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メールマガジン 第3513号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3513号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位と6年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

昨日も田んぼの草取りを頑張りまして、これでしばらくは放置しておいても大丈夫そうで
す。問題は畑の方でして、全然雨が降らないもんだから、カチカチに乾いていまして、こ
れじゃ畝が立てられません。

そろそろ秋と冬野菜の準備をしなきゃならないんですが、辛うじて草取りがどうにか終わ
った状態でして、ここから畝を立てて種を播いてとか、ポットを使って苗を作ってとか、
タネ芋を定植してみたいな作業が待っています。

そのためにはなんと言ってもお湿りが必要でして、この乾き方じゃ畑を眺めて嘆息するの
みなんですよね。

毎度のことながら、天気には勝てません。


でもって日本の経済は(というか日本だけじゃありませんが)、


GDPマイナス27.8%
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20200817&ng=DGKKZO62699240X10C20A8MM0000


だそうで、斯くなる事と知りながらって感じですね。ところが未だにこの国では、「コロ
ナを怖がるな派」と、「感染拡大は徹底的に防げ派」が戦っていまして、決着が付いてい
ません。というのも、感染拡大を徹底的に防いでいる(つまり感染者が見つかったらどん
な犠牲を払っても徹底的に潰すということ)中国、韓国、台湾の直近のGDPが日本よりも
かなり良かったため、


  ● やっぱり封じ込めた方が良いんじゃないの?


という派が急激に息を吹き返して来たからです。ちょっと前までは、感染なんて大したこ
と無いし、封じ込めをやったら経済がボロボロになるって言ってたのに、フタを開けたら
封じ込めをやった方が経済的にプラスの結果が出たとなったら、


  ● 結局のところ、どっちが正しいわけ?


ってなって来たんですね。

私はこれについてコメントできるほど細かい数字を把握していませんが、一聴して、んん
ん?と感じたのは両者の比較が本当にApple to Appleになっているのかな?ということで
す。比較している対象にズレがあったら、結果としての数字って全然変わって来ますから、
ここを確認するまではどちらが優位なのかは論じられないと思います。

それにしてもこういう時にこそ、専門家たちは議論を公開して欲しいんですよね。結局騒
いでいるのはネット界のインフルエンサーって言われている素人たちで、経済の専門家、
感染症の専門家(この世界でも意見が分かれています)が、知見を曝け出して議論し、そ
れを編集せずにそのまま公開するべきだと思うんですよ。

それをやらないから、声のデカい素人たちが外野でブーブー騒いでいるわけです。これが
耳障りなので、私はとりあえず、


  ● 自分たちが感染しないように自己防衛する


ことだけを考えています。ということで、次回の東京行きも移動は全部タクシーですね。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2020/08/3513_0818.jpg



☆ 競争は正しいのか?

資本主義というのは、競争主義とも言われていまして、そこにダーウィニズムの適者生存
が重なって、勝者と敗者が明確に区別されるわけです。

そういう中で、人間というのはお互いが支え合う、助け合うという価値観を生み出しまし
て、それが政治に於ける保守対革新、リベラル対パターナル、小さな政府対大きな政府と
いう構図を生み出しました。

何を言っているかというと、バリバリの資本主義というのは、マルクスの資本論以前にイ
ギリスに存在した、富める資本家対、貧しい労働者という構図で、資本家になることを法
律で制限していないのだから、資本家になって豊かになるのはヤル気と能力があれば誰に
でもできるのだ。そうなれないのは、能力で劣るところがあるからで、これはダーウィン
が喝破した自然界の法則そのものなのだという考え方です。

カネ持ち、資本家というのはその時々の世界の状況に上手に適応したから、おカネ持ちに
なったわけで、人類はあらゆる霊長類でその適応をし続けて自然界に君臨する存在になっ
たのだ。適応できなかったのが貧しい人たちで、そういう人は自然界では淘汰される(要
するに死んでしまう)のが当然で、これは仕方の無いことなのだと論理付けたわけです。

確かに弱肉強食の自然界では、環境に適応した物だけが生き残れるわけで、人間だって自
然界の一員なんだから、その法則が適用されたらそうなるよねということです。


産業革命以降その論が世界を席巻して、資本の寡占化が進んだり、植民地が増えて(これ
も適応する能力が無い国が植民地になったという理屈で正当化されたわけです)、奴隷制
だって同じ理屈で正当化されたんですね。しかしその結果、戦争や環境破壊が進んだりし
たわけです。

そこに人権という概念を持ちだして、資本家たちの動きに歯止めを掛ける勢力が台頭して
きたわけ。人間は生まれながらにして平等なんだから、一定レベルの生活をすることは人
間としての権利なのだ。人間が人間を差別することは良くないことなのだ、おカネ持ちだ
からといって、何でも自由にできるわけではないのだという主張をし出したわけです。

生活保護とか、義務教育とか、女性参政権とか、差別撤廃とか、マイノリティーの保護な
どの政策は、そういった人たちが推進したわけです。ところが政策の実施にはおカネが掛
かるモノで、そうなるとおカネを持っているカネ持ちが必然的に有利になりますよね。そ
うならないために、累進課税とか、財産税とか、相続税のようなカネ持ちを狙い撃ちにす
る税制が作られたわけです。そうやって資本家(おカネ持ち)と労働者(貧しい人)との
力関係ができるだけ均衡化するように、両者の声の大きさが同じくらいの強さになるよう
に、政策上の工夫がされたわけです。

良く聞く、小さな政府というのは、できるだけ市場原理(つまり適者生存の弱肉強食世
界)を維持して、自分ができることは自分でやって、政府や役人の力を小さくしていこう
ということを理想とする人たちです。アメリカではトランプの共和党がこの政策を推して
いて、だから彼の国には、国民皆保険制度がないんです。健康保険なんて自分で保険に加
入すれば良いじゃないか。保険に入れないような貧しい人は、(大袈裟に言えば)適者じ
ゃないんだから仕方ないという考えです。

対する大きな政府というのは、市場原理に任せると必ずそれは行きすぎるから、政府がこ
れを監視してコントロールしながら、格差が広がらないようにしよう、貧困層は政府が救
うのだという政治スタンスです。政府の介入分野が大きくなると、必然的に政府と実働部
隊の役人が大きくなり、使うおカネもドンドン膨らんで、結果としておカネ持ちにたくさ
ん課税するようになります。アメリカでは民主党がこちらのスタンスです。

だからアメリカでは、おカネ持ちは共和党を、貧しい人は民主党を支持するんですね。

ここまでは前フリの基礎知識で、これを理解した上で、次回競争と教育について考えてみ
ようと思います。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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