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メールマガジン 第3512号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3512号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位と6年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

LINEでもメルマガを配信しています。ここでしか流さない情報も出しています。
登録は以下のリンクからどうぞ。

https://line.me/R/ti/p/@qcy6795q

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◆ 今日の前フリ ◆◇

今週末の東京のセミナーは締め切りとなり、ライブでお申し込みをされた方には、会場の
詳細をご案内しました。受け取っていない方は、メール不達の可能性があるのでご連絡く
ださい。

昨日はお盆の送り火をしまして、なんとなく家の中のエネルギーが変化したように感じま
す。ここのところ、私の入力に関する感度が高まっているので、ちょっとした変化がビビ
ットなモノに感じられるみたいです。この能力をどの方面に使ったら良いのかを、模索し
ているところです。実験的にあれこれやっているので、成果が見えたらセミナーなどで解
説したいと思います。


それにしても週末は殺人的な暑さでした。昨日は午前中に45分ほど田んぼで草取りをした
のですが、汗が目に沁みて痛かったです。除草剤を少しは撒いているので、例年に比べて
ラクなんですが、畦に生えた草は全くその影響を受けず、ちょっとヒドいことになってま
す。1日では取りきれなかったので、今日もこれから悪戦苦闘して来ます。

それにしても、野良仕事の後のリンゴジュースとシャワーは格別ですな。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2020/08/3512_0817.jpg



☆ 答えを訊かない

最近の人は、とにかくすぐに答えを教えてもらいたがるんですね。


  ▼ これのやり方はなんですか?

  ▼ これをやるとどうなるんですか?

  ▼ 私のやり方のどこがいけないのですか?

  ▼ いつやったら良いですか?どこでやったら良いですか?

  ▼ やり方を間違えたらどうなりますか?

  ▼ やってみたら○○なんですが、どうしたら良いですか?


この質問の対象が怪しい系の知識体系に関することなら、正しい答えは、


  ● それは自分で模索して、自分なりの答えを見つけろ


となるんです。

巧拙無二: 近代職人の道徳と美意識
https://amzn.to/3hvKXLj


という奇書がありまして、怪しい系の知識体系に取り組んでいる人には是非読んで頂きた
い本なのですが、この中に師匠と弟子の対話が出てくるんです。鍛冶職人の話なんですが、
修行中の弟子が作り上げた物を、チラッと見ただけでダメ出しするわけです。ところが、
どこがどういけないのかとか、どうしたらもっと良くなるのかということは一切、決して
教えないんです。

自分でダメなところがここだと分からないうちは、いくら教えてもどうせ分からないんだ
から、あれこれ言わず、師匠の完成品を見続けろと。見続けて自分でどこがどう悪いのか
を考えろ。どこがダメなのかを知覚するための道程全てが修行なのだ。こういうことなん
です。

それができないヤツは、そもそも見込みがないんだから、早く止めてしまって、別の道を
歩く方が良いよとまでいうわけです。で、見込みのある若者は、そこで一念発起して、師
匠の作品と、自分の駄作をひたすら見比べて、師匠の一挙手一投足を丸ごと取り込んで、
それを完コピするように自分を律する。それを数年やり続けると、ある時に身体感覚で理
解できる、立ち上がる何かがあるわけ。

その頃には師匠は、弟子に対してボソッと一言くらいは、ここがダメだなとか、もう少し
こうなったら、みたいなヒントをくれるようになるわけ。

何かを究めるのって、実はこのやり方が一番早道なんですよ。不親切なようで、これ以外
には無いんです。手取り足取り教えると、ロクな人間にならないんですね。


人生に於ける答えって、自分で見つけて、自分で納得するモノで、他者から授けられるモ
ノではないんです。換言すれば、答えを教えちゃうのって、自分で見つける可能性を取り
上げてしまうということなんです。だからそれじゃ才能は開花しないのです。



学校教育の最大のデメリットは、問いと答えがペアで提供されるモノだ、という価値観を
若い人間に植え付けてしまったところにあります。学校での授業って、体育や工作音楽で
も、これが正しい答えですってのがあって、それを先生に見せられたら良い点数をもらえ
るという仕組みなんですから。

そういう制度の中では、途中のプロセスを全部カットして、答えを手に入れることに価値
が生まれるんです。成績の良い子というのは、その答えを最短距離で、最速で見つけられ
る小賢しい子どものことなんですね。そしてそんな子どもは、問いには必ず正解があるの
だという価値観を身に付けてしまいますよね。

こういう子どもがオトナになって官僚になるわけです。だから彼らは答えが出る問いには
強いんです。ところが人生って、答えが無い、答えが複数ある、状況によって答えが変わ
る、そんな問いがたくさんあるわけですよね。


ところがそういう問いには、他者は答えを授けてくれないんです。自分で模索して、これ
かな、あれかなと考えて「辿り着く」モノなんですね。その辿り着いたところが正しいの
かどうかすら分からないのが人生です。


そんな答えの精度を高めるには、自分の力で答えに辿り着くという経験を積むしかないと
思うんです。特に怪しい系の知識体系って、自分で答えを模索すること自体が修行になっ
ているんですから。答えを教えてくれと言うことは、その修行を放棄するということでも
あって、そんな人が上達するわけないんですよね。


◎このメールマガジンの友人へのご紹介は大歓迎です◎
◎◎ みなさんからのご質問もお待ちしています ◎◎

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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
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