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メールマガジン 第3232号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3232号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から10年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位と4年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

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登録は以下のリンクからどうぞ。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

ではここで、来月の課題図書を発表しましょう。来月は、


アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る
https://amzn.to/2KRa913


という本を選びました。これはリアルタイムで中国で起こっているネットとリアルの融合
された世界について語った本です。ちょうど中国に視察に来ているのは、この本で書かれ
ていることが、現実になると(実際になっているのですが)どんな変化、インパクトがあ
るのかを確認するためなんですよね。

ネットが浸透して、リアルが衰退したと言われたのは約10年くらい前なんですが、時代は
そこからネットとリアルが融合して来たんですね。アマゾンがリアル店舗を持っている会
社をやたらと買収したり、Amazon Goをやっているのは、ネットとリアルの融合なんです。

ところが時代はさらに進化して、OMO(Online Merged Offline.)というオン(ネット)と
オフ(リアル)の垣根が完全に無くなって、より利便性の高い方を顧客が好きなように選
べる世界が中国では実現しつつあります。

例えば、中国ではラッキンコーヒーというチェーンがスタバを抜きつつあるんですが、こ
のお店は、スマホのアプリで注文をすると、その場で決済が終わって、出来上がりの通知
が来たら取りに行くという販売の仕方をしています。これだけだと単なるO2O(Online to
Offline、つまりネットからリアルに接続しただけ)です。だって、商品を取りに行くと
いうのはリアル(オフライン)の世界なわけですからね。自分がお店のそばにいるのなら
それでも良いんですが、もう会社に来ちゃったから取りに行くのは面倒だよな、というこ
とってありますよね。

実はこのお店、そんな時には配達もしてくれるんです。その配達もオフィスだけでなく、
通勤途中の交差点とかでも良いんです。だってスマホがあれば位置確認は出来るでしょ。
注文したスマホがどこにあって、どこに向かっているのかは、簡単に把握出来るわけです
から、配達する人はその人を追いかけて来ることだって出来ますよね。

これがOMOの世界観なんです。どちらでも自分にとって便利な方を自由に選べるという世
界が、これから主流になると本書では書かれているのですが、この本は読みながら何度も
引っ繰り返りました。実業をやっている人は、この本に書かれた未来が日本で起こったら、
自分のビジネスがどうなってしまうのかを真剣に考えた方が良いですよ。

中国ではあのスタバが新興のコーヒーチェーンに負けつつあるんですからね。この本を読
んで自分なりの学びというか、発見または自分のビジネスへの展開を思いつかないのであ
れば、脳みそが昭和や平成で止まっているということですからね。



本日の4コママンガへのリンク

http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2019/06/3232_0619.jpg


☆ しつこさが必要

去年から今年にかけて、夫婦仲改善コンサルとか、メールでの個人コンサルみたいのをや
ったわけですよ。私としては、持っている知識をフルオープンさせて、みなさんの人生が
好転する切っ掛けみたいなものを差し上げられたら良いなと思って始めたわけです。

ところがほとんどの相談者さんって、あっという間に私の視界から消えるんですよね。

私の方から、「貴方みたいな人は相手をしたくないので、もうメールをしないでくださ
い」って言ったわけじゃないのに(そういうことは過去に一度もありません)、あっとい
う間に音信不通になるんです。相談のメールが来るでしょ。私がそれに対してアレコレ書
いて返すでしょ。そうしたらそれに対して何らか言って来て、さらに私が返信しますよね。
だいたいこれでお終いになりますね。お終いというのは、これ以降メールが来なくなると
いうことです。

ヒドい場合には、私が最初に返信したメールでやりとりが終わってしまうこともあります。


相談したということは、なんらか困ったこと、解決したいこと、実現させたい夢や願望が
あるわけですよね。それに対して私がアレコレアドバイスをしているわけです。そういう
テーマが、一度のアドバイスで解決して、スムーズにレールに乗って、あっという間に解
決に至るわけはありません。フツーは数ヶ月は掛かるわけですよ。


だとしたら、私が提示したアドバイスなり考え方、手法というのは、最初のドアオープ
ナーでしかないわけで、それを実行したら次の局面がやってくるはずで、それにはまた別
の手を指すことが要求されるわけです。ところが相談者がそれ以降メールをくれないので、
どういう状況になったのか、次の局面が分かりませんし、そもそも私の最初のアドバイス
を実行したのかすら分からないわけです。


これが視界から消えた状態です。


去年から今年にかけて合計で20人以上の人にあれこれアドバイスをしたんですが、未だに
定時連絡をしてくれるのはおひとりだけです。その人は私のセミナーの受講者なんですけ
どね。残りは全員音沙汰が無くなりました。こっちは物事の解決まで、相談者が納得する
未来に辿り着くまでお付き合いをしようとしているのに、相談者の方から関係性の糸をぶ
った切るわけですよ。

これね、今回のコンサルに限らず、人生のあらゆる場面で同じなんですが、何か実現した
いことや、解決させたいことがあるのなら、もっとしつこく、ここまで来たらもう大丈夫
だと思えるまで、食い付かなきゃダメだと思いますよ。願望に対してあっさりし過ぎです
よ。そんなんで願望実現とか問題解決なんて出来ませんから。

たぶん、ちょっとアドバイスを聞いて、それをちょこっとだけ試してみて、それが上手く
行かなかったから、


  ■ やっぱり今回もダメだったか


って思ってサジを投げちゃったわけですよ。

その程度の想いしか持っていないから、願望は実現しないし、問題は解決しないんですよ。

もっと願望や問題に粘着力を持って、しつこく、何度でも想いを実現させるまで、繰り返
し手を出すんですよ。5回や10回有効打にならなかったら、もっともっと考えて、手の選
択肢を増やして、諦めることなくパンチを出し続けるんですよ。人生で困っている人って、
それが足りないんです。

たぶん私のメールを読んで、


  ▼ ああ、それは自分にはムリ とか

  ▼ 私のやりたいやり方じゃない とか

  ▼ もっと簡単な方法が知りたかった とか

  ▼ 今すぐ解決させる方法が欲しい とか


勝手なことを考えて、やる前に諦めちゃったわけですよ。

問題解決という坂を目の前にして、すごすごと引き返しちゃったわけ。

そんな根性無しなことで、今の時代を乗り切れるわけがないんですよ。


これは3年前にやった個人コンサルの話なんですが、とある相談者さんの悩みを根本解決
させるのに、3年近い時間が掛かったケースもあるんですよ。コンサルは3ヶ月で終わった
んですが、その後も問題が起こる度に私に相談が来て、こちらも乗りかかった船ですから、
その都度アドバイスをして、時には警察沙汰になったりもしたんですが、数ヶ月に一度の
状況報告をもらっていたんです。そうやって糸を切らさずにいたから、その後の局面の変
化(事態は必ず変化するのです)に合わせて必要なアドバイスが出来て、ホントに3年掛
かりましたが、今年に入ってようやく事態の完全解決と言えるところまで辿り着きました。

この相談者さんは、途中気が狂うくらい苦しんだはずですし、こちらのアドバイスも相当
えげつない、肉を切らせて骨を断つようなモノだったんですが、そこから逃げずにやり遂
げたわけです。

こういうしつこさが、特に面倒な問題には要求させるんですよ。人生が好転しない人って、
ここが淡泊すぎるというか、根性が無い人が多いんですよね。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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