ログイン | 新規登録

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第2170号

╋╋…‥・    ・・‥‥…━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━

 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
   ・・・・・・━ 第2170号 ━ ・・・・・・

━━━╋…‥・    ・・‥‥…━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━


こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を受賞しました。    
  
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
バックナンバーは、以下のサイトで検索出来ます。データベースの更新は不定期
に行っているので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワー
ド検索が出来ますので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/  

人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」というコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
る事があります。)

ツイッターは2つのアカウントでやっています。
ひとつは、@SatoShowon でこちらは私の日常をツイートしています。
もうひとつは、 @salary_1000man でこのメールマガジンの過去ログを要約した
モノを定期的に自動配信しています。

フェイスブックでのお友達申請もお待ちしています。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
 
◆ 今日の前フリ ◆◇

マネー・ヘッタ・チャンとのジョイントセミナー音声ファイル絶賛販売中です。

今日の前フリは昨日ツイッターでちょっと呟いた事と繋がっています。一応ツ
イートを読んでいない人のために最初から書きます。

昨日は確定申告のために去年の医療費を計算してみたんですが、なんとこれが初
めて10万円の大台を超えたのです。医療費って世帯で年間10万円を超えると超え
た分が所得税控除の対象になるんですよね。だからこれはこれでありがたいんで
すが、今まではなかなかこの大台に届かなかったんです。

今年はこれに届いたという事は即ち、「たくさんの医療費を使った」という事に
他ならないわけですが、医療費をたくさん使ったという事は換言すれば、健康保
険もたくさん使ったという事です。で、ちょっとこれを深掘りしてみました。

我が家の昨年度の医療費の合計は、111,210円でした。ところがここには母親が
絡む老人医療(1割負担)と私と家人が絡む通常の国民健康保険(3割負担)のふ
たつが混ざっています。これを分離させると、1割負担分が35,500円、3割負担分
が75,710円となりました。ここから真の医療費を計算すると1割負担が0.1で割り
戻して355,000円、3割負担が0.3で割り戻して252,367円になるんです。

これが分かると保険使用分がいくらなのか分かります。1割負担の方は、全体か
ら1割の自己負担分を引いて、319,500円、3割負担の方は、176,657円の合計で
496,157円になります。これが我が家の医療費で保険が賄ってくれた分です。同
様に医療費の合計を計算すると、607,367円になります。

はい、ここで問題。では私は去年健康保険にいくら支払ったでしょうか。

私はもうサラリーマンじゃありませんから、国民健康保険に加入しているわけで
すが、これがバカ高いんですよ。年収500万の人でも(家族構成によって異なり
ますが)45万くらいはかかるんです。私はサラリーマンの頃よりも年収が下がっ
ているのに、保険料は上限一杯の81万円です。

81万って月額で67,500円ですよ。で、サラリーマンの頃の給与明細を見てみたら
年収1000万を超えていた時でも月額36,500円しか払っていません。これは会社が
半額負担していた(実際には人件費という同じバケツのおカネなので自分が払っ
たのと同じ意味ですが)から安く見えたんですね。


ここで冷静に考えてみると、私の場合にはこれだけ医療費を使ったにも拘わらず
(だから確定申告で所得税控除が受けられるわけです)、医療費総額が保険料総
額よりも小さいのです。これなら保険に加入せず最初から全額自腹で払っておけ
ば、20万円以上も貯金が出来たという事です。これってどこかが大きく歪んでい
ませんか?

去年は家人が入院したり、私がギックリ腰になって何度も整骨院に通ったりした
からこの金額になったワケで、通常ならこの半分くらいなんでしょう。そうなる
とこの歪みはさらに大きくなります。

それなのに、


国保保険料、上限上げ 14年度、高所得者の負担増
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS08033_Y3A101C1PP8000/


こういう話になっていて、国保の赤字は3000億円を超えているんですよね。
つまり、支払った保険料よりも、医療費全体が大きいという人がたくさんいると
いう事です。(私は保険料よりも医療費の方が20万円も安かったんです)
こういう人はみなさん所得税控除も受けているはずです。

これは即ち、医者にかかりすぎか、医療費の単価がバカ高いかのどちらかだと思
います。アメリカなんかだと、足のくるぶし骨折を治療するのに600万円の請求
書が来るわけですが、これってどういう明細なんだ?って思いますが、たぶん日
本も同じようなものなんでしょう。

去年、久しぶりに歯の検診に行ったら、1時間虫歯のチェックと歯垢を落として
もらうだけで自己負担が4,000円とかになっていてビックリしました。って事は
この医療費は13,000円って事ですよ。たかだか口の中を覗いて、カリカリと歯垢
を落とすという作業だけで。そりゃ開業医がみんなベンツやBMWに乗れるはずで
すよ。オマケに医者って所得税がちょっと安かったりしますし。

こういうのって結局は医師会という圧力団体(農協並みに力を持っている政治団
体です)のおかげなんでしょう。自民党はここにべったりとすり寄って選挙をや
っていますから、彼らの利益になるような制度になるんでしょうな。

その結果、医者は肥えて、国保は破綻して(サラリーマンが加入する社会保険も
同じですが)、老人はただ死なないためだけにチューブを身体中に巻き付けて、
メシも食えず会話も出来ないのに医療費だけはカウントされ続けているというバ
カげた状態になってしまったんです。

こういうのもみんなが声を上げてどうにかして行かないと、我々は良いようにし
ゃぶられて終わっちゃうわけです。

医療費の自己負担がが年間10万円以下の人(たぶん読者のほとんど)は、もっと
大きく損していますからね。ちょっとは怒りを感じた方が良いですよ。



☆ プロセスを重視するもうひとつの理由

前回は若手のウチは結果よりもプロセスが大事だよ、という事を書いたんですが、
ここにはもうひとつ理由があるんです。それはプロセスを重視し、正しいフォー
ムを身に付ける事によって、


  ● スランプから脱出出来るようになる


のです。

スランプとは何か?これは売り上げだったり、コストだったり、品質だったり、
評判だったりというビジネスの結果が自分が考えたように行かない状態です。要
するに業績が悪いという事なんですが、こういう時にどうやって挽回していくの
かという作戦を練るわけですが、正しいフォームを身に付けていない人はこの立
て直しが出来ないんです。

ちなみに、外資系企業でトップ(社長ね)が交代するのは多くの場合この立て直
しに失敗して、五里霧中何が何だか、どこをどうしたら良いのか分からなくなっ
てしまった結果だったりするんです。

そうなると新しい社長が来るわけですが、その社長って殆どの場合は理屈と数字
が大好きだったりします。
理屈と数字で話をするのが大好き。逆に言えば、この要素に欠けている人はあっ
という間にラインから外されてしまいます。会議の席で理屈と数字で話が出来な
いマネジメントは、次の会議では席がなかったりしますから。

なぜかと言うと、業績を立て直すには理屈から攻めないとならないという法則を
知っているからです。つまりこれが正しいフォームなのです。

ビジネスの現状を理屈で分析して、こんがらがった糸をほぐして、ようやく次に
何をすべきなのかが分かってくるのです。そこでの分析と理解に論理は欠かせま
せん。そうなると次に何をすべきなのかという戦略もまた論理的に作らざるを得
ないのです。

こういうグチャグチャの状態で招聘されてきた社長が絶対に言わないのが、


  ■ どんなやり方でも良いから、悪い事をしても良いから業績を上げろ


というセリフです。

業績を改善させるためにやって来たのに、結果(業績)ではなくそこに至るまで
のプロセスを重視するところが面白いと思うんですよ。それが分かると、プロセ
スを重視する事がビジネスの王道なのだという事に気付きますよね。

経験や裏ワザなんてのは年と共に自動的に身に付くものなんです。しかしプロセ
スや論理というのは、自らが意識して学ばない限り絶対に身に付かないんです。

上手く行っている時、波に乗っている時って、多少の悪手を指してもどうにかな
るんです。
しかし、不調時は正しい手を指さなきゃ立ち直れないんです。
正しい手を連続して指す事によって、不調な状態から脱出出来るんです。
そんな時に、正しい手を見つける事が出来なきゃお話しになりません。

その正しい手はプロセスを分析、解析して初めて見えてくるのです。

こういう時に、(業績が悪いからこそ)目先の利益を取りに行くような事をする
と(もちろんこれは大悪手です)、いつまでも業績が戻らないばかりか、コンプ
ライアンスで問題になって世間から叩かれたりする羽目に陥ったりするんです。

だから若いウチに苦労してこのスキルを身に付けるべきだと思いますし、それが
出来た人は将来社長レベルのポジションに昇れると思うんですよね。


◎◎  このメールマガジンの友人へのご紹介は大歓迎です。◎◎ 
◎  またウェブサイトもご覧下さい           ◎  


    http://showon-sato.com


┗┗┗┗┗ 本メールマガジンの内容は著作権により保護されています。
┗┗┗┗  メールマガジンを無断でブログやウェブサイトに貼り付けること
┗┗┗   はご遠慮下さい。
┗┗    引用、転用をご希望の方は、必ず事前にご連絡を下さい。
┗     転用先の確認をした後で、転用の可否をご連絡します。


読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

Copyright (c) Medium Coeli All Rights Reserved.
  
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第2170号