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メールマガジン 第3966号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3966号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から14年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、そこから2021年まで
8年連続でキャリアアップ部門で受賞しています。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。


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◆ 今日の前フリ ◆◇

昨日は新車を引き取りに行って来ました。初めての電気自動車ということで、エンジン車
との違いを体感したわけですが、車内の静かさは予想通りでした。スキー用ならびに長距
離走行用として活躍しているBMWも、時速70キロくらいで走っていると、ほとんどエンジ
ンの音が聞こえないのですが、電気自動車はロードノイズしか聞こえませんね。

ですからオーディオが良く聞こえるわけで、それはつまり貧弱なオーディオだと台無しに
なってしまうということでもあります。今回購入したリーフは、納車時期の問題で高いグ
レードを選んでしまったのですが、そのためディーラーオプションでBOSEのオーディオが
付いていまして、それがなかなか良い仕事をしています。

何よりも驚いたのが、最新のプロパイロット(半自動運転を支援するプログラム)が、
カーブに合わせてステアリングを切ってくれることです。ここまで能動的に運転支援をし
てくれるようになったのかと感心しました。加減速も3年前の車よりも滑らかになってい
て、技術革新が日進月歩であることを強く感じました。

ちなみに車庫入れも自動なので、家人が運転しても大丈夫でしょう。というか、これを期
に家人の運転頻度を増やすようにしたいモノです。

問題は電費でして、これは走行距離が増えたらご報告します。


本日の4コママンガへのリンク
http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2022/06/3966_0705.jpg


☆ 大家族にはメリットがある

核家族の人たちから見た大家族の印象って、なんだか面倒な人間関係があるだけで、古く
さい価値観に縛られて、自由な振る舞いもできず、余計な仕事がたくさんあるんじゃない
の?というのが正直なところなんでしょう。ところがそれは、あまり正しくない見方なん
ですよ。

そもそもかつてはなぜ大家族が多かったのかというと、それは農業に従事する人の割合が
多かったからです。そして農業というのは労働集約型で、細かいこと雑多な仕事がたくさ
んあるんですよ。しかもそれらは大人だけではなくて子供も参加、貢献ができるような幅
広い仕事なんですね。

夏に畑や田んぼで草取りをするなんてことは、小学生でも十分できるわけで、それも立派
な仕事です。用水路の水や、田んぼの水の量を見に行くというのも欠かせない仕事ですし、
野良仕事の合間にお茶を淹れるのだって、誰かがやらなきゃならない仕事です。つまり何
をするのでも人手が必要になるのが農業なんです。

ですから、人間の頭数が揃っているということが極めて重要になるんです。

愛知県の方言で、「タワケ」という言葉があって、これは相手を罵る言葉で、標準語なら、
「バカ!」ってことです。この言葉の語源は、「田んぼを分ける、分割する」というとこ
ろから来ています。家を分家して別々の代表者がそれぞれに田んぼを運営すると、一緒に
やったら効率化できることを、バラバラに独立して行うことで余計な人手が必要になると
ころから、そのようなことはバカがやることだということから来た言葉なんですね。


商家でも事情は似たようなモノで、かつては機械化、自動化という概念はありませんから、
つまらない簡単な仕事でも人がいないことには何も進まないんですね。人が固まって住ん
でいて、一致協力できるということが、そのまま事業の強みになっていたわけです。

戦後、農業人口が減少し、給与所得者つまりサラリーマンが増えるに従って、大家族で暮
らさなきゃならない理由が減って来たのも核家族化が進んだ理由の一つなんです。

だったら、サラリーマン家庭では大家族で暮らすことにメリットなんてないじゃないかと
いう話になりそうです。

でもね、大家族イコール、「人が多い」ということには、それなりのメリットがあるんで
すよ。

例えば子育てを考えてみると、これもまた手間が掛かるんですよ、私たち夫婦には子供が
いませんが、小学校低学年くらいまでの子供に、如何に手間が掛かるかはちょっと考えれ
ば分かります。その手間って、なにも高スキルが必要なわけではなくて、


  ▼ 子供から目を離さないこととか

  ▼ 着替えを手伝うこととか

  ▼ トイレに行かせることとか

  ▼ 食事を食べさせることとか


オトナなら誰でも、というか小学校高学年になったら誰にでもできるような仕事なんです
よ。だから誰にでも参加、貢献することが可能なわけで、でも放置することはできないん
ですね。つまり誰かが手を下さなきゃならないわけ。

大家族だとそれを対応してくれる人が、家中にたくさんいるんです。これはスゴいメリッ
トですよ。

雨が降っていて買い物に行かなきゃならない時に、家に人がいれば、子供を預けて行ける
わけ。しかし家に誰もいなければ、子供を連れて行かなきゃならないわけですよ。たかが
コンビニに食パンを買いに行くだけのために、グズる子供を着替えさせて、手を引いて店
に行って、帰って来たら濡れた服を取り替えてみたいなことをやらなきゃならない。

これが家に誰かがいるだけで、工数としてはゼロになるんですから。しかも子供を見てい
るだけなら、一人が三人くらいは楽勝でできるわけで、つまりそれは三軒の家の子供を一
人が見るということも可能なわけで、子供を見守るということの生産性が高いことを意味
します。

大家族で親族が3世帯とか4世帯固まって暮らしていたら、そのうちの誰かひとりが全世帯
の子供の様子を見ることもできるわけ。これが核家族だとそれぞれの家の親(ほとんどが
母親)が自分の子供の面倒しかみないわけで、非常に非効率的なんですよね。

3世帯なら、一人が子供を全員見ている間に、一人が全世帯の買い物に行けて、もう一人
が洗濯ができるかもしれない。しかも子供を見るのは母親でなくてもいいわけで、隠居し
たおジイさんでも、出戻りの叔母さんでも構わないわけ。そうなるともっと効率良く他の
仕事に人をアサインできるわけです。

こういう細かな仕事のシェアが大家族だと簡単にできるんです。そしてこれは効率化とい
う意味に止まらず、リスクヘッジにもなるんです。

例えば母親が一人、インフルエンザで発熱したらどうするか?核家族ならここで家事の全
部が止まるか、父親が全部を肩代わりしなきゃならないということになるんですが、大家
族だと同居の親族が、ゴミ出しはウチがやってあげるわ、炊事はウチの分を倍作るから食
べてね、洗濯はこっちに回してよ、一緒に洗濯機に突っ込んでおくから、ということが可
能になるんです。

まさに「困った時はお互い様」を、親族ということで気兼ねなくシェアできるのが大家族
なんです。

こういう人手がいると、子育ての負荷はガクッと下がるはずです。出生率が上がらないの
も、自分一人で(その一人とはほとんどの場合母親がという意味です)で子育てを経験し
たしんどさを、もう一度やるという気にならないからじゃありませんかね。もし子育てに
関する労力の負荷が半分以下になるというのなら、もう一人産んでも良いかなと思う人は
少なくないと思いますよ。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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