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メールマガジン 第3483号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3483号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位と6年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

LINEでもメルマガを配信しています。ここでしか流さない情報も出しています。
登録は以下のリンクからどうぞ。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

まずは6月の課題図書の優秀賞を発表しましょう。毎月毎月、この投稿を読むのが苦痛に
なるくらい、意味不明の日本語を書く方が多かったのですが、今月はみなさんグッと上達
していまして、7割くらいの投稿はサラッと読めて、意味も理解できました。

もしかしたら月初恒例となった感のある、文章書き方講座が効いているんですかね。だっ
たら書き手として非常に嬉しいんですが。


ということで今月はサクッと、4名の一次突破者を選べました。taroheiさん、masa3843さ
ん、gogowestさん、mkse22さんの4名です。この4名の投稿を再度熟読しまして、今月はmk
se22さんに差し上げることにしました。おめでとうございます。

個人的にはホリエモンの話になって、こりゃ無いよねと思ったんですが、このロジックは
読ませますね。思考を「存在目的」にスイッチしたら、印象が一変するという視点も良か
ったです。


そして今月の課題図書は、


冨田和成 の 資本主義ハック 新しい経済の力を生き方に取り入れる30の視点
https://amzn.to/2Z4xz8y


です。資本主義ってアタマの良い人に有利になるように制度設計がされているんですが、
そんなアタマの良い人が世界をどう見ているのか、見えた世界から何を考えているのか、
そしてそれをどう行動に落とし込んで成果を上げているのかが、この本を読むと良く分か
ります。

猛烈に勉強になる本なので、投稿をしない人も読んでみて下さい。


話は変わって、コロナ禍で生活困窮した人に対する支援プロジェクト、支援者の人はFBの
支援者ページに行くと、現在のステータスやら次のアクションやら、必要な情報は全部ア
ップされています。私のところにメールで、「私は誰に振り込んだら良いんですか?」み
たいな問い合わせはご遠慮ください。

また先週までに給付金を受け取ったと申告された支援者の人には、みなさんにアサインし
た被支援者の情報をアップしています。昨日時点であと10名の方がノーアクションとなっ
ていますので、FBの支援者ページを見て、自分が誰に振り込むのかを確認し、振り込みが
完了したら実施報告をするようにしてください。やっぱり支援したくない、という人はご
遠慮なくメッセージかメールでお知らせ下さい。後ろで待機している次の支援者の方をア
サインします。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2020/06/3483_0702.jpg



☆ 読み手に共感を持ってもらう

前回の最後に、強い表現で自説を展開したのに、その論拠、証拠、理由が解説されていな
いと嫌悪感が残るんだよねということを書きました。

ここが次に大事なところでして、論拠、証拠、理由というのはロジックなんですね。数学
の証明問題を解くように、理屈が線で繋がっているかという話になるわけ。そこには感情
は存在しません。読み手が納得しようがしまいが、淡々と粛々と自説が正しいことを論理
的に解説しているだけですから。

それはそれでひとつ必要なことなんですけど、これだけだと弱いんですよ。

つまり、理屈だけ並べて、読み手をキャインと言わせたらそれで合格というわけじゃない
んです。

強い表現というのは、それだけで読み手に嫌悪感を持たせる作用があるので、自説が正し
いことが証明されるのは最低限必要ですが、これで終わらせたら読み手にとってあなたは、
「イヤな感じがする書き手」、「正しいかも知れないけどムカつくヤツ」になってしまう
んです。


嫌悪感というのは感情ですから、これは理屈でどうにかなる次元の話ではないんです。つ
まり、読み手の感情のケアも必要になるということで、そのためには


  ● 読み手に共感を持ってもらえる説明


が必要になるんです。

これは「なぜならば~」で接続される理由とか原因の添加ではなく、強い表現を使った自
説を、別のもっとマイルドな表現で置き換えて説明、解説するということです。

自説「A」が強い表現で説明されたとしたら、その後で「A’」を今度はマイルドな表現、
譬えで説明し直すのです。そうすることで「A」を読んでムカッと来た人を宥めることが
できるんですね。

強い表現というのは刺激的ですから、読み手の注目を引きやすいんです。


  ● なんだと貴様、今なんて言った!?


と注目させるのが強い表現の役割で、それを論理的に理屈を使って理解させる、キャンと
言わせるのが理由や論拠を使った説明ですね。ここまで読んだら読み手は渋々となのか、
イヤイヤなのか分かりませんが、理屈で一本取られたわけです。気分的には、「ぐぬぬ、
ここはワシの負けじゃ」と思っているわけですよ。

その後に今度は、そのむかっ腹が立っている読み手の感情をマイルドに、落ち着かせるこ
とが必要になるんです。それが共感を持ってもらうということで、そのためにたった今説
明して、(その時の感情はどうであれ)納得してもらったあなたの自説を、今度は強くな
い表現を使って繰り返すんです。

先月の解説で、「持論は丁寧に説明しよう」と書いたんですが、あの時に私は、「持論を
さまざまな角度から補足説明する」と良いよと書きましたよね。この「さまざまな角度」
のひとつとして、ここでは強くない表現を使って説明するのです。

これが文章に於ける強弱、アクセントになるんです。

いつでも強気一辺倒で、これでもか、これでもか、どうだ参ったか!みたいな押し相撲だ
けだと、いくら正しいことを言われても気分は良くならないですよね。たまにはソフトに、
真綿でくすぐることも必要になるんですよ。

こういう表現が挿入されると、


  ● こいつ(書き手のことね)は本当は良いヤツじゃないか


って思ってもらえたりするわけです。

読む人も所詮人間なんですから、ムカつくヤツだなと思われながら読むのと、良いヤツだ
なと思われながら読むのとでは、同じ文章、結論であっても納得感が違って来るモノなん
ですね。

ツイッターでアンチが増える理由は、文字数が140文字と短いため、このような丁寧な文
章の構成ができないからじゃないかと思います。言いたいことを反論させずにスパッと言
うには、ロジックでキャインと言わせるのがラクで確実なんですけど、それだけだと書き
手と読み手の間でシコリが残るというか、論破された方には悪い感情が残るわけです。こ
れが澱のように溜まって行くとアンチという方向に行くんじゃないのかというのが私の読
みなんですけどね。

それを防ぐためにある程度長い文章を書く時には、読み手の感情をコントロールする、持
論を理解してもらうだけじゃなくて、読後感も良くなるようにする。

そのために、マイルドな表現を使ってもう一度説明することが必要なんだと思うわけです。

これはかなり高等戦術なんですけどね。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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