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メールマガジン 第1286号

▼△▼△▼ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ▼△▼△▼ 

△▼△ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第1286号 ▼△▼

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
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月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下
さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/  


人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
る事があります。)
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◆ 今日の前フリ ◆◇

大阪セミナーが大盛況で終了しました。

参加者が40名というのも過去最高ですし、二次会参加者が30名というのも過去最高
タイ記録です。

さすがに40人を前にして話をすると身体中のエネルギーが消耗しますね。
ホテルに帰ったら倒れ込むように寝てしまいました。
というかどうやって帰って来たのか、いつ着替えたのかのかも全然覚えていません。

今日はお昼から小川先生のマクロセミナー参加者との昼食会です。

これはこれでとっても楽しみです。



☆ 最も削りにくいのが原価

このシリーズ、今回が最終回です。で、ようやく原価にまで話が来ました。

原価とは何か?というと、


  ● 費用の対価を作るためのお金


です。

車なら、材料費、設計、工場の電気代、工員の給料これら全部原価です。

サービス業ならば、これにサービスに直接関係する人の費用、たとえばパソコンの
修理をするエンジニアや、料理を作るコックなどの費用が含まれます。


ここは会社にとって削るのに勇気が必要な費用です。

だってこれを削ったらお客様からいきなりクレームが来る可能性があるわけですよ。

だいたい、普通の企業でモノを作っている場合、販売金額の30%程度が原価のうち
の材料費なんですよ。これは料理でも車でもだいたい同じくらいです。
つまり、100のウチ、70は他の費用として消えちゃうわけです。

その30をさらに削ったら、そりゃ性能や品質に大きな影響が出ますよね。

ですから、これを削るには勇気が要りますし、削っても性能や品質に問題がないや
り方を見つけた会社は大きく儲かるのです。

そして原価には、材料費だけではなく、その材料を加工して最終的な製品やサービ
スに作り込む人のお金も含まれています。

これまた削りにくい項目です。


だからこそ、ここに関係する部門にいる人たちというのは、なかなか給料が増えな
いんですよ。とっても逆説的ですが、削れないという事は、


  ● 現状でもこれ以上削れないくらい絞っている


という事です。

それを増やすという事は、さらに難しい状況にあるという事なんですね。工場労働
者に移民や外国人労働者が多いのは、極限まで原価を落とさなきゃ生き残れないと
いう図式があるからなんですね。


最初に言ったように、一般管理費に属する人たちは、サクッと削られます。これは
部署ごとアウトソースされて、部員全員がリストラされるなんて事も含まれていま
す。極端な話、ゼロに出来ないか?と経営者が考えている費用なのです。

それに比べて、原価を担っている人たちというのは、ゼロには出来ないんですね。
お客様が手にするベネフィットを作っているのがこの人たちなんですから、ここを
落とすと即、会社の評判に影響が出てしまうのです。ですから、真綿でジワジワと
絞めるように、というか、ゴマの粒から油を搾り取るように、一滴のムダもなく使
い倒そうとするんですね。

ですから、過労死が問題になりやすいのがこの部門です。


長々と会社の数字を実態のビジネスシーンに合わせた場合の事を説明してきたので
すが、会計のシートに記載されるアラビア数字の裏側には、こういう構図があると
理解するだけで、会社の見方や、経営者の考え方が手に取るように分かるはずです。


そしてみなさんが所属する部門が、会計の数字でどう分類されているかと合わせて
知る事で、将来の方向性が見えてくるはずです。


だから、会計の勉強が必要なんですね。


そして、こういう構図を理解しない人が株式投資をしようなんてのは、ただの丁半
バクチをするようなモノだという事も、会計を勉強すると分かるはずなのです。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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