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メールマガジン 第2824号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第2824号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から9年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年にはキャリアアップ部門で一位と3年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

衆議院選が殊の外、面白いことになっています。安倍総理としては、民進党の代表選挙が
終わって、早速某議員の不倫問題でゴチャゴチャしている間隙を突いて、サクッと安定多
数を取れるタイミングは今だ!と思ったんでしょう。まさかそこに小池、前原連合がこん
なにもドラスティックな形で登場するとは、夢想だにしなかったはずです。

おまけにこの希望の党というのが、まさにポピュリズムをそのまま形にしたような政党で、
大衆受けする雰囲気とキャッチフレーズだけで、政策課題には曖昧な形でしか回答をして
いないわけですよ。しかもそれをマスゴミが全面プッシュのヘビロテ状態ですから、テレ
ビを情報収集のメインツールに使っている層は、かなり好意的な印象を持つんでしょう
ね。

ここ数回の選挙はやる前からどちらが勝つのかが、世論の状況からあからさまに読めたん
ですが、今回の選挙は全く読めません。多分最後は投票率次第ってことになるんでしょう。
投票率が前回並みなら、与党の圧勝、5ポイント上がったら野党の躍進(でもまだ政権交
代には及ばない)、10ポイント以上上がるようなら逆転もあり得る、そう読んでいます。

なぜなら現在の日本の最大政党は自民党ではなく、「無党派」ですから。彼らは(私も含
めて)、特定の政党に毎回投票することがありません。毎回その時の雰囲気で、投票相手
を変えるわけです。その時に投票の対象となるのが、現政権の反対側であることが多いん
です。そしてそんな政党は、時のマスコミの無言の支持を受けています。

希望の党なんて、成り立ちは完全に野合そのもので、さらに党首は国政選挙に出ないって
言ってるんですから。これを非難しないマスゴミって希望の党の広報部隊だと言われても
当然ですよ。かつて維新の会が石原慎太郎と組もうとした時なんて、理念や政策の一致を
声高に叫んで、そこに綻びを見つけたら鬼の首を取ったように騒いでいたのにね。

今回はマスゴミが安倍憎しで、安倍政権に対抗できそうな政党ならなんでも支持するぞ的
な流れが完全に出来上がっていて、そういう流れに無党派層はコロッとやられちゃうんで
す。コロッとやられちゃう人が増えれば、それは投票率の向上になり、ひいては反政権勢
力の勢力拡大に繋がるわけですね。

こういう構図になっていることを理解した上で、選挙報道を見ると、未来予測をする訓練
になりますから。とは言っても、今回の投票率がどれくらいになるのか、この読みは難し
いですね。まだ選挙キャンペーンが始まっていない今の状態では、前回プラス5ポイント、
議席数では300から270への減少くらいじゃないかと踏んでいるんですけどね。

民進党という政党は消えそうですが、あのまま選挙をやってもジリ貧が確実だったので、
前原代表はウルトラCをやりましたね。どうせ選挙後にはまた分裂をして新党が作られる
のでしょうが、野党勢力という意味では議席増は確実ですから。まさに名を捨てて実を取
ったわけです。

そこそこ他の人よりは政治ネタに詳しいのですが、戦後の政治史でこういうやり方のウル
トラCをやった政治家って見たことありませんから。この一事で、長く日本の政治史に名
を残すことになるんでしょう。



本日の4コママンガへのリンク

http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2017/09/2824_1005.jpg


☆ 採用すべきは○○した人

新卒採用に関わっていると、どんな人を採用したら将来会社を背負ってくれる人材になる
のか、そこに法則はないのか?という疑問が常に出て来ます。

かつては、というか今でも日系の大きなところだと、偏差値の高い難関大学を出た人なら
ハズレを引く確率が小さいと考えているんですね。確かに「ハズレを引きたくない」と
いうのがゴールなら、その戦術もそこそこ機能するでしょう。でも、会社にイノベーショ
ンを起こして、売り上げを10倍にしてくれる人材という目標なら、それはちょっと違うん
じゃないかと思いますよ。

その問いに答えを出したのが例によってグーグルという会社なんです。

先日行った講演で知ってビックリしたんですけど、グーグル社で人材開発をやっていたピ
ョートル・フェリークス・グジバチ氏によると、彼らの研究によって成果を出す人のパ
ターンが分かったというんです。結論を言うと、もうね、大学名なんて関係ないと。ハー
バードだろうが、日本の四流私大だろうが、とりあえず大学さえ出ていればほとんど差は
出ないと。

ではどこで差が出るのかというと、


  ● その人が人生で苦労を乗り越えた経験があるかどうか


なんだそうです。

これを聞いてピンと来ました。

私がサラリーマン時代に最終面接で必ず訊いていた質問が、


  ▼ 人生で最も嬉しかった出来事か

  ▼ 最も辛かった、苦しかった出来事は何ですか?


だったんです。

嬉しかった出来事を選んだら、そこから何で嬉しかったのか、その出来事の前に何が起こ
ったのかをほじくりますし、辛い、苦しいを選んだ人には、その後どうなったのかを訊け
ば良いんです。結局これって、


  ● 辛いこと、苦しいことがあった→それを乗り越えた、やったぞ!


というストーリーを確認しているだけで、この線が繋がれば合格、繋がらずに終わってし
まったら不合格になるんです。

こういう体験をしている人って、努力は最後は報われるのだという価値観を持つようにな
りますから。おまけに、辛い場面に遭遇しても、愚痴を言わないんですよね。愚痴を言っ
ても状況が変わらないということが分かっていますから。グチャグチャ言うヒマがあるん
なら、前向きな結果を生み出す何かをした方が良いよね、と考えるわけですよ。


ハングリー精神って最近では聞かなくなった言葉ですが、これって要するに辛い、苦しい
経験のことなんですよね。そしてそんなことって、20年も人生をやっていたら誰にもひと
つやふたつあるものですよね。その時に、キチンとそれを乗り越えたのか、そこから逃げ
出しちゃったのかで、人間としての格というか、精神のランクが付いてしまうと思うんで
すよ。

自制心とか克己心って根っこはここから出来るものですからね。

一番マズいのが、おカネ持ちで不自由なく、チヤホヤされて育った人なんです。日本の歴
史に名を残す名経営者と呼ばれる人でも、そのご子息って大概がダメなんですよね。いち
いち例を挙げませんが、電気のS社だって、自動車のH社だって、流通のD社だって、創業
者は非常に優秀で、人格も高く、根性もあったんですが、その子孫はというと、親の遺産
を食いつぶしているだけって感じですからね。

苦労しないってそういうことなんですよ。それでも財閥系みたいな確たるビジネスモデル
が確立していて、バクチを打たなくても会社は傾かないよ、というところなら、育ちの良
さや、その華麗な人脈が役に立つことがあるんでしょうが、これから業績を10倍、100倍
にしたいという会社にはそんな人はダメなんでしょうね。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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