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メールマガジン 第3848号 | |
╋╋…‥・ ・・‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━╋ 願望実現に補助線を引こう http://showon-sato.com ┃ サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ ・・・━ 第3848号 ━ ・・・ ━━━━━━━━━╋…‥・ ・・‥‥…━━╋━━━━━━ おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。 このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、 連載開始から13年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く ようになりました。 その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、そこから2021年まで 8年連続でキャリアアップ部門で受賞しています。 私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。 http://showon-sato.com/index.php/about1/ バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます ので活用して下さい。 http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/ 成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは 読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。 http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/ 本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に 付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知 れません。 ツイッターは2つのアカウントがあります。 https://twitter.com/SatoShowon こちらは私の日常をツイートしています。 https://twitter.com/salary_1000man こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。 LINEでもメルマガを配信しています。ここでしか流さない情報も出しています。 登録は以下のリンクからどうぞ。 https://line.me/R/ti/p/@qcy6795q ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ◆ 今日の前フリ ◆◇ ただいま東京に滞在中です。家人も私も2日間のセミナーをやったので、疲労困憊、チェ ックアウトギリギリまでグダグダするつもりです。 溜まっているメールの返信は帰宅後に頑張ります。 それにしても感染拡大は面倒な話になりそうです。 我々は東京では一切公共の交通機関を使わず、全てタクシーでの移動にしているので、感 染リスクは低いはずなんですが、それでも可能性はゼロじゃありません。 沖縄では感染爆発に近い状態になっていますが、これから入院患者の増加、重症者の増加、 死亡者の推移を注意深く見る必要があると思います。欧米の先行事例を見る限り、感染者 数が増えても、重症化率はかなり低いみたいで、おまけに治療薬もあるのなら、ジタバタ する必要はないんじゃないの?というのが私の意見です。 というか、無症状か軽症で済むのなら、私も感染して感染による免疫を付けたいくらいで す。そんな自覚症状があったら、軽症なら決してPCR検査は受けませんね。自宅でじっと 収まるのを待つと思います。どうせこれからは来月の速読編まで、出張はないんですから。 外に出歩いて他の人に移すのはマズいと思いますが、家にいる分には全く問題無いでしょ、 というか、今や政府も自宅療養に舵を切りましたしね。 http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2022/01/3848_0111.jpg ![]() ☆ 今は高齢者に手厚すぎるだけ 前回は少子高齢化になってしまった背景を解説しました。結論をいえば、なるべくしてこ ういう状態になったということです。 ここで日本の人口の推移を振り返ってみると、 https://www.hns.gr.jp/sacred_place/material/reference/23.pdf 明治の頭の頃は4000万人もいなかったんですね。それが今は3倍になっているんですね。 つまり「人口が減ったら日本という国は消滅する」みたいな論は誤りだということです。 人口減が問題になるのは、今の制度設計として ■ 若い人が高齢者を支えるデザインになっているから なんですよ。しかもこれが過剰に支える、やり過ぎるくらい支えるというデザインにして いるから、支える側の人が少なくなったら破綻してしまうということなんです。 「過剰に」というのはどういうことかは、介護の世界を見たら分かります。私の母親は、 認知症にはなっていますが、風呂やトイレは独りでできるんですよ。ところが介護施設で お風呂に入る時には介護士が全部ケアしてくれるわけ。もちろんこんなことを、民間でや ってサービス料を計算したら、入浴代はいくらになるんだ?って話ですよ。人が動くとい うことは、そこに費用が発生するわけですから。 ところがこの費用がいくらかというと(要介護のレベルに依って変動しますが)、410円 とかなんですよ。は?健常者がスーパー銭湯に行ったって410円じゃ入れてくれませんよ。 ちなみに都内の銭湯の入浴料は480円ですから、これが如何に破格かが分かりますよね。 介護士って資格ビジネスなんですよ。つまりプロなわけで、そんな人を稼働させて410円 で済むわけがありません。民間がやってビジネスとしての利益を乗せたら、1時間2000円 以下ということは無いはずです。それプラス銭湯の料金が必要になるというのが、リーズ ナブルな価格です。その差額はどこから補填されているのか?というと、我々現役世代が 天引きされる介護保険料や、健康保険料、そして所得税や消費税なんですよ。 これはつまり、若者(現役世代)からおカネを抜き取って、それを高齢者に与えているの と同じです。しかも410円ってのは定価でして、老人はこの定価に対してたった1割の負担 しかしていませんから(その差額分も我々が負担しているということです)、41円しか払 っていないんです。これを「過剰」といわずにはおれません。 私の母親は、世話をしてもらって風呂に入れるということに味を占めまして、この半年間 というもの、家のお風呂に入らなくなりました。 で、人口減になると、こういうサービスが維持できなくなるから、子供をもっと産んでも らおうって話になっているんです。イヤイヤ、解決策はそれじゃなくて、老人向けの過剰 なサービスを止めましょうとなるのが正しいと思いますよ。 というか、我々が高齢者になる頃には、イヤが応でも、サービスの低下、利用料金の上昇 になるはずです。つまり介護士がケアする入浴を希望するなら、自己負担で2000円払いな さいってことですよ。人口が減って、高齢者を支える現役人口が減るのならば、必ずそう せざるを得なくなるわけで、私はそれが正しいと思いますし、それで良いと思いますよ。 そもそも昭和の頃まではここまで手厚いサービスは無かったんですから。当時の高齢者は それでどうにかしていたわけ。だからその頃に戻ったら良いんですよ。 それがイヤなら、若いウチにおカネを貯めて、自費でサービスを受けられるようにしたら 良いんです。それが応分負担、受益者負担というやつです。 医療も年金も、今の過剰なサービスを維持する前提で話をしているから、人口減という現 象が都合の悪い話になるわけで、無い袖は振れない理論で、さっぱりスッキリ諦めたら、 人口が減っていっても問題なんてないんですよ。 実は日本の政府予算の歳出項目で最大のモノは、社会保障関係に使うおカネで、約35%な んです。 http://www.am-one.co.jp/warashibe/article/chiehako-20210303-1.html これが半分になったら、教育とか防衛とか、公共事業とかにもっとおカネを使えるわけで す。というか、所得に対して30%という超高額なサラリーマンの負担が減って、みなさん の手取りが増えるんですよ。 当分の間、日本の人口は増えない(移民を受け入れない限り)というのは、厳然たる事実 なので、最終的にはこの方向で行く以外にやれることはないと思うんですよね。 そしてこの社会保障費は、人口の減少に合わせて減っていくわけですから、決して悪いこ とばかりではないと思うんですよね。 でもそうならないのはなぜかというと、受益者である老人たちの人数が多くて、彼らの投 票率が高いからなんです。政治家は選挙に当選することが最大のモチベーションですから、 老人たちに良い顔をしたいわけで、そんな彼らがこんな政策をやるわけないんですよね。 ◎このメールマガジンの友人へのご紹介は大歓迎です◎ ◎◎ みなさんからのご質問もお待ちしています ◎◎ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 本メールマガジンの無断転用、複製を禁止します 著者に無断でブログやウェブサイトに貼り付ける などの行為は著作権違反です。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。 ありがとうございました。 佐藤正遠(さとうしょ~おん) 株式会社メディウム・コエリ Copyright (c) Medium Coeli All Rights Reserved. - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - サラリーマンで年収1000万円を目指せ ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん) ☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp ☆バックナンバーはこちらから http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/ ☆配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000258149.html | |
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