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メールマガジン 第3711号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3711号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位、2020年も同六位と7年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
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◆ 今日の前フリ ◆◇

日本では高齢者のワクチン接種が急速に進んでいます。菅総理は7月中の完了を目指して
おり、それも不可能ではない勢いになって来ました。

高齢者のほとんどでワクチン接種が完了したら、緊急事態宣言のようなことは二度とやる
べきじゃありません。元々これは高齢者の感染を防ぐという理由でやったわけですよ。彼
らがワクチンを接種して、感染のリスクを下げたのなら、これ以外の人たちの重症化リス
クは高齢者よりも圧倒的に低いので、とっとと今までの生活に戻るべきです。

基礎疾患があって、感染するのは怖いという方は、とっととワクチンを接種すれば良くて、
彼らについては次のプライオリティーで接種すれば良いわけです。反ワクチンの人たちは、
接種しなきゃ良いだけで、その責任を自分で背負えば良いわけ。

基礎疾患のある人の接種が完了したら、60代、50代、40代と順次接種を自由意志で進め、
これでも感染した人は諦めるしかないですよ。ここでゼロリスクを目指すとか、コロナ患
者を一人も出さないみたいな狂った目標を立てるのは止めるべきです。

日本では毎年130万人以上が亡くなっていて、これは毎日3500人以上がなんらかの原因で
亡くなっているということです。その原因のひとつがコロナ感染による死亡というだけで
すから、コロナによる死者だけを減らすことに意味はありません。

一番良いのは、7月末で高齢者のワクチン接種が完了した時点で、コロナに関する報道を
全部止めることです。毎日の感染者数がどうだったのか、とか病院がどうなったとか、こ
ういう報道を止めたら、誰もコロナなんて気にしなくなるんです。

それでも感染が怖い!という人は、その人が人流の多い所を避ければ良いわけです。どこ
に行くのでもマスクをしたら良いんです。3密を避けて過ごせば良いんです。そしてワク
チンを接種すれば良いんです。

これだけ対策をして、感染してしまったらそれはその人の運が悪かったということです。
そんな人はコロナに感染しなくても、他のことが理由で死んじゃうかも知れませんよ。そ
んなモノをゼロにしようというのが間違いなのです。

既に約1年半ほど、高齢者の命を守るためという大義名分のために、それ以外の年代の人
が犠牲になっているわけです。一番可哀想なのは、10代の人たちじゃないですかね。老人
と同居していないなら、本人が感染しても全く問題ないのに、学校にも行けなくなっちゃ
って、遊びにも行けなくて、行動がメチャクチャ制限されているわけです。

しかも彼らが、これから我々が受け取った給付金10万円を含む、コロナ経済対策の尻ぬぐ
いをさせられるんですから。あの10万円って子供たちももらったはずですが、親から10万
円を手渡されて、自由に使って良いよって言われた割合ってどれくらいなんですかね。

自由に使ったというのなら、自分も余録に預かったわけで、将来返済の肩代わりをさせら
れるのも分かるんですが、自分のお小遣いになっていないというのなら、


  ● 私は使っていないのに、なんで返済には関与させられるわけ?


って文句を言いたくなるはずですよ。

元々日本は、高齢者をひたすら優遇する政策を採ってきた国なんだなということが、介護
のことを知るようになってから痛感しています。若者たちから毟り取って、高齢者にバラ
撒いているというのが実態ですからね。

そこにコロナが追い打ちを掛けたわけで、いくらなんでももうそろそろこんな事は止めよ
うよ、と誰かが言わなきゃいけないんですよ。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/3711_0615.jpg



☆ このレベルまで考える

新しいこと、未知のことを始める時には、じっくりと頭を使って、自分がこれからやるこ
とが最善なのかを考えるクセを付ける、このクセを付けるだけで人生に於ける成功の確率
は上がるのです。

もちろんみなさん考えてはいるんですよ、全く考えずに衝動的に動き出したなんてことは、
心神喪失状態か、緊急避難的なことくらいしか普通は起こらないんですから。

では成功する人と、そうでない人とでは、何が違うのかというと、考える幅と深さなんで
すね。

良くある失敗ですが、脱サラしたり、定年退職後に、蕎麦屋とかラーメン屋をやっちゃう
人っているんですよ。ま、90%は10年以内に潰れますけど。潰れるだけじゃなくて、有り
金全部パーになって、借金まで拵えた挙句に夜逃げってことになるんですね。そんな人た
ちが、脱サラをする時に何を考えるのかというと、


  ▼ もうサラリーマンはやりたくないからなぁ

  ▼ そうだ、ラーメン屋でも始めるか

  ▼ ラーメンは大好きで、何百軒も食べたから同じような味は出せるだろう

  ▼ ちょうど退職金もあるから、これを使ったらお店は開けるな


くらいの軽い気分で、何度かラーメンを作ってみてそこそこ美味いラーメンが作れたら、
もうこれでイケると考えてしまうんですね。

そのレベルの「考えた」で退職金を投資するのって、競馬でどの馬が来るか?を考えるの
と大差ないくらいの「浅い思考」なんですよ。

同じラーメン屋を始めるのでも、頭を使う人、考える人というのは、


  ▼ 10年以上お店が続いているラーメン屋を100軒探して

  ▼ それぞれどういう特色があるのかをリストにして

  ▼ なぜそのラーメンが支持されるのかを考える

  ▼ その上で、自分がやるラーメンの味はどうしたら成功の確率が高まるのか?

  ▼ ここ数年の売れるラーメン屋のトレンドはどうなっているのか?

  ▼ 立地はどこが良いのか?駅近かロードサイドか

  ▼ 店のサイズから予想売り上げを考え、原価率、経費率を計算する

  ▼ 候補地の周りにある競合店を確認して、味もチェックする

  ▼ 候補地の人口動向や、昼間、夜間の人出を確認する

  ▼ 候補地の周りにある会社や住宅からどんなタイプの人が多いのかを確認する

  ▼ ラーメンの味と、候補地の周りにいる人たちのタイプがマッチするかを考える

  ▼ 5年後、10年後に候補地の周りの開発はどうなっているのかを役所で確認する

  ▼ アルバイトを雇うかどうか、想定売り上げと照らし合わせリスクを極少化する

  ▼ 仕入れの供給安定性と価格変動を確認する

  ▼ 客単価を上げるために何ができるかを考える

  ▼ 営業時間と回転率、売り上げ、原価、経費を細かくシミュレーションする

  ▼ 開店後、想定外のことが起こったら、どの線で撤退するのかを決める

  ▼ 撤退してもやり直しができるシナリオになっているのかを確認する

  ▼ 売れているラーメン屋で数ヶ月バイトをして思考とのギャップを確認する

  ▼ 見えていないリスクがどこかにないかを繰り返し検討する

 
くらいは最低でもやりますし、このシミュレーションと外部での修行に1年は掛けると思
います。

お店一軒を開くのに、8桁のおカネは掛かるわけで、それが烏有に帰すとなったら、人生
設計はやり直しになるわけですよ。そういうリスクを背負っているのですから、後になっ



  ■ あ、それは考えていなかった!ど、どうしよう・・・?


みたいなことにならないように、時間を掛けて何度もシミュレーションをするんです。そ
の結果、10%でも


  ■ こりゃ、上手くやるのは大変だぞ


ということが分かったら、計画を変更するか諦めるくらいの気持ちを持たないと、ダメだ
と思うんですよ。だって、失敗したら8桁のおカネがパーになるんですから。そういう真
剣さと慎重さがあるから、石橋を叩き続けるわけです。

独立って言葉の響きは良いですけど、全てが無限のリスクを抱えていて、失敗したら再起
不能になるかも知れないってことですから。そこに長年勤務してようやく手にした退職金
を、賭けのテーブルに載せるわけですよ。これを軽い気持ちでやるという人の心境が理解
できません。

もうこれ以上考えることはない、そしてこの計画には穴がなくて、必ず上手く行くと心の
底から思えるまで、考え続けるのがフツーなんですよ。

ところが飲食店を始める人って、不思議なんですがそこまで考えないんですよね。ラーメ
ン屋なんて簡単簡単って根拠もなく思ってしまうんですね。

ちなみに、今の時代、商売で最も難しく、厳しいのが飲食店の経営ですから。在庫となる
スープや麺には賞味期限というタイムリミットがあって、食中毒のリスクがあって、その
くせ経費率が高くて、単価はそれほど高くない、おまけに客が入るかどうかはフタを開け
てみないと分からない、それでも一定量の仕込みはしなきゃならないわけです。


ビジネス的にはどこにも楽勝な部分が無いんですよ。ということが、ちゃんと考えると誰
にでも分かるわけで、それが分かった上でそれでもやるというのなら、成功するためにも
っともっと考えなきゃならないということに気付くはずです。ビジネスに於いて考えると
は、このレベルの思考のことを指すのです。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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