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メールマガジン 第1370号

▼△▼△▼ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ▼△▼△▼ 

△▼△ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第1370号 ▼△▼

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

バックナンバーは、以下のサイトで検索出来ます。しかし最新号の反映は、毎
月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下
さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/  

人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

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過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
る事があります。)
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◆ 今日の前フリ ◆◇

昨日は大阪での基本編でした。

相変わらず大盛況になっているはず(というのもこれは金曜日に予約配信をし
ているので現時点ではまだ未来の出来事なのです)で、そして今日はこれまた
盛り上がる事必至のバージョンアップ編です。

という事で、今日の夜には私の声は枯れ、蹌踉としつつホテルに帰る事と思わ
れます。


☆ 権利を主張するモノは

大方の読者が誤解をしているのだが、私はサラリーマン時代一度も、


  ■ オレの給料を上げてくれ!


と言った事は無い。

ただの一度も無い。

もちろん、それだけの実績が無かったわけではない。
とてつもないクレームプロジェクトを途中から引き受けて2ヶ月で立て直したり、
たまたまおまけで拾ったプロジェクト案件が顧客の好評を得て、プロジェクト
終了後に新たなお仕事をもらったり、赤字が続き撤退もやむなしという案件を3
年後には事業部でもっとも利益を稼ぐモノにしたりと、会社に要求をすれば誰
もが、『こいつは例外扱いをしてあげなきゃ可哀想だよね』と言われるだけの
実績は持っていた。

それなのに、そういう時でさえ給料に関する交渉をした事が無い。

といって、給料の上がり具合が私の期待値を上回っていたわけでもない。この
あたりがとても理解しづらいところなのだろうが、


  ■ だったらチャンと要求した方が良かったんじゃないの?


と思われる諸兄もいるだろう。

それは結果論だから今となっては何とも言えない。(つまりその方がより高い
給料を掴めたかどうかは定かではない)しかしハッキリしているのは、今に至
るも、


  ● あの時に給料の交渉をしなくて良かったなぁ


という思いである。


これは権利対義務という考えそのものなのだが、権利を主張出来る時に主張す
るのはアホがやる事だという価値観が染みついているのである。

特に、会社対会社ではなく、『私対他者』に於ける関係性では、この考えは王
道ともいえる法則なのである。


私が給料のアップを主張出来る状態にあるとして、これを主張したらどうなる
のか?そしてそれを主張しなかったとしたらどうなるのか?という事をイメー
ジしてみる人はあまりにも少ない。


権利を主張して、そしてあなたに主張に値する実績があるとしたら、主張され
た側はどう考えるのだろうか?


  ▼ あいつは去年頑張ったからなぁ。100万くらいは上げてあげなきゃ


と思っている相手に、これ幸いと給料のアップを要求したら、相手の出方はひ
とつだけである。100万の給料が上がって、相手から見た貸し借りはチャラであ
る。

ここでミソなのは、あなたがその時に200万のアップを要求しても、ほとんどの
場合アップするのは上司が考えていた100万だけなのである。


次に、あなたが権利を主張出来る立場にいるとして、相手もそれを認識してい
て、それでも全くあなたが要求をしない場合どうなるだろうか?


  ▼ あいつは去年頑張ったからなぁ。100万くらいは上げてあげなきゃ


という気持ちは要求があろうが無かろうが、相手は持っているのである。

ここで要求がなければ、相手は無言のうちに100万円を上げるであろう。


ところがこの上司の胸の内では、貸し借りはチャラになっていないのである。
だってあなたは要求していないんだもん。
この場合上司が考えるのは、


  ● あいつはどれくらいのアップ額を期待していたんだろうか?


という事で、これはつまり、自分が下した100万円アップが適性だったのかを相
手が振り返るという事である。

ところはこの疑問についての答えは永遠に得られない。だってあなたは要求し
ていないんだから。

つまり上司のこころに、「あの金額であいつは喜んでいるのかな?」という疑
問だけがいつまでも生き続ける事になる。これが貸し借りはチャラになってい
ないという実態である。


あなたが要求した場合、上司はあなたの期待値(この場合はあなたが要求した2
00万)を知ってしまっている。そしてそれに対して自分は100万のアップが妥当
だと考えた。このギャップの行き着くところは、


  ▼ やっぱりあと100万増やしてやれば良かった か

  ▼ 200万アップの要求はいかにも過大だ


のどちらかであり、通常上司が抱くのは後者なのである。だって前者を認める
という事は自分の判断ミスを認める事と同じなのだから。

つまりここでは負のしこりが残るのである。

しかも上司的には、100万アップさせた事であなたとの貸し借りはチャラだと思
っているのである。


要するにまとめると、

権利を主張した場合には、


  ▼ 100万アップを手にし、

  ▼ 上司への貸し借りが無くなり

  ▼ 上司の方に言い得ぬしこりが残る


という事で、

権利を主張しない場合には、


  ▼ 同じく100万アップを手にし

  ▼ 上司への貸し借りはチャラにならず

  ▼ 上司に将来に対する含みを持たせ

  ▼ しかもしこりは一切残さない


というベネフィットを手にする事が出来るのである。


ほんまにそうなるのか?とお疑いの諸兄は、騙されたと思って3年間マネをして
みる事をお勧めする。
上司に一目置かれ、可愛がられる事間違いないであろう。

ただし、今日の話の前提にあるのは、


  ● あなたが主張出来るだけの実績を持っている


ことであり、この見積もりが甘いと(たいした実績しか持っていなければ)何
の変化も起こさないのでこの点、彫心鏤骨されたい。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html

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