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メールマガジン 第3727号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3727号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位、2020年も同六位と7年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

リアルビジネスセミナーの動画については、申し込まれた方に既に動画へのリンクをご案
内しております。案内メールを受け取っていない方は至急お知らせくださいませ。


昨日は妹と3人の子供が、認知症になった母に会いに来ました。そういう時に限って母は
絶好調で、会話の噛み合わないところは多々あるモノの、意志の疎通が十分にできて、な
んとか会としての体裁は整いました。

たぶん彼らが意味の通る会話を母とできるのは昨日が最後ではないかと思われます。母の
認知症ぶりを見ていると、否が応でも自分が将来ボケる可能性について考えさせられます
ね。誰しもその可能性はゼロではないわけですから。その可能性に対処するために、


  ▼ ボケた時に、自分をどう扱うかについて予め文書で残しておく

  ▼ ボケないようにするための生活習慣を調べ実践する

  ▼ 夫婦でこの二つをシェアする


くらいはやらなきゃなと思っています。今までは完全に人ごとだったんですが、今や私に
とっての最もホットなトピックがこれですからね。有益な話があれば、適宜このメールマ
ガジンでもご案内しようと思います。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/3727_0707.jpg



☆ ロジックは因果関係

なぜそうだと言えるのか?をまとめたモノがロジックです。「~だから」や「~なので」
で接続される文章はロジックを表現しているのですが、この因果関係が正しいかどうかを
常に意識して文章を書く必要があるんです。

例えば、


  ▼ 私はサラリーマンなので確定申告の必要がない


という文章があった場合、「私はサラリーマンである」という文と、「私は確定申告の必
要がない」が因果関係で結ばれていることになるんですね。

で、この文章の因果関係は正しいのか?という確認が必要なんです。ここで事実と異なる
ことを書いたら、これはロジックが間違っているということで、その人の主義主張は誤り
だということになるからです。

ちなみにこれは間違いでして、副業で20万円を超える収入があったり、本業の収入が2000
万円以上の人は確定申告が必要です(それ以外にもまだまだあるんですが略します)。

始末が悪いのが、この文章が前提になって次の論が立てられているケースです。例えば、


  ▼ 確定申告をしないので、源泉税以外の所得税を納める必要がない


と、次のロジックを展開したら、その主義主張もまた確実に間違っているわけですね。こ
れを三段論法にしぢゃうと、最後には


  ■ 私は源泉税以外の所得税を納める必要がない


になるわけです。これが論に於ける結論になるわけです。
この結論だけ読んだら、正しいかどうか分からないですよね。この論が正しいのだと理解
させるために、ロジックの説明をするわけです。それが


  ▼ 私はサラリーマンなので確定申告の必要がない

  ▼ 確定申告をしないので、源泉税以外の所得税を納める必要がない


だったわけです。ところが前述したように、最初のロジックに誤りがあるわけですから、
この論は全く正しくないわけですよ。

これがロジックが弱い文章なんです。つまり因果関係が正しくないということです。

まだこの文章は、因果関係が狂っていないだけマシなんです。狂っていないというのは、
一部の条件に当てはまらないケースがあるけど、その論が当てはまる人もいるよねという
ケースです。

サラリーマンで、副業もしていなくて、1年間同じ会社に勤務していて、住宅ローンもな
くて、年収も800万だったら確かに確定申告は不要だったりしますからね。(たいていの
サラリーマンは不要なんですから)ですからこの結論は一部の人には真なのです。

ところが因果関係が狂ってしまうと、いつでも結論が偽になるわけで、これはお話になら
ないですよね。例えば、


  ▼ 私はビンボーなので確定申告の必要がない


なんて書いてしまう人もいるわけです。これは相当重症です。だって、ビンボーかどうか
と確定申告が必要かどうかには全く関係がないですから。これはロジックが全面的に狂っ
ているわけで、書き手がこの誤りに気付かないようだと、この人を正しいレールに乗せる
のは骨が折れるんですね。

もちろんこういう人が、


  ■ なぜビンボーだと確定申告の必要がないのか?


というロジックを書くことはほとんどありません。つまり最初から因果関係のことを考え
ていないんですね。タダ、思いついたことを文にしただけなんです。これを私はポエムと
呼んでいて、添削の時に厳しめに指摘をするんです。それが以前、自説の強化というテー
マで


☆ なんでそうなるの?
https://showon-sato.com/index.php?cID=86&magazine_no=3446


で書いたんですが、「なぜならば~」の因果関係が間違っていたら、いくら丁寧に説明を
してもそれは論として機能しないんですよ。


このような因果関係の誤りを書き手が自分で見つけるのは、なかなか難しいモノなんです。
自分では正しいと思って文章にしているわけですから。ですからこれは指摘されることで、
誤りに気付いて、論を修正することで学ぶわけです。


それを繰り返すことで、因果関係に対する感覚が養われるのですが、これは同時に正しい
因果関係で書かれた文章を大量に読むことでも養われます。今月の課題図書はまさにその
テキストに最適なんですけどね。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
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