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メールマガジン 第3690号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3690号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位、2020年も同六位と7年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

まさか私の住んでいるところで緊急事態宣言が発出されるとは思いませんでした。ちなみ
に、ご近所でマスクをしている人は見たことがありません。ウチの町で感染者が出たとい
う噂も聞いたことがありません。完全に他人事ですね。

ワクチンの有効性がここまで明らかになっているのなら、全国民に如何に速やかにワクチ
ン接種をするのか?だけをマスゴミは報じたら良いのになと思います。

全く意味がないのは、個別具体的な感染悲話を情緒的に語ることです。統計的に何人が感
染したのかという話と、どこの誰がどんな状態で亡くなったのかは全く関係がない話なん
ですが、日本人はそれを切り離せないんですよね。

で、そんな情緒的な話に引きずられて、無用な恐怖心とか不安を持ってしまうんです。科
学と情緒は別のチャンネルの話なんですが、なぜこれをゴッチャにするんですかね。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2021/05/3690_0517.jpg



☆ フリーエージェント社会の到来

フリーエージェント社会の到来 新装版---組織に雇われない新しい働き方

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この本を読んだのは2006年ですからもう15年も前の話です。

あの当時、この本を読んで自分も将来フリーエージェントみたいな感じで働くのかな?な
んてチラッと思ったんですが、当時は部長になったばかりの頃で、どこかで他人事のよう
な気がしていたのも事実です。

あれから15年経って少しずつですが、日本も自由に、誰にも縛られずに働く人が増えて来
ました。私も10年やってみて感じるんですが、収入が増えたことよりも、満員電車で通勤
をしなくて良くなったことよりも、実は


  ● 自分の意志でなんでも決めることができることの方が嬉しい


ですね。

人間には決定権という、誰にも犯されてはならない自然権があるんです。その小さなモノ
が愚行権です。愚行権とは下らないこと、役に立たないこと、むしろ自分に害があるよう
な愚行であっても、それを自分の意志でやることができるという権利です。

例えば、タバコを吸うことや、強いお酒を飲み過ぎて二日酔いになること、意味がないと
分かっていてもガチャに課金をしてしまうことなんかがそれに当たります。

そんな愚行権よりももっと範囲が大きいのが決定権でして、正式には自己決定権とか英語
ではオートノミーと呼ばれています。この内容は英語の方が分かりやすいので国際人権法
から引用すると、

All peoples have the right of self-determination

となります。

サラリーマンを辞めてつくづく感じるのは、サラリーマン時代というのはこの決定権がほ
とんど無かったよなということです。どこで働く、何時から働く、という基本的なことか
ら、今日は何をする、今週は何をどこまでやる、今年はどうするとこの時間軸が長くなれ
ばなるほど、自分の自由にならないんですね。

部長くらいになると、「今月」くらいのレンジではかなり自由に振る舞えるんですが、今
期(この四半期という意味)になると、余程数字のゴキゲンが良くない限り自由にはなり
ませんし、「今年」というレンジでの決定権はゼロです。

この決定権がゼロの人たちって誰だか分かりますか?かつての奴隷がそうですね。現代に
於いては奴隷はいませんが、決定権がゼロの人は刑務所の中にいます。彼らは今日食べる
モノすら自分で決めることができません。場合によってはトイレに自由に行く自由もあり
ませんから。

こうやって考えてみると、決定権がないということが、人間の尊厳をどれだけ傷つけるこ
となのかが分かると思います。

ですから今のあなたが、「今日」という短い時間軸ですら決定権を持っていないとしたら、
これはあなたは相当不自然な状態で働いているということなのだという自覚を持つべきで
す。それを仕事なんだから仕方が無いと無批判、無思考の状態で受け入れてしまうと、こ
の状態が長く続くことになるんです。

15年前に前述した本を読んで、私が強く思ったのが、この決定権の枠をもっと大きくした
いということでした。そうなるために何が必要なのか?をこの本を読みながら考えたこと
を思い出します。

この本には、どうやってフリーエージェントのように縛られず、自分の決定権を行使して
生きるかについての方法論と、当時のアメリカの事情が書かれています。それを読んで理
解したのは、決定権を行使することができるようになるためには、フリーエージェントと
して仕事ができるレベルの自分になることが必要だということでした。

つまり決定権を持てないような人は、そもそもフリーエージェントとして生きていくこと
ができないということです。ここは大事なところです。

フリーエージェントとして生きていないから決定権を持てない、ではないのです。フリー
エージェントとして生きていく能力を持っていないあなただから、今現在決定権を行使す
るような生き方ができていないのだという、非常に厳しい結論なんです。

自由に生きたい!という願望を持つことは自由ですし、それを行使してみるのも自由です。
が、ある一定の能力を持っていないと、残念ながらすぐに行き詰まってしまう、つまり元
の自己決定権がない生き方に戻らざるを得ないというのが、フリーエージェント社会の厳
しい現実なんですね。

フリーエージェントや、独立を目指す人はゆめゆめここを勘違いすることのないようにご
注意下さい。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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