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メールマガジン 第263号

  ■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
      
  ■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第263号 ■ ■
      
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  こんにちは、佐藤正遠(さとうしょうおん)です。

        
  このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
  たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
  佐藤正遠(さとうしょうおん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
  を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
      
  内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
  その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
  http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
    
  また、ブログもあります。
  http://d.hatena.ne.jp/showon/
  こちらは、テーマを変えて、かなり日常に近い事をお伝えしています。楽しい
  事、うれしい事しか書きませんので、読むと元気になるはずです。是非こちら
  も見に来て下さい。
     
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  どうも、外資IT業界で、大規模なリストラが起こっているようです。
  これらの会社のほとんどは、東京に本社があるので、そういうニュースってか
  なりの確度で正しいんですよねぇ。
  

  外資というのは、「マーケットの流れや動き」にとても敏感で、普通の会社が
  慌てだす前に、
  

  
    ■ 萌(きざ)し
  

  
  をかぎつけて、常に先手を打ってくるというのがスゴいところだと思います。
  

  
  放り出される人(つまりパフォーマンスが出せずに、退職させられる人)にと
  っても、人材マーケットが冷え切った時に転職活動をするよりも、今のうちで
  あればどこかに引っかかる可能性も高いわけですね。

  
  
  こういうアクションの速さは、見習いたいモノだと思います。
  

  ちなみに私は入社したばかりなので、全くこういう動きに影響は受けないんで
  すがね。

  
  
  ☆ アウトソースと、弱みの克服は相反しないのか?
  

  先日、「作業はアウトソースしよう」という事をお話ししたわけですが、その
  直後に、「弱みをキャッチアップしよう」ともお話しをしたわけです。

  
  一部の読者の方は、
  

  
    ■ これって相反する内容じゃないの?
  

  
  と思われたかも知れません。
  

  今日は、この二つの事が相反するモノではない事をご説明したいと思います。
  

  
  マネジメントとして、アウトソースをした方が良いモノと言うのは、
  

  
    ● 自分でも出来るけれども、自分でやらなければいけないモノではない
   作業 ^^^^^^^^ ^^^^^^^^^^^^^^^^

  
  
  という事なんですね。

  
  やろうと思えば自分でも出来ると。
  でも、自分ではあえてやらずに、他の人にやってもらう。

  
  そうする事で、
  

   
    ● 部下にそのスキルがつく
  

  
  というメリットと、
  

  
    ● 部下がその作業の意義を理解できる
  

  
  という二つのメリットが生まれるわけです。
  

  前者は、どちらかと言えば表層的なスキルで、後者は、考え方や思考プロセス
  といった形に表れないスキルを言っているわけですね。

  
  仕事というのは、「物事を考え、何らかの決断を下す」というステージと、「
  決断した事を実行する」という二つのステージがあるわけです。

  
  決断を下すためには、「正しい結論を導くための思考プロセス」に関するスキ
  ルが必要ですし、実行するためには、「実際に手を動かす」というスキルが必
  要になるわけです。

  
  
  あなたが出来る事を、部下にやってもらう事で、この両方のスキルを部下に伝
  授する事が可能になるというのが、「アウトソースをする」という部分の本質
  なんですね。

  
  
  ところが、「弱みをキャッチアップする」というのはそれとは別次元の話なん
  ですね。

  
  弱みの部分というのは、言葉を変えれば、
  

  
    ■ 自分では出来ない領域
  

    ■ スキルが無い領域
  

  
  なんですよ。
  

  これを他の人にやらせるというのは、「そのスキルから逃避しようとしている」
  事になるわけですね。
  

  
  もちろん、全ての領域に於いてスキルを習得する事は不可能ですから、
  

  
    ■ 何が何でも全部自分でやらなきゃ
  

  
  と思う必要はないんですが、
  

  
    ● そのスキルが、普遍的に必要となるモノ
  

  
  であるのならば、逃げずに、「出来るようになる」必要もこれまたあるわけで
  す。

  
  
  そしてそういう領域のスキルというのは、時代の変化と共にドンドン底上げが
  されているわけです。
  

  
  具体的に言えば、10年前にはExcelでグラフを作ったり、ピボットテーブルでデ
  ータの分析をしたりといった業務は、「ごく一部のプロフェッショナル」しか
  出来なかったわけです。
  

  派遣社員の募集要項にも、「Excelでグラフを作れる人募集中!」なんて結構見
  かけたもんです。
  

  
  でも、今ではそんな事は、研修が終わった新入社員でも出来るわけです。
  

  そして、今はまだ貴重だと思われている、「Excelでマクロを作って、作業の自
  動化をするスキル」なんていうのも、多分あと5年もしないうちに、

  
  
    ● 誰でも出来る(出来なきゃ恥ずかしい)スキル
  

  
  になるんだろうと思います。
  

  今自分にそういうスキルが無くて、そのような業務を誰かにやってもらってい
  るのなら、今のうちにキャッチアップをして、自分で出来るようにならないと、
  

  
  
    ■ ドンドン時代に取り残されてしまう
  

  
  わけですよ。
  

  私はそれが恐ろしい事態だと思うからこそ、
  
  

    ▼ 今後普遍化しそうなスキルで
  

    ▼ 今自分が出来ない領域
  

  
  については、「アウトソース」をせずに、自分でも出来るようになる必要があ
  ると思っているんですね。
  

  
  結構一流と言われているビジネスパーソンでも、
  

  
    ■ Excelをほとんど使えなかったり
  

    ■ パワーポイントでアニメーションの作り方を知らなかったり

  
    ■ DOSの基本的なコマンドを知らなかったり
  

    ■ インターネットにつながらない時の簡単なトラブルシュートが出来な
  かったり
  

  
  するんですよ。
  

  私は、こんな作業をアウトソースするなんていうのは、時間の無駄だと思うん
  ですよねぇ。

  
  だって知ってる人から見たら、5秒で終わる作業ですよ。
  それを、

  
    
    ■ 人を呼んで

  
    ■ 状況を説明して
  

    ■ 作業している間に待っている
  

  
  なんていうのは、明らかに時間の無駄だと思うんですね。
  

  
    ● せめてそんな事くらいは
  

  
  出来るようになるべきだと思いますし、そんな、「せめて」という領域が急速
  に広がりつつあるというのが、「文明の進化」そのものを現しているのだと思
  います。
  

  
  

  今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
    

  ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
    


    
  佐藤正遠(さとうしょうおん)
    
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  メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
  ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょうおん)
  ☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
  ☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
  ☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html
  

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