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メールマガジン 第3507号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3507号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位と6年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

一昨日はとあるクラシックの演奏家を拙宅に招いて、クラシックについての講義をしても
らうという贅沢な時間を過ごしました。

家人が習っているピアノの先生の旦那さんが、ファゴット奏者で、コロナのせいで仕事が
無いという話を聞いたので、それならウチでクラシック音楽についてあれこれ教えて下さ
いよ、おカネを払いますから。という流れで来てもらったわけです。

私の家は、文化遺産みたいなモノが本当に無くて、人生とはタダひたすら生きること(つ
まり労働をして、メシを食うということ)で、それ以外に目的なんて無いんだよという価
値観の親に育てられました。だから両親に趣味なんてモノは無かったですし、芸術に関す
る嗜好とか、学問に関する興味とか、そういうモノもほとんど無い、そんな家庭でした。

これはマズいんじゃないかということを、高校に進学して気付いたわけですよ。周りの生
徒は、夏休みには海外旅行に行くのは当たり前、芸事を嗜んでいる人もちらほらいて、本
当に話が合わないわけですよ。私は新幹線に乗ったのは中学の修学旅行が最初ですし、飛
行機は高校の修学旅行が最初ってくらい、旅行にすら行かない家庭でしたから、これは両
親を当てにせず、独力で何らかの文化遺産みたいなモノに触れなきゃならないだろうと思
ったわけです。

当時は全く興味が無かったんですが、一丁クラシック音楽でも聴いてみるかと思ったんで
すが、あれって素人には選びようがないわけですよ。なんで指揮者が違うだけの同じ曲が
こんなにたくさんあるの?ってか、タイトルから曲が全くイメージできなくて、誰の、ど
んな曲を聴いたら自分の嗜好に合うのかが全く分からないわけですよ。

そんな時に偶然テレビで観たのが、


ミロス・フォアマン の 『アマデウス』
https://amzn.to/2Xykvsp


でした。これはビートルズを初めて聴いたときと同じ電流が背中を突き抜けました。それ
からモーツァルトを中心に少しずつ聴くようになりまして、どうにか一般人並みの知見を
持てるようになったわけです。

そんな私と、幼少のみぎりからクラシック音楽の教育を受けてきた人とでは、見えている
世界というか風景が違うんですよね。ええとあなたの脳には左脳ってのはありますか?と
訊きたくなるくらい、右脳偏重の考え方、生き方、見え方をしているんですね、ゲージツ
家って。あなたはビジネスの世界には全く向いていないから、この世界で頑張るしか無い
よねと納得したんですが、同じ人間なのにこんなに違いがあるのかと、驚いた次第です。

私はそれなりに幅広い人と話をしてきたつもりだったんですが、こっち関係の人は完全に
未開拓でしたね。ちなみに、一番驚いたのは、プロの演奏家は曲を覚えていないというこ
とでした。楽譜があれば覚える必要はないからって話しなんですが、だって何度もやって
たら覚えたりしないわけ?という疑問は解消しませんでした。これは次回確認してみよう
と思います。

もうひとつちなみに、指揮者って完全に怪しい系の能力を具えた人だということが分かり
ました。やっぱり音楽と怪しい系は繋がっているんだという確信は正しかったようです。
(スペシャル編パート1の動画で詳しく解説しています)


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2020/07/3507_0807.jpg



☆ 反論を封じ込めるために

自分に有利な例だけを採用して、定義付けをしたら、簡単に反論されてしまうのではない
か?と考えられるようになったら大したものです。ま、課題図書の投稿でそこまで考えて
書かれた文章は、ほとんど読んだことがないので、これができたら書き手としては優秀で、
説得力のある文章を書けるようになったと言えるでしょう。

前回書いたように、結論をサポートことを意識して書くと、必然的に


  ● 結論と真逆の事例や数値


が目に止まったりします。もちろんそれを切り捨てて解説していくという手もあるんです
が、見つけてしまったモノは仕方ありません。なんとか対処できないかを考えましょう。

真逆の事例や数値というのは、反証とか反例ですから、これを放置しているとこれを使っ
てあなたの論が論破されてしまうわけです。それは気分が悪いですよね。そうならないよ
うにするために、先回りして反論を封じ込める必要があります。

例えば


”日本のコロナ対策は世界的に見て優れている”


という論を立てて文章でそれを説明している際に、


  ■ 実は日本の重症化率って世界的に見ても高かった


というデータが出て来たら(それをあなたが見つけてしまったら)どうするか?

そんな時には、そのデータの詳細を確認して、どこかに特殊要因が無いか、データに偏り
が無いか、つまりどこかにその数字が特異値だと言えるところが無いのかを探すのです。

これが見つからなければ、それは自説の根拠が薄弱、もしくは間違っているということで、
論の立て直しになりますね。これはままあることで、感覚的にこれが正しいだろうと思っ
て、書いたり調べたりしていたら、途中から真逆の数字が出て来て自分の誤りに気付かさ
れるわけです。ま、文章にして公開してから誤りを指摘されて恥を掻くよりは良かったと
思いましょう。

しかしこの検証作業をしていると、半分くらいのケースで、これが特異値に依るモノだと
分かることがあります。これが見つかったらラッキーです。そんな時には、論の中で反論
の消去を行いましょう。

反論の消去とは、自ら反論できる事例を挙げて、それを解説し、


  ● しかしながら、これは特異値によるモノだから参考にならないのだ


と書いてしまうことです。


揚げ足を取りたくて、反論したくてしょうがないんでしょう?でもね、その反論じゃ論破
できないよ、なぜならば・・・・


と書いてしまうと、逆に自説(つまりあなたの立てた論)の説得力が高まるんです。ただ
の思いつきではなく、反論のことも考えて論を立てているんだから、この論は信用できる
よねという気分が立ち上がるんです。


課題図書の投稿で、自説を述べる人はたくさんいますが、パッと読んだだけで反論できる
証拠や、データやロジックが思い付くのに、それに対する対策をしている人ってほとんど
いないんです。あなたがどんな論を持とうが構いませんが、簡単に反証されてしまうよう
な論だと、あなたの文章の価値は高まりません。


学者の書く論文ではないので、あらゆる方向からの反証に耐えられる必要はありませんが、
反証に無防備過ぎて、あらゆる方向から叩けてしまう文章しか書けないのであれば、それ
はビジネスでは役に立ちません。共感は納得があって初めて生まれるモノで、その納得は
ある程度の反論に耐えられるロジック、事例の強さを持っていることが必要になるからで
す。

ですから論を立てて文章を書く前に、その論に反対意見を表明するとしたら、どんなロジ
ック、事例、データがあるのかを考えるクセを付けるのです。そして反論が思い付いたら、
それをどうやってねじ伏せるか、論破するかを考えてみるのです。

この反論に対する備えが無意識でできるようになると、あなたの発言に説得力が増し、そ
の発言や意見をサポートする人も増えて来て、ビジネスシーンが楽しくなって来るんです。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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