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メールマガジン 第1116号

◆ ◇ ◆ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ◆ ◇ ◆
    
◆ ◇ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第1116号 ◆ ◇
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく

佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。このメールマガジンの返信でリクエストして下さい。


過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
る事があります。)   
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◆ 今日の前フリ ◆◇

やっぱり捕まっちゃいましたね。
ニュースでは早稲田と同志社に合格していたとか。

普通に受験していても合格したんじゃないかと思うんですが、知識はあっても
知恵は無かったという事ですかね。


知識の量って確かに大切なんですが、それは前提として、知性とか知恵に結び
つくのならという話なわけです。

活かされない知識なら、それは単なる飲み屋に良くいるウンチク親父と同じで、
意味はないんですね。


現在の受験システムの根源的な問題はそこで、そのシステムで優秀だと認定さ
れた人間が高級官僚になって国を動かしたりするから、こういう国情になって
しまったのだとも言えるんじゃないでしょうかね。






☆ 上には上がいるモノだから


細部に手を抜かないというのは、仕事のフィニッシュを決める時に良く考える
事です。

主要なストーリー、メインディッシュには、みなさん真剣に取り組むんですね。
そりゃそうだ、なんたってそこが一番の売りなんだから。

だからといって、付け合わせに手を抜くようじゃダメなんですよ。


一度受け取った資料で、見た瞬間椅子からひっくり返りそうになったのがある
んですよ。

10枚くらいの紙に印刷されていたモノなんですが、セクションごとに、


  ▼ 使ってあるフォントはバラバラだわ

  ▼ です、ます調が統一されていないわ

  ▼ 文字の大きさも違うわ


一瞥しただけで、複数の人間が書いたモノを寄せ集めたモノだという事がわか
るモノだったんですね。


でも、表紙にはチームの代表者の名前が書いてあるんですよ。


もうね、中身を読む前に、どういうつもりでこんなまとめ方をしたのか突っ込
みましたよ。曰く、


  ■ みんなに分担をしてもらって作ったんですが、時間が無くてコピペ
    だけしました


んなのは見りゃわかるよ。

で、彼が言ったのは(やっぱり)


  ■ でも書いてある中身はチャンとしていますから


ってセリフで、あ~こいつは全然ダメ、話にならん、って思ったのを覚えてい
ます。



他人に対する誠意というのは、「細部に宿る」モノなんですよ。


資料を作るという事は読んでもらいたいという事ですよね。さらに言えば、読
んでもらった後には賛同してもらい、なんらかの協力をしてもらいたいという
事です。

そういう意図を持つ人が、


  ■ 中身はチャンとしてますから、体裁なんてどうでも良いんじゃないで
    すか?


なんて言ってて相手にされると思いますか?


完璧な料理というのは、出来上がった料理だけで判断されるのではなく、お皿
やカトラリー、テーブルの花や給仕の質、テーブル、部屋の調度品、奏でられ
る音楽、そういうモノすべての総合点で決められるのですよ。


味はチャンとしていますから、と言って紙のお皿に盛りつけられて、プラステ
ィックのナイフとフォークで食べたら、その料理はやっぱり三流品なんですよ。


そして世の中には、上には上がいるんです。


一流のフランス料理屋で、流れるBGMが1枚500円の三流演奏家のクラシックって
事は無いんです。

なぜなら、お客さんの中には耳が肥えた人がいるからですよ。音楽が鳴った瞬
間、


  ● あ、これは誰々の1998年の演奏だな


って分かる人がいるんですよ。

そういう人をガッカリさせたら、これはすなわち主題として提供する料理をガ
ッカリさせるのと同じなのだと彼らは知っているのです。


だから、音楽の選定にも手を抜かないのですよ。イヤ、手を抜けないのです。


この緊張感が、「仕事」なんですよね。


気付く人は気付くのです。
100人中98人が気付かなくても、もし気付く人が2人いるのなら、その部分は手
を抜いちゃいけないんですね。


そのマインドがあなたの仕事のクオリティを一段上に上げてくれるのです。




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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html



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