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メールマガジン 第3307号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3307号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から10年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位と4年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

古典と呼ばれるような日本の昔の小説を読んだ後に、ビジネス書とかノンフィクションを
読むと、とにかく日本語が分かりやすい。意味の解釈に誤解の余地が無くなる言い回しば
かりで、おまけに著者が言いたいことがストレートに書かれていて、さらに使われている
語彙がパターン化されているので、斜め読みでページをめくっているのに文意が簡単に頭
に入ってくる感じです。

もしかしたら、速読の訓練で古典をじっくり読ませるというのは、案外ワークするのかも
知れません。ところがこれ、現代の日本の小説だと全くダメですね。BLとかライノベなん
かは、小説と言えないような貧弱な言葉遣い、表現力、奥行きの無さで、読んでいても想
像力が掻き立てられないんですよね。

おまけに筋を伝えることに力点が置かれているので、伏線は全部回収しちゃうし、展開も
単純だしで、ストーリーの面白さだけがウリという感じがします。小説って筋以外のとこ
ろに味があって、それを噛みしめたり口の中でクチャクチャねぶるのが楽しいんですよ。
ところが現代の小説って、口に入れた途端噛んでもいないのに、溶け出してしまうんです
ね。これじゃ手旗信号で要件を伝えるのと大して変わりはありません。

なんてことを昔の小説を読みながら考えました。それにしても、漱石にしろ鴎外にしろ紅
葉にしろ鏡花にしろ、骨のあるシャブリ甲斐のある文章を当時の人があれだけ楽しんだと
いうのは、現代人とは異なる知力があったとしか思えないんですよね。

私も人のことは言えませんが、日本人の日本語力って、時代が下るにつれて急激に下降し
ているってことでしょうかね。私は天の邪鬼で逆張りが好きなので、日本人の大多数が向
かっているのと反対の方向に舵を切ろうと思います。ってことで、しばらくは古典を読み
ますわ。



本日の4コママンガへのリンク

http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2019/10/3307_1008.jpg



☆ 合格までの道のりをデザインする

私のところにあれこれと相談というか、質問が来るわけで、その中でも定型的になってい
る質問が、


  ● 資格試験に最短で合格するためのやり方


なんですね。

私は資格オタクではないので、そこまで詳しくはないのですが、それでもいつまで経って
も合格しない人の、ダメなやり方は理解しています。ちなみに最もダメなやり方は、教科
書や参考書、問題集を最初のページから順番にやる人です。これが簡単な資格で、誰でも
1週間やれば合格するよという薄い試験ならそれでも良いんですよ。合格までに最低でも
1年は勉強を続けないと話にならないという試験では、このやり方は致命的というか、時
間をムダにすることになると思います。


資格ってどんなモノでも範囲が決まっているわけです。ここからここまでの範囲で、試験
問題が作られますよということが最初から明示されているわけです。その中で、70点とか
80点を取れば、誰でも合格ってことにしてあげますよという全体像があるんです。ここの
ところ、非常に大切なんですけど、みなさんスルーしたでしょ。スルーしちゃいけないの
は、


  ● 70点とか80点を取れば、誰でも合格ってことにしてあげますよ


の部分ですから。特に「合格ってことにしてあげる」のところが重要です。試験に合格す
るということと、試験範囲のことについての業務をちゃんとこなせることはイコールじゃ
ありませんからね。TOEICとかが典型なんですけど、900点あるから外人とペラペラ喋れる
かというと、そんな保証は主催団体である一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション
協会はしてくれないんです。

彼らが証明するのは、その試験について合格にしなきゃならない点数を、この人は取って
しまいましたよというだけなんです。だから全然話せないのに、試験対策だけメチャメチ
ャやって900点を取ってしまう人が少なからずいるんです。(外資で働いたことがある人
は分かりますよね)

それと同じことを、あなたが取得したい試験で狙ってやれれば良いわけですよ。


そのために必要なのは、試験の全体像を把握するということと、自分の得意、苦手分野を
把握すること、最後に過去問を答えから見て、理屈を理解するということなんです。

これはあらゆる試験で通用するマル秘テクニックなんですが、過去問を買うでしょ。そう
したら模範解答と、その解説が付いてるでしょ。先にそっちを読むんですよ。考えなくて
良いの。問題を見て、考えずに解答を見る。そして、そこに書かれている解説を読んで、


  ● なんでこの問題の答えがこれになるのか?


を理解するんですよ。この解が正解になる理由が分かったら、次は条件反射で答えられる
ように、問題を見てすぐに答えを思い出せるようにするんです。最後はこのパターン認識
ですから。


参考書を開く勉強って、「問題→答え→その理由」の3点セットに納得がいかない時にや
るんです。つまり、なんでこれが正しい答えになるのか良く分からないなという時に、そ
の理由を理解するために参考書を開くんです。答えを見て、なるほどそういうことか!と
理解出来たら、その部分の参考書は開く必要は無いんです。だって意味が分かっているん
ですから。


その場合に必要なのは、類似の問題が出た時に、如何に早くその答えを導けるかの量稽古
ですから。

で、どんな試験でも、過去問を10年分くらいやったら、似たような問題(エッセンスとし
て問うている内容が同じもの)がいくつもヒットするはずなんです。それはその試験で絶
対に外しちゃいけない重要問題ですから。その類の問題は、見た瞬間に答えが出て来るま
で、何度も繰り返して、パターン認識にするんです。

そうやって、「問題→答え→その理由」がパッと答えられるようになるまで、何度も過去
問をやるんです。そして最終的には、試験時間の半分の時間で満点が取れるまでやるんで
す。


出題範囲が広い難関試験については、これを問題のジャンルごとに分けて、自分の知識の
定着度合いと、出題範囲とのマッピングをするんです。その上で、自分が過去問でまだ満
点が取れないジャンルがどれなのかを把握するんです。

資格試験の勉強って、自分が出来るところは手抜きして、ちゃっちゃと終わらせるんです。
分かっていること、出来ることに時間を掛けても意味がないんですから。ここではケアレ
スミスだけ注意したら良いんです。


こういうことを書くと、TOEICなどでは毎回出題される熟語や単語が違うので、過去問ば
かりやっても意味がないと思います。っていう人が出て来るんですね。

意味、ありますから。ヒヤリングも実際に音声を聞いて、その上で満点になるまで聞き込
んだら、それを過去10回分やったら、間違いなく試験に対応した耳が出来ちゃうんですよ。
単語や熟語も、長文の別の場所に書かれているけど、この試験では問題にはなっていない
ような表現が、次の試験では問題として出されたりするんです。

大事なポイントは、なぜこの答えでなきゃいけないのかを理解することと、なぜ自分は間
違った答えを書いてしまったのかを理解することなんです。ここは手抜きをしてはいけま
せん。ちゃんと理解出来て、腹落ちするまで、参考書や解説を読んでください。


ちなみにこのやり方は、勉強が出来る人はみなさん当たり前のようにやっているやり方で
すよ。参考書をイチから読んで、問題集をひとつひとつ考えながら解いて、なんてことを
やっているから、いつまでも合格しないんです。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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