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メールマガジン 第1200号

◆ ◇ ◆ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ◆ ◇ ◆
    
◆ ◇ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第1200号 ◆ ◇
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
る事があります。)
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◆ 今日の前フリ ◆◇

せっかく記念すべき1200回だというのに、前フリを書きながらイライラしてい
ます。

きっかけは昨日のNHKのニュース。

フランスが新型の原子炉を開発して、安全性をアピールして猛烈な売り込みを
官民一体となってやっているという報道でした。

曰く、格納容器を二重にして事故の際に放射線が漏れないようにするとか、メ
ルトダウンに備えて炉心キャッチャーなるモノを原子炉の下に配置するとかで、
これなら事故が起きても安全です!って言ってるらしいんですよ。


メーカーが何をほざこうが自由ですし、どんなモノを開発しようがこれまた自
由です。ですから、このテーマでメーカーに文句をつけるつもりは無いんです
よ。

問題は、それをそのまま報道し、さも


  ■ 原子力発電はやり方によっては安全なのです


と思わせようとしているNHKをはじめとしたマスコミです。


何度も言うように、議論のポイントはそこじゃないんですよ。

安全に発電が出来るかどうかなんてところで議論をしても全然意味がないので
す。

問題は、発電後に数百年単位で使用済み核燃料を保管しなきゃいけないという
事であり、そういうツケを未来の子孫に押しつける事が倫理的に許されるの
か?というところなのです。


前者の安全性は、人類の誰もが担保出来ていないのです。まず安全性云々を語
るのなら、どうやって安全に保管するのかを論じてもらいたい。当然、その保
管コストは発電の原価に乗せて、トータルで原子力発電が安いのかどうかも公
開してもらいたい。

東電は原子力から火力に切り替えたために、燃料コストが大幅に増えて値上げ
が必要だと言っていますが、そもそものコストにこういう保管費用は積んでい
ない(積めるほど正確なコスト見積もりが出来ない)のですよ。なんたって今
回も4号炉は定検中で、原子炉は動いておらず、原子炉の横に適当に置いてあっ
た使用済み核燃料の冷却が出来なくて大騒ぎになったのですから。

つまり、「どうやって安全に保管するのか?」も分かっておらず、「保管にい
くらかかるのか?」も都合の良い妄想レベルでしか判明していないのです。


そして後者については、今自分たちが快楽を享受するために、子孫にツケを回
したいと思っている人間がどれだけいるのかを、国民投票で確認してもらいた
い。

別に私しゃ新幹線が300キロで走る必要など無いと思うのですよ。別に200キロ
で十分です。それ以上早く移動したければ飛行機を使えば良いんですから。電
気をアホみたいに食う、リニアモーターカーも必要だと思わないのです。

金さえ払えば電気は使いたい放題だという前提で作られた技術に、何の魅力も
感じないのです。


物事を伝えるには、一方から見た断片的側面だけを報じるのではなく、全体像
を把握し、隠されたロジック(見られたくない真実)を類推するという作業が
必要なのですが、こと原子力に関する限り、


  ■ とにかく国民を洗脳して早く原子力を再開させたい


という誰かの意志の元、プログラムが作られているとしか思えないのです。

原子力が使えなくなったら電気が足りなくなるぞ!という脅しもそのひとつで
す。


これまたウソですから。


最大生産量(全部の発電所が一斉に稼働した場合の発電量)に占める原子力の
割合はたったの18%です。


  ■ 原子力が電気の30%を賄っているのです


って言うために、他の発電所を休ませているのですよ。原子力だけ稼働させ、
他の発電所を休ませているから、トータルで30%が原子力になっているという事
で、数字のトリックですよ。

しかも最大生産量ってのは、夏のピーク時の需要にも余裕で耐えられるくらい
のボリュームですから、こんなには要らないのですよ。

そう考えれば、今の報道が如何に詭弁に満ちたモノで、誘導的であるかが分か
るはずなんですね。


なんて視点でコメントを書いてもらえるとうれしいのですよ。


http://showon-sato.com/index.php?cID=87


ちなみに、この課題図書、コメントを書いて下さった方が一気に5名に増えてい
ました。まだまだ大募集しています。

5000円のアマゾン商品券を1名様にプレゼントします。



☆ 技はマニュアルでは伝えられない 別論

業務の標準化といえば、誰でも思いつくのがマニュアル作りです。

誰がやっても同じ品質になるように、作業手順や注意事項をまとめ、それを元
に業務の教育をするわけです。

では、このマニュアルを作ればこれでOKかというとそうじゃないのです。

同じマニュアルに沿ってやっても、10人が全員同じ品質にはならないのです。


  ▼ スピードがばらついたり

  ▼ 細かい品質に差違が生じたり

  ▼ 想定していないエラーが起こった時の対処にまごついたり


そういう事が必ず起こるのです。

それはなぜか?

マネジメントをする人はここをしっかり理解しないといけません。

いくらマニュアル化をしても、これだけでは不十分だという理由もここにある
のです。

それは、


  ● 経験や反復回数によって熟練度が違ってくるから


なんですね。


それを昔の人は、「技」と呼んでいたのですよ。


例えば、野球というスポーツのバッティングをマニュアル化してもダメですよ
ね。


  ▼ ボールをよく見て

  ▼ 脇を引き付けて

  ▼ バットの芯にボールを当てて

  ▼ フォロースルーをしっかりと取る


なんて書いてあったって全く意味がないんですね。

そんな手順を覚えたら誰でもがイチローになれるってんなら、苦労なんてしな
いのです。

仕事にも実はこういう面があるんですよ。

いくら正しい手順でやっていても、そのアウトプットが一流になるとは限らな
いのです。


だから、どんな仕事にも機械化が出来ない分野というのが残るのですよ。


そしてその分野こそ、人間がやるべきところで、そういう分野の仕事で一流の
成果を出せる人間が、高い給料をもらえるようになるのです。


そのためには、一見単純に見える業務に於いて、技が必要な部分がどこなのか
を見極め、そしてその技を身につける訓練をしないといけないのです。


ところがパフォーマンスの低い人というのは、そういう訓練に耐えられないん
ですね。

だってそういう訓練って要するに、若い人の嫌いな、


  ■ 同じ事の繰り返し


だったりするからです。


私は若い頃から、そういうちょっとした差が出るような業務が大好きだったん
ですよ。

みんなと同じ仕事をしていながらも、


  ● どこかに技が使えるところは無いかなぁ?


という目線で仕事を観察すると、ほとんどどんな仕事にも技が存在するんです
よね。

それを先輩や上司の動きを見て盗んで、マネをして追いつく事に快感を感じて
いたんですね。

これは文書やマニュアルでは決して伝える事が出来ないのです。


この技を盗むというモノの見方が、実は自己成長のプロセスと同じなのですよ。


ですから、成長したいと思っている人は、今の仕事から技を見つけなきゃいけ
ないのです。
そしてそれを身につけないとならないのです。


技は学習するモノでは無くて、身につけるモノなのです。




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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
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