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メールマガジン 第3233号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3233号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から10年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位と4年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

前フリで書くことがなくなってしまったので、先週ひとしきり炎上した、我々の年金問題
について再度書いてみます。

日本の年金制度って、積み立てではなくて賦課制度なんですね。積み立てというのは個人
型確定拠出や財形貯蓄のように、自分自身で未来のためにおカネを積み立てたり、その積
み立てたおカネを運用して増やす、それを必要な時に払い出すというやり方のことを指し
ます。

ところが賦課方式になると、払ったおカネがその場でそれが必要な別の人のところに振り
替えられるんです。つまり我々が払った年金保険料は、自分たちの名義で積み立てられて
いるわけではなく、今この場で年金を受け取っている老人たちに支払われているんです。

なんでこんな制度にしたのかというと、老人が少なく寿命も短かった頃は、そちらの方が
おカネが余るからなんですね。100人が払って受け取るのが10人なら90人分は使わずに済
むわけですから。これが年金の積立金運用の原資となって、GPIFとして株式などで運用さ
れています。

ちなみに左巻きの人たちは、このGPIFの運用益がマイナスになって、年金でギャンブルを
していると騒ぐのですが、確かに平成30年度の第3四半期では14兆円の赤字だったんです
が、累積の収益額はプラスの56兆円ですから。

(ソースはここ)
https://www.gpif.go.jp/operation/the-latest-results.html


じゃ万々歳なのかというと左に非ず。なんたって日本の社会保障費(年金と医療保険、福
祉の合計金額)は2016年度で118兆円で、年金だけでも年に50兆円の支払いがあるんです
から。

(ソースはここ)
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/2030tf/281020/shiryou1_2.pdf


ということは、運用資産額150兆円なんて3年間で消えちゃうわけです。というか、このグ
ラフを見たら分かるように毎年右肩上がりで増えているんですから、10年後がどうなるの
かを考えるのが怖くなりますよね。


という現状が分かった上で、私たちの老後を考える必要があると思うんですよ。


本日の4コママンガへのリンク

http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2019/06/3233_0620.jpg


☆ 困っている原因は日本語にあり

前回に引き続き、コンサルをやって気付いたことを書いてみます。

私は相談を受けると、かなり核心を衝いた、つまり相談者から見たら受け入れがたい、耳
を塞ぎたくなるような原因分析やアドバイスをすることがあります。そもそもこれを受け
入れられない人がたくさんいるんですよね。


  ▼ なんであんたにそんなことを言われなきゃならないのよ とか

  ▼ そこは原因じゃないと思ってるのに、役立たずだな とか

  ▼ こいつホントは何も分かっていないんじゃないの とか

  ▼ 所詮他人事だからそこまで言えるんだよ とか

  ▼ 腹が立つ回答だよな とか


私の言葉を受け入れないための反応が即座に立ち上がるんですね。特に多いのは、日本語
を使った論理思考能力が原因になっている時で、これは多くの相談者に共通しています。
自分が今置かれている状況を、日本語で簡潔且つ要領を得た状態で理解していない相談者
が多いんです。それは最初の相談メールを読んだらすぐに分かります。こういう人は日本
語がメチャメチャで、何が言いたいのかが分からないことが多いんです。それって自分で
も、自分がどういう状況に置かれているのかが、分かっていないということなんですよ。

分かるとは「分ける」で、団子になってグチャグチャの状況を、糸をほぐして分類、分解
することなんですから。これが頭の中で出来ていないから、まずどの手を指すべきなのか
が分からないんです。そんな分かってなさ具合が、メールを読むと分かるんです。ざっと
言って、相談者の半数はこの沼にハマっています。


そういう人には、時間は掛かることを承知で、


  ● もっと日本語力を高めないとダメですよ


というアドバイスをするんですが、これを素直に聞き入れた人っていないんですよ。そり
ゃそうです。曲がり形にも日本人として何十年も生きて来て、日本語が不自由だなんて思
ったことがないのに、いきなり見ず知らずの私から、


  ■ あなたの日本語のレベルが低いのが原因です


って言われて、「なるほど、仰る通り!」と膝を叩ける人なんていないんですよね。

ところが4月の課題図書


思考と行動における言語
https://amzn.to/2iXN7Zb


に書かれているように、人間って何かを感じたり、これからどうするかを考えたり、何か
の行動をしようとする時には、その前に頭の中で言語を使って(つまり日本人の場合には
日本語を使って)、文章を作ってからアクションをしているんですよ。ムカつくことが起
こったからムカつくんじゃないんです。何かが発生して、それを受容した時に、言語で
「ムカつくなぁ」と文章を作ったから、ムカつくという感情が立ち上がったんですよ。

人間の本能である、食事、睡眠、性行為だって、その前に、


  ▼ メシを食べよう

  ▼ もう寝よう

  ▼ エッチをしよう


と言語化したから、そういう行動が出来るんですよ。それくらい我々は言葉に縛られてい
るんです。つまり我々の人生イコール言葉で出来ていると言っても過言ではなくて、そん
な言葉のクオリティが低い状態で、質の高い人生を送るのは難しいんです。

特に悩みや解決したい問題というのは、事象が入り組んでいて、パズルのように組み上が
っていますから、これを言語で正確に把握出来ないと、有効な解決策は打ち出せないんで
す。だから日本語力を高めようと言っているわけです。


ま、ところが相談者って、この真意が分かるような人ではないですから、だから隘路にハ
マっているわけで、そんな人たちが素直に私のこの言葉を受け取れるはずがないんですよ
ね。その結果、冒頭のような感情が立ち上がって、私との関係の糸が切れる(というか自
ら切っている)わけです。


そんな人はこの課題図書を繰り返し読んで、人間が如何に言語の奴隷状態で生きているの
かを理解した方が良いと思います。逆に言えば、言語力が高まれば、解決のための方策も
生みやすくなるということなんですから。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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