ログイン | 新規登録

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第997号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第997号 ■ ■
    
===================================================================== 
   
こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
このメールマガジンの内容を、より深いレベルで理解するために、「良書リス
ト」というモノを希望される方には無料で配布しております。このメールマガ
ジンの返信でリクエストして下さい。
このリストには、「人生死ぬまでには読まなきゃダメ」という本が、63タイト
ル合計で87冊リストアップされています。
過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(メールのやりとりの過程で入手するアドレスについては、良書リストの送付
にのみ使い、それ以外のマーケティング活動や営業活動には使用しません。)
   
=====================================================================

☆ 選択肢を絞っちゃダメ


引き続き選択肢について話をしようと思います。

仕事に於いては、ダメな人ほど選択肢を絞ろうとするんです。その理由に、

 
  ▼ 決断のプロセスが楽になる

  ▼ 多くの可能性を考えるだけの頭脳がない

  ▼ 思考のロジックが短絡で、少数の選択肢しか思いつかない


という背景があるのです。


私はプロの将棋の世界が好きで、そのあたりの本もよく読むのですが、将棋と
いうのは(多分囲碁も同じだと思います)、終盤になればなるほど選択肢が少
なくなるのです。

もっとも選択肢が限定されるのは、詰みが見えた局面で、ここからは王手、王
手の連続でゲームが終わるわけです。


そして序盤から中盤という混沌とした場面では、選択肢は無限に見えるくらい
たくさんあるのです。


そして指し手として、「自分が不利になった」時に強い人というのはどうする
のか?というと、


  ● 局面をより複雑にする手を選択する


のです。


つまり、自分で自ら、深い森の中に入っていく事を選ぶのです。

簡単で分かりやすく、先が見える手を指すようでは、不利な状況というのは打
開できないのですね。


自分でもどっちの方角が正しいのか分からない、だけど相手も同じく分からな
いという手を指す事で、不利な状況をリセットしようとするのです。


ビジネスでも同じで、大きなテーマ、難しいテーマというのは、そもそも簡単
に答えが見つかるわけがないんです。


そんなに簡単に答えが見つかるのであれば、とっくに先人の誰かが手を付けて
いるのですよ。


それが出来ないからこそ、「難しいテーマ」なのです。


それなのに、パッと見で分かるような選択肢を議論してもダメなのです。
そんなモノは、とっくに誰かが検討をしていて、「こりゃダメだ」という結論
が出ているのです。


こういう時に、(出来る、出来ないは別にして)余人が思いつかないような選
択肢を提示できるかどうかというのが、即ちその人のビジネス力なのです。


複雑化された局面で、相手も間違えそうという状況で、最善の手を指すという
事が、「強い」という事なのです。


そんな時には、「どの選択肢が楽に出来そうだ」とか、「早く結論を出したい」
という欲求を思考の外に置かないといけないのです。


こういう事を言うと、「それじゃ、効率が悪くなるじゃ無いですか?」と突っ
込む人がいるのですが、効率という事を云々するのは、「作業のレベル」にな
ってからなのです。


思考段階に於いては、楽をしてはいけないのです。

おでこに青筋が立つくらい、ウンウンと唸るくらい思考を深めないといけない
のです。


この状態を、「脳みそが汗をかく状態」というのですが、ここで手を抜く人は
大成しないのですよ。


反対に、選択肢が決まり、議論の後、「これでやろう!」と決めた後には、


  ● どうやってそれを楽に実現できるか?


という、効率や生産性に目を向けるのです。


思考の段階で、「楽をしよう」と思うからダメな結論、役に立たない施策にな
るのです。





◎◎◎  このメールマガジンの転送・友人へのご紹介は大歓迎です。◎◎◎


┗┗┗┗┗ また、本メールマガジンの内容は著作権により保護されている事
┗┗┗┗  をご理解ください。
┗┗┗   全文転用については、許可をしていますが、出典が佐藤しょ~お
┗┗     んのメールマガジンである事を明記して下さい。また、文章の部
┗      分的引用、抜粋はお断りしております。


読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

Copyright (c) Showon Office & Showon Sato All Rights Reserved.
  
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html





創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第997号