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メールマガジン 第3967号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3967号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から14年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、そこから2021年まで
8年連続でキャリアアップ部門で受賞しています。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。


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◆ 今日の前フリ ◆◇

台風が来たには来ましたが、予想したほどの雨量はなくて、ダムの貯水率が上がらずガッ
カリしています。お隣の香川県では高知を中心に大雨が降ったため、取水制限が解除され
たのとは対照的です。

良く考えたら水不足って、子供の頃に何度かありましたけど、この20年くらいはほとんど
記憶にありません。これって治水がちゃんと上手く行っているということで、左巻きの人
が反対しているダムが奏功しているとことなんでしょう。


しかしNHKの夕方のニュースでは、4年前の水害に関する動画を繰り返し流していて、現実
とのギャップに微妙にシラケた感じがするんですよね。大雨が降って川が氾濫したら、ハ
ザードマップてはここまで水かさが増えます!って言われても、でも今は取水制限をして
いるんですよね?ってことで、ピンと来ない人が多いと思いますけどね。


本日の4コママンガへのリンク
http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2022/06/3967_0706.jpg


☆ 大家族は社会の縮図だから

さらに大家族のメリット、つまり人が多いということのメリットは、家族という社会の最
小単位に多様性が生まれることです。

学生から社会人になって、最初に驚くのは、


  ● 人間ってこんなにもバリエーションがあるんだ!


ということじゃありませんか。それまでは家族にしろ、同級生にしろ、どこか同質といえ
る部分があった、共通するところがあったはずなんですが、社会人になると、自分とはあ
まりにも違う人がこんなにたくさんいるのか!と驚くわけです。そしてそれは良い意味だ
けではなくて、自分にイジワルをする人や、肌が合わない人、理解不能な人、イヤな人、
生理的にムリな人がたくさんいるという意味でもあるわけです。

そのような人間関係に対する免疫が無い状態で社会に出ると、そりゃ心療内科のお世話に
もなりますよ。それでも免疫が付けば良いんですけどね。免疫が付かなければ、そのまま
引きこもりってことになってもおかしくありません。

ちなみに、日本に引きこもりが、63万人ほどいることが内閣府の調査で分かっています。


子どもや若者の状況
https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h25honpen/b1_04_02.html


彼らは生まれついての引きこもりではなく、学校に行ったり社会に出たりしてから、ここ
ろが折れる何かのイベントが起こり、それを乗り越える、克服するのではなく、逃避する
という道を選んだ人なんですね。その多くは人間関係の躓きが原因だと言われています。


彼ら引きこもり以外にも、現代人のメンタルが弱いと良く言われますが、その原因の一つ
は核家族で育ったことにあると私は考えます。核家族って、自分が折り合える最少限の人
間とだけ付き合うということで、それは自分から見て異質な人に出逢う機会がないという
ことでもあります。

ところが大家族で暮らすということは、付き合う人間の幅が広がるということで、そこに
は多様な人が混在しているのですよ。例えば、イジワルな出戻りの叔母さんがいても、逃
げるわけにいきませんし、話をしない、挨拶をしないというワケにはいかないでしょ。生
まれた時からそういう環境にいたら、そこから逃げようとは思いませんよ。所与の条件な
んですから。つまり、そんな人間関係の中で生きていたら、徐々にそういう人たちとの付
き合い方を学ぶんですよ。


私の子供の頃は、一人っ子が珍しかったんですが、兄弟姉妹がいない人って、学校での付
き合い方がちょっと違いましたからね。一番強いのは、兄や姉がいる子供で、彼らは年上
の人間から毎日いじくられるから、揉まれ慣れているというか、付き合い慣れているわけ
ですよ。同じように実家が商売をやっているところの子供は、お客や取り引き先の人間と
交流することで、人との関わりに慣れているんですね。

私がサラリーマンの頃は、新卒の採用でどちらを選ぶか迷った時には、実家がサラリーマ
ンや公務員の学生は落としました。それくらい慣れって大きいんですよ。日常生活の中で、
親以外のオトナと接触しているかどうか、これがメンタルの多様性を育むんです。

ですから最悪なのは、シングルペアレントに育てられた一人っ子で、これは自分の親以外
に関われるオトナが近くにいないということです。しかも親は日中は仕事でいないとなっ
たら、人間関係の綾とか機微みたいなモノを学ぶ機会がないんですよ。

これが大家族だと、誰だか分からない叔父さんが家にいて、昼間から酒を飲んでいたりす
るわけ。で、酒の肴に、


  ▼ オイ、坊主、将棋を教えてやろうか とか

  ▼ どうだ、彼女はできたのか? とか

  ▼ 今度お母さんには内緒で、競馬に連れて行ってやるぞ 

  ▼ ガリ勉なんてしなくて良いから、エロ本でも見ろよ


みたいな感じでいじられるわけですよ。そういう経験の全てが、人との付き合い方、関わ
り方の実践教室になるんですね。子供が使うオトナの隠語や、オンナとかバクチとか、呑
兵衛とか、離婚とか、借金みたいな単語はみんなそういう関係性の中で耳にして、なんと
なくその概念を理解するわけです。


私は小学校の2年生くらいには、自分の父親が呑兵衛で堅物だと言われていたのを、正し
くその意味を理解していましたからね。でもシングルマザーの子供がこういう概念を理解
するのはずいぶんと先の話になるんじゃないですか。

そういう多様性ある人たちが身近にいる、特に一つ屋根の下とか、お隣に住んでいる、そ
してそういう人たちと家族全員が結びついているという関係性で育つと、大人びた人間に
なりますし、そういう人はメンタルがやられる場面になっても、上手く波乗りができると
思うんですよ。

これ全部、大家族で暮らすことのメリットなんですよ。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
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