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メールマガジン 第3506号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3506号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位と6年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

なんだか色々あって、イライラする事態になったので、今日は久しぶりに前フリ無しって
ことで、このまま本文にどうぞ。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2020/07/3506_0806.jpg



☆ 結論をサポートするように


例示を考える時には、最終的な結論をサポートするような解説になっているのかな?とい
うことを意識しながら、どんな事例を出すのが良いのかを考えることが必要です。思いつ
きでダラダラと例を挙げると、実は日本のやり方がダサかったみたいな結論になったりし
ますから要注意です。


同じことを次は、「世界的に見て」の要素でやるんです。つまりここでは、


  ▼ 他の国ではどんな対策をしているわけ?

  ▼ それって効果はどうなんだろうか?

  ▼ 日本の対策との違いはどこにあるんだろうか?

  ▼ 数値で比較したらどちらが効果があるんだろうか?


ということを説明する文章を用意するんです。日本国内の対策をたくさん書いても、それ
は「世界的に見て」の部分をサポートしないんですね。そうすると反論として、


  ■ それって日本独自の話だよね?


って言われてしまう(読みながら、そう思われてしまう)わけです。ここは丁寧に自分の
論を因数分解して、ひとつずつ解説をしないと、簡単に論破されてしまう文章になるんで
す。課題図書の投稿では、これができていない人がたくさんいるんです。


そしてこれを丁寧にやる過程で、自然に日本の対策が世界と比較しても優秀だぞ、という
ことを読み手に分からせることができるわけです。これはイコール、次の「優れている」
の説明にも使えるわけです。世界の対策の話をしていたのに、ここを深掘りしたら結論と
して、日本の対策の方が優秀じゃんって例が見つかったら、いちいち書き手が「日本のや
り方は優れているんです!」って強調しなくても、そんなことは理解しちゃいますよね。
それが理解させるロジックなんです。

これは思いつきでは書けません。ちゃんとそうなるように意図的に、設計して書かないと
起こらないのです。


最後に「優れている」の説明に入ります。この形容詞は、非常に情緒的で、気分とか感覚
を説明しているんです。そういう単語が出て来たら、方向を変えてつまり情緒や気分を排
除して、数字や実例で表現するのが納得度を高めるひとつのテクニックです。

例えば「優れているイコール感染拡大を防止している」と定義付けて、日本が他国との比
較でどれくらい感染者が少ないのかを説明するのは分かりやすいですよね。他には、感染
者から重症患者になる率や、重症者が死んでしまう率を比較してみるなんてのもアリです。

大事なことは、抽象的で感覚的な表現である「優れている」を、読み手と共有することな
んです。書き手にとって「優れている」と感じることであっても、読み手が「私はそうは
思わない」と感じてしまったら、納得感は高まりません。感覚って一人ひとり異なるモノ
ですから、自分と同じ受け止め方をするとは限らないわけです。

ですから、「○○は美しい」みたいな結論を読み手に理解させ、共感させるのは非常に難
しいんです。あなたは美しいと感じたかも知れないけど、私はそうは思わないよという反
論を消すことができませんから。

だからこのような抽象的、感覚的な結論を、比較対照が可能なモノに置き換えるんです。
それが言葉を定義するということです。このケースでは、「優れている」をどうにかして
数値化できないかを考えるんです。数字は簡単に比較できますから、ここで優劣を客観的
に論じることができますよね。もちろんそこで比較して論じるのは、日本にとって有利に
なる事例ですよ。ですからまずは、そんな例が無いかを探して、当てはまるモノが見つか
ったら、それに合わせて言葉の定義を決めるわけです。

例えば、もし日本の死亡率(これは「死亡者数」÷「感染者数」で求められます)が他国
よりも低いというデータが見つかったら、


===

新型コロナで最も怖いのは感染することではなく、死んでしまうことである。医療とは最
後は死なせないことがゴールになるわけなので、医療や対策の優秀さは最終的には死亡率
で語れると考えることができる。

===

みたいな感じで、「優れていること」の定義を「死亡率の低さ」だと宣言してしまうんで
す。その後に自分が見つけて来た日本の死亡率のデータを書くと、「日本の対策は優れて
いる」という結論に自動的になりますし、説得力も高まるわけです。

ここでいう定義って、書き手が自由に設定できるんです。だから自分の結論に有利な定義
を見つけて、それを宣言してしまえば良いんですよ。

でもそれだと反論されてしまうのでは・・・ということに気付いた人は鋭いです。次回は
そこを解説します。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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