何らかのレバーを設定しました。
  そのレバーが有効に機能しているのか、という確認プロセスが必要になります
  ね。
  これがないと、レバーを作り直さないといけないのか、微調整するだけで良い
  のか、このままで大丈夫なのかの判断が出来ませんよね。
  

  これを確認する為のツールがKPIなんですね。飛行機や車で言えば、「計器」に
  あたる存在です。

  
  具体的にこのケースで言えば、

  

    ■ 一人あたり、1日に、XX台作って下さい!


  
  という目標の事です。
  重要なのは、「一人あたり、1日に何台作れているか」を単に確認するのでは無
  い、という点です。明確に目標として設定する事が重要なんです。熟練度合い
  に違いがあるというのならば、熟練度合いに応じたチーム毎の目標値でも構い
  ませんが、
  


    ■ 担当する一人ひとりが、明確に理解している数値目標


  
  というのが、とっても重要なんです。
  なぜならば、これを明確に、一人ひとりに落とし込む事自身が、「レバー」と
  して機能するからなんですね。
  

  そして、この数字をスナップショットで見るのではなく、「推移として捉える」
  事が大切なポイントです。スナップショットとは、ある特定の1日や1月といっ
  た、「輪切りにした数字」のことです。平たい言い方で言えば、「瞬間風速値」
  ですね。これはこれで大事な数字なんですが、この数字を元に、「何かを判断」
  するのはとっても危険です。
  

  むしろ数字が、
  

    ◆ 上向きに推移しているのか
    

    ◆ 下向きに推移しているのか
  

    ◆ トレンドは変化しているのか
  

  といった方が、重要且つ意味のある内容になる事が多いんですね。

  
  明日は、このテーマの最後のシメを行います。

  
  ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  

  
  佐藤正遠(さとうしょうおん)
  
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  メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
  ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょうおん)
  ☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
  ☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
  ☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html
  

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