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メールマガジン 第1876号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

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◆ 今日の前フリ ◆◇

まずは突然ですが、12月に広島で基本編セミナーをやろうかと思っています。
本日号外を出しますので興味のある方はどうぞ。


さて時事ネタをひとつ。時事といっても世間様には全く関係無いのですが、週
末に初めて稲の脱穀作業をやりました。

脱穀というのは実った稲穂からお米が付いている籾を取り出す作業の事です。
これは江戸時代くらいまでは千歯扱き(せんばこき)という道具を使ってゴシ
ゴシとしごくようにして籾を落としていたのですが、明治に入ってからはこれ
が足踏み式の脱穀機に取って代わられ、それによって生産性が格段に向上した
のです。

私が先日ヤフオクで落とした脱穀機も、足踏み式のヤツでこれでさえ昭和40年
代には電化されて駆逐されたという遺物です。

映像を見たい方はこちらをどうぞ

http://ja.wikipedia.org/wiki/脱穀機


で、これがスゴく大変なんですよ。
足で踏みながらローラーを回してそこに稲穂を近づけてガリガリと脱穀するわ
けですが、あっという間に太ももに乳酸が溜まります。

回転しているローラーに稲穂を当てるわけですから、籾はそこら中に飛び散る
わけで、それを防ぐために脱穀機の周りにブルーシートを被せておくと。そし
て籾だけが落ちれば良いんですが、藁も混じるわけでそれをザルで漉して籾だ
けにするわけです。

しかもこの脱穀機ですべての籾が落ちるわけではなく、どうしても一部は残る
んですね。それは手でゴシゴシとしごいて落とすのですよ。


こうやって脱穀した籾ですが、この籾にも外れがあって中身が空っぽの籾や、
お米の粒の小さい小米も混じっています。
それを唐箕という人力でプロペラを回して風を送る道具を使って、空っぽの籾
や、小米を選り分ける作業が必要です。

唐箕の映像はこれ。↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/唐箕


ここまでやってやっと袋詰めに出来るんですね。

朝の10時から夕方の5時まで6人で作業をやったんですが、脱穀が終わったのは7
割程度、唐箕をかけて袋詰めに出来たのが全体の4割くらい。

プロジェクトマネジメント的にいえば、全作業量の半分がようやく終わったと
いうところでしょうかね。


しかも籾になったからといって終わりじゃないんです。
なんと今度はこれを天日で再度籾干しをするのです。
湿気が混じると籾が腐ったり、カビが生えたりするらしいんですよ。
ここまでやってカビが生えたらショックで寝込みそうですから、ここはしっか
りと干しておく必要があるんですね。

という事で、このペースで行くと最初の試食が出来るのは今月の末くらいにな
りそうです。


本当にこれだけ手間暇かけて美味しいお米じゃなかったら凹みますよ。

ひとつビックリしたのは、たったの3畝しかやらなかったのに予想以上のお米が
収穫出来た事です。当初予想では3畝で120キロの白米が採れれば上等だと思っ
ていたんですが、籾の状態で200キロは軽くありそうです。籾すりをして、精米
をすると25%から30%くらい軽くなるんですが、それでも150キロくらいは残るか
も知れません。


それにしても全部手作業でやると、これだけ大変なんですね。
昔の人はスゴいと思いますし、農家では作業に携わる頭数が重要である一定数
の人がいないと話にならない事も痛感しました。(だから農家では大家族的な
生活にならざるを得ないんですね。)
たとえ10歳の子供であっても、お茶を運んだり、籾からゴミを取ったりという
作業は出来ますし、そういう作業でさえ誰かがやらなきゃならないわけですか
ら。

今の農家のように核家族化が進んだら必然的に農業は衰退してしまうという事
が、体験を通してよく分かりました。
つまり政策として世帯あたり人口を増やす事を奨励するようにすると効果が出
るんじゃ無いかと思いついたのです。
ま、これは冬休みの宿題にしてじっくりと考えてみたいと思います。



☆ これからの時代は・・・

ちょっと前の話ですが、NHKのクローズアップ現代という番組で、世界中の有名
な大学が無料でオンライン講座を開催しているという事を説明していました。

薄々知っていたというか、結構知っていたつもりなんですが、あれを見てこれ
からの時代の進み方がある程度予測できました。

かつて教育とは、


  ▼ 恵まれた家庭で育って

  ▼ 都会のアクセスが良いところに住んで

  ▼ 学費が払えるくらいの所得があって

  ▼ 学校に通える時間があって

  ▼ 親が教育に理解がある


こういう条件が揃った人が『真の意味での』高等教育を受けられたわけです。

日本ではここのところがちょっと歪んでしまって、『真の意味での高等教育』
が、『資格としての高等教育』に戦後変わってしまいました。

故大宅壮一氏が、駅弁大学と名付けたように、教育レベルなんてどうでも良い
から、とにかく『大卒』の肩書きをお手軽、お気楽にゲット出来るように、そ
の結果、贅沢を言わなければ誰でもどこかしらの大学卒業証書は簡単に得られ
るようになったわけです。
(分数の計算が出来ない大学生が生まれたのはこういう事情によるわけで
す。)


日本だけが独自の進化?を遂げている間に、世界の潮流は全然別なところに向
かっているのです。

それがオンラインによる無料講座の受講です。

番組ではパキスタンに住む12歳の少女(12歳じゃ少女でしょ)が、この講座を
ジャンジャン受けて遂には大学の高等レベルの授業を修了してしまった様子が
報じられていました。


パッと見、この少女、歯並びの矯正をしていたので、パキスタンではとてつも
ない特権階級の人だと思うんですけど、それにしても12歳で大学の高等レベル
の知識を持っているわけですよ。

これから先、彼女が身に付ける知識と、その結果としての彼女の人生を考える
と、日本人の置かれた状況に身震いがして来ませんか?


ハッキリ言って日本の国内だけなんですよ。大学が東大だとか、ケイオーだと
か言って騒いでいるのは。こんなのは世界的に見たら何も意味をなさないんで
す。意味をなすのは将来の進路が国家公務員の人だけですよ。それ以外の人
には、ガラケーのようなモノです。


サラリーマンで世界的グローバル企業でバリバリ仕事をしたいと思っているの
なら、日本のつまらない受験戦争に拘わるのではなく、「無料で」、「どこで
も受講でき」、「さらに世界水準で評価される」こういうオンライン講座で単
位を稼ぐという選択肢を取らざるを得ない時代になって来たんじゃありません
かね?

そしてこの流れが怖いのは、


  ● 教育なんて自分の意志で誰でも如何様にでも身につける事が出来る


というコンセンサスが出来てしまう事です。
つまり、


  ▼ ウチは母子家庭だから・・・

  ▼ 親が教育に理解が無かったから・・・

  ▼ 地方に住んでいたから・・・


などという言い訳が全く通用しなくなるという事です。

もっと平たく言えば、


  ● 教養がない?そりゃお前さんがバカなだけだよ!


って世界中の人が言う時代がすぐそこまでやって来たという事です。

これはかつて様々に不利な立場に置かれていた人には朗報ですが、駅弁大学で
お茶を濁して学生時代には合コンとサークル活動に明け暮れて、単位はギリギ
リ成績は「可」のオンパレードという若人にはキツイ話です。


しかも競争相手は日本人じゃなくて、世界のこういった努力を積み重ねた優秀
な人たちになるわけですから、紙切れ(卒業証書)だけの肩書きは屁の突っ張
りにもなりません。本当に実力があるかどうかは、入社して1週間で自動的に炙
り出されてしまうのです。


これがこれからのエンプロイイ(Employee、雇われて働く人)のフレームワー
クです。

私が今中学生で、こういう事実を赤裸々に理解したら背筋がゾッとすると思い
ますよ。
だって、


  ● 本気で頑張らにゃ生き残れないぞ


って事ですから。

The world is flat. とはまさにこの状態を指すわけですね。



ところがね、こういう世界がイヤなら別なアプローチもあるんですよ。

何も知識や教養だけを武器に生きなくても良いんですから。

そんな分野で努力したくないって人だっているでしょ。
そもそもそんな分野に興味も関心もないって人だっているんです。


特にビジネスの世界では、『知識や教養イコール金を稼ぐ力』ってわけじゃな
いんですから。
中卒だって会社を作る事は出来るんです。そしてその会社を大きくする事だっ
て出来るんですから。


戦前良く言われていたのは、


  ● 大学なんて行ったって月給取りになるのが関の山だぞ


という金言です。

そうなんですよ、生きる事イコール誰かに雇われて給料をもらう事じゃありま
せんから。

たまたま戦後の日本では、サラリーマンという生き方が最もリターンが高く、
安定していたというだけの話でね。
あのスティーブジョブズだって大学を中退してアップルを作ったんですから
(のちに復学して卒業しましたけど)。


つまり言いたい事は、選択肢は無限にあって、そこから何を選ぶのかという自
由はこれからも保証されているという事です。


これからの時代でもっともヤバいのは、何がしたいのか、どう生きたいのか、
という生き方を考えずに、ただ流れに流されるかのように、


  ■ 他のヤツが大学に行くからオレも行こう


とか、


  ■ あいつが就職するならオレもサラリーマンをしよう


なんていう無意識、無自覚、無覚悟という生き方に、『無教養、無知識』が加
わった時です。


こういう人でもかつてはそこそこ、それなりに生きていく事が出来たんですが、
これからはこういう人は真っ先に淘汰されるという事を知っておいた方が良い
と思いますよ。


もちろんこれからの時代は、セカンドチャンス(一度失敗しても立ち直る機
会)はさらに保証されますし、そういう人の方が最終的には大成功したりする
可能性が高いのですが、早い時期に世界の潮流を理解して、


  ● 自分の人生に覚悟を持つ


方がつまらない苦労が少なくて良いと思うんですよね。


私もかつては無意識、無自覚、無覚悟でフリーターをやっていて、それなりに
苦労して立ち直ったクチですから、そういう人がこれから立ち直るハードルの
高さをイメージすると、早く気付いて欲しいと思うのです。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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