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メールマガジン 第1617号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

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さい。

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人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
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ゆるめにやるのでフォローしてもらえるとうれしいです

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◆ 今日の前フリ ◆◇

私が書斎で使っているデスクチェア、つまり仕事用の椅子ですね、これを買い
換えてみました。

前に使っていたヤツが気に入らないわけじゃないんですが、キャスターがボロ
ボロになってきて、座ったまま移動すると床に傷が付く事に気付いたんです。


で、今月の東京セミナーの前日に家具屋さんを回って買ったんですよ。


http://www.hermanmiller.co.jp/Product/Embody-Chairs


さすがにエライ違いで、昔サラリーマンをしていた時に座っていた椅子よりも、
座り心地が良いです(笑)


読書はソファーで、というのが私の日常なんですが、今日からは椅子に座って
本を読めそうです。


椅子って、『王座』とか、『社長の椅子に座る』とか、『総理の椅子を手にす
る』というように、男性の願望実現を表現化しているところがあるんですよね。


だから、ちょっとだけ良い椅子にするというのもアリだと思ったわけです。


こういう椅子に座るとメルマガのアイデアがジャンジャン湧き出してく
る・・・なんて事にならないもんですかねぇ。



☆ 戦略は常に抽象的

昨日は戦略がどういうモノであるかをご説明しました。

そこで気付いてい欲しいのは、戦略で語られる事は常に抽象的だという事です。

白人は植民地を持って何を考えたのかと言うと、


  ● もっと楽に、永続的にこの国を支配したい


と考えたんです。

これと、オイルショックに於ける


  ■ エネルギー消費量を20%減らす機械を作ろう!


という目標とでは抽象度が全然違うんですよ。


前者の事を、『ビジョン』というのです。


  ● 個別具体的な事象ではなく、本質的な部分でどうなりたいと思ってい
    るのか?


こう考えると、答えは必然的に抽象的にならざるを得ません。

なんだかこれって会社の組織にも当てはまりませんか?


会社って役職が下に行くほど、個別具体的な問題の解決に時間を割かれるんで
す。


  ▼ 残業を20%減らそう!

  ▼ 経費削減を徹底しよう!

  ▼ 不良品率を下げよう!

  ▼ クレームを半分にしよう!


こういうテーマ(課題、問題)を与えられて、どうしたら目標達成が出来る
か?をテクニカルに、戦術的に考えるわけです。


ところが役職が上になればなるほど、スローガンというか、指示は抽象的にな
ってくるはずです。というか、社長が個別具体的な事しか言わない会社はヤバ
イです。


あのソニーの設立趣意書だって抽象的ですよ。特に有名なのは、


  ● 真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき自由闊達にして
    愉快なる理想工場の建設


最高度とか、自由闊達とか、愉快なる理想工場って、具体的にどういう工場な
のか分からないですよ。


ところが、こういうビジョンこそが、戦略になるんです。


故松下幸之助氏だって同じようなビジョンを持っていました。


  ● 水道の蛇口をひねると衛生的で美味しい水が必要なだけ使えるように、
    品質の良い便利な商品をより安くより多く提供する


品質の良いとか、便利なとか、より安くとか、より多くって全然具体的じゃあ
りませんから。

アフォな課長だと、「もっと具体的な数値目標に落とし込め!」って言いそう
ですよ(笑)


ちゃうっちゅうねん。
このレベルの抽象度合いだから、戦略として機能するんですよ。


この感覚が日本人には極めて分かりづらいんですね。
だから使いこなせないんです。
たぶんこれって民族としての弱点なんでしょうね。


テクニック、技術、スキルなんてのは、戦略を実現させるためのツールにしか
過ぎないんです。

そして自分がその戦略を持っていなければ、どこか他にいる戦略を持っている
人に利用されて終わりになってしまうんです。


あなたが戦略やビジョンを持っていなければ、あなたの持っている(もしくは
これから磨こうとしている)テクニックや技術、スキルは、戦略を持っている
人のツールとして惜しげもなく利用されるだけなんですよ。


私は戦記を読むのが好きで、自宅の書棚には専用のスペースを作っているくら
いなんですが、先の大戦とかを調べると、日本が負けたのはこの戦略レベルで
負けていたからだという事がよく分かるんですよ。


日本人は、個別の戦闘行為では勇敢で、能力も、モチベーションも、技術も高
かったんです。零戦なんてまさにその象徴で、末期になっても格闘戦で零戦に
勝てる飛行機は無かったんです。

ところがアメリカは戦略だけを見ていたんです。
個別の戦闘行為の勝ち負けなんて気にしていなかったんです。


  ● 最後に日本に勝つためにはどういうビジョンが必要か?


という事を考えていたんです。


この『最後に』という部分は実は未だに終わっていない、つまり完結していな
いんですよ。

戦後GHQが進駐してきて、東京裁判をやって、大政翼賛的だったマスゴミを変換
させ、日米安保で日本を属国にして、アメリカこそが正義で、そのアメリカに
従って生きていく事が我々の理想なのだと大部分の国民に思わせる全ての施策
が、このビジョンを元にスタートしたんですよ。


ところが日本は開戦当時から、どうやってこの戦争を勝つか、どうやって講和
に結びつけるか、というビジョンすら持っていなかったんです。

とりあえず真珠湾では勝てそうだ、マレー半島の上陸も出来そうだ、イギリス
の軍艦は沈めたぞ、という戦闘行為(つまりは戦術)だけに注目していたから、
輸送船をジャンジャン沈められて石油や物資の輸送が出来なくなるとあっとい
う間に負け戦になっちゃったんですね。


中国での戦線ではずっと(そして最後まで)日本軍は戦闘では勝ち続けていた
んですよ。あそこで戦っていた軍人は玉音放送を聞いてびっくりしたでしょう
ね。だって、


  ■ はぁ?オレたち勝ってるのになんで負けになっちゃったの?


って事ですから。

そして戦争を終わらせる事についても、日本はビジョンを持っていませんでし
たから、最初の降伏勧告を無視して、あてもなくソ連に仲介を頼んで相手にさ
れず、原爆を落とされたと思ったら、ソ連に不可侵条約を破られて、ボコボコ
にされて敗戦になったわけです。


ビジョンが無いと、下位レベルでのスキルや能力に秀でていても絶対に勝てな
いんですよ。

それを白人は昔から知っていたのです。

そしてそのビジョン(戦略)は、抽象的で曖昧模糊とした形で表されるのです
よ。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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