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メールマガジン 第3965号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3965号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から14年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、そこから2021年まで
8年連続でキャリアアップ部門で受賞しています。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。


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◆ 今日の前フリ ◆◇

まずは課題図書の優秀賞を発表します。今回投稿者による一次審査を突破したのは、saru
suberi49さんが5票、vastos2000さんが2票、Cocona1さんが2票、Liesche333さん、H.Jさ
ん、masa3843さんが各1票でした。

この6名の方の投稿をじっくりと読みまして、今月はsarusuberi49さんに差し上げます。
今月は文句なしで仕方ないでしょう。

今月の課題図書は、


考える脚 北極冒険家が考える、リスクとカネと歩くこと
https://amzn.to/3HOw6JM


でして、冒険家がリスクとリターンをどう考えているのか、それを自分の人生に引き直し
てみたら何か新しい発見があるのか?という観点で読んでもらうと面白いと思います。

それにしてもこの課題図書ほど、長く続けているのに新規投稿者が増えない取り組みもあ
りませんね。先日のセミナーでも話をしたんですが、日本語作成能力って、ビジネスに於
ける強烈な差別化要因で、そしてほとんどのサラリーマンはこれが極めて低い水準に止ま
っているのですよ。

オレは日本語能力が高いぞ!とお考えの人は、一度投稿してみたら良いですよ。一次審査
は、投稿者どうしの互選ですから、かなり一般的な評価になっていると思いますよ。何度
も書いているのに、一次審査を突破しないというのなら、その方の書いていることは、意
味不明でチンプンカンプンなことを書いている可能性が高いのです。


大抵の人は、そのことにふて腐れて投稿するのを止めちゃうんですけどね。でもこうやっ
て自分を晒して、厳しい状況に置いて、そこで鎬を削る人がこれから成長する人なんだと
思いますけどね。

私は気楽に、自分が読んで面白いと思った本を、課題図書に指定するだけです。そこで、
誰が取り組もうが、頑張ろうが、そこで成果を上げようが、途中で諦めようが、私の人生
に一ミリも影響がないことに変わりはないので、お願いするつもりもないんですけどね。
でも無料でできる学びの場としては、我ながら良く出来ていると思いますけどね。


本日の4コママンガへのリンク
http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2022/06/3965_0704.jpg


☆ 核家族は少子化の増加と関係がある

少子化問題って、私がビンボーな非正規雇用だった頃からずっと問題視されていたわけで
すが、一向に有効な手を打てず、団塊ジュニアの適齢期が終わったことで、


  ■ 移民を受け入れる以外にやれることは無くなってしまった


わけです。

しかし私はこの問題が核家族世帯の増加にあると思うんですよね。もっと言えば、現代人
のメンタルに関する諸問題も大家族が続いていたら、半分以下になっていたはずだと思う
んですよ。本稿ではそのあたりを解説したいと思います。

まず核家族の率を見てみると、


人口動態・家族のあり方等社会構造の変化について
https://www.soumu.go.jp/main_content/000452791.pdf


これは総務省が出している資料ですが、ここのP4に核家族世帯の比率が出ているんですが、
戦前は60%以下だったのが、1960-1970を起点として右肩上がりになっているのが分かり
ます。


これに厚労省が出している出生率の推移を重ねて見ると


出生数、合計特殊出生率の推移
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-01-07.html


こちらは70年をピークに右肩下がりになっているわけです。

つまり、因果関係は不明ながら、核家族世帯率と少子化は相関関係がありそうだなと分か
るわけです。

ここで核家族の特徴を考えてみたいのですが、その最大のメリットは


  ● 煩わしい人間関係から逃れられる


ところにあるんですね。もちろん夫婦間でも煩わしいことはあるんですよ。でも配偶者は
少なくとも自分が選んだ人なんだから、これはガマンもしなきゃならないですし、解決も
させなきゃならないと思えるんですよね。しかし同居している家族に、


  ▼ 出戻ってきた父親の姉がいたり

  ▼ 父親が家督を相続したため面倒を見ている末弟がいたり

  ▼ 隠居して昼間から酒を飲んでいる祖父がいたり

  ▼ 住み込みで家業の仕事をしている奉公人がいたり

  ▼ なぜか同じ敷地に叔母さん夫婦が住んでいたり


していて、そんな人たちと付き合えと言われたら煩わしいと思うわけですよ。そしてそん
な人たちと折り合いが悪くなったら、


  ● 私が選んだわけじゃないのに、なんでそんな苦労をしなきゃならないの?


って思いますよね。特に、嫁入りして来た女性から見たら、夫の親族なんて完全に他人な
のに、他人じゃなくなって気を遣わなきゃならないとか、下手したら彼らの日常の世話を
しなきゃならないなんて、


  ■ なんで私がそんなことをしなきゃならないの?


と思うわけですよ。夫の方も新婚の嫁がそんな複雑な人間関係で苦しむのを見るのは嫌だ
から、独立して所帯を持とうと思うのは当然です。

戦後一貫してこの価値観が広まって(つまりそんな価値観の良いところだけを人びとが見
るようになって)、核家族化が猛烈に進んだということなんでしょう。

ところがこの思考はあまりフェアじゃないんですよ。だって大家族のデメリットしか見ず
に評価しているんですから。実は大家族にはそれなりの良い部分もあるんです。それを本
稿で書きたいんです。


大家族というのは、一つ屋根の下とは言わないまでも、スープの冷めない距離に血縁者が
複数住んでいて、彼らと日常の生活を共有、協同している家族のことです。場合によって
は家族とは言えない人が同居していることもあります。前述した住み込みで働く従業員な
どのケースがそれにあたります。


これのどこにメリットがあるのか?

次回はここを解説します。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
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