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メールマガジン 第3446号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3446号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位と6年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

今回我々がやっているコロナ禍で生活が困窮した人たちへの支援は、我々(というか日本
人全員)がもらう10万円の給付金が財源です。なんだか大袈裟な表現ですが、業種、業態
によっては、コロナの影響を全く、もしくはほとんど受けていないラッキーなところもあ
るんですね。そういう人たちは、別に10万円の給付金が無くても生活に影響は出ないわけ
で、そんな人たちが自分がもらう給付金を、より困っている人に使ってもらおうじゃない
か、ということでこのプロジェクトが始まったわけです。

ですから、支援者である我々も、政府からの給付が来ない間は何もできないんですよね。
ところがこの給付の手続きが遅れに遅れておりまして、私のような地方都市在住者へも、
今のところ全く、何の連絡もありません。申込書みたいなのが送られてくるらしいんです
けど、ご近所の人たちにも全くそのようなモノは届いていません。

マイナンバーカードがあれば、オンラインで申し込めるらしいんですが、そんなモノは持
っていませんし、今から交付しようとすると窓口で数時間待たされるらしいです。

これは偏に、リベラルというか反政府というか自称人権派とか、進歩的知識人と言われる
人たちのせいなんですよ。もちろんその片棒を担いでいるのはマスコミなんですけどね。

こんなのは制度設計の段階で、銀行口座や健康保険番号と紐付けておけば良かったんです。
そうしたら納税状態や所得(口座に入金される情報から分かりますね)が把握できるわけ
で、その口座に逆方向で政府から給付金を振り込んだら良かったんですよ。元々政府はそ
うしたかったはずなんですが、所得が晒されるのはイヤだとか、国民を監視しようとして
いるとか、自由が奪われるとか、独裁だ!って騒ぐ人がたくさんいるから止めたわけ。

これをやらなかったおかげで、役所業務の生産性が下がり、不法な所得隠しができる余地
が残り、社会保障改革ができなくなったんですよ。

口座でのおカネのやり取りを政府が知ることができるというのは、一見したら気持ち悪い
感じがするわけですが、こんなのはやろうと思えば今だってやれるわけ。力技を使ったら
政府は日本中の金融機関に口座開示の命令を出せるわけですから。同じように通院歴やら
投薬履歴だって、やろうと思えば one by one でデータは取れるの。つまり元々我々は既
に丸裸になっているの。

これがイヤだというのなら、日本で銀行口座を持ったらダメですよ。海外口座を使って、
その口座にヒモ付くクレカと、現金だけで生きるということを選ばない限り、とっくの昔
に秘匿情報は実質ゼロになっているの。

ところがこのデータが有機的に結びついていないのと、開示に手間が掛かるのとで、我々
国民の利益になるような使い方ができないのが今なんです。国民の利益になる使い方とは、
今回のような給付金の可及的速やかな振り込みですよ。マイナンバーと口座がヒモ付いて
いたら、とっくの8昔前くらいにおカネは振り込まれていたんですよ。

ほとんどの国民はこの紐付けに嫌悪感を持っていて、反対をしたわけですから、今回の給
付が遅れていることに文句をつけてはいけません。文句をつけるのなら、次回このような
情報を紐付ける提案が政府からなされたら、「賛成」と言わなきゃならないんですよ。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2020/05/3446_0512.jpg



☆ なんでそうなるの?

「主題」、「問題」、「主張」のセットであなたの思考が伝わるよという話をしています。
前回は主張を正しく理解してもらうための「解説」が大事だよ、とご説明をしたわけです
が、その解説の中で最もパワフルなのが、「根拠」なんですよ。根拠とは理由で、


  ● その主張の合理性がどこにあるのか?


を説明した部分です。つまり「なんでそうなるの?」ということです。いくら丁寧にあな
たの主張を解説しても、根拠が薄弱だと読み手は納得しないわけですよ。「AはBなの
だ!」という主張を理解したからといって、「そうだそうだ、AはBなんだ!」と思っても
らえるとは限らないということです。


  ▼ 「AはCだ」ということも言えるんじゃないの?

  ▼ Bだという証拠はどこにあるの?

  ▼ なんでBだって決めつけられるの?

  ▼ Bだともいえるけど、CともDとも言えるじゃん


って読み手が感じたら(知識の豊かな人、抽斗をたくさん持っている人は、反論のネタも
たくさんもっているものです)、その主張を理解してくれても、同意はしてくれませんし、
ましてや賛同はしません。ということは、絶対にあなたの主張に沿った行動なんてするわ
けがないんですね。


あなたが主義主張をする際に、最も気を配らなきゃならないのが、この部分です。あなた
の主張に反対せず、納得してもらうために、「なぜそうだといえるのか」、「その論を立
てた根拠がどこにあるのか」を説明する必要があるんです。

ここは誤解があったらいけませんから、この根拠の部分も充分な解説(例示や言い換え、
強調、添加、補足の接続詞を使って、様々な角度から理解してもらうということ)をする
必要があります。それをすることで、文章の納得性が高まるイコール、あなたの主張が受
け入れてもらいやすくなるのです。

特にあなたの主張が、一般的でなく、初めて聞くようなことだとしたら、読み手は簡単に
は納得しないわけですよ。そんな話は信じられないってなるわけですから。そこをそう思
わせないようにするために、どんなロジックで、どんなエビデンスを使って相手に理解し
てもらうか。


文章を書くということは、即ち主張を根拠で固めるプロセスを考えるということでもある
のです。


この根拠が無い主張は、ただの思いつきか、妄想か、我田引水になるわけで、フツーは相
手にされないんですよ。

私も仕事柄多くの人のメールマガジンや、ブログを読むわけですが、素人さんの書く文章
はこの根拠が弱いことが多いんです。言いたいことは分かりますし、テーマも面白いし、
問題意識もなかなか面白いところを見つけたなと思うんですが、いかんせん主張している
ことの根拠が弱いと、


  ■ なんでそんな結論になるの?


とシラケてしまうんですね。課題図書の投稿も同じで、主義主張に根拠が無いから(弱い
から)、主張することを理解した瞬間に、それに反論できる例証がたくさん思い浮かぶん
です。

そうならないためには、あなたの述べる主張の前後で、「なぜならば」や「どうしてかと
いうと」で始まる接続詞を使った文章を意識して挿入するべきなんです。その上で、でき
ればあなたの主張が、「従って」や「それ故に」という接続詞で始まるようにすると、根
拠レスの文章からは抜け出せて、文章になんらかのロジックを生み出すことができます。


主張をしているあなたにとっては当たり前の事柄でも、読み手にとっては全く当たり前で
はないのです。読み手がみんな当たり前だと感じるようなことは、主張としてはありきた
りで、インパクトなんてないんですから。(例えば、「朝、人に会ったらおはようと言い
ましょう」なんて主張は、「なぜならば」が無くても成立しますが、そんな主張を読んで
なるほど!と呻る人はいないのです)


ですから、あなたの主張がユニークであればあるほど、この根拠の説明が大事になるんで
す。文章を書き上げたら、まずは自分の主張が何で、それをサポートする根拠がどういう
ロジック、エビデンスで固められているのかを確認するクセを付けるのが、分かりやすい
文章を書くコツでもあるのです。


このシリーズをまとめると、読み手になるほどと思わせる文章を書くには、


  ▼ 接続詞を適切に使う(使わないのもダメ、間違って使うのもダメ)

  ▼ 主張を他の表現、角度で言い換えて理解を促進させる

  ▼ 主張することの根拠を明確に提示する


この3つがどうしても必要で、書き終わった後にこの観点で読み直すのです。これを意識
するだけで、伝わり方は格段に変わりますからみなさんも意識して下さい。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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