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メールマガジン 第1991号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
   ・・・・・・━ 第1991号 ━ ・・・・・・

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

バックナンバーは、以下のサイトで検索出来ます。しかし最新号の反映は、毎
月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下
さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/  

人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
る事があります。)

ツイッターは2つのアカウントでやっています。
ひとつは、@SatoShowon でこちらは私の日常をツイートしています。
もうひとつは、 @salary_1000man でこのメールマガジンの過去ログを要約した
モノを定期的に自動配信しています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

長らくお待たせをしました。連休をはさんだので、ずいぶん時間が経ったので
すが、ようやく先月の課題図書の優秀賞を発表します。
今回は過去最も選考に苦労しました。
なんたってテーマが自殺ですから、人それぞれ思い入れがあるんですよね。
そして私が誰かを選ぶと、その人の論旨を私が同意していると思う可能性もあ
って、余計神経質になりました。

投稿された方の文章をじっくり2回読んでみたんですが、私の考えとドンピシャ
の人はおひとりもいませんでした。ですから、今月の優秀賞の人が私の考えと
同じというわけではありません。


自殺は少なくしなければいけないのか?10代、20代の自殺と50代以上の自殺を
同列で語って良いのか?という問題提起が良かった『t1100967さん』(もうち
ょっとこの部分を手厚く書いてもらえたら良かったんですが)

「どうして人は自殺をするのか」という問題提起をした『BruceLeeさん』

が印象に残ったんですが、最終的には、「自殺は必要悪」として、残された人
の心のケアをする方が良いという論を立てた(もう少し文量が欲しいところで
すが)『dukka23さん』に差し上げる事にします。


さて今月は、

ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観

http://www.amazon.co.jp/dp/4622076535/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


を課題図書にします。
久しぶりに分厚い本ですが、民俗学という見地からは驚きの連続です。
我々とのギャップを楽しんで下さい。


さて、ようやく連休が終わり配信が再開されたわけですが、今回の連休は私は
どこにも行きませんでした。天の邪鬼なんで、みんなが出かける時には自宅に
籠もりたくなるんですよね。本を読んで、メールマガジンのネタを書いて、セ
ミナーのアジェンダを書いて、ツイッターのBotに過去ログを投入して、さらに
畑の手入れをしてとやっているウチに、あっという間に時間が経ってしまいま
した。

この連休はとにかくPCの前に座って仕事をする事が多かったんです。そうした
ら今の私のPCの遅さに堪えられなくなって来ました。そろそろ5年が経つので買
い換え時期といえば言えなくもありません。で、コチョコチョと調べてみたら、
BTOで500GBのSSDで組んでも13万円くらいで作れる事が分かったので、真剣に検
討してみます。




☆ 成果ではなく努力を称賛しよう

やり遂げられる方法を学べば、根性は要らないんだよという話をここ数日して
います。そこで大事なのは目標設定だよ、ということを前回ご説明しました。

これは自分自身に対してとっても有効なんですが、では他人に対して(譬えば
部下、譬えば後輩、譬えば同僚)はどうしたら良いのか?というと、これは一
も二もなく、


  ● 成果ではなく努力を称賛する


のが良いと思います。

人間ってのは、成果が上がると嬉しいモノですし、そこを褒められると喜びが
倍増しますよね。我が家の犬も、「お手」や「お代わり」が出来てご褒美をも
らうと眼がトリップしたシャブ中患者のように(私は会ったことがありません
が)異様に光るんですよ。


あ、サラッと書きましたがここはクレームを入れるところですよ。だって私は
今みなさんを我が家の犬と同じだと言ったんですから。

あのね、成果をあげて上司に褒められて喜んでいるようじゃ、我が家の犬と同
じレベルなんですよ。あらら、今度はハッキリ言っちゃいました。

誰だって、たとえ犬だって、努力が実って形になって、なおかつそのおかげで
ご褒美がもらえれば嬉しいに決まっています。しかしそういう餌付け(あえて
餌付けと言っておきましょう)がフツーになっちゃうから、あなたは挫折もす
れば、凹みもし、途中で止めたくもなっちゃうんです。


成果を褒めるというのは、ウラを返せば、


  ● 頑張ったけど成果が出なかったら褒めてもらえない


って事ですよ。

前回までの話を憶えていますか?

大事な事は、


  ● 出来るか出来ないかではなく、自分が決めたところまでやり遂げる事


だと書いたじゃないですか。

それなのに、出来た時だけご褒美をもらえて、頑張ったけど出来なかった時に
はご褒美無しなんですか?

っていうか、そんなご褒美を喜んでて良いんですか?

そういう種類のインセンティブって、与えれば与えるほど、


  ▼ 成果が出なきゃ意味が無い

  ▼ 成果を出せない努力は時間のムダだ

  ▼ とにかく成果さえ出せば良いんだ

  ▼ あれだけやったのに成果を出せなかったオレはダメな人間だ


って考える方向に圧力を加えているのと同じなんです。


あ~、なんだかスゴく大事な事を書いている気がします。
悪いけど、ここの部分だけでも有料で良いですか?って言いたくなるくらいで
す。


みなさんはたぶん子供の頃からこういうインセンティブが当たり前だと思って
来たでしょ。外資系の営業なんて、100%これですから。成果主義って裏返せば
こういう事ですから。だ、か、ら、ダメなんですよ。

もうちょっと人間心理を勉強しなきゃダメです。


大事な事は成果を出す事じゃないんです。
成果は結果に過ぎないんですから、様々な不確定要素や外部要因に左右される
んです。だから、もしかしたら


  ■ 全然努力をしていないのに、『ラッキー』で成果をゲット


する人だっているかも知れません。
こういう人が褒められちゃうと、どういう心理になるかというと、


  ■ なんだよ、世の中結果オーライなのね。


とか、


  ■ 結果さえ出せばあとはどうだって良いんだよ


と考えてしますのです。
これってどうなんだよ?って思いませんか。

これはその人が悪いんじゃなくて、そういう報償の設計図を書いた人が悪いん
です。


この仕組みで育てられるからドンドンダメになってくるんです。


褒めるべきは成果じゃなくて、継続して投下した努力量ですよ。


ここは上司たるもの絶対に譲ってはいけません。


ここを褒めてあげれば、たとえ成果が出なくても、上手く行かなくてもその人
は努力を止めようとは思いません。

子育てでもこうやって育てられた人はまともな大人になれます。


会社ですから成果を出してもらえればそれはそれで助かりますし、酒の一杯で
も奢ってやろうって気になりますが、その時でも褒めるのは成果じゃなくてそ
の成果を出すために投入した『努力』にすべきなんです。


これが人間と犬との分水嶺なのですよ。


あなたの会社は人間を育てているのですか?
それとも芸が出来る犬を育てているのですか?



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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