ログイン | 新規登録

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第45号

  ■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
  ■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第45号 ■ ■
    
  =====================================================================
  
  
  こんにちは、佐藤正遠(さとうしょうおん)です。

      
  このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
  たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
  佐藤正遠(さとうしょうおん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
  を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
  内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
  その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
  http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
    
  =====================================================================
  

  昨日は夕方、国立博物館に行ってきました。知り合いから、「王義之(おうぎ
  し)の蘭亭の序」が展示されていると連絡をもらい、たったの1時間ですが見て
  きました。
  

  王義之って知ってました?書聖と言われる中国の人で、その書があまりにも見
  事なので、唐の時代の王様が、国中の彼の全部の作品を集めて、自分が死ぬ時
  にその全てを墓に入れてしまったくらいすごいモノなんですね。
  

  ですから、今残っているのはすべて、オリジナルではなくコピーなんですよ。
  つまり、後世の人が書き写したって事です。
  

  それでも、その書の力強さと美しさと言ったら、人間として生まれたのなら、
  死ぬまでに一度は見ておくべき価値があるモノですよ。おかげで一気に体調が
  良くなりました。(笑)

  
  ちなみに、いま国立博物館では、「薬師寺展」もやっています。こちらは別途
  見に行く予定です。これはこれで、すごい仏像が展示されているみたいなんで、
  メチャメチャ楽しみです。

  
  それでは本日も行ってみましょう。
  

  
  ☆ 日本語能力をつけよう
  

  タイトルを見て、「何を言っているんだ、こいつは?」と思われたかも知れま
  せんね。
  

  でも、これって一般のビジネスパーソンの意外な盲点になっているんですよ。
  

  どういう事かというと、
  

    ◆ ビジネスというのは、最終的には文書で成果物を表現するモノである

  
  
  という事が、あまり正しく理解されていないんですね。

  
  皆さんが、体を動かすブルーカラー業務しかやっていないというのならば、今
  すぐ必要ではないかも知れません。

  
  ここで言うブルーカラー業務とは、

  
    ■ 運送業や新聞配達、大工などの肉体労働

  
    ■ 店舗での販売スタッフ

  
    ■ レストランなどの飲食店での店員

  
    ■ 特殊技術を使った職人仕事(音楽家、絵描きなどの芸術関連を含む)

  
  
  を指しています。(決して卑下しているわけではありませんので、抗議のメー
  ルはご遠慮下さいませ)
  

  こういった業務の、「スタッフレベル」のお仕事の場合、文書作成能力はほと
  んど不要でしょう。
  しかし、こういったお仕事でも、「マネジメント」となると、内容は一変しま
  す。

  
  例えば、「店舗での販売スタッフ」の人が昇格して、マネージャーになったと
  したら多分その人は、上司である店長や本部スタッフの人に、

  
    ■ 売り上げの報告

  
    ■ 在庫の報告

  
    ■ 予算との乖離理由

  
    ■ クレームの報告

  
    ■ その他イレギュラーが発生した場合の報告

  
  などなど、正式に文書で報告をあげないといけない事が、定期的に発生するわ
  けです。
  

  実は、ここでどんな文書を提出できるかで、他の人と差が出てしまうんですよ
  !
  
  

  ☆ マネジメントとは、文書で他者を説得する仕事である

  
  例えば、クレームが発生したとしましょう。その際には、上司に

  
    ◆ クレームが発生した経緯

  
    ◆ クレームが発生した原因

  
    ◆ クレームにより発生した被害

  
    ◆ クレームの改善策

  
    ◆ お客様へどのような対応をしたかの報告

  
  というような内容は、報告する必要がありますね。

  
  この時に、その報告を全て電話や、上司とのフェースtoフェースの面談で終わ
  らせると思いますか?

  
  それはあり得ません。普通の会社であれば、

  
    ●● OKわかったよ、じゃ、それ報告書にまとめて送ってくれる?

  
  って言われるはずです。

  
  ここが勝負の時なんです!

  
  繰り返しますが、ここでどんな報告書を作れるかが、あなたのこれからの評価
  を決めると言っても過言ではありません。
  

  報告の仕方は、メールかも知れませんし、ワードのようなワープロかも知れま
  せん、もしかしたら、パワーポイントで社長の前でプレゼンをしろ、と言われ
  るかも知れません。

  
  でも、問題はそこにはないんです。
  問題は、
  

    ●● 文書で、どのような表現を用いて、報告する相手に、こちらの意図
  を正しく伝えられるか

  
  というところにあるわけです。

  
  ここで
  

    ◆ 中学生が書くような幼稚な文章を書いたり
  

    ◆ 主語と動詞がハッキリしていなかったり
  

    ◆ 日本語の文法が誤っていたり
  

    ◆ つまらない漢字の変換ミスがたくさんあったり
  

    ◆ 何が言いたいのか、結局よく分からない文書だったり

  
  した時には、
  

    ● こいつって、頭悪い? (あたま悪い、頭わるい、あたまわるい・・
  ・・以下リフレーン)
  

  って上司に思われてしまうのですよ。
  

  そして、この印象を拭い去るのは、至難の業です。

  
  なぜならば、

  
    ●● 日本語能力は、一朝一夕に身に付くものではない事を、上司の人は
  知っているから

  
  なんですね。

  
  では、次回はどうやれば、合格点をもらえる報告書が書けるのかについて、解
  説します。

  
  
  
  ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  

  
  佐藤正遠(さとうしょうおん)
  
  - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
  メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
  ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょうおん)
  ☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
  ☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
  ☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html
  

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第45号