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メールマガジン 第1896号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

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◆ 今日の前フリ ◆◇

田舎暮らしをして、都会の生活と大きく変わった事は時間に対する概念です。
かつては時間とは絶対的で、自分の外側にその指針が存在していたのです。私
は外部に存在する時間を指し示す時計にただ従う(というより正確に言えば振
り回される)だけだったのです。

どんなに夜遅く帰って来ようが、朝5:30の目覚ましが鳴れば無条件でベッドか
ら起き上がる。そこには私の時間に対する主体性はゼロで、時計の指し示す時
間が「主」で、私が「従」という関係性が成立していたのです。

朝起きてからもこの関係性は変わることなく、9時に会議が始まるから会議室に
行く、気に染まぬ仕事でも約束の時間だから会いに行く、お腹が減っていなく
ても12時だからランチに行く、こういう事の繰り返しだったんですね。

こういう生活で必要になるのが時計というツールです。なんせ時計の命じる通
りにあっちに行ったりこっちに行ったりしているわけですから、これが無かっ
たら何も出来ません。逆に言えば、仕事の半分は時間のパッチワークをしてス
ケジュールを組んだら終わったようなモノなんですが。


ところが独立して、さらには田舎暮らしをしてみると時間という概念がガラッ
と変わったのです。とにかく人に会う事がほとんど無いのでスケジュールを入
れる事がほとんど無くなりました。その結果、時間に追われる事が無くなり、
やりたい時にやりたい事を、やりたいだけやれるようになったのです。そうな
ると時間なんてものは関係無くなり、気にするのは「今日中に終わるかどう
か」になったのです。そしてそんな「今日中」というのは日没までにという事
なので、つい、お空を見上げて太陽の位置を確認するクセが付きました。


その結果、全然時計を使わなくなったんですね。一応部屋には時計があります
し、パソコンで時間を見たりもするんですが、そんな時間によって行動を縛ら
れたり、強制されたりする事が無いので、時計の表示する時刻が単なる記号に
なってしまいました。つまり、私の意志が「主」で、時間が「従」になったと
いう事です。これがどれだけ快適で、ストレスが無いかというのはやってみた
人じゃないと分からないかも知れません。


しかし逆に、たまに時間に追われる状況になると(いついつまでに○○を終わ
らせなきゃという状況)、時間が気になって気もそぞろで、こころがズシンと
重くなるのを感じてしまいます。かつてはこれが当たり前だったのに不思議な
ものです。



☆ 人生楽しい事ばかりだったら味気ない

前回は結構辛辣な口調で、


  ● 人生に於ける不幸はスパイスのようなモノだ


と言ったんですが、かく言う私にもみなさんと同じくらいの(もしかしたらも
っとかも)不幸という名のイベントが訪れているのですよ。


かつては友人に50万円を貸してサクッと持ち逃げされた事もありますし、若い
頃は運転免許の取消処分を受けた事もありますし、会社をクビになった事もあ
れば、カード会社のブラックリストに載って7年間カードを持てなかった事もあ
ります。


しかし今、自信をもって言えるのは、


  ● これらのイベント全てが今の私の幸せな人生の骨組みになっている


という事です。

何一つとしてムダな事なんてありません。
すべての不幸も、これがあったからこそ今の自分があるのだと強く思えるので
すよ。


だいたいね、楽しい事、嬉しい事、ありがたい事ばかりだったら人生味気ない
と思いませんか?


  ▼ おカネにも困らず

  ▼ プレッシャーもなく

  ▼ 全ての人があなたを慕ってくれて

  ▼ 願った事は全部叶えられて

  ▼ ケガも病気も一切せずに

  ▼ ケンカや諍いからも無縁で

  ▼ やろうと思った事は障害無くすべて実現出来る


こんな人生って1ヶ月で飽きると思うんですよね。

あ痛!って事も、コノヤロ!って事も、ウワーガッカリって事もあるから、そ
の後の嬉しい事の喜びが増すわけですよ。

試験勉強なんて、死ぬ思いでやって、寝る時間を削って、禁酒までして、それ
でも一度くらいは不合格の憂き目に遭うから、最後に合格した時に、


  ● やった~、オレってやっぱりスゲェなあ~♪


って思えるんでしょ。

全く勉強しなくて、超能力で答えが分かってしまってそれを書き写したら合格
しちゃいました、なんて事になったら何か嬉しいんですか?そんな合格の仕方
で感動なんて出来るんですか?


それが分かれば、自分にとって不幸なイベントというのは寧ろ感謝しなきゃい
けないイベントだって思えませんか?


  ● このムカつくイベントがあったから将来の喜びが増すのだな、ウッシ
    ッシ


って考える事が出来たらステキじゃありませんか。


今年は初めて田植えということを経験したんですが、あれだって手を抜こうと
思ったらいくらでも楽が出来たんですね。
田植えだって機械でやれば1時間ですし、除草剤を撒いたら草取りなんて必要あ
りませんし、稲刈りだって乾燥だって、籾すりだって、精米まで一気に全部機
械がやってくれるんです。


でも、そうやって作ったら感動なんてしないと思うんですよ。
それならお米屋さんから買うのとなんら変わりはないのですよ。

自分でひとつひとつの工程を手作業で苦労して、汗をかいて、日焼けをして、
筋肉痛になってやり遂げた暁にようやく食べられるようになったから、どこの
どんなお米よりも感慨深く、美味しく食べられたんだと思うんです。


さすがの私も、身内の人間が殺されたりしたら同じように思えるのか?と問わ
れたら今は自信がありませんが、それでもその不幸を糧に前を向いて歩く努力
はすると思います。

なんたって私は、


夜と霧 新版

http://www.amazon.co.jp/dp/4622039702/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


を読んでしまったのですから、これ以下の不幸でいつまでも嘆き悲しむわけに
はいかないんですよ。

今日の話がいまひとつ理解出来ない人は、この本を読んでみて下さい。

この本の著者はユダヤ人で大戦中3年間も収容所に入れられていたのです。そし
てそこでは奥さんも、娘さんも収容されて彼らはそこで殺されてしまうのです。
そんな辛い体験をし、自らも死にそうな体験をした著者がそれでも人生を絶望
しなかった極意が書かれています。

この本の日本語訳って、世界で最初の翻訳だったんです。日本語訳が英訳より
も先だったんです。そしてこの日本語訳が大ヒットを飛ばして、その結果世界
がこの本に注目したというところが日本の底力を表していると思うんです。

戦後のドサクサがようやく一段落したあの当時、世界に先駆けてあの本のスゴ
さを理解した日本人がいて、世界で最初に日本語に訳された。もうこれだけで
日本人ってスゴいなぁと思いますよ。


これは私の良書リストの中でも常に筆頭に来る良書で、まさに殿堂入りの本な
のです。


は?まだ読んでいない?

ウツ病や自殺の予防にこれ以上効く知識は無いですよ。
世界にはこの本を読んだ人と、読んでいない人の二種類に分類されるのです。

この本を読まずに、人生が辛いだ、不幸な事があっただ、こころが折れただ言
うのはナンセンスで、それって単にこの本に書かれている知性が欠落している
からなのですよ。
そして知性の欠落は外部要因ではなく、完全に自分の責任なのです。つまり誰
のせいでもなく、100%あなたのせいなのです。


この本を読めば、あなたも私の言っている事が少しは分かるようになると思い
ますよ。一度読んでピンと来なかった人は、もう一度読んでみたら良いと思い
ます。こういう本こそ、何度も再読をすべきなんですから。


この本だけはグチャグチャ言わずに黙って読めと言っておきます。


夜と霧 新版

http://www.amazon.co.jp/dp/4622039702/ref=nosim/?tag=jiateng4-22



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    http://showon-sato.com


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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