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メールマガジン 第3335号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3335号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から10年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位と4年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

今日はワンコのトリミングと診察で外出します。犬種的に冬の寒さに耐えられないため、
母親が編んだセーターを着せているのですが、そうするとかゆみが出るみたいで、お腹や
背中をガリガリ掻いて赤くなるんですよね。その原因がどこにあるのかを見てもらいに連
れて行きます。

この犬を飼ってからちょうど7年になりますが、ワンコは金食い虫ですね。なんだかんだ
で15年くらいは生きるわけですが、トータルで200万くらいは必要なんじゃありませんか
ね。これが大型犬だともっとエサ代が掛かるわけで、ペットを飼うというのはかなり贅沢
なことなんだなと、たまに真顔で計算すると痛感します。

今まででキツかったのがMRIをやった時で、これだけで15万円が飛びましたから。ワンコ
金掛かりすぎですわ。ワンコを飼うのなら、これくらいのおカネが掛かるのだと理解して、
経済的にそれができる人だけにしてください。

ワンコやニャンコ以外にも、おカネや手間が掛からないペットはいくらでもいますから、
ムリ目な人が背伸びして、最後は飼えなくて保健所みたいな話にしないで欲しいと思いま
す。ちなみに我が家のワンコは、危うく保健所に連れて行かれるヤツを譲り受けたという
経緯がありまして、一生をちゃんと面倒みられない人が飼うのを見るのは、耐えられない
んですよね。


昨日は久しぶりにリラックスをして、終日読書。家人が大絶賛した


独ソ戦 絶滅戦争の惨禍
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を読んだんですが、まさに身の毛のよだつ想いをしました。今次大戦で日本は戦闘員、民
間人を合わせて300万人くらいが亡くなったわけですが、旧ソ連は戦闘員、民間人を合わ
せて2000万人、戦争が原因の疫病を入れるとさらに1000万人が亡くなっています。

日本では原子爆弾やら沖縄戦やら東京空襲でヒドい目に遭ったって言ってますけど、ソ連
に比べたら1割ですから。日本とほぼ同じ人口だったドイツでさえ、日本の2倍以上の人が
戦争で亡くなっているんですよね。まさに被害のスケールが違います。

両国ともに独裁者が、「一歩たりとも後退するな、敵を徹底的に殲滅しろ」って言い続け
た結果、こんなことになっちゃったわけですが、これを読んだら日本の軍部の方がまだマ
シだったんだなということが分かりますよ。ま、戦争っておバカな指導者が始めることが
多いんですが、この典型例がドイツとソ連だったんですね。

で、これだけの被害を甘受して手に入れたクリル諸島(日本でいうと北方領土)を、日本
に返還するなんてのは、ロシアの国民感情が許さないということが分かりますよね。これ
を読んで、あれはもう返って来ないと考える方が、合理的思考だと思いましたもん。日本
には日本の言い分はありますが(日ソ不可侵条約を破りやがって!とかね)、あっちには
あっちなりの言い分があって、比較の問題で考えるとあちらが譲ることは、たぶんあり得
ないんだよなと、こういう情報をインストールすると判断できます。


それにしても、あれだけ血みどろの戦いをした両国の国民感情が、現在どの程度回復して
いるのかに非常に興味がありますね。あれだけ殺戮と強姦の限りを尽くした両国なら、混
血児だってたいそう生まれたはずで、そういう人たちはまだご存命だったりするわけです
よ。そこには中国残留孤児以上の、辛酸かつ陰惨なストーリーが横たわっているはずなん
ですよね。


本日の4コママンガへのリンク

http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2019/11/3335_1120.jpg



☆ 戦前の日本は格差社会だった

前回は民主主義だからといって、格差が無いわけでも、格差を無くすのが正しいことでも
無いんだよねという話をしました。


ここで話を戦前の日本に戻しますと、かつての日本は相当な格差社会だったんです。現在
でもワーキングプアとか、非正規労働とか、派遣切りとか不安定で低所得な労働が問題に
なっていますが、問題になっているだけマシなんですよね。

現在では大学進学率は50%を超えていて、大学に行くことが多数派なわけですが、戦前は
これは5%程度でしたから。つまり大学に行くというだけで、全体のトップ5%に入るわけ
です。いつも言っているように、どんな切り口を使っても、ある母集団の中でトップ5%
に入る人は、特権的に良いことを享受できるんですね。つまり、大学のような高等教育を
受けた人と、(たとえ頭が良くても)貧しくて進学できない人に分かれていて、この格差
は現代の比ではないんです。


戦前の大学進学率推移
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpad196201/hpad196201_2_014.html



おまけに当時は、第一次産業(農業とか漁業ね)の従事者が人口の50%を超えていて、サ
ラリーマンは30%もいなかったんですよね。そんな農民の半数以上は小作農で、自分の土
地を持っておらず、不作になると小作料すら払えず、娘を売らなきゃならないなんて話が、
いくらでもあった時代です。現代で、生活ができないから子供を風俗に売る親がいたら、
連日トップニュースになりますよね。ところが当時はそんなことは珍しくもなかったわけ
です。


そんな辛い人生を送っている人がいた反面、当時の日本には華族と呼ばれる特権階級がい
ました。爵位は世襲で、貴族院議員になれるという特権まであったんですね。生まれた瞬
間にこんな特権を持っているのなら、今なら完全に憲法違反ですよ。


華族がどんな特権を持っていたのか
https://bushoojapan.com/tomorrow/2017/11/25/106705


また当時は財閥が跋扈していましたから、商業の世界もまた格差がヒドくて、おまけに独
禁法なんてのも無かったですから、富める者は益々富み続け、ビンボーな人はそこらで野
垂れ死ぬということが現実に起こっていたんです。ホントにヒドい時代です。当時の日本
がどれくらい格差社会で、その下層域にいた人たちが呻吟していたのかを知りたければ、


日本の下層社会
https://amzn.to/2LI7yXn


を読んで下さい。


当時の人は、そういう格差は当然のモノだと考えていたわけです。大学生が高下駄を履い
て、マントを着ているだけで、市井の人は特権階級の人が来たから粗相の無いようにしな
きゃと身構えましたし、学生の方もそういう扱いをされるのが当たり前だ、と思っていた
時代が日本にもあったわけです。


あの頃に比べたら、今の日本には差別もほとんど無いと言えますし、自由は謳歌している
し、格差も許容の範囲内だと思うんですよ。ところがそれでもまだ、格差ガーって叫んで
いる人が減らないのは、このような歴史を学ばないからでもありますし、格差がゼロにな
る社会が正しい社会だと考えているからでもあります。


ようやく本稿で書きたかったところに入って来ました。ここまでは全部(前回分も含め
て)前フリです。次回は格差ゼロってどういう世界かを考えてみます。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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