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メールマガジン 第3371号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3371号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から11年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位と6年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

新春セミナー@東京は今週末で締め切りとなります。今回は初めての会場でして、2次会
のお店探しに難儀しております。せっかくだから美味しいところが良いよねということで、
毎回苦労して選ぶんですよ。ところが前回の東京では、なんじゃこのお店は!?というと
ころを選んでしまったんですよね。あんなにヒドいお店は滅多にないってくらいでして、
そのため今回はかなり気合いを入れて探しているのです。

2次会って飲めれば良いんでしょ、というお店が選ばれることが多いんですよ(受講する
側だった頃は、毎回のようにワタミとか、白木屋みたいなチェーン店でしたから)。私が
主催する側になったら、これだけは止めよう、できるかぎり美味しいお店にしようと決め
たんですよね。

ですから、受講生にもそれなりに評判になるお店を選ぶのですが、毎回25人以上で、会場
に近くて、そして美味しいとなると、見つけるのに苦労するんですよね。ということで、
今日はお店選びを頑張ります。

最終的なご案内は、週末にする予定ですので、申し込まれた方は今しばらくお待ち下さい
ませ。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2020/01/3371_0117.jpg



☆ 非正規雇用の話  

自分が長らく非正規雇用だったのと、その後正規雇用になって、人の採用までやるように
なり、今では経営者として会社を経営するという3つの異なるステータスを経験したから
こそ、理解できることがあります。


所謂非正規雇用というのは、日本の厳しい解雇規制に対する抜け道なんですね。日本って、
正社員に対する解雇が事実上できない国なんですよ。従業員が犯罪行為を犯すくらいでな
いと、解雇は認められない、特に上場企業のような大手では、裁判になったらほとんど負
けますから。

これがどこから来ているのかというと、役人の身分保障なんですよ。自分たちが定年まで
首を切られずに勤めるために、さすがに自分たちだけじゃワガママだってことになります
から、表面上正社員全部同じなんですよってことにしたんです。そりゃそうですよね。役
人はみんな定年まで働けるけど、民間は解雇し放題ってなったら、なんで役人だけがって
ことになりますから。

そして役所から仕事をもらっている大手企業が、それに追随したわけです。だから政府系
の仕事をしているNTT系とか、軍需産業が柱だった三菱系とかは、ホントに解雇しません。
両方とも在籍していましたから、これは良く分かります。外資系が政府の仕事を受注しづ
らいのは、外資が簡単にリストラをやるからじゃないかと思います。そんなところに発注
してやるか、どうせ発注するなら雇用を守る会社にしようという力学が、選ぶ側の役人に
働くからだと思います。

ところが企業って浮いたり沈んだりするわけです。浮き出した時にはたくさんの人が必要
になるのに対し、沈み始めたら減らしたくなるわけです。臨機応変って言ったら言葉がキ
レイですが、本音で言えばそういう調整を自由にやりたいわけですよ。それを許してくれ
ないのが日本社会なんですね。だったら何か抜け道を考えなきゃなりません。そうやって
生まれたのが非正規雇用なんです。

これなら最初から有期で雇っているんだから、期限が来たら出て行ってもらうよというこ
とができるんですね。ちなみにこの抜け道を発明する前はどうしていたのかというと、残
業並びに配置転換で凌いだんですね。配置転換ってようするに、人が余った部署から、人
が足りない部署に、本人の希望を考慮することなしに、異動させることです。引っ越しを
伴おうが、家族がいようがお構い無しに、最悪のケースでは単身赴任なんて非人道的なや
り方で、雇用調整をしたんですね。で、日本の判例では、会社に強烈な人事異動に対する
権限があるので、これを拒否できないことになっているんです。だから従うか、イヤなら
辞めるしかないんですね。

もう一つが長時間残業です。これは会社が浮いている時に発生するんですが、本当は人を
追加した方が良いんですよ。残業代って割増し賃金が必要ですからね。ところがその仕事
が無くなってもクビにできないとなると、今いる人数を増やしたくなくなるんですね。だ
から残業で凌ぐわけです。

これを一挙に解決したのが人材派遣という労働発明なんですね。ちなみに私は派遣という
言葉が一般化する前の、今から30年前に派遣で働いていました。当時はかなり先進的でし
て、雇用する側もそのメリットが良く分からなかった状態です。私の友人も誰も理解して
なくて、単に時給の高いアルバイトだと思ってたんです。

今は社名が「パソナ」になりましたけど、当時はそのものズバリの「テンポラリーセン
ター」って社名で、私はその会社の男性を中心に派遣するテンポラリーエルダーという会
社に登録していました。アメリカに行くまでやってましたから、5年以上いろんな会社に
派遣されましたね。当時の時給は1500円で、アルバイトをやるよりもはるかに実入りが良
かったです。

最初の会社には3年いたんですが、ある時に、派遣ではなくて自前でアルバイトを雇った
方が人件費が減らせるって、会社が気付いたんですね。私を含めて4人の派遣がいたんで
すが、順番にクビを切られまして、私が最後に契約終了になりました。その前に何度も社
員にならないかって誘われていたんですが、ずっと断っていたんですね。ですからそれな
りに買われていて(寿退社をした女性2名分の仕事を一人で回していましたからね)、自
分がクビになるとは思っていなかったんですが、そうなって初めて非正規雇用の悲哀を実
感しました。


こんな話が面白いのかどうか分かりませんが、次回に続けます。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
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