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メールマガジン 第1822号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
   ・・・・・・━ 第1822号 ━ ・・・・・・

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

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◆ 今日の前フリ ◆◇

昨日はいきなり旅について書いたので、こいつは頭がおかしくなったんじゃな
いかと感じる諸兄もいらっしゃるでしょうが、ことはさにあらず。

そもそもアメリカや中国にそれぞれ1年以上も滞在するって人間が、一か所にひ
たすら定住するライフスタイルを崇め奉るワケがありません。

今でもチャンスがあればメキシコあたりでスペイン語を勉強して、そのまま南
米をグルッと回って来たいなぁと思っているんですから。

旅についての小説やエッセーもずいぶん読みました。

今や古典とも言える沢木耕太郎の『深夜特急』は何度も繰り返し読みましたし、
バックパッカーという概念を日本に定着させ、現在はそんなバックパッカー達
から絶大なクレディビリティーを獲得した『旅行人』という雑誌を発行してい
る蔵前仁一氏の本もずいぶん読みました。

他にもビンボー旅行の先駆けとなった下川裕治氏や、戦前に書かれた旅行記の
白眉ともいえる金子光晴氏の『どくろ杯』、さらには明治の初期に日本を旅行
した外国人の旅行記なんかも、ど真ん中ストライクなのです。


そんな旅に対する秘めた思いは、納屋の隅っこの方に隠したまま田舎に移住し
てきたワケです。最初の1年はこれはこれでとっても刺激的な体験ばかりだった
ので、要するに旅に出ているのと大して変わらない面白さがあったので、いわ
ゆる等価交換をしていたのですが、そんな時にふと高野秀行氏の本に出会って
しまったのです。


ここ数日朝から晩まで読んでいるのはこの人の本ばかり。
ようやく11冊読み終わったんですが、読めば読むほどどっかに行ってみたくな
るんですよねぇ。


前回ご紹介した、


アヘン王国潜入記

http://www.amazon.co.jp/dp/4087461386/ref=nosim/?tag=jiateng4-22



謎の独立国家ソマリランド

http://www.amazon.co.jp/dp/4860112385/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


も格別面白かったんですが、


西南シルクロードは密林に消える

http://www.amazon.co.jp/dp/4062765012/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


と、(旅行記とはちょっと違いますが)


ワセダ三畳青春記

http://www.amazon.co.jp/dp/4087476324/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


なんかも何とも言えない味があって、面白い物書きを見つけた感動で一杯です。
毎年言っていますが、こういう追いかけたくなる物書きを年に一人見つけられ
るとその年は良い年なのですよ。

去年は百田尚樹氏で、その前は吉村昭氏で、確かその前は今は全然読まなくな
った内田樹氏だったように記憶しています。


私は性癖として、これは!と思った人を端から端まで味わってみたくなるんで
す。(ちなみに家人も全く同じ悪癖を持っています。)

そうやってハマった物書きを上記以外で列挙すると、
(ハマるという定義を同一著者で5タイトル以上を読むとすると)


  ▼ 立花隆

  ▼ 落合信彦

  ▼ 三浦綾子

  ▼ 司馬遼太郎

  ▼ 邦光史郎

  ▼ 中沢新一

  ▼ ピータードラッカー

  ▼ リチャードドーキンス

  ▼ 甲野善紀

  ▼ 坂井三郎

  ▼ 橘玲

  ▼ 勝間和代

  ▼ 広瀬隆

  ▼ 町山智浩

  ▼ 佐野眞一

  ▼ 堤未果

  ▼ 井沢元彦

  ▼ 米長邦雄

  ▼ 開高健

  ▼ 阿佐田哲也(色川武大)

  ▼ 石原明

  ▼ 海老沢泰久

  ▼ 大宅壮一


(順不同、怪しい系を除く。外人のビジネス系はほじくったらもっといるは
ず。)

くらいが、ザッと本棚を眺めたら出て来ました。

気に入った人の著作を端から端まで読み終わると、得も言われぬ感動というか、
達成感というか、その人の思考や行動がコピーされたような気がするんです。


ですから、旅について書いている著者にハマれば、その思考や行動がコピーさ
れるのですから、私が旅に行きたくなるのも当たり前なんですな。


週末は東京でセミナーなので、今週は諦めますが、来週はなんとかしたいと思
っています。



☆ 解雇規制反対論パート2

労働者に良かれと思ってやった事が、実は、『一部の労働者にだけ良い事』で、
『大多数の労働者には悪い事』となっているというのが解雇規制の実態です。

そして良い部分を享受しているのが現在すでに正規雇用として働いている中高
年層で、悪い部分のあおりを食らっているのが非正規労働者として働く若年層
です。

そしてこれはそのまま彼らの国政選挙での投票率とリンクしているところがデ
モクラシーの神髄だと思います。

だから次回選挙では、若者こそ投票に行かなきゃいけないんです。
そして誰に入れたらいいか分からないのなら、世襲議員以外に入れれば良いの
です。
これが流れになるだけでも日本の政治は変わると思うんですよね。

閑話休題。


解雇規制に関して言えば、もうひとつ連動する悪のシステムがあるんです。

実は解雇規制を撤廃できない(されちゃ困る)もうひとつの理由とは、


  ■ 在籍年数に比例して受取額が増える退職金制度


が存在するからです。


『在籍1年につき100万円』という一次関数なら、いつ辞めても退職金額に大き
な影響はありません。
しかし、日系の大きな企業では、最初の10年くらいまでは微々たる金額で、15
年くらいからもらえる金額がだんだん上昇し、30年を超えるとウハウハになる
というデザインにしているんですね。


つまり、新卒で入社して20年働いて、そこから転職してさらに20年働く(65歳
定年では40年以上働くんですよ)というケースと、同じ会社に40年いるケース
とではもらえる退職金に大きな差が出るんですね。

だから社員の方としても辞めたくなくなるんです。

だいたいその最後の決断が35歳から40歳の間です。

ここまでに転職をしない人は、『オレはこの会社に骨を埋めるぞ』と覚悟した
人です。


この制度は高度経済成長期に、会社が社員を長く自分のところに縛り付けるた
めに考案されたんです。


かつては長期間会社に縛り付ける事が会社のメリットになった(だからこうい
う制度が出来た)んですが、いまや完全に時代遅れ。というか、会社側が『縛
り付ける』という意味から、(無能な)社員がしがみつく大きな根拠になっち
ゃったんですね。


時代の流れが、人口増から人口減へ変化した時に、このデザインを変えなきゃ
いけなかったんですが、変えたくてもすでにこのスキームに乗っかってこれか
ら美味しい思いをする社員達の抵抗にあって変えられなかったんですね。


本来、この退職金というのは、定年まで働いたと仮定してもらえる金額を、定
年までの年数で割って、毎年支給すべきモノなんです。

最初は薄く、最後は厚くなんて操作をするからおかしな事になるんですね。


これはボーナスという制度も同じです。
こちらは年に2回という短いタームだから悪影響の度合いは退職金ほどではない
が、本来はこれは月割りで毎月の給料で支払うべき性質のモノじゃありません
か。


しかも雇う時には、『賞与込みで年収○○万円』と言っているくせに、フタを
開けたら業績が悪かったのでボーナスカットって合法的な詐欺みたいなモノで
すよ。


そういう意味では、これからは日系の伝統ある会社に新卒で入社するというの
は、リスクの塊だと思いますよ。


40数年後にたんまり退職金として差し上げますって話が空手形になる可能性が
高いですし、年功序列によるポジションは上につかえている人が多すぎて機能
しません。

ただクビにならず、定年を迎えられるというのが唯一のメリットですが、これ
って本当にメリットなんですかね?

たったの1回しかない人生、定年までこの会社にいるぞってのがゴールになる人
ってどうなんだろう?と思います。


しかも、いまからのご時世、解雇規制を遵守している会社だって、ウラでは説
教部屋とか、放置プレー部屋のような仕組みを作って、使えない社員の追い出
しを謀っているわけですから。(N●Cとか、I●Mとか、ソ●ーとか、富●通と
かね)



それなら解雇規制がなくて、流動的に人材が動いているワイルドな外資の方が
人生は楽しいんじゃ無いかと思うんですけどね。



特にこれから勤める会社を探そうとしている学生さんには、この事を強く理解
して欲しいと思うんですよね。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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