ログイン | 新規登録

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第3316号

  ╋╋…‥・    ・・‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━╋

           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3316号 ━ ・・・

  ━━━━━━━━━╋…‥・    ・・‥‥…━━╋━━━━━━


おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から10年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位と4年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

LINEでもメルマガを配信しています。ここでしか流さない情報も出しています。
登録は以下のリンクからどうぞ。

https://line.me/R/ti/p/@qcy6795q

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

◆ 今日の前フリ ◆◇

稲刈りによる筋肉痛が治りません。階段を降りたりするのが非常に苦痛でして、散歩にす
ら行けません。それでもジッとしていると治りが遅くなるので、畑に出て枝豆の収穫をし
たわけです。ちょっと放置しておいたら、とんでもない量の枝豆ができていて、しばらく
は毎日食べなきゃならない感じです。

少し動いた結果、少しだけ痛みが和らぎました。この状態で今週末は大阪でのセミナーで
す。たぶんそれまでには落ち着くハズなんですが。

この痛みは非日常なので、不便ではありますがそれなりに成り行きを楽しんでいます。


昨日は即位の礼で祝日だったわけですが、あの天気の変わり方はさすがに皇室の怪しい系
パワーが炸裂した感じですね。12時の時点で雨が降っていたのに、13時から晴れた上に、
おまけに虹まで出るわけですからね。


令和という時代が世界にとって良き時代となることを願って止みません。



本日の4コママンガへのリンク

http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2019/10/3316_1023.jpg



☆ 分業と専門家の話

かつてヘンリー・フォードがベルトコンベヤを使った流れ作業を考案して、生産性を一気
に高めたという歴史があるんですが、この革命的変化の本質はどこにあったのかというと、
分業制なんですね。

それ以前は、職人が独りで、最初から最後までの部品を組み立てて、完成車を作っていた
のが、ギアを取り付ける人はギアだけを、タイヤを取り付ける人はずっとタイヤだけを取
り付けるという感じで、同じ作業だけを繰り返しやるようにしたんですね。

そうしたらその作業にドンドン習熟していって、取り付けられる数も増えたし、エラーも
減っていったわけです。その結果、独りが全部を組み立てるよりも、時間あたりの生産量
が増えたわけ。これが生産性の向上というやつです。

21世紀の今でも、会社ってこのスキームで作られているんです。つまり仕事を分けて、同
じことを繰り返しやらせるということです。その単位が部署というやつで、営業部の人間
は営業しかやらない。営業の人間がヒマだからって工場の生産管理をやることはないわけ
です。


その結果、生み出されるのが専門家、エキスパート、スペシャリストと呼ばれる人たちな
んですね。


みなさんが会社の従業員として働いているのなら、必ずどこかの部署に所属しているわけ
で、その部署ではその部署にしか出来ない(というか割り当てられていない)業務という
のがあって、あなたはそんな業務の専門家なんですよ。


外資系企業や、海外の会社ではこのような業務の専門性が厳しく囲われていまして、割り
当てられた専門性を有する業務以外のことは、やる必要が無いし、やっても評価の対象外
だし、場合によってはペナルティーを科せられたりするわけです。

だから外資では、隣の部署が何をやっているかを知らないのが当たり前で、そもそも興味
を持つ必要性がないんですね。

ところが逆に、自分に割り当てられた担当の業務については、メチャメチャ細かく理解し
ていることが求められますし、与えられた数字はちゃんとこなさないとならないわけです。
そうやってさらに自分の(その業務に於ける)専門性を高めることが求められ、その評価
軸が業界や業種でかなり統一化されているんです。

だから転職も簡単で、どんな業務を、どのレベルでやっていたのか、その実績と経験、ス
キルが全部数値で表現され、それと年収が完全にヒモ付いているわけです。タイヤを取り
付ける人なら、1時間に何台分を取り付けられる(た)のかで、実績が分かりますし、軽
自動車のタイヤなのかダンプカーのタイヤなのかで、スキルが分かるわけですよ。

そこで給料を増やしたければ、取り付けられるタイヤの種類を増やすように努力したり、
向きを間違えずに1時間あたりどれだけ多くのタイヤを取り付けられるか、という努力を
するしかないんですね。


つまりこのスキームに生きている人は、最初にどの分野の部署に配属されるかで、一生携
わる仕事が決まったりするんです。だから海外では、サービスの部署で修理をしていたん
です、なんて人が営業の仕事をしたいんですよねなんて言っても、全く相手にされません。

サービスの仕事をやったのなら、その枠の中で専門性とスキルを高める以外、給料を増や
す方法はないんです。


これは何気に厳しい労働環境なんですよ。初めは誰だってよく分からないから、アサイン
された(割り当てられた)仕事を頑張るわけですが、やっているウチに


  ● これって私が得意な分野じゃないな


と気付いても、自分が所属している枠を変えるのって簡単じゃないんです。

イヤだな、得意じゃないなと気付いても、その枠の中で頑張る以外に道が無いとなったら、
これは厳しいですよね。


このスキームがなぜ生まれたのかというと、こうやった方が、人を管理するのに便利だか
らなんです。


ここまでの知識を前提として、次回に続けます。


◎このメールマガジンの友人へのご紹介は大歓迎です◎
◎◎ みなさんからのご質問もお待ちしています ◎◎

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 本メールマガジンの無断転用、複製を禁止します
 著者に無断でブログやウェブサイトに貼り付ける
 などの行為は著作権違反です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
     
読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

Copyright (c) Medium Coeli All Rights Reserved.

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
サラリーマンで年収1000万円を目指せ
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆バックナンバーはこちらから
http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/
☆配信中止はこちら
http://www.mag2.com/m/0000258149.html

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第3316号