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メールマガジン 第3830号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3830号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から13年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位、2020年も同六位と7年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

LINEでもメルマガを配信しています。ここでしか流さない情報も出しています。
登録は以下のリンクからどうぞ。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

本日12月8日はジョン・レノンが殺害された日でして、今日はジョンの曲をたくさん聴い
て、往時を偲ぼうと思います。とはいえ、彼が殺された時の私は中学1年生で、まだビー
トルズにハマっていなかったんですね。確か夕刊に記事が出ていたと思うのですが、そも
そもこの人だれ?という状態でした。

その後、長くビートルズにハマって、もしあのままジョンが生きていたら・・・と考える
と、彼が音楽史に残した影響の大きさが分かります。世界のポピュラーミュージックを変
えた人ですからね。本当に残念な事件でした。

ちなみに彼のソロアルバムのベストは、『ジョンの魂』だと思います。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2021/12/3830_1208.jpg



☆ 働き方はどのような影響を受けるのか


山口 周 の ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式
https://amzn.to/3DnuRxG

の第五章を解説します。

オールドタイプの時代から、ここまで解説してきたニュータイプの時代に移行すると、
我々の働き方はどう変わるのかを論じたのが本章です。

そのことを考察するために、大企業による寡占化とスモールプレーヤーの台頭という事実
を理解することが必要になります。前者は単純な事実として、ある業界、サービスについ
ての市場占有率を検証してみると、シェア上位を占める会社の寡占化が進んでいるという
ことを、携帯電話の例で説明しています。

これはつまり、中途半端な規模の会社が淘汰され、トップシェアを持つ会社がさらにその
シェアを大きくしているということです。次のスモールプレーヤーの台頭は、これとは真
逆のことで、商品やサービスがドンドンニッチ化していって、細分化されることで、多様
化されながら、狭く深いところに届いたモノが、一部の人たちに歓迎されるということで
す。

これを前章までの知識で解釈するには、「役に立つ、立たない」VS「意味がある、ない」
を思い出す必要があります。結論を書くと、大企業が提供するのは、前者の役に立つ、立
たないであって、そのような製品、サービスは均質的、普遍的なモノになりやすいので、
体力のある大企業が大量に安く作ることができるんです。その結果、中途半端な規模の会
社は淘汰されて寡占化が進むわけです。

しかし、「意味がある、ない」という価値観は人間や社会の多様化によってドンドン細分
化され、エッジが効いて深く抉られるようになるわけです。ところがそのようなモノは、
ニッチであるが故に大量に存在する必要がないというか、数が少ない方が価値があったり
するわけです。そのようなモノを提供できるのは、その分野に深い知識、洞察、愛着があ
る少数のプレーヤーなわけですよ。それを本書ではスモールプレーヤーと呼んでいるわけ
です。

つまり前者は規模の戦いであり、後者は深く共感できるエッジの鋭さの戦いになるんです。
この後者は、それを欲しがる人も少数ですし、提供できる人も少数にならざるを得ないの
ですが、そのような商品、サービスは買い手にとっては「意味がある」わけです。だから
自然、高価格になりやすく、そのためスモールプレーヤーが存在できる余地があるわけで
す。

そのことが分かった上で、そのような時代でどのような働き方をするのが良いのか?とい
う話になるわけです。

本書では、ニュータイプの時代の働き方を「キャリアのバーベル戦略」という表現で解説
しています。私の「10年後に後悔しない生き方」でもエッセンスは同じことを伝えたんで
すが、ここまでエッジが効いた表現は思いつきませんでした。

この働き方を本書では、「90%会計士、10%ロックスター」という例で解説しています。
これはつまりリスクが全く異なる職業を複数持つということです。安定した職業で生活の
糧を得ながら、もうひとつの職業は強烈なアップサイドを見込める職業に手を出すという
ことです。

ちなみに私がサラリーマンの時に、サラリーマンをやりながらメールマガジンを書いたの
は、まさにこれを狙っていたわけです。メールマガジンをビジネスにできなくても、生活
はサラリーマンの収入で問題ない。でももしこれが上手く行ったら、もしかしたらサラ
リーマンの年収を超えるようなことが起こるかも・・・という二足のワラジで、しかも後
者については金銭的なリスクがほとんどなかったので、失敗を恐れる必要が無かったんで
すね。

P202からは、そのようなライフスタイルを送るために必要な価値観を説明しています。そ
れがどの領域で努力をするか、というポジショニングを良く良く確認するということです。

VUCAの時代では、トレンドはめまぐるしく変わりますし、ひとつのトレンドからの枝分か
れ、派生ジャンルも数多く生まれるわけですから、ひとつのことに拘り続けるのではなく、
臨機応変に戦うフィールドを変えることも必要になるんです。

そんな臨機応変の軸となるのは、内発的動機付けのあるモノなんです。内発的動機とは、
誰かに命じられたりするのではなく、自分の内側からやりたいという想いが発出するモノ
です。それは時には好奇心でもあり、時には「大好き」という感情でもあり、時には熱中
できるモノでもあるでしょう。それがあるから努力が楽しくなる、続けられるわけで、本
来努力とはそのようなジャンルについてやるべきなんです。

これからの時代はそのような想いが、そのジャンルに於ける専門家を凌駕する成果を生み
出すこともあると本書ではいいます。その理由を3つ挙げていますが、要するにこれから
は尖った素人が、プロと対等に勝負ができる時代が来るということです。

ニッチの領域で尖った知識、スキル、体験は、大企業が目指すモノとは真逆ですから、大
企業と戦うことはなく、それが故にそもそも競争相手が少ないんですよね。ですからジャ
ンルによっては素人の方が、大企業のプロよりも精通している、スキルがある、というこ
とは十分に考えられるわけで、そのような軸を持っている(持とうとしている)人には朗
報ですよね。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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