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メールマガジン 第3372号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3372号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から11年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位と6年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

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登録は以下のリンクからどうぞ。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

新春セミナー@東京は、締め切りになりまして、申し込まれた方には会場の詳細をご案内
しました。カード決済が終わっているのにまだ詳細のメールが来ていない人は、メール不
達ですので至急ご連絡をお願いします。


昨日は近所のお宮掃除の当番でして、寒い中神社の掃除をして来ました。その帰りに大感
謝祭用の米袋を購入し、東京会場での3人分の玄米を用意しました。

お昼からは次なるセミナーの会場手配と、申し込みリンクの作成、ホテルと新幹線の予約、
そしてメルマガのネタ書きと、いつものように仕事をしましてあっという間に週末が終わ
りました。自分で決めたこととはいえ、3月もまた3日連続のセミナーをやることになりま
した。メニューが増えて来たので、これくらいやらないと全部を消化できないんですよね。
ということで、今年もたくさん働きます。


今日はこれから月次処理とハリ治療のため外出で、相変わらず忙しい1週間となりそうで
す。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2020/01/3372_0120.jpg



☆ 正社員にしがみつく理由とは   

最近では派遣会社が目の敵にされてまして、パソナなんて非正規雇用の人たちを搾取して
いるみたいに言われてますけど、これはトンだ言いがかりなんですね。当時の私の手取り
時給が1500円に対して、会社が派遣元に支払っていた時給が2390円でした。これは派遣先
の課長に見せてもらったので間違いありませんし、後に私が派遣を使う立場になった時に
確認した、請求金額と本人に渡る手取りとの差分がほぼ同じ割合だったことから、今でも
同じなんでしょう。

とすると、派遣会社の粗利は37%とかになるんですね。これだけ見たらものスゴく儲かっ
ているように感じますが、ここから社会保険の会社負担分15%を控除すると、22%になる
んです。さらにここから、有給休暇の費用が削られると、正味の粗利は20%を切っている
はずです。サービスビジネスで粗利が20%って、それは決してウハウハ言えるビジネスモ
デルじゃないどころか、どちらかといえばショッパイビジネスですよ。

だからどうしても規模の拡大を目指さなきゃならないわけで、それと派遣労働者の急増っ
てリンクしているんですよ。ちょうどバブルが弾けて、企業の採用意欲が抑制され、そこ
に解雇がしやすく、正社員と違ってダメな人、使えない人はすぐにリプレースできるとい
うメリットが浸透したら、そりゃ派遣社員が増えるのは道理です。数少ない採用枠につい
ては、私もそうでしたけど、派遣で雇って様子を見て、こいつは優秀だという人を正規雇
用にした方が、正社員をいきなり雇用するよりも安全じゃないかって気付いたんです。

ま、私もその流れで直雇いの契約社員→正社員→管理職になったわけですけどね。私が正
社員になってからも、そういう人は何人もいましたよ。工場みたいなところだと難しいと
思うんですが、知的労働をやっているところでは、今でも派遣から正社員への登用って良
く聞きますし、それはお互い理に適っているところがあるんです。ですから派遣で長く働
いているのに、そういう声が掛からないというのであれば、それはあなたの仕事力が並み
のレベルだということなんです。


さて、そうして私は所謂リストラをされたわけですが、この時に初めて非正規雇用の問題
が自分事になりました。それまでは責任が少ないのに、そこそこ高い時給をもらえる美味
しいバイトだと思っていたんですが、その裏側にはいつクビになるか分からないというリ
スクがあることを、身を以て知ったわけです。

でも派遣って、すぐに次が見つかるんですよ。雇う方もダメな人ならすぐに交代させられ
るので、正社員を雇用するのよりは気安く採用してくれるんですね。ところが正社員だと
こうは行きません。一度雇ったら定年まで原則としてクビにできないんですから。だから
雇用にダイナミズムが生まれないんです。


逆に言うと、だから正社員というステータスが利権化、特権化して、その地位にしがみつ
くようになるんです。それがさらに流動性を下げる力を生むわけです。地位にしがみつく
とは、正社員のステータスを捨てたくない人たちが、会社を辞めずに済むために長時間残
業をしたり、単身赴任になる異動を受け入れたりすることを指しています。会社もそれを
理解していて、嫌がらせのような異動、残業、休日出勤をさせるわけですよ。そうやって
会社に逆らわない人間、従順に命令を聞く人間を作るんです。

日本の会社の大きな問題は、解雇権については会社は無力なのに、それ以外の社員の生殺
与奪権については、これが相当非人道的でも、業務の都合の一言で(法的にも判例的に
も)許されているところなんです。会社にとってこれは大きな権力なんです。これが日本
人がサラリーマンであることに喜びを見出せない大きな理由で、社畜なんて単語が生まれ
る原因なんですよ。

次回はここをご説明します。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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サラリーマンで年収1000万円を目指せ
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
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