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メールマガジン 第1803号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
   ・・・・・・━ 第1803号 ━ ・・・・・・

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

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月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下
さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/  

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リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
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◆ 今日の前フリ ◆◇

朝起きて、「さてメールマガジンでも出すか」と思いPCに向かうと、いつもよ
りもメールの数が少ない事に気付きました。

夜寝てから、朝までにたいてい10通以上のメールが来るのに、今日に限って1通
しか来ていない。

そのままの状態でツイッターのTLを更新したところ、「ページが開けません」
というエラーメッセージ。

これって去年も同じような事があったと気付き、階下におりてケーブルテレビ
を点けると信号が来ていません。


まったくもう。


今時、年に2回もネットが落ちちゃうISPって一体どういう管理をしているんだ
ろうか?

おいこら、「オニビジョン」お前の事だよ。

選択肢があればAUの光とかに今すぐにでも乗り換えるのに、第三セクターを保
護するためか、なぜかウチのエリアではオニビジョン以外のファイバー接続は
無いんですね。

これって独占禁止法に引っかからないのかネェ。

どこでも良いんですよ、ちゃんと仕事をしてもらえれば。


田舎で暮らすリスクの大きなモノはこういう部分の対応が悪い事と、品質がい
つまで経っても向上しない事(競争に曝されていなきゃ質は向上しません)な
んですよね。

今回は8時半前に復旧したから良しとしましょう。


という事で、いつもより配信が遅れたのはそういう理由でした。


さて、そろそろ来月の課題図書を発表しなきゃいけなくて、一応コレって本も
決めているんですが、昨日届いた本が如何にも良さげなので、これを読んでか
ら考える事にします。

という事で明日までお待ち下さい。


☆ プロ意識とは パート1

サラリーマンとはいえ、お給料をもらっているのならプロでありたいと誰しも
思うモノです。

そう思う心の事を『プロ意識』と呼んだりするのですが、これがちょっと複雑
だったりします。


そもそもプロ意識の定義って何なんでしょうか?


会社の先輩や上司で、『プロ』という言葉を多用する人を探すのに苦労は要り
ません。
ちょっと実績を上げている人、出世している人は大なり小なり彼らが定義する
プロ意識というモノを持っていると言って良いでしょう。

今日はそのあたりに石を投げてみようと思っています。

プロ意識の定義のひとつに、


  ■ プロなんだから頼まれたら『出来ない』と言ってはいけない


と言う人がいます。

特に営業系の人に多いようです。
営業ってのは仕事をもらってナンボですから、もらえるモノ(頼まれたモノ)
は何でもパクッと食べたいという人種なのです。


『出来ません』と言った瞬間にその仕事は自分の手からスルッと抜け落ちてし
まい、自分の営業成績にダイレクトに影響するわけです。

さらに言えば、営業というのは仕事を取ってくる、もらってくるまでが仕事で、
その後の作業だったり、サービスだったり、納品だったり、製造だったりとい
うのは、別な人がやるわけです。

そうなると彼らのこころの中に、


  ■ どうせオレがやるんじゃないし、取ってきたらどうにかしてくれるだ
    ろう


という意識が芽生えても不思議ではありません。

この、


  ■ プロなんだから頼まれたら『出来ない』と言ってはいけない


という思考は、多くの場合彼のそんなこころを代弁するセリフなのです。

特に営業職の人がこれを言っている場合には注意が必要です。

このセリフが自分の内側に向けられて発しているのなら分かります。
自分自身を叱咤激励するためにこう言うのなら、それはそれでお疲れさんって
話で済むんですが、これが他者に向かって発せられているのなら看過できませ
ん。


こういう困ったチャンな営業ってどこの会社にもいるモノです。

彼には彼なりのロジックもあるのです。


  ● 無理目な事を頑張ってやり遂げるから、お客さんから信頼されるんだ
    ぞ


それはそれで一理あります。

彼がそういう論法で攻めてきたらこう切り返しましょう。


  ● 結局、お客さんの信頼をゲットする事が目的なんですよね?


これにイエスと言うようならしめたモノです。

ハッキリと教えてあげましょう。

信頼を得るには、どんな事に対しても『出来る』と言う方法以外に、逆に出来
ない事は出来ないとハッキリと言ってあげる方法もあるのです、と。


出来そうもない事を『出来る』と言って請け負って、結果として出来なかった
としたら信頼を得るどころか単なるウソつきになってしまいます。

お金をもらって(最終的に返金させられる可能性もありますが)ウソつきのレ
ッテルを貼られる事を繰り返していると事業はやがて衰退していきます。

反対に、『出来ません』と言った場合にどういう事が起こるかというと、最初
のお金をもらえないという状況が発生するだけで(何も起こらないという言い
方もありますが)、信頼を失うという事態も起こりません。


もし困る事があるとすれば、自分たちが『出来ない』と言ったモノに対して同
業他社が、『ウチなら出来ますよ』と言って、実際にやってしまった場合です。
これは致命的です。


ここでの問題を整理すると、問題は出来ると言うか、出来ないと言うかではな
いという事に気付きましたか?

マトリックスにして考えてみると、


  1) 出来ると言う→結果出来た

  2) 出来ると言う→結果出来なかった

  3) 出来ないと言う→結果(他社が)出来た

  4) 出来ないと言う→結果(誰にも)出来なかった


矢印の左側が発言で、右側がその結果です。

そして会社に与えるインパクトを○と×で示すと、1)○ 2)× 3)× 4)○になり
ますね。

こうして考えてみると、3)以外はすべて、


  ● んじゃ、結果として出来たの?出来なかったの?


という事が大事だという事が分かりますよね。
3)は、どうせ自社の話じゃなく、自分たちの実力とは全く関係ない話ですから、
自分たちにコントロール出来ないという意味ではどうでも良い結果なのです。

そう考えると、


  ■ プロなんだから頼まれたら『出来ない』と言ってはいけない


という発言はプロ意識とは全然関係ないモノだという事が分かるでしょう。

『プロ意識』なんてキレイな修飾語で語られるから反論出来ないだけで、ロジ
カルに考えてみると、問題は


  ● 本当にそれが自分たちに出来るのか?


という精査だという事が分かるのです。

じっくりみんなで考えて、こりゃ無理だと思ったらハッキリと『それは出来ま
せん』と伝えるのが会社にとって一番良いのです。
同様に、じっくりと考えて出来るという結論になったら、『それは出来ます』
と言えば良いのです。

こういうのをプロ意識という括りで、


  ■ だから必ず○○すべし


という教訓で語る事に問題があるのですよ。


私はサラリーマンの頃、無理目な仕事は全部断る事で有名でした。
無理目な仕事ってタダでさえ大変なのに、出来なかったらボロカス言われるし、
しかも納期や品質にうるさい事が多いんですね。

これをやる事で会社がボロ儲け出来るというのならヤル気にもなりますが、ギ
リギリ赤字にならない程度なんて事だとまさにくたびれもうけになっちゃうわ
けです。


ですから、そういうのは全部お断りしていたんです。

ところがそう言っていたら逆に一部のお客さんから信頼されたんですよ。


  ● あいつは出来ない事はハッキリ出来ないと言う。逆に彼が出来ると言
    った事は確実にやってくれる


ってね。

そう、ここでも、私がどう言ったかで信頼をゲット出来たのではなく、私の発
言と行為の結果が一致しているかどうかが重要だったのです。

そして『出来ない』と言った事は何もやらないわけですから、失敗する事はな
いんです。むしろ逆に、安請け合いをした人が失敗したら、ほらみた事かとい
う話になります。
(逆に彼が上手くやってしまったら、彼我に実力差があると真摯に受け止めて
キャッチアップに勤しめば良いのです。)


そして


  ● 出来ると言った事は何が何でもやり遂げる


ことでポイントを稼げるのです。


ですからみなさんも、プロ意識なんていう美辞麗句に踊らされて、出来そうも
ない事を安請け合いするような事はしない方が良いと思いますよ。

そしてこんなのはプロ意識とは全然関係が無い話なんだ、という事も知ってお
くべきです。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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